中山記念予想

JRAホームページより

今週中山競馬場1800mで行われる中山記念。

開幕週に行われる上に近年メンバーが揃いやすくなったこのレースを考えるポイントは『道中速いラップが続きそのまま最後の急坂を迎える』というもの。

道中速いラップが続くのは、上の説明にある通り1コーナーまでの距離が短くて向正面から直線の坂まで下り坂が続くから。

メンバーを見ると今年は前に行きそうな馬が多くて、パンサラッサが飛ばした去年ほどではないが早めになりそうで、道中のスピードが問われそう。

さらに直線の急坂と土曜のレースで風の影響でか全体的に上がりが遅かった点を考えると、1800mに不安がある馬には厳しいレースになりそう。

それらを考慮すると中心になるのは、シュネルマイスター、ソーヴァリアント、ダノンザキッド。

シュネルマイスターは道中スピードがいる安田記念と毎日王冠で好走していて、中山2000mのディープ記念で、あのタイトルホルダーと好勝負している。前走案外だった点が気になるがここは外せない。

ソーヴァリアントは阪神2000mチャレンジカップ2連覇を成し遂げた。特に去年のチャレンジカップはハイペースの中を前目につけて勝っていて適性は抜群。行きたがる面はあるがそれ以外に穴がないG1級の馬で、ここで無様な競馬はしないはず。

ダノンザキッドは2歳の時に中山2000mの G1ホープフルSを勝っていることからコース適性がある。道中スピードがいる毎日王冠で好勝負していることから速いラップが継続しても大丈夫だし、北村友一騎手の乗り方がよく合っているように見える。ここは好勝負必至だろう。

この中で特に良いのがソーヴァリアントだろう。

◎ソーヴァリアント
○ダノンザキッド
○シュネルマイスター

としてヒモに良さそうなのは、

まずスピード能力が高く好枠に入ったドーブネ。掛かる所があるので距離に不安があるが鞍上はレジェンド武豊。何かやってくれそう。

次に長期休養明けのヒシイグアス。調教の動きがなかなか良いし、レコード決着の宝塚記念で2着している事から速いラップに対応できる。左手前になった時に内にもたれる点が気になるが3着はありそう。

さらにスタニングローズ。レースセンスの良い去年の秋華賞馬で2400mのオークスで2着してることからスタミナもなかなか。速いラップへの対応に疑問が残るが上手く立ち回れば上位に来そう。

最後にラーグルフ。前走中山金杯では上手く立ち回り重賞初勝利。引き続き調子が良さそうだし、長く良い脚を使うタイプでレース条件にマッチしそう。

以上、

◎ソーヴァリアント
○ダノンザキッド、シュネルマイスター
△ドーブネ、ヒシイグアス、スタニングローズ、ラーグルフ

として馬券は、

馬単　
6→1,5

3連複フォーメーション
6 - 1,5 - 4,11,12,13

これで勝負！