スプリングS(2024)考察と予想


ペース・展開予想

どうしても逃げたい馬はいないが、先行したい馬は④⑦⑨あたり。
⑨か⑦あたりが逃げるだろうか。
少頭数かつコース形態的にも先行争いが激しくなりづらいため、スローからロンスパ勝負の後傾ラップ戦になると思われる。
フラワーCを見ても内を通った馬が上位に来ており、外を回すよりイン前が有利と見る。また、4角あたりは芝が飛び交うほど馬場が荒れているので、力のいる馬場への対応力も必要。

【隊列イメージ】


④⑤
①③
②⑥
⑧⑩

人気馬考察

シックスペンス

前走はひいらぎ賞で1着。2番手先行から早めに抜け出しの完勝。強い勝ち方ではあったが、馬場や展開は恵まれていた。
今回は3戦目で3ヶ月ぶりの実践。1600からの距離延長となる。
先行力もあるし、ここ2戦は安定した強い走りを見せているが、相手関係的には少し楽だった印象。スムーズな競馬しかしていないので、自力が問われる厳しい展開になったときはどうか。
軽視するわけではないが、この中で1番人気になるのは少し過剰人気に思える。ルメール人気か。

ウォーターリヒト

前走はきさらぎ賞で2着、2走前はシンザン記念で3着と重賞で好走してきた実績上位馬。過去2走は人気薄だったが、ここではさすがに人気している。
当然能力のある馬ではあるが、過去2戦を好走できたのは1〜2月のタフな京都の馬場にマッチしていたということも要因の一つだろう。
果たして今の中山ではどうだろうか?と考えたが、良馬場とはいえ芝が剥げるほど荒れている所がある馬場は合いそうではある。と考えると、今回も得意条件で走れそうか。
人気薄で好走してきた馬だけに、ここで人気になるのであれば嫌いたいところだが、この中では実力的に抜けている印象もある。
しかし使い詰めのローテと、関東への長距離輸送が初めてなので、そのあたり状態面で注意が必要か。

ジュンゴールド

前走は京成杯で12着に大敗。初の関東輸送ということもあったのか、道中折り合いを欠いて本来の力を出しきれなかった。
前走は外枠だったが今回は最内枠に入ったということで、前に壁を作れそうなところは良い。先行意識の高い坂井Jなので最内枠からこの馬が逃げる可能性もあるが…。
新馬戦で見せた末脚のキレ味は非凡なものがあったが、1〜2戦目はメンバーレベルが低かったので恵まれていた感はある。ここが正念場か。

注目穴馬

コスモブッドレア

前走は京成杯で3着。緩むところもあったがそれなりに締まったペースで流れた中を番手で先行して粘ったことは評価できる。ハヤテノフクノスケに交わさせなかった。
実績的には上位だし、荒れてきた今の馬場も合いそう。イン前が恵まれるのであれば前に行けるこの馬にチャンスがあってもいい。
実績の割にはあまり人気もしないタイプで、ここは強気に狙ってもいいかも。

ルカランフィースト

前走は若竹賞で1着。出足は鈍かったが、不良馬場の中で後方から外を1頭違う脚で追い込んで突き抜けた。展開は向いたものの強い勝ち方だった。
2走前は京都2歳Sで大敗しているが、途中で走る気をなくしたような感じで力負けではない。
タフ馬場だけでなく、新馬戦では東京で上がり33.6の脚を使っているように高速馬場にも対応できそう。
前走のスタートの遅さは気になるものの、差し追い込みが決まりそうであればチャンスがあってもいい。

予想印

◎コスモブッドレア
◯ウォーターリヒト
▲ルカランフィースト
△ペッレグリーニ
☆シックスペンス
注スティンガーグラス

(※当日の馬場傾向を見て変更する可能性あり)

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