見出し画像

レベル止めサーヴァントについて

 初めましての方は初めまして。そうでない方も改めましてうめと申します。FGOの高難易度クエストで推しであるヴリトラちゃんとTAをしているマスターです。

 今回は前回に引き続きTAの入門的なことを書かせていただくことにしました。前回少し書かせていただいたレベル止めサーヴァントについて、具体的に誰をレベル止めすればよいのかという話です。レベル止めサーヴァントの意義については前回の記事で書かせていただきましたので、まだ読んでいないという方で、気になる方がいましたら読んでいただけると幸いです。

はじめに

 レベル止めサーヴァントというと、前回存在だけ挙げたlv70術トリアやマーリンなどが真っ先に思い浮かぶかもしれません。しかし、高レアのレベル止めというのは、TAに興味はあるけど、まだガッツリやるという覚悟ができていないという方にとっては敷居が高いと思います。TAを本格的に初めて1年以上経つ私でもそこまで作れていないのが現状です。

 ですが、ご安心を。高レアのレベル止めサーヴァントがいた方が戦略の幅が広がるのは確かですが、TAをする上で必ずしも必要というわけではありません。

 今回は、まず入手が比較的容易である低レアのレベル止めサーヴァントについて紹介したいと思います。それから、高レアのレベル止めサーヴァントについての簡単な紹介も行います。後者につきましては、こんなものを用意している人もいるんだ程度の認識で大丈夫です。

低レアレベル止めサーヴァント

 まずは、この画像をご覧ください。50騎ほどいますが、彼らは私が用意している低レアのレベル止めサーヴァントです。

画像1

画像2

 何かで使うかもしれないと手当たり次第にレベル止めを用意しているので、これだけの数となっています。しかし、この中から編成に採用したサーヴァント、編成の構想に入ってきたサーヴァントだけに絞り込むとこのようになります。この中から特にレベル止めがオススメのサーヴァント5騎について紹介していきたいと思います。

画像3

 まずはベディヴィエールです。推奨レベルは1だと考えています。第1スキルが3ターン継続する宝具バフであるという点が非常に優秀です。レベル止めサーヴァントは倒されるためのサーヴァント。基本的に1ゲージ目や2ゲージ目の段階で登場し、一番高いHPとなる最終ゲージに向けてバフを重ねて倒されることが重要となるので、継続バフが良い場合がほとんどです。ベディヴィエールは、最終ゲージのサポーターとしてオベロンを採用した場合に恩恵が大きく、付与できるサーヴァントが少なく重ねづらい宝具バフを継続バフとして渡せるということで選ばせていただきました。また、第1スキルであるという点もポイントで、lv1の時点で解放されているため一番倒されやすい状態で採用できます。

 ヘクトールが画像にいるのも同様の理由ですが、ヘクトールの場合第1スキルに宝具バフの他にダメージカットが付いてしまっているためオススメ度は一段階落ちます。ベディヴィエールはストーリー召喚限定サーヴァントですので、確保が難しい場合には妥協点として採用しても良いと思います。

 続いてアレキサンダーです。推奨レベルは30、60だと考えています。アレキサンダーは第1スキルで攻撃バフを、第3スキルでQバフを前衛のサーヴァントに渡すことができます。また、第2スキルには強化解除がついており、無敵や回避を行ってきた敵に対しても使いやすいのがポイントです。攻撃バフは数値としては高くないため、強化解除をしつつ、ついでに攻撃バフも少し渡せると考えるのが良いと思います。こうした役割でのlv30とQサポーターとして考えた場合のlv60を挙げさせていただきました。

 アレキサンダーの第2スキルである強化解除の成功率はスキルレベルに依存しないものなので、レベルを上げる必要はありません。むしろ、付属効果である人型への魅了付与確率が上がってしまうので、魅了特攻を持っている水着カーマなどと組み合わせた運用を想定していないのなら、上げないことを推奨します。

 3騎目は陳宮です。こちらについては、lv1、lv25、lv45のすべてを用意しておくことを推奨しています。陳宮の強みは、回避や無敵、対粛清防禦が付いているサーヴァントであっても宝具によってデスチェンジさせることができるという点です。第1スキルにターゲット集中が付いているので、サポーターを宝具でデスチェンジしながら、自身は被弾によりデスチェンジを行い、次ターンに新たに2騎サポーターを出すことができるというのは非常に優秀です。lv1での運用については、凸カレイドスコープなどを用いて宝具と被弾によるWデスチェンジを狙うといったものになります。

 第2スキルはNP10%を全体に配ることができるので、足りないNPを補うこともできます。特に、自身でNPを20%しかチャージできないサーヴァントにとっては、この10%が鍵となる可能性もあります。また、アペンドスキルを合わせることで、凸虚数魔術、凸冬の結晶を利用してlv1と似た役割を果たすことも可能になります。

 lv45で開放される第3スキルは、最大で50%のB性能アップが目立ちますが、付与対象がバーサーカーの場合、最大で100%のクリティカル威力アップが付与されるというのも注目ポイントです。このスキルをバーサーカーに付与した場合については、マーリンの英雄作成と同じだけのバフを盛れることになっています。どちらも1ターンの陳宮の第3スキルと違い、マーリンの英雄作成についてはB性能アップが3ターン継続されますが、低レアとしては破格のバフ量となっています。Bカードを切っていくサーヴァントを使うのであればlv45の採用も視野に入ってくると思います。

 陳宮の注意事項としては、第1スキル、第2スキルのレベルを上げてしまうとデスチェンジが難しくなるという点です。紹介した運用方法をする場合は第1スキル、第2スキルに関してはレベルを上げないことを推奨します。

 4騎目はアマデウスです。図らずとも2騎目、3騎目と連続でQ、Bのサポーターとしての側面を持つサーヴァントを紹介することになったので、Aのサポーターとしての側面を持つサーヴァントとしての紹介です。推奨レベルはlv1、lv20、lv50になると思います。アマデウスの特徴である最大50個のスター生成を利用していきたい場合にはlv50での運用となります。

 アマデウスはスター生成ばかりが注目されますが、第1スキル、第2スキルはどちらもAをサポートするものとなっています。第1スキルでは、1ターン限りではありますが、最大で44%のAバフを全体に渡すことができます。このバフ量でダメージが十分に出るようであれば、lv1での運用がオススメです。

 第1スキルのバフだけではダメージが届かない場合は、lv20の運用が視野に入ります。第2スキルでは3ターン継続するアーツ耐性ダウンが付与できるので、継続バフが必要な場合も採用が視野に入ると思います。ただし、この第2スキルでは、1ターンの宝具威力ダウンと3ターンのクリ発生率デバフも付与してしまうので、場合によってはデスチェンジの難易度が上がってくるという点に注意が必要です。

 最後に紹介するのはマタハリです。lv1、lv20、lv50で所持しておきたいサーヴァントですが、特にlv50がよく採用されます。素材に余裕がない場合はlv50を優先して作ることを推奨します。

 第1スキルは最大100%のスター発生率アップと最大50%クリティカル威力アップです。どちらも3ターン継続するので、星を出しながら、その星を使ってクリティカルを出していくという動きが簡単にできるようになります。

 第2スキル、第3スキルはどちらも防御デバフとなっています。第2スキルでは、敵全体に対して最大20%のデバフを付与します。こちらには、男性への確率魅了も付いているので、場合によっては魅了は弾かせて、防御デバフだけを付与するためにタスキルを行うこともあります。第3スキルは、単体に対して最大20%のデバフとスキル封印を付与します。スキル封印に関しては、デスチェンジの成功率にも大きく関わってくるものなので、TAという視点から見ると強力なスキルです。

 スキル封印がTAという視点から見た際に強力なスキルとなるのは、敵の行動を殴りだけにすることができるからです。スキルによって無敵や回避を付与、弱体解除を行ってくる敵に対して対策をできるのはもちろん、敵毎に設定されている行動回数をスキルで消費させないことによって、被弾によるデスチェンジが容易になります。

高レアのレベル止めについて

 レアリティが上がるほどサポーターも強力なものになっていきます。こちらでは、高レアサーヴァントのレベル止めについて簡単に紹介したいと思います。

 まず、星5サーヴァントについては、lv1、lv50、lv70の三段階でレベル止めが行われます。基本的には味方全体や単体への強力なバフ、NPチャージスキルが開放されたところでレベル上げを止めます。しかし、卑弥呼やホームズのように宝具によるバフが強力かつ、バフ量が宝具レベルに依存している場合、凸カレイドスコープを持たせ、宝具を撃って倒されるという運用を行うサーヴァントもいます。lv1宝具5ホームズやlv1宝具5卑弥呼といった存在はこういった理由で生まれてきます。

 星4サーヴァントに関しては、lv1、lv40、lv60でレベル止めが行われます。星5サーヴァントと比べると宝具レベル依存のバフが重要になってくるサーヴァントはそこまで多くないので、スキル目的のサーヴァントが主です。スキル目的であれば宝具1でも十分に役割を果たせるので、高レアでのレベル止めを行う場合には星4サーヴァントから試してみると良いと思います。

おまけ 私のレベル止めサーヴァント

 私がレベル止めを行なっている高レアサーヴァントは1枚目の通りです。そして、2枚目はレベル止めをしなかった結果デスチェンジが難しくなり、後悔をしたサーヴァントです。

画像5

画像4

 見ていただければ分かると思いますが、私は主要なサポーターをlv90やlv80で所持しています。そして、銀フォウを最大まで振っています。TAに挑戦を始めてから、今年のバレンタインイベントまではアタッカーとして採用しているヴリトラの宝具レベルは2だったので、バフを盛るしかないというのに、デスチェンに苦労しているという状態でした。それでも通すことが出来たのは、先述の陳宮を使ったデスチェンジや、レベル止めサーヴァントを用意しているフレンド様からサポーターとしてレベル止めサーヴァントを借りれたからです。

 高レアのレベル止めサーヴァントがいないから、という理由で高難易度TAを諦める必要はありません。TAをやってみたいという気持ちがあれば、少しの工夫でだいたいなんとかなります。

最後に

 まずはここまで長文にお付き合いいただきありがとうございます。TA入門的なものということで、低レアのレベル止めを中心に書かせていただきました。そのため高レアについては本当に軽く触れるだけになってしまいました。機会があれば高レアのレベル止めについても詳しく書きたいと思います。

 おまけで少し触れましたが、必ずしも高レアのレベル止めがいないとTAできないという訳ではありません。勿論ながら挑戦するクエストへの適性が低いサーヴァントでTAをすることは難しくなるので、アタッカーにクエストへの適性が多少は求められますが。

 今回紹介させていただいた低レアのレベル止めサーヴァントなどを使いながらでもTAは出来ます。この記事を読んでいただきTAに挑戦してみたいと思っていただけたのなら嬉しい限りです。

 それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?