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2021香港スプリント(G1)全頭診断

展開と最終予想はこちら↓

https://note.com/umaumaninnin/n/n4eb0acdc410a?s=09

はじめまして、にん、と申します。

自分の考えを言語化するために、ついにnoteを書いてみることにしました。初noteなので、出来はあしからず。勿論無料です。

初回は香港スプリントの全頭診断をします!
香港のスペシャリストではないのですが、
①誰もやらない
②先入観がない
③荒れそう
と、そこそこ需要が生まれそうなので、素人っぽくやってみます。よろしくお願いします。

日本馬の最終追いきり診断も記事を書きましたので興味のあるかたは以下からどうぞ!

https://note.com/umaumaninnin/n/n89a8df2dd317?s=09

アメージングスター

5走前スプリントC(G2)は前哨戦で人気薄ながら、Hペースを中段からさばいて1着。しかしチェアマンズSP(G1)では道中行きたがってしまい、Sペースを好位で運ぶも完全にキレ負け。以降パッとせず、前走JCスプリント(G2)は直線入り口で前が空くも、踏み遅れて後退。近走はゲートの出が良すぎて中途半端になってしまい、Hペースでも力が足りるか怪しい。鞍上ヒューイットソンという超絶強化でどこまで。

ウェリントン

2走前チェアマンズSP(G1)1着。Sペースからの瞬発力勝負なら強いが、ペースが速いとどうしても脚が溜まりきらず、着外になってしまう。ハンデ戦の軽斤量で良時計を持っており、G1馬のためブックメーカーの評価は高いが、メンバー的にスローは見込めず厳しい。

クーリエワンダー

デビューから圧倒的な電撃5連勝で今年5月にハンデG3を勝利。前走JCスプリントはHペースのなか高い先行力を見せるが、問題は直線。内の逃げ馬コンピューターパッチの手応えがなくなったところで、外の馬に併せるためモレイラが右鞭を打つも、ひどくヨレてしまいサトノティターンよろしく5着。内にいたコンピューターパッチにも差し返される始末。鞍上継続で再現はなくなったが、逆に抜け出して甘くなり外差しが決まりそう。

重賞ではまだ本気を見せていないが、裏を返せば足りているかもわからない。なおブックメーカーは相当高く評価している模様。同型の他馬とは良い勝負ができるが潰しあう可能性も。

コンピューターパッチ

香港のモズスーパーフレア。ハナを取るまで先行馬に競りかけてしまうため、内枠の先行馬次第でペースが左右される。3コーナーが上り坂になっていることもそれに拍車をかける。
想定鞍上はテン乗りのレーンで超絶強化だが、逃げないと普通に負けてしまうので恐らく逃げるでしょう。逃げてください。

6走前チェアマンズSPでは早めに隊列が決まり、超スローペースでの2着。首が高めでトップスピードが微妙に足りない。強い日本馬も来るので掲示板くらいだろうか。

スカイフィールド

前走JCスプリントをイン差しでなんとか3着。同型の他馬と比べると少し足りないかな?くらいの印象なので、全く人気しないなら。チェアマンズSP3着もあり、ダノンスマッシュよりは決勝戦に近い。

ストロンガー

2走前プレミアボウル(G2)はHペースを後方から3着。前走JCスプリントは似た相手、展開だったが、伸びないウェリントンに外を絞められ、伸び悩んで着外。
買いポイントとしては、春のシャティンヴァーズ(G3)1着のクーリエワンダーは53.5キロに対し、1馬身差の2着当馬は59キロで、今回斤量差がなくなる。直線追えるホー騎手継続で、もうワンテンポ早めに外に出せれば馬券内。

ナブーアタック

追い込みロマン枠。前走JCスプリントは最後方から豪快な末脚で2着。追走もかかる仕草はなく、直線で邪魔されなければ今回も問題なく通用するが、だがしかしロマン枠。位置取りが後方すぎるのはネック。

ホットキングプローン

3走前センテナリースプリント(G1)では7歳馬ながら先行し、直線抜け出して勝ち切る王道競馬。その前の香港スプリントは大変な差し決着も、前で粘りこむ強い競馬。高い先行力から鈍らない末脚を見せるため、極端な差し決着にならない限り軽視しにくい。前走JCスプリントは直線内で左右に挟まれやる気を無くしての8着で、これが衰えでなければ。
しかし同型のクーリエワンダーが1列前で競馬をすると思われるため、内から抜け出すのは難しいかもしれない。

ラッキーパッチ

今秋G2連勝中で、どちらも他の差し馬より前で競馬し、一枚上の末脚で抜け出している。現地馬の中では間違いなく上位。
前走JCスプリントは、ウェリントンが差し馬に蓋をしていたことで当馬の外がフリーになり、多少恵まれたことは事実。しかし裏を返せば、展開の利を得られる位置で競馬をする能力があるということ。本命候補。

ダノンスマッシュ

昨年の香港スプリント優勝馬だが、春の同舞台チェアマンズSPでは超絶Sペースで着外に。調教は見られていないが、空輸時の写真は素人目にみてもガレていた。近走は展開不利もあるが、年齢的な衰えもあるだろう。実績馬だが、ラストランで人気するなら買いたくない一頭。

ピクシーナイト

冬の中京と夏の小倉で好走があり、馬場は問わないだろう。またCBC賞では超絶イン前有利の高速馬場で控える余裕を見せていて、ペースに対応した競馬が期待できる。福永は香港のインは包まれやすいことをエイシンプレストンのレース回顧で熱く語っていて、そういった心配もなさそう。

この馬の不安点は2点あり、まずは古馬と斤量が同じになること。しかし12月でこれは問題にはならないだろう。
もう1点は気性。世代戦では落ち着きのなさを見せていた時期もあり、また前走先行したことが裏目にでてしまう可能性も。この辺は、追い切りを専門とする方々の見解に注目したい。日本馬では最上位で頭まであるが、netkeiba想定オッズ1.5倍は間違いなく過剰で悩ましい。

レシステンシア

4歳はスプリントをメインで使われ安定した戦績を残している。前走は枠の不利で強い2着だったが、今回コーナーから下り坂のシャティン競馬場で、先行勢から抜け出して優勝するビジョンはない。テン乗りのスミヨン、中途半端な乗り方では着外まである。
しかし前走との比較で、ピクシーナイトに斤量で優位に立つことや、香港馬で抜けた馬がいないことは、この馬にとって追い風。

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