2022年をFGO高難易度TAで振り返る(1~3月編)

 はじめましての方ははじめまして。 そうでない方も、改めまして、うめと申します。普段はヴリトラと共に高難易度を遊んでいるマスターです。
 今回は、年末ということで、今年挑戦した高難易度TAの振り返りをしていきたいと思います。長い記事になるとは思いますが、興味のあるところだけでも読んでいただければ幸いです。

1月

 事件簿コラボ復刻! 正月イベは直前までツングースカをやっていたためか開催されず、1月中旬から事件簿コラボの復刻という形で2022年のイベントがスタートしました。
 ここで大きかったのはライネスの強化と追加シナリオでしょうか? これまでの傾向からコラボイベント系の復刻は3月くらいだと思っていたので、意外なタイミングでした(法則なんて当てにならなかったよ……)。
 正月サーヴァントである闇コヤンに相当なリソース(実装されたばかりの天井でなんとか1枚確保)を費やしてしまったことと、このあとにヴリトラの復刻が控えているために、ライネスを引けなかったのは少し後悔しています。
 この事件簿コラボでは前回開催時の高難易度である『もう一つの主従』に加え、『case.車上のお茶会』が新規高難易度として登場しました。どちらも似たようなものであったとはいえ、縛りなどでそこそこに盛り上がっていた印象です。
 私はヴリトラでそれぞれに参加しました(『もう一つの主従』『case.車上のお茶会』)。当時はまだ宝具レベルが上がりきっていなかったために、編成に苦戦していた気がします(人属性エネミーが高難易度の敵に多かった時期だったために、属性相性で苦しんでた記憶があります)。ここでは光コヤンでの人特攻付与が仕事をし、無事にクリアすることができました。
 今さら語るようなことは無いようなクエストですが、敢えてコメントをするのなら、宝具レベルの低さもあって火力が足りないところに、オベロンが丁度良く刺さってるなぁくらいでしょうか。当時の手持ちは今と比べるとかなり戦力不足だったので、そこは上手くやってるなと我ながら思います。
 こう書いていると、難しいという誤解を生みそうですが、敵編成確認のために完全体モルガンを含む周回編成で出撃したら、適性の高さも相まって、それがTAになるくらいのものでした。

2月

 バレンタインイベント開催! すべてが変わってしまった……。
 バレンタインということで、恒常女性サーヴァントのガチャが開催されました。待望のヴリトラガチャです。ヴリトラのガチャ期間は2/14 18:00~ということで、バレンタイン当日、しかも私の誕生日ということで喜々として引いたところ、予算の半額くらいで6枚目までの確保に成功したことを今でも覚えています。
 しかし、世の中ではバレンタインイベントで実装されたバゼットのせいで大騒ぎでした。史上初のカウンター宝具! カウンターでのゲージブレイクこそできませんが、最終ゲージを飛ばせるということで、今後の理論値がすべて縮む可能性が出てきました。真の理論値を追うならバゼット必須となってしまったわけです(魔性菩薩は恒常であったために、バゼット実装直後の練習台としてその役割を果たし、理論値を6ターンに縮められました)。
 期待と不安が募る中で開催された高難易度は『eclipse』でした。このクエストでは、敵のガッツ発動後に敵が追撃をしてこなくなるという挙動の発見や、スリップでも事足りてしまうガッツ後の回復量、ということでバゼットが真価を発揮することはなく、楽しく遊べていました。
 私はヴリトラwithバゼットのパターンとヴリトラwithスリップのパターンを出すなどしていました。ヴリトラが完全体になったことで、遊びの幅が広がったなぁと思ったりもしましたが、バゼットかスリップが必須であったためにそこまで編成を縛ることなく終了しました。
 withバゼットについては2つ出していますが、1つ目はヴリトラの火力不足とそれによって生じたラッキーパンチです。このせいで「今回くらいのガッツなら今後必須にはならないかな。借りてきたバゼットに最後に出てきてもらってチョンチョンとフラガラックでつついてもらおう」くらいにしか思わず、バゼットのことは無視して玉藻を引くという判断をすることにしました。まあ、玉藻は玉藻でこの後大きな働きをするのでヴリトラ使いとしてはよい判断だったのですが、ここでバゼットを引いていたらまた違うことをしていたかもという話です。
 肝心の2つ目ですが、こちらは現在よく見るバゼット+アタッカーの両方にバフを盛って、バゼットで最終ゲージを割る形のもの。なんやかんやでヴリトラの横バフ50%(神性特攻30%+宝具バフ20%)が仕事してたりします。対神性で横に並ぶ機会は後述するTAでもいくつかありましたし、これから増えてほしいんですが、そのためには宝具強化で特攻宝具になってもらわなければ厳しい場面がいくつも出てきそうという……。惜しいところには居るんですけどね。
 withスリップの方については、スリップを使ったTAに初挑戦だったということもあり、すでにルートを開拓していた有識者たちの編成を参考にしながらの挑戦でした。スリップの計算をしつつダメージ届かせるのに必死でしたが、もう少し楽なルートがあったんじゃないかと思ってしまいます。あと、令呪で粘る程狭いルートでもないのに、粘っている辺りTAへの不慣れさが結構出ていますね。

3月

 ホワイトデーイベント&LB1スーパーリコレクションクエスト&復刻ギル祭開催!

ホワイトデーイベント

 ホワイトデーイベントでは、神ことアルジュナオルタの復刻で大多数のユーザーが盛り上がっている中、高難易度『メガネよりeyeをこめて』でバゼットが暴れだしました。バゼットはカウンター宝具という特性上、被弾を集めてしまうために、デスチェンジによるサポーターの補充が出来ないこのタイプ(2ゲージ持ちのラッシュ系)のクエストを短縮するのは苦手なのでは、とか言ってた矢先に陳宮でサポを飛ばして補充するという方法でこのクエストは2ターン縮む結果となりました。バゼットの横について考えることとなった契機な気がします。
 私はバゼットを横に置くことは考えず、狂化のとか気にしてやっていました。このクエストはクリティカルか宝具で殴って耐性を剥がしてから殴っていくという形だったと思うので、宝具火力が重要でした。ここでは未凸黒聖杯しか持っていなかったためにそこそこ厳しい戦いだった気がします。それこそ、シグルドが後ろに居て、金時が狂化グラスくれなかったら、届かなかったはずです。
 あと、このクエストはバゼットなしだと4Tのクエストなので、1T目から全力でバフを盛るのではなく、トータルのバランスを考えながらバフを盛っていくと必要があるものでした。ヴリトラでTAを始めてからは基本的に3T以内にケリがつくものだったので、バフのバランスを考える良い練習になりました(とはいえ、オベロンを使えてしまうため、4Tのバフ量が多少減ってもゴリ押せてしまうのが現状だったり)。

LB1スーパーリコレクションクエスト

 突如やって来たスーパーリコレクションクエスト。サリエリ戦、ミノタウロス戦、アナスタシア戦のHPが10倍になって登場! これまで余力を残していたサーヴァントたちだけの世界へ。バゼットは残念ながら追い出されてしまった。
 サリエリ戦とアナスタシア戦は参加できるサーヴァントがいなかったので、私はミノタウロス戦にだけ参加しました。1Tは即死で抜けて、2Tでオベロンブーストしたアストライアをぶつけるだけのクエストだったので今さら振り返ることがあるのか、という感じなのですが一応振り返ります。
 このミノタウロス戦は理論値であれば敵が殴ってこないため、デスチェンジが出来ずバフ量がかなり絞られるクエストでした。しかし、1Tは即死が入る都合上、サポ宝具など準備にあてることもできます。ミスクレーンを採用することで、バフ量を増やしながサポを引っ張ってくるというやり方を私は取りました。一応ですが、1Tを陳宮で抜けていくというルートも存在する模様。デスチェンジが厳しい時に仕事し過ぎて、陳宮のすごさをホワイトデーに続き感じさせられました。

復刻ギル祭

 振り返るクエストの量が多すぎるので、テスラカップは省略して簡単に振り返っていこうと思います。
 まずは復刻の超高難易度から行きましょう。
 おむすびチェーン店・一号はモルガンであっさりと終わりました。超高難易度ということでお馴染みのW編成禁止が苦しめてくるかと思っても見ましたが、そんなことはありませんでした。対人属性であれば、光コヤンの人特攻も相まって単体宝具並みの火力が出るモルガンの独壇場でした。ヴリトラちゃんでのTAは流石に厳しそうで断念してます。当時はマイティチェインもなかったですし、B1枚しかないのがネックだった気がします。
 フレイム・ゲートもモルガンで片付けました。対人属性であれば本当にモルガンが強いという印象しかありません。あとは、モルガンが嫌ってるマーリンとオベロンを毎回一緒の編成に組み込んでるの申し訳ないなと思ってみたり。取り巻きを倒さないとかいう縛りで遊んでいる単体宝具が多いクエストでしたが、そこまでの余力があるサーヴァントは手持ちに居ませんでした。
 摩天楼の怪人もモルガンの餌食でした。ギミック自体は面白いのですが、古いクエストということもあってかHPが低すぎて話にならなかった印象。マイティチェインが実装された今、再度復刻されることがあるのならHPを盛ってほしいところです。
 おいでよジャガーの国はヴリトラで遊びました。全体宝具のクエストの中では難しいという印象がありましたが、かなり簡単に通ったクエストでした。それ故に、かなり適当な編成でクリアしているのが振り返っている途中で気になりました。当時はとりあえずオベロンという頭でしたね……
 ドルセントは参加できなかったですが、土方とオジマンディアスの5Tを観客席で楽しんでました。
 次に参加した超高難易度クエストはスイーツ・ユニヴァースです。ここではアストライアで宝具ワンパンをやりました。敵の火力がひたすらに高く、WDCが可能なのでミノタウロス戦よりもかなりバフが盛りやすく、それでも瞬間火力が求められるので、本当に良いクエストでした。定期的にこういうクエストが出てくると、水着エリセもいるので、やる気が湧く気がします。
 金色のメトロポリス Returnsは伊吹童子とヴリトラのルートこそ見えていたものの、あまりにも細いルートで断念したのを覚えています。次があるなら、しっかりと通したいと思っています。
 本戦ファイナルマッチはモルガンで通しました。ヴリトラでの攻略は、ギミックとクラス・属性不利のせいでルートが存在しなかったので諦めました。モルガンでの攻略についてはホームズを挟むだけで簡単にクリア出来たなぁくらいの記憶しかありません。
 奥様が魔女(呪)についてはモルガンで礼装無しとかやってますね。あとは、バーヴァンシーでの確定攻略を考えてた気がします。こういうクエストこそヴリトラ使って遊ぶべきなんですが、なにやってるんですかね。毎ターンDCさせるだけのクエストでした。
 麗しきゴルゴン三姉妹は対神性ということもあってヴリトラで頑張りました。レベル80玉藻のせいで絶妙に落とせなかったり、スキル封印したらHP減少ギミックまで封じちゃったりで、1回の試行時間がかなり長かったのが印象的です。
 道化師を捕まえろ、勇者伝説、緑の彗星は参加しませんでした。道化師を捕まえろはWアタッカーとかでルートがあったと思うので、少しもったいなかったなと思っています。勇者伝説はターンが縮められていくところを見ているのがめっちゃ楽しかったです。
 永遠の都 Triumphusは、フレンドから宮本武蔵を借りて攻略しました。B単体は普段本当に触らないタイプのサーヴァントなのですが、今回の最適解ということもあって苦戦もすることなく簡単に遊べました。単純なギミックながら、処理にそこそこの枠が取られるので、ルートが限られてしまうのがちょっと残念に感じました。
 高難易度のライトニング・イン・ギルギルガメッシュはヴリトラで前衛のみ礼装無しや、withバゼットの前衛のみでかなり縛って遊んでました。神性特攻も仕事をするので、今回は最適解だと信じていたのですが、横から顔を出した坂本龍馬が前衛のみで確定を持って行って白旗を振った記憶しかないです。

続く

 ギル祭の超高難易度などもあり長くなり過ぎたので、いったん区切ります。あと2回分くらいで今年のTAをすべて振り返れたらと思っていますので、引き続きお付き合いいただければ幸いです。それでは。

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