2022皐月賞考察①...と自己紹介
自己紹介
初めまして。タマナゲモコです。ここでは自分なりのG1考察をつらつらと書いていきたいと思います。始めたきっかけとしては、競馬が好きで頑張って考察してレポートを書いたはいいものの、反応をくれる人がいない…悲しい…というふうに思ったからです。まあこのnoteを見る人がどれだけいるのかという話にはなりますが。
考察とはいうものの、自分は競馬歴が浅く、現役学生(こんな趣味ですが案外真面目に勉強やってます!!!)でそんなに時間もありません。予想を公開している多くの方と違ってせいぜいメインレースのみの量かつ稚拙な考察にはなってしまうと思いますがご容赦ください🙇♂️
初回は皐月賞!!!なのですが…実を言うと公開日は皐月賞の翌日になってしまいました。書いたはいいんですけどエネルギー使い果たして公開するのダルくなっちゃた♡(実は高松宮記念と桜花賞も書いてはいた)
まあでも勿体無いので一応乗っけることにします。五十音順で3回に分けてアップします。是非見てください!!!!!
アスクビクターモア 田辺裕信 1枠2番
欧州系ディープ。血統的には完成はまだ先なように思える。実際ここまでのレースは荒削りな面も多い。しかしながら皐月賞のディープの好走率はやはり侮れない。
東京1800mの新馬戦、アイビーSを見ると、スローペースからの瞬発力勝負は分が悪い。だが中山で3戦3勝の実績は侮れない。弥生賞で2歳王者ドウデュースに競り勝ったことも大きい。レースセンスが良く、スタートで確実に先行できる点が魅力。レースレベルが上がるG1でも1/2より前目に付けられそう。コーナリングのスムーズさや坂で減速しない点を見ると、中山や阪神内回りの鬼になるポテンシャルはある。間違いなくここが買い時。道悪もそんなに問題にはならなそう。枠順は少々内すぎるが、前に出していける馬なのでそこまで割り引かなくて良いかも。まあ鞍上しだい。馬体重も微減か±0くらいで出られそうで良い。
マイナスとしては近年弥生賞組が不調なことと、前走が勝負駆けでお釣りがない可能性がある点。調教や当日の状態に気を配る必要がある。調教師コメントでは前走より良いと言っているが…加えて本番ではスムーズな競馬をしたドウデュースに逆転されそう。中山の芝はだいぶ内が悪そうなので、そこを田辺が上手くエスコートできるかどうか。
個人的には是非買いたい1頭。
イクイノックス C.ルメール 8枠18番
キタサンブラック初年度産駒にして今流行りの母父キングヘイロー。脚質的にも母型にトニービンがいることを見ても皐月賞よりダービー向きと言える。
異例の東スポ杯からの直行ローテ。意味がわからない。どうも天栄や調教師のコメントを見るとかなり体質が悪くて数を使えなかったよう。共同通信杯とか使って欲しかったなあ。ただ実力は新馬戦、東スポ杯を見ると確かなもの。その後好走しているアサヒ、テンダンス、ダンテスヴューに完勝しているのも心強い。末脚が魅力の馬だが、スタートは悪くないし出足がつかないタイプではないので、中団後方で追走できれば、という感じ。
しかしながらマイナスポイントも多い。まずコーナリングや坂があまり得意ではなさそうな走りをしている点。中山では致命傷になりうる。かつ右回りや渋った馬場を経験していない点。これも台風の影響が出ると予想される本番では痛い。そして最も大きな懸念点は言うまでもなくローテ。東スポ杯組は好走傾向にあるが、どの馬もその後ホープフルSなどを使って多頭数の競馬を経験する。基本的に競馬のセオリーとして、少頭数しか経験がない荒削りな差し馬は3歳以降では割引だと思う。桜花賞のプレサージュリフトみたいなもの。大外枠なのも痛い。内で包まれるよりは良いと見るかは人による。馬体重がかなりプラスで出てきそうで、仕上がっていない感が強い。多分体質的にここで仕上げるとダービーまで持たないのだろう。
個人的にはあくまでヒモとして抑えるぐらいの扱いでいいかなとは思う。飛ぶ確率の方が高い一頭で、消しもあり。
オニャンコポン 菅原明良 6枠11番
父エイシンフラッシュに母父ヴィクトワールピサという血統を見るといかにも足りないように見える。エイシンフラッシュ産駒がデビューして5年経つが、重賞勝ち馬がこの馬しかいないのは少し寂しい。勝馬どころか確か馬券内もほとんどなかったはず。ただ2代母に名牝サプレザがおり、強さはここから来ているのかな?という気もしなくもない。
前走ミドルペースから本番と同舞台の京成杯で外から差し切ったのは好材料だろう。皐月賞は中山とはいえ、G1レースでは早い上がりを使えないと勝負にならない。新馬や百日草特別でもスローペースながらも早い上がりを見せている。またスムーズに先行できる点も魅力。
しかしここまで3勝を挙げているが、どれもレースレベルにケチがつく。京成杯は言わずもがな本番に直結しないレースとして有名だし、同じような位置取りの馬が馬券内にきていて展開が向いただけとも言える。実際ホープフルSでは末脚が不発だったように、G1の早い流れには対応できないのではないか。加えてどのレースも時計は平凡であり、地力があるとは言いづらい。鞍上が最近不調なのも気になる。馬体重も増えて出てきそう…
個人的にはよほど馬場が荒れて時計がかかるようにならないと買いづらいと感じる。その場合でもせいぜいヒモに入れる程度だろう。珍名馬で人気も上がりやすいため、複勝とかも狙いづらい。消すつもり。
キラーアビリティ 横山武史 2枠4番
大正義ディープ産駒。母系にエーピーインディがいたり、ブラッシンググルームがいたりと割とバランスがいい配合に見える。近年は母系が完全に米国ダート血統でスピードを補うのが流行りだが、この点でキラーアビリティは距離や馬場適正に融通は効きやすそうな印象。
同舞台のホープフルSで勝利した実力馬。個人的にはこのレースが前哨戦?の中では一番レースレベルが高かったと思っているのでその点は評価している。2戦目の小倉未勝利では実力馬パーソナルハイを相手に7馬身差の圧勝。優秀なラップ、タイムでレコード勝ちを果たしたのは圧巻。先行して長くいい足を使うスタイルはエフフォーリアと似ていて大崩れしにくいタイプに見える。(そのエフフォーリアは大崩れしたのだが)絶好枠かつ鞍上横山武史は昨年も皐月賞を勝利しており、中山で先行馬に乗らせたら現役でも屈指の腕。前日も芝で1着一回2着一回と乗れている。間違いなく本命候補にはなるだろう。馬体重も微減くらいで丁度いい。
直前で鞍上を褒めたが、一方で不安材料も。ここまで4週連続G1で一番人気かつ同馬主のキャロットの馬を馬券外に飛ばしている。ちなみに同一騎手3週連続G1一番人気馬馬券圏外は武史が史上初めてらしい。(ルメールや武豊、内田博幸などが2週連続はやっているし、武豊は一度2番人気を挟んで1番人気を3回飛ばしたことはある。)流石に大丈夫とは信じたいが…それプラスどうやらキラーアビリティの1週前追い切りも最終追い切りも結構良くないらしい。こっちの方が不安。当日の状況を見極める必要がありそう。
個人的に元々本命にするつもりだったが、調教の情報を聞いてから考え直した。流石に武史と心中はできん。
グランドライン 三浦皇成 3枠5番
ドゥラメンテ産駒。桜花賞に続いて連続勝利となるか。無理か。母系がドイツ血統で、かつ母父のラインを見るとディンヒルが入っていたりして重めの血統。ドゥラメンテもサンデー系の馬と比べてダート馬が多くパワーに優れているので、ほんまにパワー系。
おそらく逃げ・先行を選択すると思うので、内枠は好材料。馬格もあるのでデータ的には悪くない。調教師は良馬場の方がいいと言っているが、血統・走法の両方の点で渋った馬場の方がいいように見える。
しかしながら流石に力不足か。頭が高く、首が上手く使えていない。G1で好走する馬には見えない。重賞では3戦してどれも大敗している。タイムの裏づけがなく、先行馬の割に出足がつく訳でもないので最初の段階で馬群に飲まれて終わりそう。
記念出走枠。消し。
サトノヘリオス 岩田未来 5枠9番
昨年勝利したエフフォーリアと同じエピファネイア産駒。サンデーの4×2という結構きつめのクロスが入っている。
中1週で輸送競馬だったホープフルSは度外視で良さそう。2回のレコード決着を制していて、前走スプリングSで3着にきていることからも、ある程度早いペースも対応できるといえる。G1にレースレベルが上がる中で、この点は評価したい。かなりテンションの高い馬なので、ある程度内でじっと我慢できれば一発あるかもしれない。距離が伸びるのはプラス。枠は良さそう。
問題としては今まで走ってきたレースのレベル。レコードのレースでも着差はあまりなく、2着馬もそこまでいい成績をここまで残していない。スプリングSもクラシックの前哨戦としてみればうーん…と言う感じ。さらにいえば前走3着馬の好走率はそんなに高くない。かつ権利取りのために前走それなりに仕上げているようにも思うので、上積みは少なそう。テンションの高さから外枠に入った場合は抑えが効かなくなる可能性もある。
個人的にはそこまで評価は高くないが、穴を開けるポテンシャルはある。内枠かつ当日馬体重-10〜±0kgならヒモに入れてもいい。
続きは別記事にて!
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