7月8・9日 今週の期待馬達

7月8日

2歳新馬 函館芝1200m
○オレンジダンサー 3人気、6着
父ドレフォン(イェーガーオレンジ21)
セレクトセール21注目馬 2200万

35.2ー34.1の新馬らしいスローな流れも、最内から行き脚つかずにダラッと最後方から。
改善すべき点が多い、新馬らしい負け方も、後半に一応脚は使えていたので、行きっぷりを主に、次どう変わるかですね。
1400mの方が良いのか、ダートの方が良いのか等、この1戦ではちょっと判断がつき難い内容でしたが、次走以降に期待です。

2歳新馬 福島芝1200m
○ルルディルッカ 7人気、4着
父デクラレーションオブウォー(トウカイフィーバー21)
北海道セレクションセール22注目馬 1485万

全体として平均も、ラップ的には2ハロン目以降完全に前傾のレース。芝でも前半から結構前にいけそうと想像していたので、あそこまで後ろになったのは誤算でしたが、前傾ラップでバテ差してくるという、如何にも今後はダートで、という内容でした。
後に活躍するイメージのあまりない福島1200m戦ですが、上位馬はそこそこ良い馬と思っていますので、離されたのも仕方ないかなと。
そんなに大きくない牝馬ではありますが、ダート短距離で稼ぐ事に期待している馬ですので、位置取りこそ改善して欲しいものの、芝で下ろした初戦としてはまずまずだったのではと思っています。

7月9日

2歳新馬 中京芝2000m
○ミカエルパシャ 2人気、1着
父エピファネイア(ピースオブラヴ21)
セレクトセール22注目馬 3100万

新馬らしいスローな流れをスムーズにハナへ。
前半から終始上位人気3頭のレースとなるも、直線に入ってからの反応、脚の持続性、共に互角以上の内容で、最後まで加速するラップで底見せず、危なげ無く押し切った形。
稍重馬場と相手がかなりのメンバーで、見た目の派手さは無いですが、現状での課題は、番手でも折り合えるか位で、非常に良い、優等生な内容でした。

非社台系牧場生産、母はSSを持たない為に、これまでのエピファネイア産駒の成功例であるSSクロスは無し。
母産駒は、9歳時の仔クワトロガッツ(中央2勝)が最高で、中央勝ちは2頭のみ、尻つぼみ気味にむかえた19歳時の仔。
骨格は良いのに、血統的に嫌われる要素満載である事が幸いし、セレクトセールのエピファネイア産駒としてはかなりのお買い得馬。

血統等を気にせず、骨格ばかり見ていると、「えー、何で走らないんだよ」とガッカリする事もしばしばではありますが。
骨格が良く、人気種牡馬の産駒、母系も勢いが有る良血となると、走る確率はかなり上がるものの、落札額や募集額も相当高くなるので、「なんで?」を繰り返しながらも、やはり骨格特化で妙味を探る私にとって、まさに狙いたい典型的なタイプの馬です。

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