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平安S ピックアップ回顧

京都 ダ1900m右
馬場:良
ペース:M

平安Sラップタイム(netkeiba様より引用)

レース回顧

ハピが好スタートから楽にハナを取りきって平均的なペースで進む。隊列が決まるのが早く中盤もほぼ動きがなかった為、全体的に脚が溜まっており前残りに近い形での決着となった。内にいた馬たちは一定のペースで圧力が少なくレースを出来ており、最後まで脚が垂れることなく残すことが出来た。外を回って差してきた馬たちも脚が溜まっており、いい脚を繰り出したのだが展開的に不利な状況となってしまい主に内前を確保していた馬たちに屈した。結果としてミトノオーが1着で逃げ切り、道中内で待機して直線外に出したハピがロスの少ない競馬で差してきて2着、常に逃げ馬を外から追走していたメイショウフンジンが3着となった

ピックアップ回顧

ミッキーヌチバナ


いい枠を引いていたのだが出負けをしたことにより、序盤から外を意識したポジションを取っておりロスが大きかった。結果として内を回ってきた馬で決まっており、外を回ってきた馬にとってはどうやっても厳しい競馬になってしまった。この馬はコーナーも完全に最大外をぶん回しており、距離ロスが大きすぎて上がりもハピと同じだが走っている距離が違いすぎるのでこの馬の方が脚は使えているだろう。能力的にかなり充実しており、スムーズに競馬を出来ればもっと上の舞台でも通用するだろう


ハギノアレグリアス


内前有利の展開でピッタリハマるはずがゲートを出てから促さず10番手からの競馬に。そして道中は内から3,4列目を追走しており好走していた馬達とは逆のポジション取りをしてしまいロスが大きかった。直線もハピに前を切られてしまい少しのロスがあった。豪快にキレるような脚を使える馬ではないので立ち回りを活かして競馬をして欲しかったところだ。しっかりと3番手あたりを確保できていたら馬券内は確保できていただろう


スレイマン


とにかくタフな馬で前から厳しい競馬をしても垂れずに押し切ることが出来るのが強み。今回も展開やポジション的には抜群の競馬をしており、懸念点としては距離か。もともと上がりを使うタイプではないので、回りがしっかりと上がりを使ってきたことと距離が少し長かったことが向かなかった原因か。タフな展開で前が垂れる中を粘り込むのが好走パターンなので今回はそれに当てはまらなかったか。地力は十分にあるので今回で見限るのは早計だろう。前回京都で走ったときも全く粘りきれていないことから京都自体が合わない可能性も高い


メイプルリッジ


内目で待機しておりコーナーで外に出しながらの競馬。ハピに比べると少しロスもあったがそれでも差のない競馬を出来ており地力は高いだろう。ポジション的に後ろだったことから道中ポジションを上げていって差し損ねたが、序盤から内の中団辺りを確保出来ていたらもっと着順を上げられていただろう。1900ではこのポジションになってしまうのであれば展開待ちの競馬になってしまうため、やはり適性的にはもう少し前を取りやすい2100などになるか。1900でも展開が差しに向けば1着を取り切る力は持っているだろう。最後も垂れているわけではないので地力はしっかりと高い馬だといえる


ミトノオー


もちろん強い馬ではあるが内枠から楽に逃げて圧力も受けずにしまい37.0を繰り出せたのは展開が向いたと言えるだろう。過剰に嫌う必要はないが過剰に人気をした際には警戒をする必要がある。マーチステークスのように自分で流れを作ることの出来る馬でもあるので、今回のように逃げに向いた展開と言われる競馬もしっかりと勝ちきれたのは地力の高さと言えるだろう。しかしやはりどちらかというと後ろにも脚を使わせるような消耗戦の方が合っているかもしれない

短評

メイショウフンジン・・・展開向く。展開が向けば上位に入れる地力は証明

カフジオクタゴン・・・ゲートを出れば。展開利も掲示板止まりが多くあとひとつ足りない

グロリアムンディ・・・展開は向くも外回しでロス。覆すほどの地力はなかった

ヴィクティファルス・・・前走に続き大敗。精神的なものか

サンデーファンデー・・・ベストなポジションを確保したが大失速。連続大敗は精神面か。もっと強い馬


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