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技に守られている。
基本的に仕事や練習を記事にしているスタイルなので、商業の仕事にかかわると記事にできなくて困る(._.)
本日は久々にマンガのお話など…。
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突然ですが、
当方は不細工である('ω')
間違えたw、いや間違いではないが言いたいことはこうではない(;^_^A…「ぶ」って打ったら「不細工」が予測変換に出ましたよ、普段どんな文章書いているんでしょう。
当方は不器用である('ω')
といいたかった。
不器用なので何かを覚えるとき人一倍練習に時間がかかります。去年のペンの練習とか見てくれた方はわかると思いますが…(._.)
これ練習し始めの記事ですが、今見ると
マジメにやれよ
と言いたくなる線ですね(笑)いやマジメだったんですけど。いやあ…練習って偉大だな(笑)
こう不器用なもので世にいう才気煥発、1を見て10身に着けるようないわゆる天才肌にはかないません。1見て1身に着けるのに10かかるタイプです。
ただそれも捨てたもんではなくて、時間かかるだけあってさすがに一遍覚えたら忘れませんね。正確に言うと頭が忘れても体が覚えている。
今日も仕事をしていて、「まったく時間かかる絵だなあ」と思いながら気が付いたらこんな時間です…が、当方、さきほど気が付いた。
一日集中して絵を描いて、どこも痛くない(._.)
…ちょっと前まで体力の限界により、もっとはやく集中力が切れていたはず。なにしろ10時間以上も机に張り付いているのですから。
もちろんラジオ体操の恩恵は大きいでしょう。が、体操は硬さをほぐす、痛みを予防するもので、体操しているからといって長時間作業に強くなるかというとそれはちょっと違う。
と、こう考えてみて、、、、さらに気が付いた。
「机に張り付いて」はいない。
ここ1か月くらい描いていて気づいたことなのですが、当方いつの間にか集中すればするほど
こういう姿勢になっております。
机に張り付いておらず、背中が伸びてくる。これはどうしてかというと、よく読んでくれる方は知っての通りペンを長く持つからです。
内容を抜粋するとこういうことで、
これがもう完全に身についてしまっているからですね。
(話の腰を折るようですが、以前書いた記事結局この2コマのイラストがあれば駄文はいらなかったのでは、と気づいてしまった…(-_-;))
これはペンを長く持って筆圧をかけない書き方「無音流(アナログ)」練習の副産物として身についたものです。つまりは、
技に体が守られている
ということです(._.)
ついでに言えば指が痛くなるということもない。当方もともとペンだこはありませんが、この書き方はほとんど筆圧をかけないので手の負担が非常に軽いです。これも守られている一つ。
ここでちょっと重要な余談を。
以前も試しましたが、
1か月試してみた結論から言うと、
デジタル作画でもペンを長く持ち筆圧をかけずに描く方法は有効です('ω')
傾き感知の関係で「逆一本」はアナログほどうまくいきませんが、それ以外の長い線をフリーでブレずに描くなどは十分できることがわかりました。
今当方がアシしている兄弟子はもともと大変ペンを寝かす人で、当方が
「うまい人はみんなペンが寝てる」
に気づくきっかけとなった人ですが。話してみたら案の定デジタル作画でも「ほとんど筆圧をかけていない」そうです。これは液晶タブレットやデジタルペンも長持ちしそうでいいですね。
実際1200dpiのたいへん細かい自然物をいちいち筆圧かけて描いてたら指がモゲルかもしれません(._.)
…ということは、去年この練習してなかったら当方この仕事できませんでしたね、多分。
(実際デジタルでこのような書き方も可能である)
余談終わり。
もともと当方このように手作業で食っているニンゲンですので、ワザというものに大変思い入れがあります。
一言でいえば好きなのだ。
いま曲がりなりにも商売ができるのは師匠や兄弟子にもらった技に価値があるからで、当方これがなければおまんまの食い上げである(._.)だから技をもらうのは給料もらう以上の価値があると思ってます。
もちろんマンガは技術だけで描くんじゃないからそればっかりでもイカンですが、決して軽く見てはいけないと思うのですね。
まあ昨今デジタルの普及で技術というものがますます軽視される風潮にありますが…(-_-;)
(デジタルでコピーされたアジ(笑))
ただカッコつけるわけじゃないんですが、人から人に伝わった技にはやっぱ
ヒトを守る力
があるように感じられてならんのです。だってほかの人が長い間やって「これがいい」ってんで残ったモノですから(今回たまたまこれマンガの技で書きましたが、介護技術なんかまさにそうですよね(._.))
また仕事中手から自然に「誰かからもらった技」がほとばしるのはとても気分がいいものです。
一日誰ともしゃべらなくとも、孤独というものがない。支えられている気がします。…ん、手を支えると書いて技ですか。さもあろう。
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というわけで、久々に宣伝しますが、ペンを長く持って筆圧をかけずに描く方法(無音流)について詳しいことをお知りになりたい方は、kaze先生のこの記事を読まれることをお勧めいたします。
ではお粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ
たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)