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アマチュア落語家〜清洲家応慶〜

落語教室は6回授業を受け、お江戸両国亭という円楽一門会にも使われる演芸場で発表します。

私の師匠は10年以上キャリアのある二つ目の噺家さんです。
クラスによって指導方法は違うそうですが、6回の授業を通して話を全て覚えて表現できれば良いという比較的おおらかなクラスです。
ただ、覚えきっていないところでもできる限り話し続けて欲しいと言われます。
師匠は私達のしどろもどろな語り口を楽しまれます。
それこそがアマチュア落語の魅力でもあるそうです。

教室に通う人は老若男女
定年を迎えた男性から女性声優さんまで、幅広い世代・バックグラウンドの方がいます。
私はその中でも一番年下です。
だからなのか、師匠がめちゃくちゃ甘いです。
甘いというか毎回そのままでやり続けて欲しいと言われます。
決して上手いわけではありません笑
ほぼ素でやっている感じを残して欲しいだとか。
私としても気楽で良いのですが笑笑

1クール目は「元犬」という話に挑戦しました。
序盤の授業で緊張してしまい「これで良い、これで良い」という台詞を「これでオーケー、これでオーケー」と思いっきり英語(というか現代言葉)にしてしまい…、
師匠と生徒を爆笑させ、まだ高座名の決まっていなかった私に「高座名オーケーにしちゃえば?w」という提案があがります。提案というか決定事項のような感じで笑
応援指導部にいたことから
慶應義塾大学を卒業したので…。
偶然と勢いで決まってしまった高座名。
今では好きです。

あ、清洲家は上野の教室が清洲橋通りという通りにあるからだそうです。

#落語 #アマチュア落語 #とは

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