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5月第1週重賞考察 全頭診断


NHKマイルカップ

東京芝1600左A

アスコリピチェーノ牝・・・A

 実績を疑う余地は無し。平均ラップからしまいの脚をしっかりと使えることは実証済みであり、桜花賞では道中すこし揉まれてスムーズにいかなかった上、直線に入る手前で勝馬に内から弾かれ後手を踏んだ。能力は高く気性面の不安も特に無い為軸にしやすい馬と言えるだろう。揉まれながら多頭数のG1で競馬をしてきていることは評価出来るがメンバーレベル的に頭固定に出来るかと言われるとまた難しい

アルセナール牝・・・B

 前走はスムーズな競馬をしたが直線外に出すところで包まれ、抜け出すまでに数秒のロスを食らった。おそらく最後は加速ラップで走っていたと感じられる脚で差を詰めたが届かず2着。これだけをみるとかなり期待できそうだが、勝馬と3着馬は外から回してきており、道中内でしっかりと脚を溜められていたこの馬は展開自体は向いており、最後に脚を伸ばせたのは妥当だと判断できる。未だ2戦で上積みを期待でき、前走内容も底は見せておらず期待したい一頭

アレンジャー牡・・・B

 前走はドスローを前で競馬できたことからかなり展開が向いたと言える。しかし前にいた馬たちはキレ負けしているのに対してこの馬は32.9の脚で残せていることからも展開さえ向けば地力は高いと考える。内枠を引いてしっかりと内前で脚を溜めることが出来れば面白い一頭になるかもしれない。鞍上が横山和生騎手に乗り代わるそうなのでその点は割引か。人気薄になるので抑えておく分にはよいだろう

イフェイオン牝・・・C

 平均的に高いレベルで走り切ることは可能だが現状ではキレが足りず、もう少し長い距離で強みを活かせそう。このメンバーでは長い直線でさらにキレる末脚を繰り出さないと上位には来られないだろう。馬券内に来るとしたら前から積極的にスタミナを活かすような競馬をするときか。桜花賞では馬群を嫌うような仕草をみせており、もっと前から競馬を出来るように促しておけば違った一面をみられたかもしれない。しかし外のほうが馬場がよかったとはいえ上がり最速から1.4秒の差を付けられてしまう決め手では厳しい

ウォーターリヒト牡・・・C

 タフな馬場での好走が目立ち、地力を問われるような広いコースでのレースでは足りないだろう。後ろから追い込んで掲示板を少し外した辺りの順位が限界だろう

エンヤラヴフェイス牡・・・C

 前走も内で決着しているところを外から伸びてきてはいたが最後に失速しており、坂もあるが距離的にも長いのだろう。1400辺りを中心に戦っていくべきか

キャプテンシー牡・・・B−

 前走はハナを取れずにチグハグな競馬となり馬も嫌気が差してしまったような競馬。そのような仮定からするとゲートの出があまりよろしくないデムーロ騎手はマイナス要素となり得る為ここでは割引だろう。良馬場で平均ペースで逃げられれば面白いがこのメンバーで残せるか

ゴンバデカーブース牡・・・B

 サウジアラビアRCで見せた強さはかなりのものであったが、タフな展開とボンドガールとシュトラウスが掛かり通しだったことはこの馬にとってかなり向いた展開だったと言える。現状ではそこからどの程度成長しているかを測る術はなく、印象だけで課題に評価すべきではないだろう。追走力に疑問があり、鞍上が促していてもズルズルと最後尾になってしまったのでその辺りを改善して多頭数の中団あたりから競馬を出来れば面白いだろう。今回はメンバーレベルが高く、鞍上人気も含め過剰な人気となる要素が揃っている為ここでは割り引いて考えたい

ジャンタルマンタル牡・・・A

 皐月賞から間隔が詰まった中での再度長距離輸送をする点が懸念されるか。実力的には文句無しだということは前走で示しており、適性的にはマイルがベストとなるだろう。前進気勢が旺盛なことから中距離で前走のようないいペースで流れる展開は再現性が低く、マイル辺りの距離で流れに乗るのがもっとも安定感が出るだろう。個人的に気になる点は、この馬は距離にかかわらず使える脚が短いということ。反応が良すぎて鞍上がGOサインをだしたときに一瞬で加速してしまうので早々に脚を使い切ってしまい、距離不問で最後1Fを減速ラップになってしまうような甘さがある。鞍上の川田騎手も早めから仕掛けていくタイプなので、最後の最後でかわされる可能性は十分に考慮すべきだろう。個人的には持ったまま残り400まで我慢できれば楽に凌げると考えているがそうはならないだろう。皐月賞では残り3Fから手が動いており、残り200は脚がもたなかった。脚のマネジメントが必要な馬だろう

シュトラウス牡・・・B+

 持っている能力は確かなものがあり、前走も作戦として最後方から我慢をさせながら競馬をしたが直線で進路を間違えて内に入ってしまい終わってしまった。まったく出し切っておらず、今回も似たような形で競馬をするだろうことから侮れない一頭となるだろう。持っている能力自体はメンバーでも上位とみており、後方待機がガッチリハマれば上位に食い込んでくる可能性は十分あるだろう

ダノンマッキンリー牡・・・B

 個人的には1600は長いとみており、存分に後ろで脚を溜めてからの解放になるだろう。ペースが流れて展開が向けば差し切ることも期待したいが走りに安定感がなく前もそこまで止まらないだろう想定から3着までと考えておきたい。能力的にはかなり高いが軸として考えるは難しい

チャンネルトンネル牡・・・B

 前走は前残りの展開の中を外から勝馬と共に飛び込んできたのは地力の高さと言える。懸念点としては、前走ドスローから上がり32.5を使い能力を示したが最後の最後で甘くなってしまったところか。強みとしては好位で折り合いを付けられることであり、いい枠を引いてしっかりと脚を溜められれば上位争いに参加できる能力はあると考える。オッズ的にも馬券に組み込みたい一頭だろう。鞍上が岩田望来騎手に乗り替わりになるのは多少マイナスか

ディスペランツァ牡・・・B

 前走モレイラ騎手で終いに爆発的な脚力を見せ差し切り勝ち。最初の4戦は2000を走っておりうまくいかなかったが、マイルへ短縮したことにより大幅に内容を上げた。前走は直線外に出すのに苦労し、前が開いてからしっかりと追い出したためギリギリでの差し切りとなったが持っている決め手は一級品だろう。ラスト100mの脚の回転力は別格で、上位争いをするだけの力を秘めている可能性は高いだろう。最大の懸念点としてはモレイラ騎手がこの馬ではなく違う馬に乗るということで、この1点で大幅に割り引いてもよいだろう。しかし地力は相当なものを持っているので馬券的には抑えておきたい

ノーブルロジャー牡・・・B+

 勝ったシンザン記念は外が伸びる馬場で差しに展開が向いておりそこまでの評価は出来ないか。前走も勝馬は度外視として、一時ベラジオボンドに抜かれるも差し返す勝負強さをみせたまだ良馬場では底を見せておらず、上位に食い込んでくる可能性は大いにあるだろう。内枠を引いて中団前辺りから競馬を出来ればかなり印を上げたい

ボンドガール牝・・・B

 気性面でうるさい部分があり、すぐに嫌がるところがありかなり割引をすべきだろう。能力的にはかなり高いのだが、前走はこの馬がロス無くコース取りをしたのに対しエコロブルームは直線で切り返してから伸びてきたことで物足りなさは残る。もちろん内の方が馬場的に渋っていたこと考慮してエコロブルームと同等の評価をすべきか

マスクオールウィン牝・・・C

 前走は展開的には決め手のある差し馬が台頭してきたのだがこの馬は後方に控えていたのにもかかわらず全く伸びず敗退。切れ味で勝負する馬とは思えず、ある程度タフな流れの中で力を発揮するタイプだろう。今回のような広いコースでの切れ味勝負には向かないだろう。かなり展開が流れれば可能性はあるか

ユキノロイヤル牡・・・C

 前から競馬をしたい馬だが、切れ味が無いため東京でしかもG1では歯が立たないだろう。自己条件でも東京では厳しいだろう

ロジリオン牡・・・A

 前走はいつでも弾けられる手応えを残したまま全くスペースがなく持ったまま敗退。中団辺りをしっかり追走し、早い流れからでも手応えをかなり残していたことから地力の高さを伺える。京王杯では外に出せずに踏み遅れたが、コラソンビートをかなり上回る決め手を披露しており上位争いに加わるポテンシャルを秘めているだろう。臨戦過程が王道とはいえず、あまり今回のメンバーと対戦が出来ていないことから正確に能力を測りづらい馬ではあるが、個人的にはかなりの能力を持っていると考えている

枠順発表後、枠を加味した印



京都新聞杯

京都芝2200右外A

アドマイヤテラ牡・・・B

 前走出負けから後方より競馬。スローの流れから外外を回しており、内を立ち回った馬よりも距離的なロスは大きかっただろう。とはいえ出走しているレースはいずれも少頭数であり、捲り気味に仕掛けるこの馬にとっては外からの差し競馬になるだろうことは必然であり、今回は多頭数になりそうなので割り引く必要があるだろう

インザモーメント牡・・・B+

 きさらぎ賞は差のない競馬をしており、前走も少頭数での競馬とはいえ決め手をしっかりと発揮して勝ちきった。遅い展開で行きたがっていたが鞍上がしっかりと抑えて脚を溜められた。長い距離でしっかりと脚を使えたことは収穫だろう

ウエストナウ牡・・・B+

 1戦1勝。内容はかなり強く、1勝クラスに上がっても即通用するだろう。馬群で脚を溜めてしっかりと展開に沿って抜け出してくることが出来たので距離が長くなっても十分に脚は溜められると考える。実力としては未知な部分も多いがその分オッズとしては妙味が出るだろうことから抑えておくべきだろう

ヴェローチェエラ牡・・・B

 前走はかなりのスローペースからの上がり勝負。ショウナンラプンタが青葉賞で2着に入ってきたことからこの馬も人気なると考えられる。ゆったりと馬群の後ろにつけて少頭数の競馬で存分に力を発揮しており、特に上積みも望めそうにないか。鞍上も川田騎手で過剰人気が想定されるのでここは割引だろう

オールセインツ牡・・・B

 未だ1戦。スタート促して拉致沿い前目のポジションを確保したが、少しスピードに乗るまでに時間が掛かるか。スピードに乗ってからは素晴らしい脚をみせ、5馬身くらいあった差を差し切った。能力的にはまだ未知ではあるが、決め手だけを比べれば上位に数えられるだろう。鞍上が岩田康成騎手になったことで、しっかりと脚を溜めて馬群を縫ってくるような騎乗が期待できるので抑えておくべき一頭だろう

ギャンブルルーム牡・・・C

 前走は少頭数で自由に立ち回れたことから大味な競馬を出来たが本番では揉まれてしまうだろう。鞍上もムルザバエフ騎手から浜中騎手に乗り替わりで割引と言っていいだろう。どうにもタフさを感じられないので多頭数になると厳しいレースとなりそうだ。決め手もないので馬券内に入るとしたら前から粘り込むしか無いが、それは前走が7頭立てだったからこそであり今回は厳しい

キープカルム牡・・・A

 どうにも勝ちきれない馬というイメージがあり、コーナーをいまいち加速しながら回れない印象。直線に入ってからいい脚を使うが、レベルが上がるほど厳しくなるだろう。前走は差しそこねないように早め先頭に立つ競馬をしたが、ソラを使ったのかわからないが失速してしまった。おそらく使える脚が短く、前走のような捲り差しはあわないか。手の柔らかい武騎手と組むことにより無駄なく脚を使えるだろう。一瞬の加速力があるので、スタミナを温存しながら最後に差し切る競馬が出来れば

ジューンテイク牡・・・B

 すみれSではかなりの内容で走れたのだが、若葉Sでは物足りない内容となってしまった。スタミナ面で課題があり、道中かなり緩んだすみれSでは後ろで脚を溜められ、中盤があまり緩まなかった若葉Sでは脚が残らなかったのだろう。京都は第3コーナー手前辺りで緩みやすく、一度息が入ることからこの馬でも終いをしっかり使える可能性は高い。ロス無く進める事ができれば馬券内も見えてくるだろう

スカイサーベイ牡・・・C

 1戦1勝。出遅れて後方からになったがじわじわとポジションをあげながら最後もいい脚を使えた。スタートがよくなかったことで多頭数では苦労するだろう。ただ前走では全く能力的な底はわからないので抑えておいても良いだろう

タガノデュード牡・・・C

 特にここを使う理由がわからず、適性的にも合うとは思えない。2000では未勝利すら勝ち上がれておらず、平均ペースで取りこぼすようでは今回のメンバーでは厳しいだろう。展開的に希望するなら前目につけてドスローになることを祈るくらいか

ハヤテノフクノスケ牡・・・C

 前走は2ヶ月ぶりで成長を期待していたがあまりいい内容では走れなかった。タフな馬であり、切れ味勝負になると厳しいものがあるか。使える脚も短く、京都の外回りになると厳しいと考える

ファーヴェント牡・・・A

 きさらぎ賞も直線で不利を食らったがそもそもウォーターリヒトに競り負けてから寄られているので地力負けと考えるべきだろう。現状では折り合いに難はなく、距離が伸びることは歓迎だろう。毎日杯はメンバーも強く、メイショウタバルを例外と考えれば距離延長でその差を縮めることは可能だと考える

プレリュードシチー牡・・・B-

 タフで根性がある馬であり相手なりに走る。早い上がりを使うタイプではなく、多少タフなレースになったほうが強みを発揮できるだろう。京都の外回りは決め手勝負になりやすく、この馬には向かない可能性は高い。休養期間はコンディション不良であり、現状がどの程度回復しているのかは疑問。京都2歳2着なので買いたくなるがここは割り引くべきだろう

ベラジオボンド牡・・・B

 前走はメイショウタバルが例外だが平均ペースの流れを前からしっかりと脚を使っており評価できる内容。指数的にも大幅に上昇しており期待はできるのだが、前走終いで遅れを取ったようにもう少し短いところの方がこなせるだろう。今年ロードカナロア産駒で2000mを超える距離で勝ったのは1勝クラスの1つのみであり、こなせないわけではないがギリギリといったところだろう。地力は高いものを持っているので抑えておくべき馬ではある

ライフセービング牡・・・C

 すでに12戦消化しており、中2週での出走となり上積みは少ないだろう。切れ味よりもタフさで上位に食い込んで来た馬であり、ある程度の上がりを要求されるであろう京都の外回りコースとの相性は良くないと考える


枠順発表後、枠を加味した印


新潟大賞典

新潟芝2000左外B

ヴァンケドミンゴ牡8 54.0・・・C

 近走はまったく馬券にもなっておらず、得意コースも福島などの小回りコースであり新潟でしかも相手が強くなる今回は厳しいだろう

カラテ牡8 59.5・・・B

 斤量最重量。新潟を得意としており、近走の凡走は度外視でもよいだろう。一つ懸念点があるのはAJCC杯での凡走であり、過去に超不良馬場の新潟大賞典で激走を見せているこの馬が4角に差し掛かる時点でいっぱいいっぱいになってしまったことは衰えの兆候を危惧させる。元々マイルで勝ち上がってきた馬なだけに2000でギリギリか。今の時期の新潟の芝は良でも時計が掛かり気味なのは好材料ではある。かなり軽い馬場になってしまうとこの馬には特に向かないので要注意だろう

キングズパレス牡5 56.0・・・B-

 地力は高い。馬格もあり中山のコーナーを捲りながら好走を続けている。前から競馬をしても好走出来なかったことから息を入れながら終いに賭ける競馬をする必要があるのだろう。しかし東京で後方から直線競馬をしても3勝クラスで勝ちきれておらず、決め手不足を感じさせる。今回はメンバーも格段にレベルがあがり、斤量面でやや有利ではあるが勝ちきれるような力はないだろう

シーズンリッチ牡4 57.0・・・B

ダービーで0.4秒差で走りきれているように地力は決して低くない。前走はおそらく+26キロが相当響いており、一度使ったことである程度は絞れてくるのでは。特に前から競馬をする必要のある馬とも思えず、しっかり馬なりに脚を溜める競馬をすれば好走できるのでは

セルバーグ牡5 57.0・・・B

 前走はノーマークで他馬が馬場を考慮して内を空けて走ったことも恵まれての激走だった。最後の2Fは完全に失速しており、再現性はかなり低いだろう。しかし距離延長で結果をだしたことは2000でペースを抑えながらハナで進めることが出来るのであれば好走する可能性はあるか。気性的に抑えが効かないタイプだと思うので、2000でペースを落とすのは難しいか。ノーマークなら大逃げのような形になるかもしれないので抑えておく価値はあるだろう

ダンディズムセ8 57.0・・・B

 まずゲートの出が遅い。必ず後ろからになってしまうため、展開待ちの競馬になるだろう。スタミナ面はかなりのものがあるのでハイペースになるほどこの馬には向くだろう。逆にスローからの直線競馬を差し切るほどの脚は持っていない。セルバーグがメンバーにいるのでハイペース予想をするなら抑えておくべき馬だろう

デビットバローズ牡5 56.0 ・・・B+

タフな馬で平均ペースを最後まで粘り込める持久力がある。鞍上が何故か横山典弘騎手に決まっており、G1のアレンジャーではなくこちらに騎乗。セルバーグの後ろ辺りに付けることが出来たら好走も期待できるだろう

ノッキングポイント牡4 57.5・・・B+

 昨年斤量54キロで新潟記念勝利。今回は57.5キロとなり状況としては厳しくなるだろう。前走はスタートからスムーズにいかず、揉まれ弱いこの馬には厳しい展開となったか。喉などに不安があり軸で抑えるのは難しいが、順当に走れるのであれば本来なら馬券内にくる実力はある

ファユエン牝6 53.0・・・B

 後ろからになることが多く、決め手の脚は持っている。後ろから行った場合にかなりのスローペースになることが多く、それを跳ね返す地力はない。今回は斤量が軽く、展開も向く可能性があるので抑えておいてもよいだろう

ブレイヴロッカー牡4 56.0・・・B

 積極策をとると終いの脚が鈍るので後ろからに徹するだろう。スローでもハイペースでも終いの脚はしっかり使える地力はしっかりあり、2000でもやることは変わらないだろう。しっかり我慢して直線勝負に賭けるべきだろう

ホウオウアマゾン牡6 58.0・・・B+

 比較的我慢が利くようになっており、番手のスローペースで折り合いがつくようになっていることでここでも期待はしたいのだが、実績に対して斤量が58キロと重く厳しいか。坂の無い新潟は合いそうなのでスムーズに行けば馬場の状態含め向くかもしれない。オッズ的にもかなり妙味がでそうなので重めに考えたい

マイネルクリソーラ牡5 56.0・・・A

 前走は出遅れが響いての5着だがソールオリエンスと同じ差し脚で上がってきており、前が残った特殊なレースだったのでむしろ評価すべきだろう。スローでも流れてもいい脚を使えるので総合力はかなり高いだろう。斤量も56キロであり、まだ成長している可能性を残していることから積極的に狙っていっても良いだろう

ヤマニンサルバム牡5 58.0・・・C

 前走は前四頭でポジション争いをしてしまったことで消耗したか。直線を向いた時点ですでに脚が残っておらずズルズル後退。今回は斤量58キロで、比較的ペースも流れるであろうことから厳しい戦いが予想される。スローもしくは中盤があるていど緩む展開を好むため、持久力が特に高いわけではないので脆さもみせるだろう

ヨーホーレイク牡6 59.0・・・A

 前走は久々のレースだったが、プログノーシスとドゥレッツァの3着なのでよくやっただろう。前目にいた馬は軒並み垂れた中で残せたのはやはり地力の高さだろう。しかし元々脚部に不安があったりする馬なので、前走の激走からダメージが残っていないかは懸念すべき点。そういった点を抜きに考えると未だ8戦しか消化しておらず、成長の余地を残していると言えるだろう。今回は斤量59キロということである程度割り引いて考えたい

リフレーミング牡6 57.0・・・B

 ここ2戦は平均ペースくらいの流れをしっかりと差し切り強さをみせる。出遅れも多く後ろからになりやすいが、後ろに展開が向けば上位に入ってくる力はあるだろう

レーベンスティール牡4 58.0・・・A

 前走の香港ヴァーズは輸送後に相当ガレていたように見え、その後の発表で483キロと大幅に増えていたことから明らかな調整失敗だと考える。香港についてから20キロ近く強引に増やしたのではないかと思うほどで、参考外でいいだろう。セントライト記念ではソールオリエンスを完封しており、地力の高さは証明済み。まだ7戦しか消化しておらず、さらなる成長を期待したい


枠順発表後、枠を加味した印


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