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283冊目:ヒカルの碁/ほったゆみ・小畑健・梅澤由香里

こんばんは、Umenogummiです。




今日は囲碁マンガです。



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ヒカルの碁/ほったゆみ 原作・小畑健 漫画・梅澤由香里 監修



あらすじ


小学6年生の進藤ヒカルはある日お宝探しをしていた蔵の中で、囲碁の碁盤を見つけます。そのときから、ヒカルの頭の中に声が聞こえるようになります。一緒にいた幼馴染の藤崎あかりには何も聞こえません。


声の主は藤原佐為(ふじわらのさい)と名乗り、平安時代に大君(天皇)の囲碁指南役を務めていましたが、もう一人いた囲碁指南役の男の進言により、対局して勝った方のみが指南役として召されることになりました。

しかし男のズルを指摘しようとしたところ、逆にズルを指摘され(濡れ衣)、心の動揺を納められぬままに佐為は負けてしまいます。ズルをしたという汚名まで着せられ、佐為は失望の内に入水自殺をたとヒカルに語って聞かせます。


その後もっと碁が打ちたかったという強い思いを胸に幽体となっても現世に留まった佐為は、今なお天才棋士と語り継がれている本因坊秀策の指南役を務めます。秀策の死後も、「神の一手を極めていない」という理由から、囲碁を打てる日を心待ちにしていた佐為は、斯くしてヒカルと出会うこととなります。


悲しむ佐為のために、ヒカルは町内囲碁大会での優勝経験もある祖父と囲碁を打ちますが、佐為の指南があるとはいえ、囲碁の基礎すら知らないヒカルでは碁石を打つ場所も定まらず、祖父に呆れられてしまいます。

週一回、囲碁教室に通うことにしたヒカルは、そこで碁を打てる場所を聞き、碁会所を訪れます。

そこで出会った同い年の少年・塔矢アキラと対局することになりますが、アキラは神の一手に近いと評される棋士・塔矢行洋の息子で、小学生ながらプロに近い実力を持っていました。


しかし、そんな彼も佐為の敵ではありませんでした。しかしアキラから見れば、初心者であるヒカルに敗けたということで、周囲は騒然とします。

ヒカルは佐為のために囲碁を打っていましたが、徐々にのめり込んでいきます。アキラもまた、ヒカルを強烈にライバル視し、二人は囲碁の高みを目指していきます。




感想



囲碁マンガの名著ですね。

これを読んでも囲碁が全く理解できないんですが、囲碁を理解できなくても面白いです。ヒカ碁で囲碁にハマったドイツ人の友人曰く、「チェスより面白い」とのこと。
なるほど、わからん。


悩み、苦しみ囲碁に打ち込んでいく若き棋士たちの姿は、本当に手に汗握るような展開を見せてくれて、スポーツマンガを読んでいるような高揚感を覚えます。

ヒカルとアキラのライバル関係もいいですね。


そして佐為が〇〇〇ときは、やっぱりヒカルと同じような気持ちになりました(未読の方はぜひ!)




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