クイーンステークス2021予想で買うべき馬

避暑のために北海道に向かった厩舎の読みが裏目にでたのか、仕上がりに大きな誤算が生じているケースが目立っている。

短期放牧のシステムは優秀ではあるが、一度プロセスに狂いが生じると気づかないまま出走させることもあるようだ。

たとえ厩舎の人間であっても能力を発揮するレベルのデキを判断することは難しい。

そういう誤算がクイーンステークスであるかは微妙なところだが、ざっと見た限りでは問題のある馬はいなかった。

今年は変則開催なので例年とはコースと馬場に違いがあることも考慮しておきたい。

クイーンSの傾向として1番人気が結果を残すことが多いが、これは札幌コースが前提のデータとなっている。

今年は波乱含みなレースになっても可笑しくない前提で買っておきたい馬はフェアリーポルカだ。

重賞レース2勝は牝馬限定のハンデ戦のもので斤量56kgは軽視できない要素ではある。

ただ、ゴールドアリュールがヌレイエフ牝系の力でパワー寄りになったように、この馬の牝系配合にも同じことが言える。

これまでの馬体成長を加味すると、うまく斤量増加分を相殺していることを期待したい。

ルーラーシップ産駒で見ても洋芝適性は十分で、昨年の凡走を取り返せる状況は整っているのではないだろうか。

昨年は休み明けで臨んだが、今年はダートを挟んで中2週と実績のあるステップで参戦できるのも魅力だ。

今週からBコースに変わったものの洋芝らしく傷みは早め。

それでも内のギリギリ良い所を狙える最適ルートを突ける枠は好走を助ける力になるはずだ。


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