291冊目:1年A組のモンスター/英貴
こんばんはUmenogummiです。
今日はこちら。
1年A組のモンスター/英貴 作
あらすじ
とある女子高の1年A組は担任となった教員が次々と辞め、新たに自見太郎というその名の通り地味な教員が赴任してきます。
1年A組は5人のモンスターを抱える問題クラスでした。自見はさっそく生徒たちから嫌がらせを受けますが、自見は教師の仕事をするだけと全く気にする素振りがありません。
1Aの生徒でモンスターの1人・現役女子高生モデルとして活躍する花中桃は、自見にハニートラップを仕掛けようとしますが、それを自見に逆手に取られやり込められてしまいます。
このことがきっかけとなり、桃は芸能界の仕事はおろか、クラスでの立ち場も危うくなります。
自見は芸能界のことは知らないといいつつも、桃が教科書やジャージ、上履きなどに落書きをされた際には、新しいものを用意するなど、学校に関することについては教師の仕事としてテキパキと対応します。
保健室登校のA組生徒・万里茉莉の氏名を自見がきちんと覚えていたことから、茉莉に付きまとわれるようになります。茉莉はクラスに馴染めず、家にも居場所がなく孤独感を感じていました。さらに茉莉は自見の気を引くために屋上から飛び降りようとします。茉莉は孤独を知った桃から謝罪を受けますが、桃にそういう気の引き方はウザいといわれ、カッとなり過って転落してしまいます。その際自見に助けられ、茉莉は保健室登校をやめ、教室へ通うようになります。桃は自見の行動を見、改めて自見のことを見直します。
しかし、2人を改心させたことを快く思わないA組のモンスターが4人いました。
感想
桃も茉莉も最初はイラっと来るのですが、徐々にお馬鹿で可愛くなってきます。2人はクラスで浮ている者同士親しくなり、お互いなかなか正直になれず、いつも喧嘩ばかりですがそれがなんとも微笑ましいです。
殺伐としたシーンが多い中で、2人がいがみ合っているシーンは貴重な癒し?タイムです
自見先生は過去に赴任していた先で何かあったような描写をされています。それが頑なまでに「教師」としての仕事にこだわる理由なのでしょうか。
自見は他4人のモンスターを改心させることはできるのでしょうか?(現時点で2人は改心した?)
そして自見の過去とは?
COMIC REXにて連載中です。
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