2022 京都金杯 回顧

本日は仕事で生で競馬を見れませんでしたが結果を途中で見るのを我慢して、録画していたウイニング競馬でレースを見ました。

個人的には昨年競馬を見始めたのもあり、2021年世代が大好きなのでバスラットレオン、ルークズネストあたりを応援してたのですがベテランが意地を見せる結果になりましたね!
予想してたら絶対当たってないなって思いました笑
それでは少しずつ回顧していきます。

馬場


内外大きな差はないように見えました。

展開

ラップタイム
12.1-10.5-11.5-12.0-11.7-11.5-11.6-12.0
バスラットレオンとサトノフェイバーの叩き合いで2ハロン目が10.5とかなり速いラップを刻みました。
その後も淀みない流れになりましたが、内が大きく荒れていない分先行勢有利な展開だったかなと思います。

各馬寸評


1着ザダル(7人気)

スタート出遅れて後方からの競馬に。
そこから少し位置を上げて道中は馬群の中に。そのまま4角を内に回して一気にワープ。前が空くまでジッと待機し、坂を上って正面が開けた後は溜めていた末脚で一気に加速し1着に。

コーナリングと馬群の中でしっかりと脚を溜めた松山Jのナイス騎乗でしたね。前走富士Sでも7着ではありますが馬場が悪い内を通っていたからというのも大きく、内容的にはもっと上の順位でもおかしくない内容でしたからね。
中京は初めてでしたが問題なく、左回りの方が走るタイプな気がします。
適正距離は1600より1800だとは思いますが、うまく乗れば1600の重賞でも通用することを示しました。ただ人気薄でないとこの競馬はしづらいので、次走以降は人気の重賞より人気薄のG1とかで狙っていきたいですね。

2着ダイワキャグニー(11人気)

スタート良く逃げ馬2頭の後ろを追走する形の3番手で競馬を進め3ハロン辺りで2番手に、最後直線は馬場の真ん中に出しじわりといい脚で2着を死守。

この馬の好走パターンは①道中ハナをきらない②左回り③淀みのない展開(ミドルペース以上)だと思っているのでそれがすべて当てはまったまさに好走タイミングでしたね。
展開がはまればまだまだ重賞に通用する馬ですね。

3着 カイザーミノル(2人気)

スタート良く道中は5番手あたりを追走。
4角終えて馬場の真ん中外に持ち出し長く良い脚でダイアトニックを競り落とし3着に。

ダイワキャグニーとはライバルって感じがしていいですね。好走パターンが似ていますし、末脚の切れ味も似ていますから好位につけた方が勝つという感じな気がします。
横典騎手的には休み明けで調子は今一つと感じてたみたいです。前走なれない逃げを経験して、また今回自分の競馬に戻せたのですから次はダイワキャグニーに勝てる気がします。
G1は厳しいけど1400~1600の重賞戦線ではまた顔を出してくれそうです。

4着 ダイアトニック(12人気)

スタート問題なく向かい正面では内にピタリ。位置取りは中段から3角手前で少し後ろに下げそのまま内ピタで4角曲がり最後の直線も内を通って一足先に抜け出すが最後に後続に捕まり4着。

枠の利を最大に活かしましたね!岩田父のインピタがズバリはまっての好騎乗でした。
しかし、それでも捕まってしまうあたり急坂もある中京1600はこの馬には長い気がしますね。1200では追走に手こずりそうなので馬場が渋ったときの1200m重賞や好枠を引いたときの1400m重賞戦線でうまく乗れればという感じですね。

5着 クリノプレミアム(14人気)

スタート良く2角を越えたあたりで中段の前の方へ、しっかり内の進路をとり最後の直線は馬群の真ん中へ。ヴィジュネルとカイザーミノルが壁になって一瞬進路に詰まるもそこから外に出し伸びて内の馬を差しきり5着に。

軽ハンデを活かしての好走でしたね。
壁がなければもう少し4着に肉薄できてたかもしれませんが実力は出しきったんじゃないでしょうか。左回りの牝馬限定重賞ならもっと勝負になりそうです。福島牝馬Sとか。

6着 エアロロノア(1人気)

スタートまぁまぁ。2角に入る際内のディアンドルが急に外に張り出してきて外を回される。その後は折り合いつけて中段後方を追走。4角で外に出して直線に入るが外によれてディアンドルをふっ飛ばし横のルークズネスト、更に横のメイケイダイハードまで不利を受けましたね。そこから頑張って伸びますがヴィロックスに内に押し込まれ内からクリノプレミアムに挟まれ終了。

不利のオンパレードでしたが最後の直線外によれたのはこの馬なのでまぁおあいこさまですね。そんなにめちゃめちゃな騎乗とは思わないですが岩田息子の重賞勝利は遠いですね。6着に破れるような馬ではないと思うので鞍上変えて今度は右回り重賞でみたいですね。



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