239冊目:はじマン チャレンジ!はじめてのマンガ/ほったゆみ

こんばんは、Umenogummiです。


今日はこちらの読者参加型マンガのご紹介です。



はじマン チャレンジ!はじめてのマンガ/ほったゆみ 作




「ヒカルの碁」の原作者であるほったゆみ氏が、ある日「カラオケで歌っている人は楽しんでいるのに、歌を歌うようになぜ人はマンガを描かないのか。」と疑問を持つところから始まります。


「一度も漫画を描いたことのない人が、コママンガを描いたらどうなるか」と思い立ち、一度もマンガを描いたことのない人たちにお題を出し、描いてもらいます。


結果は同じ内容でも、描く人によって見せ方が異なること、そして初めてでもマンガは描けるということがわかります。

3回目以降は出したお題をもとに読者に描いてもらい、それを紹介していくという流れになります。さらに藤崎竜氏(封神演義)や小畑健氏(DEATHNOTE)などのプロの漫画家、描いたマンガをチェックする立場の編集者にも描いてもらい、ほった氏とほった氏の夫が楽しんでコメントするという内容です。


同じテーマでも本当に十人十色で、それぞれ違った楽しみ方が見えてきます。


カラオケで歌うことを楽しむように、マンガを描くことを楽しんでほしいというほった氏の想いが形になっている作品です。

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