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📘[至極の血統予想]#TKの重賞予想 #日本ダービー(GⅠ)編(厳選推奨馬付き)+TKの平場予想 日曜日編 の特別パック[2024/05/26(日)]

🟥本記事は『血統』という競馬における最重要ファクターにて週末の重賞予想を掲載しております。「競馬はブラッドスポーツ!」。血統予想の真髄をお届けしておりますので、予想法や厳選推奨馬を存分にお楽しみ頂けると幸いです。
🟥最終的なTKの結論は『TKの平場予想 日曜日編』にてお届けしておりますので、併せてご参考頂ければ幸いです。
🟩本記事はあくまでもTKの考察MEMO的な記事となりますので、内容についてはノークレームノーリターンでお願い致します。

本記事は『TKの平場予想 日曜日編』とセットで楽しめる特別パック♫
 ※ページ最下部に日曜日の予想はいつも通り公開予定となります

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📘[至極の血統予想]#TKの重賞予想 #日本ダービー (GⅠ)編(厳選推奨馬付き)[2024/05/26(日)]

ー【項目1】ーーー

🟥日本ダービーとは「牡馬×スピード持続力」が最大限に問われる最高峰の舞台である

🟩この思考・理論はオークスの考察記事の真逆の事柄となるので、まだ見てない方・覚えていない方はぜひご覧を。競走馬の本質的に、牡馬はスタミナに優れており、牝馬はスピードに優れていると言われている。故に、牡馬は本質的にスピードに欠けるという事からも、スピードの補填が日本ダービーにおいては欠かせない。

ー【項目2】ーーー

🟥日本ダービーとは「北米型血統によるスピードの補填」が必須な舞台である

🟩【項目1】で日本ダービーは「スピード」が大切か、を解説したが、ではそのスタミナをどこから補填するのか?もちろん「血統」からスタミナの有無を予想するのである。では、大前提としてスピードに優れた血統とは何なのか?それは「北米型血統」である。
🟩現代の世界の競馬は主に3つに分類される。1つ目はヨーロッパ(=欧州)の競馬。欧州の競馬というのは、何百年も前から自然の形状を活かした芝のトラックで行なわれる文化の中で育まれた競馬であり、起伏が激しい中長距離を走るスタミナや底力を強化され続けた背景を持つ。もちろん、その血統の優位性は芝のレースであり、レースの前半はゆっくり・レースの後半で最大限の爆発力を発揮する特徴を持つ。故に、欧州型血統とは大まかに言えば「スタミナや底力」に優れた血統なのである。
🟩2つ目はアメリカ(=北米)の競馬。北米の競馬というのは、砂(ダート)のトラックで行なわれる平坦(起伏が少ない)を走る文化の中で育まれた競馬であり、如何にそのレースで最速で走ることが要求される為、スピード持続力や砂の上を走るパワーを強化され続けた背景を持つ。もちろん、その血統の優位性はダートのレースであり、レースの前半から飛ばし続け、そのスピードを最後まで持続させる能力を発揮する特徴を持つ。故に、北米型血統とは大まかに言えば「スピード持続力」に優れた血統なのである。
🟩3つ目はそれら欧州と北米の競馬の文化・血統をミックスし、世界最高峰の競馬文化を築き上げた日本の競馬である。
🟩故に、スピードの要求値が非常に高い日本ダービーで問われる血統というのは「北米型血統」なのである。

🟩オークスの考察記事を熟読して頂いた方はそろそろ重複な内容で退屈になると思うので、ここからは日本ダービーの本質に迫っていこうと思う。
🟩上記のマトリックス表の通り、オークスや青葉賞は「主流×欧州」、日本ダービーは「主流×北米」と位置付けている。主流とは日本競馬における主流型種牡馬(芝中長距離で良績を残す種牡馬)の事を指し、2024年時点では「ドゥラメンテ」「エピファネイア」「キタサンブラック」「ロードカナロア」「キズナ」が「超主流型種牡馬」として君臨しており、そこに「スワーヴリチャード」や「モーリス」が加わる構図。2010年代の超主流型種牡馬で言えば、「ディープインパクト」と「キングカメハメハ」の独壇場であり、それに「ハーツクライ」や「ハービンジャー」、「ルーラーシップ」らが続いていた。先週のオークスでは1着父ハービンジャー×母父キングカメハメハ、2着父エピファネイア×ルーラーシップ、3着は父キズナ…と新旧超主流型種牡馬が上位を独占。ただ、血統というのは父(種牡馬)だけで考察するのは50点以下。勿論、競走馬のもう半分である母の血統も考察しなくては、100点にはならない。故に、オークスや青葉賞は「父超主流型種牡馬×母欧州型血統(逆でも可)」が走る舞台であり、日本ダービーは「父超主流型種牡馬×母北米型血統」が走る舞台という事をマトリックス表では表している。その証拠が、青葉賞と日本ダービーの相関関係からも立証できる思考なのでここで簡単に紹介する。

🟩上記は2011年以降、青葉賞から日本ダービーへ参戦した馬(5着以内)の一覧である。複勝率ベースで考えれば決して高くはない青葉賞組であり、未だに日本ダービーは青葉賞組からは勝ち馬が出ていない。それでも昨年はハーツコンチェルトが6番人気3着と好走しており、決して見捨てることはできないローテーションであることに変わりはない。ここで、上記7頭に共通するのが「母が北米型血統保持馬」である点である。11年のウインバリアシオン・13年のアポロソニック・18年のエタリオウは母父ストームキャット系種牡馬、12年のフェノーメノの母父デインヒルは欧州型種牡馬であるが、その中でも距離適性は短めのスピードパワーを利点とする系統であり、デインヒル自身は北米出身のダンジグの系統でもある。22年のプラダリアは母父クロフネ、23年のハーツコンチェルトは母父アンブライドルズソング…といった感じで、青葉賞からの臨戦過程組が日本ダービーで好走するには血統面から「北米的なスピード持続力の補填」をしていることが必須なのである(17年3着のアドミラブルはバレークイーン牝系の欧州型の近い血統馬であるが、母父シンボリクリスエスはシアトルスルーを強く主張する北米出身馬である)。
🟩…で?なんで青葉賞が「主流×欧州」で日本ダービーが「主流×北米」になるの?となるのだが…。まず青葉賞の血統傾向が顕著に「主流×欧州」に振れており、そのレース血統傾向の中を真逆の血統構成である「主流×北米」配合馬が青葉賞で好走して日本ダービーに参戦してくるのであれば、「主流×北米」が強く要求される日本ダービーで好走するのは必然だよね、といったカラクリである。かつ『「主流×北米」の青葉賞組しか日本ダービーで好走しない』という傾向を垣間見ても、日本ダービーはおのずと「主流×北米」が台頭する舞台である、という血統傾向が見出だせるのである。

🟩昨年の日本ダービーは近年の中では久々の「低レベル戦」と言われている年であった(これに関しては勝ち馬含めて異論はない)。1・2着馬は欧州色が非常に濃い血統馬であり、日本ダービーの歴史においては非常に稀な年であったとも言える。その中でも、母父アンブライドルズソングのハーツコンチェルト、大阪杯を制したベラジオオペラ、父マインドユアビスケッツのホウオウビスケッツが上位に食い込んでいる事を加味しても、やはり『日本ダービーは北米型血統なんだな』と再確認できる結果でもあった。

🐎シュガークン[武豊]

🐎ショウナンラプンタ[鮫島駿]

🟩今年の日本ダービーへ出走予定の前走青葉賞組はシュガークンとショウナンラプンタの2頭。シュガークンに関しては青葉賞時の記事でも解説した通り、高速路盤への適性が乏しい重厚なタイプ(サクラバクシンオー単体で見ればスピード持続力型に該当できるが、ジャッジアンジェルーチが内回りや機動力に振り切れたタイプなので、半兄のキタサンブラックが日本ダービーで大崩れしたのは記憶に新しい)。故に、青葉賞組×主流北米という括りで拾えるのはショウナンラプンタ1択である(父は超主流型種牡馬の1頭であるキズナで、母はアンブライドルズソング×ストームキャットで共に北米型系統)。

ー【項目3】ーーー

🟥今年の皐月賞上位勢の血統的取捨選択とは?

🟩この項目に関しては、皐月賞時の考察記事を振り返って頂きたい。今年の皐月賞は超がつく高速路盤戦で行なわれ、レコード決着であったが故に、欧州型血統馬にとってはかなり分が悪いレースであった。

🐎コスモキュランダ[デムーロ]

🟩記事内からはシンエンペラー・コスモキュランダ・メイショウタバルの3頭を推奨、その中で7番人気のコスモキュランダが2着に好走したものの、シンエンペラー(超欧州型血統馬)は超高速路盤戦に対応できず、メイショウタバルは超ハイペースの逃げで鞍上共々自滅してしまった。コスモキュランダ自身は父アルアイン×サザンヘイローという配合にて、圧倒的な皐月賞向きな血統構成であり、東京替わりとなる今回の日本ダービーでは相当量のパフォーマンスダウンが見込まれる(故に買い時は明確に皐月賞であった)。

🐎ジャスティンミラノ[戸崎]

🟩1着のジャスティンミラノは父キズナ×母父エクシーアンドエクセル。母自体は欧州色が非常に強い配合馬であるが、エクシーアンドエクセルはデインヒルを経由するダンジグ系種牡馬で、これは青葉賞組考察内でも解説した通り、フェノーメノなどが日本ダービーで好走している点を踏まえて何ら問題はない。更には母母父シャリーフダンサー(ノーザンダンサー×サーアイヴァー)×3代母はダルシャーン×サーゲイロードなので、これ以上無い東京向きな斬れ味を発揮する。故に、血統的構成上は不向きな皐月賞をあのパフォーマンスで快勝してしまうのであれば、パフォーマンスを跳ね上げてくるであろう日本ダービーでは何ら不安要素を感じない、のが評価としては妥当であろう(ステレンボッシュという偉大な存在をオークスで勝たせる事が結果的にできない鞍上が最大級の不安要素である)。

ー以下、皐月賞時の考察記事抜粋


🟩上記は歴代皐月賞の走破時計ベスト6。高速決着=日本ダービーへの信頼性というのは決して直結しないんだよ、という事を示している。ただし、ジャスティンミラノは中山<<東京向きな大箱型であり、皐月賞のポテンシャル力を日本ダービーでも期待できる馬に該当する。

🟩上記は近年の皐月賞で、3着以内馬の中で上がり2位以内が1頭も入らなかった年の結果である。エポカドーロやイスラボニータ、エピファネイアなどが日本ダービーでも2着に好走しているものの、”勝つことは叶わなかった”という方が正しい。エポカドーロはワグネリアンに、イスラボニータはワンアンドオンリーにそれぞれ皐月賞から逆転を許しているのだが、ワグネリアンもワンアンドオンリーもそれぞれ「中山<<東京」向きな血統馬であり、皐月賞では共に好走から追い込む競馬で着外に敗れていた。故に、今年の皐月賞3着以内馬からは皐月賞×ダンジグのジンクスを覆した「ジャスティンミラノ」が日本ダービーの圏内1席は確保してくるであろうが、それが”=確勝級”であるとは微塵も感じない(故に1頭抜けた1番人気になるのは危険な匂いが漂う)。ただ、上記の回顧は単なる歴史であり、=ジャスティンミラノでは決して無い。エポカドーロはエポカドーロであり、イスラボニータはイスラボニータである。血統構成も全く異なることからも「ではジャスティンミラノは勝てないのね」で片付けるのは低レベル思考。そこまでの高い信頼をジャスティンミラノに委ねる(=頭固定や単勝1点勝負など)のはリターンと世間の期待値に見合わない、という解釈をして頂ければ。

ー以下、皐月賞時の考察記事抜粋

🟩皐月賞時にも解説した「ハーツクライ系産駒は日本ダービーで狙いましょうね」。上記の通り、日本ダービーでは2019年以降5年連続で父or母父ハーツクライ系が馬券圏内継続中。もはやこれ以上何も語ることも無い日本ダービーにおける最大の血統傾向そのもの。今年の該当馬は①アーバンシック(父スワーヴリチャード)②レガレイラ(父スワーヴリチャード)の2頭である。

🐎アーバンシック[横山武]

🐎レガレイラ[ルメール]

🟩既に皐月賞の時点で高らかと宣言していた通り、日本ダービーでこそ狙うのがアーバンシックである(レガレイラはオークスになぜ出走しないんだ…。まさか、同じサンデーレーシングのチェルヴィニアとの使い分けだったのか…)。正直、レガレイラは期待されている以上のポテンシャルを発揮することは難しい(これはレガレイラ自身が牝馬であり、オークスと今回の日本ダービーの考察記事を明確に理解できれば、そのカラクリも腹落ちするであろう)とは思うが、今年のメンバーであれば…といった印象である。兎にも角にも、皐月賞では完全に軽視することが安易であった2頭(特に、圧倒的にアーバンシックは)を狙うべき舞台が今回の日本ダービーなのである。
🟩アーバンシックは父スワーヴリチャード×母父ハービンジャー×母母父ダンスインザダーク×ウインドインハーヘアという超良血馬。ハービンジャー×ダンスインザダーク×ウインドインハーヘアという字面だけでも欧州的な重厚感満載な配合に感じるものの、ここでの最大のポイントが「父スワーヴリチャード」なのである。スワーヴリチャード自身も皐月賞では6着に敗れたものの、日本ダービーでは2着に好走した。それも、父ハーツクライ×母父アンブライドルズソング(昨年の6番人気3着のハーツコンチェルトと同配合)という「主流×北米」という日本ダービーでは好走を約束されたような血統配合馬であったからである。そんな父を持つアーバンシックは、ハービンジャーとダンスインザダークによって更に中長距離質が高まった配合馬であり、超高速路盤戦で行なわれた皐月賞で4着に好走した事自体が計り知れないポテンシャル力を証明しているのである。

🟩上記の通り、皐月賞で上位に食い込んだ父ハーツクライ系が日本ダービーでは抜群の安定感を誇るのは日本競馬のクラシック戦線における歴史そのものであり、今年の日本ダービーにおける信頼度は計り知れないレベルで高い。無論、初志貫徹の本命視であり、ジャスティンミラノを逆転できるのはアーバンシックであろう。

ー【項目4】ーーー

🟥血統的厳選推奨馬と予定印

🏇◎アーバンシック[横山武]
🏇○ジャスティンミラノ[戸崎]
🏇▲レガレイラ[ルメール]

💡:最終的な結論は『TKの平場予想 日曜日編』にて公開予定

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※公開は前日の24時前後を予定しております

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