アスタルテアドカレ2023 昔の担任の話

最近、ふと小学校の頃を思い出しまして。
5~6年のときの担任が面白い先生で、当時はあまり気にしていませんでしたが、今思えばあれ結構良かったなあっていうルールを運用していました。
細かいところは多少違えどよくある仕組みなのかもしれませんが、少なくとも私の友人に訊いても似たようなことをしていた先生はいないようで……。
共有というわけではありませんが、お話として興味深いかもなと思って記事にしてみます。




授業のワンシーンで、先生が問題出して、それを解いた児童が挙手して、先生が誰かに当てるっていう流れがあるじゃないですか。
多分どこの学校も、勉強ができる子や、ひょうきんな子がボケるために挙手するくらいだったんじゃないかと思っているのですが……。
めちゃくちゃ的外れだったらすみません。

これについて、当時の私の担任は次の画像に示すように、挙手した際の手の形に応じて優先度を設け、なるべく皆が発表できるよう工夫していました。

手の形と優先度

もちろんこのルールがあっても、あまり積極的ではない子は挙手自体を渋っていたりしましたが。
このルールを始めてしばらくは挙手する子の顔ぶれが以前と大差なかったのですが、みんなが慣れてからは発表するところをあまり見たことがなかったクラスメイトも✌を使ったりしていて、かなり上手く機能していたように思います。

目立ちたがりの子だった私も✌は何度か使った記憶がありますが、周りには「こいつ、この問題どうしても答えたかったんだろうなあ」って思われてたんでしょうか。✌使いたいときって大抵競合も少ないんで、実はちょっと効果薄いんですけどもね。

こうして改めて考えてみると、このルールは小学校高学年くらいがちょうどいいのかもしれませんね。
中学生くらいになると自分から発表しよう、なんて生徒は少なそうですし。
そういえば中学になってからは挙手制じゃなく、先生が当ててくる授業ばかりだった気がします。

以上、子供たちの授業参加意欲に多少貢献していた(ように思う)担任の工夫の話でした。


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