有料記事とは「鼻セレブ」である

ツイッターでちょっと書いて、これは面白いたとえだと我ながら膝を打ったので、書いてみる。

イケダさんが「コンテンツは有料のほうが面白いに決まってる」と息巻いてるんですが、そりゃ当たり前です。

駅前で無料でもらうティッシュペーパーより、金を出して買う鼻セレブのほうが良いのは、当たり前ですよね?
でも鼻セレブみたいな高級ティッシュって、出始めは面白がって買うんだけど、使ってみれば「あれ? 無料で十分じゃね?」と気づくんですよ。

無料のティッシュで十分な人が、有料の鼻セレブをあえて買う必要なんか、無いわけです。

有料記事も同じ。ブームになると試しに買ってみる人はたくさんいるでしょうけど、そのうち「あれ? 無料記事で十分じゃね?」と思うわけです。
これって有料メルマガも同じ。ブームがあり、そのうち下火になって、最近だとほとんど聞かなくなりましたよね。

たしかに有料のほうが質が良いのは事実でしょう。質が良い確率も高いでしょう。だけど、無料側は無限と言ってもいいぐらいの量の優位さがある。象vsアリみたいなもんです。あまりにも量が違いすぎる。

ネットで検索してひっかかるのは、当たり前ですけど無料公開されている記事だけです。役立つ情報を探して見つけられるのも、無料だけ。行ってみたら「ここからは課金してね」と言われたら、他を探すだけです。「余計な手間をかけさせやがって」と怒りながらね。
サイトに役立つ無料情報がたくさんあれば、ブックマークし、継続的に見に行くこともあるでしょう。そこにアフィリエイトが貼っていれば、収益が上がる。
こうやって無料情報を提供することで常連を増やしてきた。圧倒的な量の優位を誇る無料の並に乗って、かっこいいサーフィンテクニックを見せつけることで、スポンサーが付いてきた。

だけど、名が売れたからといって、プライベートビーチに篭って、そこで金を出してくれるファン相手にだけ上手いサーフィン姿を披露しても……ねぇ。

ティッシュのたとえが、サーフィンに変わってしまいました。

こんな記事を、アフィリエイトも一切なしの無料で公開する自分も、よくやるなぁと思います(笑)

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