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【ネタバレあり】「THE FIRST SLAM DUNK」スラムダンクがすごいです!

劇場版のスラムダンクを見ましたが、あまりにも凄すぎて思わず筆を取ったので投稿します。
主人公は宮城リョータ!
彼のバックグラウンドを起点に物語(というか試合)が進んでいきます。
相手は最強の山王戦です。

まず第一に感じたのは疾走感です。
バスケはスピードのスポーツで実際観戦に行くと右左と視点を変える必要があるくらい試合展開が早いです。
漫画はもちろんあの伝説の無言の描写により疾走感と緊迫感を表現してましたが、劇場版は音楽もあいまって半端ないです。
結果はわかっているのに負けるのではないか?そんな気分になりました。
(自分の鼓動の音が聞こえるくらい手に汗握りました。)

次にストーリー性です。
今回は宮城中心であり、兄との別れ、母とのぎこちない関係、苦悩の日々といった回想が試合の中で幾度も挟まれます。
その回想を挟むたびに「宮城お前・・・(涙)」とじわじわ涙腺を刺激してきます。
そして、宮城が2人マークをドリブリで突破する場面に繋がったところでもう涙してしまいました。(よく、よくこれまで頑張ってきた!そして凄い! といった感じで)

そしてなんといっても沢北のくだりですね。
彼が神社にお参りしているシーンには何の意味があったのか?そう思ってしまいましたが、それもしっかりとした伏線。このシーンは私の所感ですが、彼の傲慢なところ、そして一度も負けたことのない自負があったのかなと思いました。(その性格を利用した桜木の策がハマったシーンも最高でしたね。)
試合後は「敗北」という名の二文字を頂き、場面は沢北のその後の海外に行った(と思われる)話に展開しましたが、そこに登場したのがまさかの宮城!!
思えば宮城と沢北は同い年、沢北はフィジカル面を考慮し、PGのポジションになっていたため宮城とマッチアップして映画が終わります。
宮城が主人公で、宮城を輝かせつつも、沢北や桜木等の魅力も発揮させて、一体感を持って物語を収束させたところがこの映画の最大の魅力だと思います。

井上先生恐るべし・・・


以下は印象的なキャラを書き殴り。

深津
スピード感ある展開の中でどっしりと宮城とマッチアップする深津の冷静さが際立っていて、最強の敵感を演出されていたと思いました。
「同じ2点だぴょん」のところは如何にアリウープだろうが、2点は2点で彼自身は動じないという地に足がついた彼の安定感を感じます。

河田
パワーと技量をふんだんに見せつけられ、ゴリの河田への恐怖感がかなり伝わりました。パワーと技量に加え、ゴール後にマッチョポーズをするところからノリの良さも感じたので河田と一緒に働いたら楽しいだろうなと思いました。

桜木
山王の目線になると桜木の身体能力の異常さがかなり増していたと思います。自分よりも先に飛んだはずなのにまだ空中にいる、さっき転んだはずなのにパスカットしてきている等、山王が分析した以上の身体能力で圧倒していましたね。

流川
宮城と少し会話しているシーン、原作では会話していないよな?と思った瞬間に宮城から初絡みの発言が出てちょっと笑いました。

あと
・宮城妹が可愛いです
・それ以上に彩子さんが綺麗で最高にいいマネージャーです。



以上、個人的な所感のため、人によっては異なる印象を持たれたかも知れませんが、そんな方とも是非是非お話しできれば幸いです。

長々失礼しました〜

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