2歳新馬戦 ランク付けと注目馬(継続更新)
2024年の新馬戦のランクを主観でつけていきたいと思います
2歳未勝利戦などへの手掛かりとして残しておきたいと思っております
ここに上げた次走注目馬に関してはこちらの記事にてその後の動向を記していきたいと思っております
6月第一週
6/1
東京5R芝1600m:C
短評:ペースがかなり緩いながらも良い上りを使える馬がおらず全体としては低調。コース替わりで期待をした方がよいだろう
次走注目馬:ユイノオールイン
他馬を気にするところがあるのか馬群でも落ち着かず、直線外に出してからようやく脚を使い始めた。競馬を理解し始めたのはラスト150mといったところでそこからはフォームもよくなり良い差し足を見せた。未勝利でもそこまで人気にならないだろうし変わり身に期待
京都5R芝1600m:A(上位二頭以外はC)
短評:上位二頭が抜けており、1:33.8という好時計。3着以下は7馬身離された
次走注目馬:ダノンフェアレディ、ショウナンザナドゥ
二頭間の差は枠の差とも言えるので現状は互角の内容。新馬にしてはそれなりのペースで進み内回りで上り33.8と破格の内容。走破時計も1:33.8と新馬としては歴代でもかなり上位のタイムで締めた。二頭とも間違いなく2歳重賞戦線で注目される馬となるだろう
6/2
東京5R芝1600m:B+
短評:かなり緩いペースも瞬発力を測ることはできた。このペースで33秒台を使えない馬は現状では厳しいか
次走注目馬:クライスレリアーナ
少し出負けしてリカバリーした後にかなり掛かり通しであり、競馬の展開としてもドスローで内で脚を溜めた馬に有利な状況であったため、まだまだ上がり目を残しているだろう。直線外に出す際ももたもたしているところがあり、ドスローの瞬発力勝負では多少のロスとなっただろう。距離もまだ伸ばせそうで時計を要求されるレースで見てみたい一頭
東京6R芝1400m:B
短評:緩いペースでの決め手勝負。3着以下は上りを使えず厳しい
次走注目馬:スターウェーブ
調教でも脚の回転力が速く、現時点では短距離寄りの馬に見える。レースではスローの瞬発力勝負から最後までしっかり垂れずに押し切り。終いを加速ラップで走りきっており、2着馬が迫ってきた残り200からムチを入れられると明確に反応。脚の回転力が上がり突き放しながらのゴールイン。まだ出し切っておらず、ここからはタフなレースとなった際に距離がどこまでもつのかを測る使い方になるか。まずはマイル辺りからだろう
京都5R芝1400m:C
短評:中盤の緩み少なく地力を問われた。全体的に物足りない時計
次走注目馬:キトンインザスカイ
テンが速くスムーズに番手を取って鞍上が抑えて競馬を教えながらの完勝。時計的にはかなりレベルが低いが、あえて早めに抜け出さずにしっかり我慢しながらの競馬なので最後まで余力たっぷりで加速ラップで締めた。距離はもう少し伸びても対応できそうで、折り合いをつけられればしっかりと走れるだろう。ムチを入れられてから明確に反応を示し、操縦性もよく次走で時計面で舐められるのであれば積極的に狙いたい
6月第二週
6/8
東京5R芝1600m:B+(勝ち馬以外はC)
短評:小頭数でスローからの決め手比べ。ここでいい脚を使えないと広いコースでは厳しいか。特に不利を受けた馬もおらず
次走注目馬:コートアリシアン
出遅れてリカバリーをしての楽々上がり最速。鞍上が最後までしっかりと追っており多少気を抜くところがあるのか。出遅れのロスがありながらも他のメンバーとは能力の違いを見せつける形となったので次はもう少しタフなレースでどこまでやれるのか。出遅れもあったので多頭数のレースをまずは経験させるのはよいだろう
京都5R芝1600m:B
短評:ペースが流れて時計的には速いが瞬発力を求められた時への対応は未知数。しっかりと差してきた馬の方が狙い目だろう
次走注目馬:ジャルディニエ
中団から競馬をしてじりじりと先団に詰め寄りながらコーナーへ。追走力が良く、ハイペースでも楽にポジションを上げていき馬群も気にせず力を出し切れた。直線に入るところで一瞬狭くなり追い出しが遅れたが最後まで脚を使い2着。もっと距離が伸びても大丈夫だろうし、なにより操作性がよさそうで内枠から上手く競馬を出来れば未勝利は楽に勝ち上がれるだろう。ある程度の持続力やキレも証明できたので鞍上も戦略の幅が広がっただろう。馬券内には入りやすい馬だと考える
函館5R芝1000m:B-
短評:3コーナーでヒデノブルースカイが強引に切れ込んだことにより特に1番と5番が大きくポジションを落としてしまい後味の悪いレースとなった
次走注目馬:シュードタキライト
3コーナーで勝ち馬が外から中に切れ込んできたことによりまず最初に被害にあった馬。積極的に追走していたのに前に入られたことにより下がらざるを得ず、その結果一瞬で5馬身以上の差をつけられた。その後は立て直し鞍上がしっかりと追った結果最後まで垂れずに脚を使い3着。長く追われても垂れる気配を見せなかったので距離的な面ではまだまだ伸ばしてもよいと思える。抑えておくにはピッタリの馬だろう
6/9
東京5R芝1800m:A
短評:時計もかなり速く上位二頭は相当なポテンシャルを持っているだろう
次走注目馬:クロワデュノール
パドックではチャカついていたが、アルレッキーノがある程度のペースで引っ張ってくれたおかげであまり掛からずに持ち味を発揮できたか。距離が伸びてもよさそうだが、折り合い面はまだ多少疑問があるので今後ドスローの競馬でしっかりと我慢できるかがカギだろう。現時点で重賞などでは有力の候補となりそうだ
次走注目馬:アルレッキーノ
前進気勢が強く押し出されるようにしてハナに立ってしまった結果、新馬戦としては流れたペースでの競馬になってしまい勝ち馬に目標とされて交わされ2着。おそらく距離もマイルか1400辺りがベストであり今回は距離が長かったのだろう。勝ち馬とは適性や展開面での差とも言え、この馬も違う路線ではあるかもしれないが十分重賞級の能力を有していると言える。次は一気に1400まで縮めてみてはどうか
京都5R芝1200m:B
短評:1200mにしてはかなり緩い展開であり、いい上がりを使った馬にしてもタフな流れでも相対的に脚を使えるのかは疑問。緩い流れなので走破時計はもちろん遅い
次走注目馬:ポートデラメール
出負けして後方からポジションを上げながら上がり最速を使い差し切った。ただし1200でスロー小頭数という条件がリカバリーをしやすくしてくれたのは事実であり、これがタフな条件になってしまうと怪しい。個人的には1400やマイル辺りまで伸ばしてみた方が安定感が増すのではないかと思うが、鞍上のコメントとしては気性面的にこの距離までのようなコメントを残しているので今後は使い方に注目したい。馬券としては過剰人気になるのであれば疑って掛かりたい
函館5R芝1200m:B
短評:平均的なペースで馬場やコース的にも前有利となったか。勝ち馬以外は横一線といったところか
次走注目馬:モジャーリオ
出負けでテンも鈍くポジションが後ろからになってしまった。しかし道中内に入れたりコーナーを外に出しながら上がってきたりと操縦性はよく終いもしっかり上がり最速で締めた。外にいたアイヨトワニと同じような脚となったが、あちらは斤量が4キロ軽いのでそこまで気にする必要もないだろう。展開的に外はロスが多く距離も足りていない印象で、マイルから1800くらいであればしっかりと持ち味をだせるか。ただまだ能力は把握できないため過剰な評価は控えたい
6月第三週
6/15
東京5R芝1600m:C
短評:スローから上り勝負になったはずだが上りも物足りず逃げ粘れてしまう。全体的に物足りない
次走注目馬:コスモコロネット
スタート後に外にいたドゥカートが内に切り込んできた煽りを受けポジションをかなり下げた。3番手辺りのポジションを取れそうな状況だったので、スローの直線勝負となりやすい新馬戦では厳しい位置取りとなってしまった。直線では人気薄ながらも良い脚を見せた。時計自体は遅く、馬格もないので軸として考えるのは多少心もとないだろう
東京6R ダート1400m:B
短評:ナダル産駒のワンツー。明らかに最後まで回転力が持続しており今後も期待できる
次走注目馬:バースウェイド
スタートから出負けで最後方から。道中はスムーズに上がってきていたのだが、3コーナーに掛かる辺りで鞍上が内に入れて前から砂をかぶる形に持っていきかなりのロス。その間に先団はどんどんと離れてしまい致命的な差となってしまった。それでも直線で外に出すと破格の脚を使い、上がり2位と1秒差をつける3F36.2で2着まで追い上げた。勝馬も同じナダル産駒ということで今後のナダル産駒のダート馬には注視していきたい
京都5Rダート1200m:B
短評:1200にしてはゆるい流れから決め手のある馬が上位に。時計としては多少物足りないか
次走注目馬:ハッピーマン
スタート後にヨレてロスするも早めのリカバリーで中団辺りを確保。馬はかなり行きたがっており、鞍上がなだめながら競馬を教える形で楽な競馬をさせずに先団を見る形で砂を被りながらコーナーを消化。直線で外に出してからしっかりと追い出してレベルの違いを見せつけ完勝。展開が緩かったことから時計的には遅めではあるが明らかにまだまだ底を見せておらず今後も期待したい
函館5R芝1200:B
短評:前に行った馬でそのまま決着。小頭数だが枠の差がポジションに反映されそのままの着順か
次走注目馬:チギリ
スタートから3番手あたりからの競馬。コーナーでもかなり追いながらも中々進んでいかず、直線半ばあたりでようやく馬が自身がやる気を見せてムチにも反応したか。まずはマイル辺りで使ってみてはどうか。今回のレースでは能力を発揮しきれておらず、この距離だと多頭数などになった場合に後手を踏む可能性は高いか
函館6Rダート1000m:A
短評:時計はかなり速く2着馬までは可能性を感じさせる
次走注目馬:リリーフィールド
メンバーとは基礎的なスピードが違うといった感じでハナからノーステッキで6馬身完勝。同日の3歳1勝クラスの走破時計と同じであり、明らかに底を見せていないことから相当の能力を持っているだろう。問題はなぜここを最初に使ったのかということであり、脚部不安等でないのであれば芝への転向も現実的だろう。この先のプランが不透明であるため言及しづらいがかなりの素質を秘めているということは間違いないだろう
次走注目馬:オカメノコイ
出負けしてリカバリーをしつつ先団に取り付く。出負けした時点で勝馬とは3馬身程の差が生まれており、リカバリーをしたことにより終いは少し脚が鈍ったか。それでもこの馬自身の走破時計は十分勝ちに等しい値であり、出負けのロスなども考慮すると未勝利などは楽に勝ち上がってもおかしくはないだろう。勝馬が強すぎただけだと言える
6/16
東京5R芝1400m:B
短評:新馬にしてはある程度流れたペースで時計は速め。しかし飛び抜けた馬はおらず、勝ち上がっても壁にぶつかりそうだ
次走注目馬:ツインピークス
スタートは出たがテンのスピード乗りが多少鈍く中団からとなる。コーナーではスムーズにいかずにじりじりとポジションを下げながら直線を迎えてしまうが直線では外に出した後にしっかりと上位陣と変わらぬ脚は使えており、能力自体は十分にあると考える。左回りが苦手な可能性もあり、テンもそこまでの反応を見せなかったことから右回りのマイル辺りで一度見てみたい。勝ち切るかどうかはわからないが馬券内には入ってきてもおかしくない能力は持っていると考える
京都5R芝1600m:B
短評:緩い展開からの加速ラップで締める。時計は遅いものの明らかな加速ラップでありまだ底を見せていない馬も多いか
次走注目馬:トータルクラリティ
かなりの緩い展開でほぼ終い3F勝負となったことから持っている能力を出し切ってはいないだろう。まだまだ伸びそうで終いのラップも10.9以上で締めておりまだ伸びしろは感じさせる。道中はかなり緩かったのだがある程度は抑えが効いており、距離が伸びてもある程度対応できるだろう。時計面での裏付けがないため極端なことは言えないが重賞戦線で通用してもおかしくはないだろう
次走注目馬:ラトラース
最初から最後まで制御不能といった感じでかなりヤンチャな馬だという印象。パドックにおいても絶えずチャカチャカしており尻っぱねも何度も見せるなどまだまだ幼い面を見せていた。それでも加速ラップを刻みながら2着に入ったことから素質の高さは感じさせる。現状の気性だと1400辺りである程度ペースが流れるとスムーズに走れそうではあるがどうなるか。極端に過剰人気になるようだと気性面の問題から割り引きたい一頭だ
函館5R芝1200m:B
短評:急な雨も時計的にはそれなりに速く、芝への影響がどれほどだったか判断が難しい
次走注目馬:ダイチラポール
出負けしてからリカバリーにかなりの脚を使ったにもかかわらず終いを0.5差をつけて最速の脚を使い2着。時計的にも平均的な時計は出せているのでスムーズに行けば更に上昇を見込めるだろう。距離を伸ばしても対応は出来るだろう
6月第四週
6/22
東京5R芝1800m:B+
短評:稍重だが馬場的には軽く上りも出た。ドスローから決め手が使えそうな馬が多く期待できるだろう
次走注目馬:テーオーシュタイン
出負けでロスしたがそこから促すと一気に加速しリカバリー。しかし内枠から上がりすぎてしまい、鞍上が抑えると今度は極端に失速。その後中団後ろで落ち着き上り2位を使い6着。ラチ沿いを突こうとしたが塞がれて内に切り返すなど直線でもロスがあり、その中で上り33.4を使えたのは収穫だろう。乗り難しそうなところがあるが持っている能力は相当に高いだろう。競馬を教えながら徐々に育ててもらいたい
東京6R芝1400m:B(勝ち馬以外はC)
短評:勝ち馬が圧倒的な競馬をしたがレベル的には疑問
次走注目馬:サトノカルバナル
芝1400mでドスローの流れにしては上りや時計的には疑問。もちろん終いはかなり流していたので推定33.5くらいまでは出るだろう。あまりにも楽な競馬だったのでどれほどの能力かはまだ把握できず。7馬身差ということで過剰人気になってしまうのであればある程度割り引いて考えたい
次走注目馬:デアマトローナ
3番手あたりからスムーズに競馬をしていたのだが終いの切れ味の差がありすぎて完全に前が詰まったような形になってしまう。逃げ馬に蓋をされ内に逃げるもそこでも壁。そこから外に出すも今度は後ろから外を閉められロス。ようやく抜け出したころには勝ち馬と致命的な差が生まれていた。ロスがなければどれくらいの走りをしていたかはわからないがおそらく勝ち馬と二馬身差以内には詰められていたと考える。次走過小評価されるのであれば積極的に狙っていきたい
京都5R芝1400m:B
短評:スローからの決め手勝負。内回りで33秒台を5頭使えたのは期待できるか。全体時計は遅め
次走注目馬:ラプラーニュ
道中スローでかなり掛かっており、競馬自体も外々を回ってロスの多い内容でありまだまだ上積みを見込めそうな一頭。終いも加速ラップで終えることが出来ており、もっとスムーズに競馬を出来ればさらに良くなるだろう
次走注目馬:アーリントンロウ
出負けしてからリカバリーをしつつ、外目に回しながらしっかり先団にとりつき直線を向いてから外に出し素晴らしい脚を使った。操縦性もよく、出負けが癖にならなければかなり能力のある馬だと言えるだろう。ラスト1Fは加速ラップで11.0くらいは使っているだろう。距離を伸ばしてもよさそうだ
函館5R芝1200m:B
短評:スローにしては時計的にも比較的速く、勝ち馬はまだ上昇を見込めるか
次走注目馬:カルプスペルシュ
スタート後にヨレて外へ膨らみそうなところをちょうど他馬が来てくれたので収まった。まだまだしっかりしておらず不器用なところも見えるが能力面でみると2枚程上だろう。直線では前が開かず、外に体を当てて進路を作ってから100mほどで差し切った。調教の時点でゆったりとスケールを感じさせる走りをしており、距離ももう少し長くてもよいだろう
6/23
東京5R芝1600m:B
短評:稍重かなりのスロー。馬場は普通にコンディションもよくちゃんと伸びる。時計は少し掛かるか
次走注目馬:ジョリーレーヌ
極端に遅い流れに多少掛かったもののちゃんと落ち着きしっかりと脚を溜めることができた。コーナーから直線の入りもスムーズであり、慎重に追い出してノーステッキで完勝した。ノーステッキだったのは余程手ごたえがよかったということだろう。ラスト1Fも10.9を記録しており、まだドスローのレースを経験しただけではあるが素質も十分に感じさせる
京都5R芝1800m:B
短評:雨も降りこの頃から内が厳しくなっており、明らかな外伸び馬場。ペースもドスローで判断が難しい
次走注目馬:内を走った馬から挙げたいが気になる馬がいなかったので該当なし
函館5R芝1200m:C
短評:新馬小頭数にしてはペースが流れて地力の必要な内容となった。全体的に物足りないか
次走注目馬:該当なし
6月第五週
6/29
福島5R芝1200m:C
短評:残り600m区間が緩く400mの末脚勝負となった。時計的にはかなり遅め
次走注目馬:ファリーザ
テンも少しもたつき中々加速がつかなかったり、コーナーでのペースがかなり緩く前に有利な展開となり400mほどしか追えず差しきれなかったがまだかなり脚を余している。反応がまだまだ鈍いがムチを入れるとしっかりと脚を使ったため、鞍上もしっかりと修正して次は乗るだろう。テンの鈍さと加速の遅さがあるので距離を伸ばしながら使っていくのが良いだろう。この馬とは違い、3着に入ったロードヴェルトは残り600から脚を使い出し切っているので上積みは少ないだろう
福島6Rダ1150m:C
短評:新馬で前傾ラップで流れた競馬をするも勝ち切ったのは最軽量ハンデ馬であり、時計も遅い
次走注目馬:該当なし
小倉5R芝1200m:C
短評:九州産馬での新馬戦。勝馬は楽勝も、同日の2歳新馬戦では勝馬から9馬身差離されての5着のタイム
次走注目馬:ランインザウインド
レース自体のレベルが低く、まだまだではあるのだが上積みを期待できるとしたらこの馬だろう。ゲートは素直に出たがテンの加速が鈍くじわじわとポジションを落としたが、コーナーに入ると手応えが良くなり外に膨らむロスもありつつも最後まで脚を使った。走り方も良く、馬体もまだまだ絞れそうでヒモに入れておきたい
小倉6Rダ1000m:B
短評:同日の3歳未勝利はレベルが高かったが、勝馬はそこでも6着相当の時計で十分な走りを見せた
次走注目馬:コスモストーム
ゲートは少しアオリながら出負けをしたもののすぐにリカバリー。いいテンの速さを見せながらも最内から外に回してしっかり差し切る操縦性も見せた。この時期の新馬としては時計も早めで、この馬自身は推定加速ラップで終いを締めていることからも距離が伸びてもプラスに働きそうであり、馬格もあるのでこれからの成長に期待したい。上で人気がなければ狙ってみても面白いだろう
函館5R芝1200m:B+
短評:勝馬がハナから上がり最速で楽勝。勝馬以外は厳しい内容
次走注目馬:エンドレスサマー
スムーズにハナを奪いノーステッキで上がり最速を使い完勝。出し切っておらずも時計的にも高水準であり、重賞戦線でも戦えそうな内容か
函館6Rダ1000m:B
短評:時計もそれなりに速くここから上積みがあれば次走も好走出来そうな馬も
次走注目馬:アースミューズ
時計的にはそこまで特筆するものではないのだが、多少出負けをしたところからスッと加速がついて最前線に並んだ。無理してリカバリーをしたわけではないので終盤でもスタミナが切れること無く走りきれば。スタートがスムーズで距離も長くなればもっと楽に走れるか
次走注目馬:フラッシュポイント
おそらくコーナーの入口で砂をかぶり失速するもそこから立て直し最後はしっかりと脚を使い2着。直線での手応えはよくスムーズに行ければ。距離
も伸ばしていいだろう
6/30
福島5R芝1800m:B
短評:緩い展開で時計は遅いものの勝馬は終いをかなりの加速ラップで走っている為次も期待できるか
次走注目馬:デルアヴァー
スタートで前を切られ後方から。かなりのスローで後方からになるも外外を回り能力だけで明らかに違いを見せた。終いも最後まで明らかに引き離しながら終わっており、かなりの加速ラップとなっただろう。適応出来る距離の幅も広そうであり、広いコースでの競馬も観てみたくなる一頭だ
次走注目馬:キャノンビーチ
出負けからスムーズに中団外目を確保するも、暴走気味に捲ってきた馬に引っ張られこの馬も制御が効かなくなったようなかんじで捲ってしまった。それまではスムーズだっただけに勿体ない競馬となってしまった。持っている能力自体は高そうであり、オッズ的に人気をしないのであれば積極的に狙うべき馬だろう
福島6R芝1200m:B
短評:緩い流れからの決め手勝負となった。これで残せない先行勢は厳しいだろう
次走注目馬:ニタモノドウシ
かなり出遅れたにもかかわらず終い楽々抜けてきてラストも全く垂れず。緩いペースだったので時計自体はかなり遅いが使っている脚を考えるとかなり期待を持てるだろう。1400辺りでも良さそうだが現状の懸念点としてはスタートだろう。オッズ次第では警戒か
次走注目馬:ナムラトロム
それまではスムーズにこなしていたものの、コーナーではうまく回ることが出来ずにスピードに乗れなかった。内にモタれながらコーナーを回ってきたので次は左回りを使うか
小倉5R芝1200m:C
短評:九州産馬限定戦。レベルはかなり低くこの先は期待しづらいか。これでも上位人気3頭で決まり荒れた展開ではなかった
次走注目馬:該当なし
小倉6R芝1200:C
短評:ペースは流れた扱いだがレベルが低く相対的にハイペースに。現状ではどの馬も厳しいか
次走注目馬:該当無し
函館5R1800m:C
短評:時計としては物足りず前残りの波の無いレースとなった
次走注目馬:プレシャスデイ
ゲートで1秒近く出遅れており後方からじりじりとポジションを上げながらコーナーでは内目に切り込んで狭いところをしっかり割って伸びてきた。出遅れがなければまだまだ伸ばせる内容だろう
7月第一週
7/6
福島5R芝1800m:C
短評:かなり緩い展開も2番手にいた勝馬が上がり最速を使い勝利。ドスローから終い垂れてるのもかかわらずいい脚を使える馬がおらず
次走注目馬:カポレイラ
まだまだ幼い面が多く競馬をあまり理解できていない印象。内の中団からレースを進めたが、コーナーで前の手応えが悪く詰まりそうなところを外に回しながらで膨らみながらコーナーを消化したことでロスがあり前と離された。直線に向いてからの伸び味は一番良く、次は緩めのコーナーで直線が長いコースで見てみたい。レースレベルは低いがもう少し上積みは見込めるだろう
福島6R芝1200m:C
短評:逃げ残りの平凡な時計も2着馬は光るものを感じる
次走注目馬:アルデショワ
多少強引な面もあったものの3,4番手あたりをキープしつつ前を伺いながら直線へ。直線で前にいた馬が大きく外へヨレてきて一瞬完全に前を切られたことでコンマ数秒追い出しを待たされた。追ってからの脚の回転にはまだまだ余力があり、まともに走れば遥かに上積みを見せるだろう。距離ももう少しあっても問題なさそうだ
小倉5R芝1200m:B
短評:緩みのないラップで時計も速め。地力を問われるレースになった
次走注目馬:タマモティーカップ
スタートから急がせること無く前を見ながらの競馬。前が開けていても楽に折り合いがつき無駄な消耗がほとんどなかった。直線では前で残りそうな馬をしっかりと差し切った。切れる脚と言うよりはワンペースで持続力のありそうな脚の使い方であり、緩いペースで上がりを求められるよりもは持続力を求められるレースの方が合っていそうか。折り合い面や操縦性も良さそうでもう少し距離を伸ばしても対応できそうだ
次走注目馬:セルヴァンス
出負けをしてからリカバリーをして番手まで一気に上がったのでかなりロスはあったがテンの速さも見ることは出来た。番手に付けて鞍上に抑えられて抵抗するなど気性面でまだまだ幼いが、スムーズに競馬が出来ればもう少し上積めるだろう。今回は多少のロスが重なり最後に少し垂れたが、スムーズに行けば勝ちきれる内容だっただろう。距離はここが合っていそうだ
函館5R芝1200:B
短評:タフな馬場。好位からスムーズに競馬を出来た馬がしっかりと勝ち切る。2,3着馬は出負けしており地力的にはまだまだ見込めるだろう
次走注目馬:アンジュアルディ
外から寄られての出負けからテンも加速がつかず最後方からの競馬。残り800くらいから捲りを仕掛け外外を回りながら馬群に取り付き最後は能力だけでなんとか3着に滑り込んだ。最初から最後までロスだらけであり距離も短いだろう。完璧に近い競馬で300mほどしか追っていない勝馬との差をじりじりと詰めているのでマイル以上の距離でもやれるか。地力的にはかなり高いと考える
次走注目馬:ピコローズ
好位から完璧な競馬。上がりが遅めなのは前を見ながらの競馬だった分であり、4角の通過が12.4とかなり遅かった為であろう。直線に入ってから間を割ってしっかりと追われて最後まで垂れずに走りきった。欲を言えばあそこまで脚を溜めることが出来たのならもう少し終いの1Fを出してほしかったか。現時点では高いレベルになっても相手なりに走れそうな感触はある
7/7
福島5R芝2000m:B+
短評:新馬戦の2000mとしては緩まずに時計も出た。ある程度信用していい内容だろう
次走注目馬:ジェットマグナム
中団から。道中馬が行きたがってじりじりポジションを上げるが、鞍上に抑えられると比較的素直に従いしっかりと脚を溜めることが出来た。時計もこの時期の2歳にしては速く、理想的な競馬を出来たと言えるだろう。終いも逃げた馬がほぼ垂れなかったがそれ以上の脚を使い差し切ったことはかなり評価出来るだろう。2歳の重賞戦線での活躍が楽しみ
次走注目馬:リトルジャイアンツ
好スタートからハナを確保。ハナを取って一度息を入れてからは後半1000mをじりじりとペースを上げながら最後まで粘りきった。直線でも垂れること無くしっかりと脚を使えており、持続力の高い馬だと想定できる。直線の長いコースではどうなるかはわからないが、ペースが比較的速くなりがちな小回り平坦なコースは合っているだろう。今回は勝馬が強かっただけでそれを除けば高いレベルで完勝の内容だった
次走注目馬:ピエナフェーヴル
まだまだ幼さがありテンも遅くコーナー4つを常に外外を回ることになってしまいロスの多い1戦となった。最後は止まってしまったが潜在能力は高そうで、1戦毎によくなりそうな感触を受ける
福島6R芝1200m:B−
短評:レースレベル的には低いが勝馬は出し切っておらずまだ底は見せていないか
次走注目馬:セイウンビッグバン
前を見ながら余裕を持って外目を追走しつつ楽に勝ちきり。楽に追走を出来ている為コーナーで前を捉えにいったときの手応えがよく、その後も垂れること無く走りきった。レースの時計自体は遅い分次は過小評価をされがちなオッズになるだろう。十分に上積みを見込める馬だと想定
小倉5R芝1800m:B
短評:かなり緩い展開からの決め手勝負。特に上位2頭は出し切っておらず時計だけでの判断は早計
次走注目馬:ジョバンニ
出負けからテンでリカバリーができ外目前のポジションを確保できた。緩いペースで前のポジションを確保出来たことは大きく、直線に入る頃には先頭でそこから更にしっかりと脚を使った。早め先頭から11.6−11.2の加速ラップでしっかりと走れており今後も楽しみな馬だと言えるだろう。タフな展開でどうなるかはもちろん未知数
次走注目馬:バズアップビート
スタートしてから他馬に噛みつかんばかりの様子で気性面にかなり問題を残していそうではあるが能力面ではかなり高いものを持っているだろう。勝馬が終い11.6−11.2のラップを刻んでおり、直線に向いた時点で勝馬との差は3馬身あったがそこから2馬身縮めているので切れ味は十分に持っていると考える。あとは気性面でどれだけロスを減らしスムーズに競馬を出来るか。鞍上もこのまま継続騎乗してもらうのが理想だろう
小倉6R芝1200m:C
短評:平均的なペースで時計的にも遅く、勝馬も軽斤量であるため評価はしづらい
次走注目馬:該当なし
函館5R芝1800m:C?(重馬場ドスローで難しい)
短評:渋った馬場でドスロー。決め手もかなり削がれており判断が難しいがレベル的に高いということはないだろう
次走注目馬:マジックサンズ
出負け挟まれてのスタートでいいポジションが取れずに少し後手の競馬。ドスローで自然とじりじりポジションを上げながら直線の手応えは数段上。展開的にも時計的にも判断できる要素が少ないため過剰に評価は出来ないが特に下げる要素もなく、未知数な部分が多いことから次走はしっかりと抑えておくべき馬だろう。サンデーレーシングで半姉コナコーストのキズナ産駒ということで甘く見るべきではないだろう
7月第二週
7/13
福島5R芝1800m:C
短評:緩い流れから道中もペース上がらず。時計的にも物足りず
次走注目馬:タキノボリ
内の中団から脚を溜めながらの競馬で仕掛けどころで外に切り返しながらしっかりと脚を使った。内で待機していた為、少し仕掛けが遅れた部分もあり最後までしっかりと伸びていた。レースレベル的にはかなり低いのだがもう少しレースレベルが上がっても対応できるだろう。ヒモには入れておきたい。最低人気からも分かる通り調教も全くと言っていいほどやっておらずここからの調教の数字にも注目していきたい
福島6R芝1200m:B−
短評:新馬としてはある程度のペースで進み差し決着となった。
次走注目馬:ルチアーナ
出遅れてからもテンが乗らず馬群からかなり離される。展開的に差せる流れであったのは確かだが、じわじわとスピードに乗り始め最後もかなり余しながら上がり0.6差での2着。1800くらいまではとりあえず走れそうか
小倉5R芝1800m:B−
短評:かなり緩いペースで進み全体時計も遅いが勝馬はまだ余力ありか
次走注目馬:マジカルフェアリー
序盤から揉まれながら馬群で我慢させる事ができた。コーナーでは追われても反応の鈍いところを見せるも、直線を向いてからの反応は抜群。最後まで差が開き続けながらゴールしておりかなりの加速ラップを刻んだだろう。この先が楽しみになる一頭。過度な期待はまだ難しいが底を見せていないという点では面白そうだ
7/14
福島5R芝1800m:B−
短評:平均的なペースで地力の出やすい内容。時計的に物足りず
次走注目馬:コスモイシュタル
1コーナーで前を切られ多少のロス。荒れ気味な内を走りながらも最後まで粘り込み根性を見せた。現状では時計面などで特筆するものはないが成長とともに順調に時計を伸ばしていきそうな印象。レースを重ねて良くなっていくか。ヒモには必ず抑えておきたい
福島6Rダ1150m:C?
短評:時計が遅く全体的に加速ラップで差が付かず出し切れていないような内容
次走注目馬:テイエムダイスター
ポンとゲートを出て外枠から楽にハナを奪えた。ソラを使う面がある可能性があり併せられてから本気で走り加速ラップになってしまったか。馬具などで対応できれば突き放す可能性も
小倉5R芝2000m:査定不可
短評:不良馬場であるためかなり時計がかかり判断は難しい
次走注目馬:テーオーミリカン
少し出負けをして後方からの競馬。じわじわと差を詰めながら直線内から抜け出そうかというときに前の逃げ馬が大きく斜行し完全に塞がれる。調教も時計をしっかりと出せておりもう少しやれるはずなので今回の不利による6着で少しでもオッズに妙味が生まれれば
小倉6R芝1200m:B−
短評:不良馬場で道中緩み前に有利な展開となったか。時計は参考に出来ない
次走注目馬:オニマル
五分のスタートからスピードに乗るまでにかなり時間が掛かってしまい3コーナーでムチを入れる。コーナーでの全体ラップが緩んでおり、そこを外をまわしてくるなど勝馬に対してロスが大きかった。勝馬は残り400のラップが相当緩んだためラスト1Fを加速ラップで締められており捉えることが出来なかった。直線でも内にモタれる癖があるのか右ムチをいれても内に行きたがってしまうので万全に追うことも出来なかっただろう。もう少し距離を伸ばして左回りで見てみたい。まだまだ幼い面も多いだろう
函館5R芝1800m:B
短評:かなり緩い展開を逃げ馬が制す。特筆すべきは2着馬の方か
次走注目馬:リアライズオーラム
中団から馬のリズムで運びながらじっくりと競馬を教えた形だろう。ドスローの前残りになってしまったので3−4コーナーで仕掛けて外を回してきたりとロスもあり捉えきれなかった。今回は全く問題のない内容であり、次に繋がる内容と考えてよいだろう
次走注目馬:アスクシュタイン
ハナを取りきってからドスローに落として勝ちきり。番手に付けた馬よりも追わずに楽にハナを取りきるスピードや、展開的にかなり向いたとはいえ上がり2位を使い楽に勝ち切る内容は十分に素質を感じさせる。こういった馬は展開利があったものとしてオッズが下がりがちなので過小評価をされるのであれば積極的に狙っていくべきだろう。ハナを取りきってから鞍上に抑えられた時に抵抗をしたもののすぐに落ち着き自分のペースで走ることが出来た点も評価
7月第三週
7/20
福島5R芝2000m:B
短評:緩い流れからペースの上がり方も緩やかで出し切らずに加速ラップのまま終わる。2着以下は厳しい
次走注目馬:ピコチャンブラック
押し出されるようにハナを取りそのまま楽々突き放してゴール。全体的に落ち着いた隊列でコーナーでもそこまでペースは上がらずに直線少し追うだけで終わる。明らかな加速ラップを刻み、ゴール後も全く脚が衰えておらずまだまだ底を見せていない。ハナを取ってスローでも折り合える気性面はかなり評価できるので東京などの広いコースに変わっても鋭い切れ味を見せてくれるだろう。レースランク自体はBとしたが持っている素質はG1級の可能性も十分にある。なによりパドックでの立ち姿が素晴らしい
福島6R芝1200m:B
短評:平均的なペースで地力のある馬による決着となったと言える
次走注目馬:ミーントゥビー
出負けして後方からリカバリーして中団に付けるも仕掛けどころのコーナーでイマイチ加速がつかず踏み遅れる。鞍上がムチを一発入れると反応し、外に回しながら余裕をもって差し切り。まだまだ甘い部分が多いものの持っているものは高く今後が楽しみ。マイルくらいまではギリギリこなせそうな感じはあるので徐々に使いながらといったところか。まだ底は見せていない
小倉5R芝1800m:C
短評:かなり緩い流れからじわじわと速くなるも時計的にはかなり遅く前有利のレース
次走注目馬:コンフォルツァ
出負けして後方からもスローで展開向かず。鞍上も横山典騎手で明らかに競馬を教えているといった内容で、前残りの中を400mほど追っただけで終わる。それでもメンバーの中では脚色が断トツでよく、次走はもう少し上積みがあるだろう。レースレベル自体は低いがスローに渋った馬場なのでそこまで気にしすぎる必要もないか
札幌5Rダ1700m:A
短評:勝ち馬と二着馬だけのレース。3着以下は基本Cとして考えるべき
次走注目馬:ナチュラルライズ
基準タイムをおよそ2.1秒上回る圧勝。当日開催された同コースの4鞍の中でも楽々の最速タイム。古馬1勝クラスと比較しても1秒以上速い時計を出しているので後2,3個は少なくとも勝てるだろう。逃げて押し切った形ではなく先団の後ろに位置を取ってコーナーでスルッと先頭に並びかける動きをしての競馬だったのも高評価。あまりの内容からこの先は芝への転向も視野に入るか。基本線としてはまずは全日本2歳優駿だろう
次走注目馬:ベルベルコンパス
スタートがとてもスムーズで加速も良くハナを奪いきる。平均的なラップを刻みこの馬自身も余力を残しながらの内容。しかし圧倒的な馬が控えており、コーナーで並びかけられるとそのまま直線で一気に6馬身突き放された。しかしこの馬自身も3着には10馬身程の差をつけており新馬としては明らかに優れた走りをしているので注目すべき。次走はおそらく1倍台になる点と、今回勝ち馬に競りかけられたことにより出し切ってしまっているので狭い間隔でのレース参戦には割り引いて考えたい。能力は十分あるのでしっかりと休養を挟めば更に上積みも見込めるか
7/21
福島5R芝1800m:B-
短評:平均的なペースを刻み、地力馬での決着か。レースレベル的には低く勝ち馬以外はかなりの上積みが欲しい
次走注目馬:ブラックルビー
スタートもしっかりと決めて先団で前を外目から見ながらの競馬。4コーナーの時点では馬なりで楽に前を捉え直線でもノーステッキで余裕の勝利。時計的には物足りないが、まだまだ出し切ったわけではないので時計から判断をするのは危険。しかしノーステッキにしてもラスト1Fはあと0.4くらいの加速ラップで締めてほしかったというのが本音。高いレベルになると決め手に欠ける競馬になる可能性はあるだろう。現状は抑えに適しているか
福島6R芝1200m:B
短評:コーナーが緩く実質直線300mだけの競馬。評価は上位2頭に絞るべきだろう
次走注目馬:アブキールベイ
時計自体は平凡だが、常にヴィンブルレーをマークしながらの競馬だったからこそであり差し切る一瞬の加速はお見事。ラスト1Fは11.3であり、それを楽々差し切るのだからこの馬は11秒フラットくらいで走っているだろう。しっかりと控えてから脚を使える点も評価できるポイントであり勝ち切ることが出来る馬だと言える。レースのレベルが高くなったとしてもしっかりロスの少ない競馬を出来るタイプであり、距離ももう少し伸ばしてもいいだろう。一度東京1400辺りで見てみたい
小倉5R芝1200m:B
短評:比較的流れたペース。上位二頭以外は厳しいか
次走注目馬:ブルーレース
先団を見る形で4番手あたりに控えていたがコーナーで前のペースが上がらずほぼ直線だけの競馬に。前の間をうまく割って抜け出してからは一瞬で突き放しまだ底を見せていない内容。緩まずちゃんと走れていたらハイペースではなくミドルペースくらいで終われたであろう内容。あと1秒くらいは少なくとも時計を詰められるのでは。調教も一番良かった
札幌5R芝1800m:A
短評:4F目からじわじわペースがあがりかなりの後傾ラップ。非常にレベルが高く、長く脚を使えた勝ち馬もそうだが7着馬まで注目してもいい
次走注目馬:キングスコール
文句なしの時計。向こう正面で全体のペースが上がり番手からハナを取りそのまま押し切った。終いの4Fを46.3で駆け抜けており、長く良い脚を使えた証拠である。速い時計のレースで2着以下が終いの1Fで減速しているがこの馬だけは加速しているのでまだまだ上積みを見込めそうだ。重賞戦線で楽しみな一頭だろう。東京などの広いコースでも十分やれるだろう。陣営からは気性面に問題が多いとのことなので様子を見つつだろう
次走注目馬:テリオスララ
勝ち馬に比べると物足りない面もあるが十分に速い時計でのフィニッシュ。勝ち馬に突き放されてからもしぶとく脚を残しており、素質自体はかなり高いものを伺わせる。牝馬としては大きめの馬体でまだ絞れそうなところもあり、今回は外を回ったことからもコーナー4つでロスもあり、次走に向けて上積みはまだまだあるだろう。ただしシスキン産駒ということもありイマイチ適性がどこにあるのかわかりづらく、スローからの切れ味勝負などではもしかしたら後手を踏むかもしれないし、ダートでも十分に走れるだろうことから陣営の判断に注目していきたい
7月第四週
7/27
新潟2R芝1400m:C
短評:かなり軽い馬場で終いの脚を使える馬が少なく、時計自体はそれなりだがレベルとしては低いか。3歳未勝利より1.3遅い時計
次走注目馬:キョウエイボニータ
先団を見る形で6,7番手あたりに待機していたものの、コーナーで前2頭に後続が付いていけず内にいたこの馬は踏み遅れる形に。外に捌いて前が開いた時点で先頭とは7馬身近くの差になってしまっており、前残りの高速馬場では致命的な差となってしまった。馬群から唯一脚を使って前に迫っており、2馬身と少しの差まで縮める脚を披露した。馬群でも落ち着いて追走できており、競馬を教えたという意味では十分な内容だったと言える。もう少し距離があっても対応できるだろう
新潟3Rダ1200m:B
短評:馬場は軽く前残り傾向。しっかりと前3頭で決まってしまっている為そこまでの評価はしづらい
次走注目馬:カフェロワイヤル
スタートヨレて内にもたれテンの加速がつかず、そのまま外々を回して直線勝負に賭けるも顎を上げたりと中々スムーズに競馬をしない。しかし一度やる気になったら最後の加速は素質を感じさせるものだった。今回は前残りの馬場ということもあり着差自体もかなり開いているが、ある程度幼さが解消されれば一気に上昇する可能性は感じる。距離ももう少し長い方がいいだろう
札幌5R芝1500m:B
短評:落ち着いた流れから決め手勝負となったか。地力の出る内容。加速ラップで締めているので上位2頭はまだ期待したい
次走注目馬:アルテヴェローチェ
外からスタートを決めてコーナーでじわじわ馬なりで前を捉え始めると最後までしっかりと伸びて勝ち切った。極端に緩いペースというわけではなかったが終いを加速ラップで消化しておりまだ上積みを期待できるだろう
次走注目馬:ヒシアマン
スタートを決めて中団前目からの競馬。コーナーでもスムーズに捌いて外に回しながら直線では後ろを突き放しながら勝ち馬に迫った。操縦性も高く未勝利はすぐに抜けられるだろう
7/28
新潟3R芝1800m:B-
短評:緩い流れからの直線勝負となったが楽に勝ち切った馬でも終いで減速しており評価はしづらい
次走注目馬:カラマティアノス
スタートは五分で中団から前を見ながらの競馬だったが、直線では前が垂れるも全く開かずに外に出してから追えたのは200mのみ。その後しっかり前と2馬身ほど一気に詰めて終了。3着とはなったが次走への教育と思えば問題ないだろう。レースレベル自体は低いのでもしかしたら6倍くらいはつくかもしれない
新潟4R芝1600m:B-
短評:マイルだがかなり緩く、終い3Fのみの競馬と言って良いだろう。上位二頭はしっかり脚を使い素質馬というところは見せたが特筆するまでの能力でもないか。一着馬は内有利の馬場を外から差してきているので数値以上の評価はするべき
次走注目馬:アンダーザライト
スタートは五分で比較的スムーズに競馬をするも直線ではなかなか加速がつかない感じで最後まで伸びずに敗北。ここからは個人的な想像ではあるのだがレースを観てても全く全力を出し切っていない感じであり、最後まで脚の回転も一定であり、レースをよく理解していないのではないかとすら思える。調教の坂路などでは時計を楽に出しており持っているものは高いと思うのだがこういった広い高速馬場は合わないか。右の1800から2000くらいで一度試してみてほしい。馬体もまだまだよくなりそうなので特に自信があるわけでもないがピックアップ
札幌5R芝1800m:B
短評:かなり緩い展開だったが上位二頭の力が抜けており終い1F0.7秒の加速ラップで全体時計もある程度まとめてきた
次走注目馬:ファイアンクランツ
調教もかなり激しくやっておりパドックでは馬体に物足りなさを見せたもののレースになるとラストにグンとひと伸び。まだタフなレースでどれほどやれるかはわからないが素質は確かだろう。気性面の幼さはあるだろうが馬体の成長とともに上昇してきてくれることを期待
次走注目馬:ブルクトーア
調教の動きはパドックでの馬体などをみてもまだまだ走るだろうという気はするのだが、どうも気性面で落ち着きがなく他の馬を気にしすぎる面があるか。今回の結果に関してはそういった面が顕著に出たことと鼻出血を発症したとのことである程度ノーカンとして次に期待したい。外目である程度流れたペースで走らせてみたいので短縮も視野に入れて期待したい
8月第一週
8/3
新潟3Rダ1800m:B+
短評:緩まない流れた縦長馬群でバテた馬続出。タフなレースでしっかり走れた馬を評価したい
次走注目馬:シンビリーブ
新馬らしからぬハイペースをしっかりと前で追走し、直線も何度かムチを入れられてしっかりと反応。タフなレースだったが終い1Fはほぼ追われていないのにもかかわらず0.1秒の加速ラップで締めた。まだ余力を十分に残しており次走以降は更に上積みを見込めるだろう。しかし馬主などの特徴を考えると次以降は海外挑戦もあり得る
新潟4R芝1600m:B
短評:かなりのドスローからの直線勝負。もちろん前有利とはなるがそれ以上の内容を勝ち馬は見せつけた。時計自体はもちろん遅め
次走注目馬:シンフォーエバー
五分のスタートから押し出されるようにハナへ。かなり緩いラップを作り出したが馬自身は落ち着いており直線残り400辺りからじわじわと鞍上に促され加速。反応もよく、ムチを入れられずとも10.7のラップを楽に刻みあとは流すだけといった内容で楽に勝ち切った。この緩いラップで3Fをしっかり追っていたら楽に32秒台前半は出せただろう。血統背景もダート色が強く、タフさも持ち合わせていそうなことからペースが流れたとしても対応できそうだ。厩舎によると今後は新潟2歳Sか
札幌5R芝1200m:B+
短評:緩みのないラップでレース時計も速く、勝ち馬の能力高い
次走注目馬:カワキタマナレア
外枠から五分のスタートを切ったが中々テンの加速が付かず、追われていても先頭集団には置いて行かれた。しかしある程度スピードに乗ってからはしっかりと持続力を見せ最後まで脚を使い差し切った。終いを11.5秒で締めて加速ラップで終えているが、常に一定の脚を披露して周りが相対的に垂れたといった方が正しいか。レース時計は十分にレベルが高く、しっかりと評価すべきだ
ヘニーヒューズ産駒ではあるが半兄にカワキタレブリーがおり芝も走る血統を持っているため今後も芝路線を進んでいくか。テンの加速の鈍さと終いの持続力の高さを考えるともう少し距離を伸ばしてもいいだろう。あとは馬体が406キロと小柄であるため成長を期待したい
8/4
新潟2R芝1600m:B-
短評:先日の新馬戦と同じくドスローからの直線勝負となったが3Fしっかり追われてのこの結果であり今の高速馬場では物足りなさが残るか。注目をするなら外から差してきた馬たちの方が無難だろう
次走注目馬:ジョウショーメイク
最内枠から五分のスタートで前に付けたいところだったが馬混みを嫌ったか一旦失速してポジションを下げてから追われて加速し詰まって顎を上げたりなどチグハグとした競馬をしており、ドスローのレースの中を落ち着きのない競馬をしてしまった。直線では全く前が開かずに内で進路を探しふらふらとするも最後は仕方なしに外へ出した。ドスローからのレースだったので終いの全体ラップは最後までほぼ落ちずに終わっており、この馬が外に出したところで巻き返しは厳しかった。
追切りの気配がよくもう少し上昇を見込めるとは思うのだが、レース内容を見ていると物足りなさも残る。今回は8着と凡走をしたため次走の妙味を加味してこの馬を注目馬としたい
新潟3R芝1800m:B
短評:かなりのドスローで直線勝負。差は付きづらい内容だが勝ち馬は相当に強いだろう
次走注目馬:ジェゼロ
テンの加速が乗らずドスローを後方からの競馬に。現在の新潟は前が止まらずしかもドスローならそれが顕著。コーナーから直線に入る際も後方外から回し明らかに不利な内容を差し切った。レースの全体時計は相当に遅く、明らかに前が残せる内容だっただけに十分に評価をされるべきだろう
追切の内容が抜群によく、馬なりでも瞬間的な加速をスムーズに行える馬であり今後の成長が楽しみ。馬体もまだ緩く、馬体重は維持しながらも張りのある馬体を仕上げていってもらいたい。今後はまだ未定だが勝ちきったことで余裕のあるローテを組めるだろう。テンの加速や操縦性に疑問は残るので徐々に改善していければ
札幌芝1800m:C
短評:稍重だがそれなりに時計は出る馬場で物足りない内容。勝ち馬はスローの流れで展開を味方につけた分割引だろう
次走注目馬:リアンベーレ
出遅れて後方からの競馬。道中は外を回しポジションを上げていき勝ち馬に比べるとかなりのロスをしており、もったいない競馬となった。イマイチまだ競馬を理解していないのか手ごたえ十分で直線に入ったがスイッチが入るのが遅く、差し損ねてしまった。レースレベル的には高くはないが終いの脚などは見所十分であり、おそらく中一週で使ってくると思われるので次はピリッとした競馬を期待したい。能力をしっかりと出すことが出来ればまだまだ上積みを期待できるだろう。ただゲートの問題など様々な問題点もあるだろうことから明らかに過剰人気になるのであれば慎重になりたい
8月第二週
8/10
新潟5R芝1800m:B
短評:前が残る馬場で緩いペースから前脚質の馬が残した。差し馬の方を評価すべきか
次走注目馬:エデルクローネ
五分のスタートを決めるもあまりテンの加速が乗らずに中団後ろ辺りからの競馬に。ペースは比較的緩く、馬場も軽いため直線は前残りの競馬になったがクビ差まで追い詰めた。上り最速ではないのはそこまでのドスローではなく前を最低限捉えられる位置にいたため問題はないだろう。馬場的に前が残りやすかったことが大きいだろう。フィエールマン産駒らしく距離はまだ伸ばしても対応できそうだ。テンの加速の乗りがよくないので今回のような前残り馬場だと差し損ねる可能性はあるため明らかな過剰人気は疑ってかかるべきか
次走注目馬:フェスティヴルキナ
五分のスタートから常に落ち着かずに掛かっている時間が長かった。前進気勢が強く、周りに馬がいる状況で我慢をさせられかなり消耗したか。それでも直線では一瞬の脚で近くの馬を置き去りにし素質の高さをみせたので1400m辺りに短縮するとさらに上積みを見込めるのではないか。一瞬の脚を持っているので距離を短縮して右の小回りでみてみたい。可能であれば外目の枠で
新潟6R芝1400m:C
短評:緩まない展開と軽い馬場を考えると時計的にも平凡な内容か。勝ち馬は出し切ってはいないがレースレベルを考えると少し足りない面もあるか。判断できないので注目馬には入れず
次走注目馬:該当馬なし
中京芝1200m:B+
短評:開幕週の高速馬場を抜きにしてもスローからのこの全体時計は十分な内容
次走注目馬:エイシンワンド
五分のスタートだったがテンからスムーズにスピードに乗り、良いポジションを取ることができた。最初に少し促したにもかかわらず終いはムチを入れられるとさらに伸びて楽々逃げ粘る馬を差し切った。この馬自身は最後まで加速ラップで走っているとみられ、この先が楽しみな一頭。懸念点は最初に促したことで少し掛かり気味でレースを進めてしまい、距離を延長したときなどにスムーズに運べなくなる可能性は出てくるのかもしれない。掛かり気味でこのレースを出来るのであれば能力的にはかなり高いと言えるだろう。あとはタフな馬場や展開でどうなるか
次走注目馬:クラスペディア
スムーズにハナをとって逃げて上り二位の脚を使い二着。1200mにしては緩めの流れで開幕週の高速馬場の助けがあったとはいえ十分に強さを見せたと言える。次走で過剰に人気になるのであれば疑ってかかるべきではあるがそこまでの人気にならないのであれば十分に上位を期待できる一頭だろう
札幌芝1500m:B
短評:緩みの少ない流れで地力の高い馬で決まる
次走注目馬:ウォーターエアリー
スタートでかなり出遅れて最後方からの競馬になった。小頭数の競馬だったのは救いでありそこまで馬群も伸びることなく前を狙える位置で追走は出来た。緩みの少ない平均的なペースで3コーナーから馬の間をスルスル上がっていったのだが、4コーナーで前の3頭を割ることが出来ずかなり待たされて勝ち馬が抜け出すのを待ってからその外を通らされたことが致命的なロスとなってしまった。勝ち馬も十分に能力のある馬だったことで最後は粘り切られてしまったがしっかりと差は詰めており、明らかな出遅れからの競馬となってしまったことを考えれば十分に期待できる一頭だと言えるだろう。ただしかなりの出遅れをやらかしたので、次走が他頭数になるなど条件面で厳しそうなのであれば難しい面もあるだろう。スムーズにスタートを決めることが出来ればほぼほぼ勝てるくらいの能力はあるだろう。馬体重はこれ以上減らしたくはない
8/11
新潟5R芝1600m:C
短評:ある程度流れて地力の出るレースに。マスカレードボールは勝ちはしたが物足りない印象。気性面でもまだまだ課題があるだろう
次走注目馬:該当馬なし
中京5R芝2000m:B
短評:開幕週の高速馬場とはいえ後半の決め手を見せた馬は特筆するべき能力
次走注目馬:カムニャック
五分のスタートから馬なりで後方から。最内枠だったのだがよほど自信があるのか序盤からすぐに外に回し常に外目からの競馬に。レース展開的には前半1000mが1分4秒1とかなり緩い流れとなった。後半も1400mまでは13秒台のラップを刻んでおり相当に緩い競馬となったのだが一瞬の切れ味を見せつけた。外からスムーズに抜け出しラスト2Fをノーステッキで10.9‐10.9という抜群の脚を使い完勝。気性面、決め手共に新馬戦としては文句のつけようの無い内容であり、重賞戦線でも通用することを期待したい
次走注目馬:リビングストン
道中は適度に距離を保って落ち着いて競馬を出来ていたのだが、コーナーで馬群がギュッと圧縮した辺りから前との距離が近くなり馬の集中力が一気に失われた印象。直線でも進路を探してフラフラしており、鞍上も新馬戦なので強引にいくのを控えたような内容。最後まで満足に前が開かなかったが脚が無いのか気性面に問題があるのか単純に壁になっていたかの判断は難しいところ。しかし新馬戦で530キロもあり、今後絞りながら使うレースを探っていけば十分に上積みを見込める一頭だろう。オッズがおいしくなるのであれば次はしっかりと狙うべきだと考える
札幌5R芝1800m:B
短評:二頭が離して逃げ、道中ペースが速く前には厳しい競馬となった。中団馬群は緩みの少ない平均的なラップを刻み、出し切った感じがありここからの上積みは少ないと思われるので注目馬はなし
次走注目馬:該当馬なし
8月第三週
8/17
新潟5R芝1200m:B+
短評:緩みのない流れをハナから楽に突き放す。地力が出る流れなので二着以下(特に先行馬)は次走そこまでの上積みは見込みづらいか
次走注目馬:エコロジーク
ポンとハナを切って緩みの少ないペースで楽々逃げ切り。最後の200mもほぼ追わずに流して終わっているのでまだ上積みは期待できるだろう。距離的には適正か
次走注目馬:キャッスルレイク
五分のスタートからテンの加速が甘くポジションを取り切れず。中々レースに集中できずにようやく加速し始めたのは残り200m辺りから。距離も足りていないと思われマイルから1800m辺りを使ってみると良いのではないか
新潟6Rダ1800m:B
短評:ミドルペースも中盤が極端に遅く前に向いた流れ
次走注目馬:ジャナドリア
パドックから緩さはあるものの素晴らしい馬体を披露して周回しており今後に期待したい。まだ抜け出してからの甘さはあるものの、ゴールドドリームと同じように相手なりにしっかり走るような馬であるような期待感がある。使っていくほどに緩さが抜けてきてどんどん強くなっていくことを期待したい。勝ち方としてそこまでのものではないので次走以降のオッズは美味しくなる可能性もある
中京5R芝1400m:C
短評:新馬としては平均的なペースで直線を迎えるも目立った脚を使えた馬はおらず
次走注目馬:パリコレジェンヌ
大外枠から素晴らしいスタートを決めハナを取る。直線でもなんとか粘るもあと200程は厳しくなってしまったのでまずは1200mから試すだろう。その後は1000mなどでも面白そうであり、開幕週など前が残る馬場で買いたい
中京ダ1800m:B+
短評:時計的にはある程度早く、勝ち馬は次走以降も楽しみ
次走注目馬:クァンタムウェーブ
スタートで寄られ躓き後手を踏んだがすぐにリカバリーをして中団前目の内を確保。砂を被らざるを得ない位置を取ることになってしまったのだが馬自身は問題なく、向こう正面で外に出しつつ促されると楽々と抜け出した。時計自体も速く今後も期待できるだろう。スタートをスムーズにこなせるとさらに上積みは見込めるだろう。しっかりと最後まで追われているので余力としては少なく、次走過剰人気になった場合は考えるべきか
札幌芝1500m:B+
短評:コースレコード。緩みのない流れで地力を発揮
次走注目馬:メリディアンスター
良いスタートからしっかりとハナを取り切る。テンのスピードの乗りはそこまでではなさそうで相手が強くなると後手を踏む可能性はあるか。それでも直線では後ろを突き放しコースレコードで快勝。逃げてこそという馬でもないとは思うので次走以降は好位からの競馬も見てみたい。モズアスコット産駒ということで今後は様々な選択を視野に入れられる点も魅力。1500mでは終いで少し上がってしまったので距離は縮めていくかもしれない
8/18
新潟5R芝1800m:C
短評:素質馬プリモシークエンス弾けず。緩い流れからレースレベル自体もかなり低く評価はしづらい
次走注目馬:該当馬なし
中京芝1600m:C
短評:前にタフな流れになり総崩れ。展開だけのレースとなりレベル的には低いと見ていいだろう
次走注目馬:該当馬なし
札幌5R芝2000m:C
短評:そこまで緩んでいないペースだが全体的に時計が遅く評価はしづらい。この全体時計で最後まで追われているにも関わらず終いがかなりの減速ラップとなっているのもマイナス評価
次走注目馬:該当馬なし
8月第四週
8/24
新潟5R芝1600:C
短評:マイルでかなり緩いペースも全体的に上りを使えず全体時計もかなり遅い。勝ち馬もこのレースレベルでは評価しづらい。前残りの展開を差したことは評価
次走注目馬:マピュース
テンの加速はあまり乗らず後方からの競馬。レース展開としてはかなり遅く、前が残る展開だったが直線だけで後方から差してきた。しかしレース自体のレベルとしてはかなり低く、前にいた馬がある程度走れる馬であったのなら届かなかっただろう。抜け出した瞬間に外に斜行したことも懸念材料。ポジションが悪いところから差し切ったことでこの馬自体はこれ以上の着差をつけるのは難しかったことから注目馬に登録。まだ底を見せていないという面を期待。過剰なオッズなら厳しいだろう
新潟6Rダ1200m:C
短評:ペースは速く差し競馬に。前から残った馬はいたが軽斤量であるため素直に評価はしづらい
次走注目馬:該当馬なし
中京5R芝1600m:B
短評:スローペースから前残りだが全体的に調教の良い馬が多く、展開有利で上位に入った馬達も能力的にはまずまずあるか
次走注目馬:ミュージアムマイル
完全な出遅れでゲート内に取り残されるような形からじわじわとポジションを上げながら三着まで追い上げた。常に動いていたのでうまく競馬を出来ればもっといい脚を使えるだろう。ただし次走も必ずスタートを決められるとは言えないので過剰に人気をするなら嫌ってもよいか
次走注目馬:シュネーグロッケン
調教の内容や馬体もよく走りそうな雰囲気をだしていたのだが、出遅れて鞍上が外々を促しながらポジションを上げていくとコーナーで大きく逸走してしまい終了。次走はある程度間隔をあけて問題を修正してから臨んでもらいたい。おそらく鞍上もデムーロ騎手からは変わるだろう。能力的にはかなり高いものはもっているはずだ
札幌5Rダ1700m:C
短評:平均的な流れから地力が出る内容か。全体時計としてはかなり遅く強化は難しい。勝ち馬は出遅れから勝ち切るも時計的に厳しいため注目馬には入れず
次走注目馬:該当馬なし
8/25
新潟5R芝1800m:C
短評:かなり緩い展開から特に終いでの見せ場を作った馬もおらず。全体時計もかなり遅く評価は難しい
次走注目馬:該当馬なし
新潟6R芝1600m:B+
短評:スローではあるが後半はしっかりと持続的なラップを刻み結果として好時計をマーク。前残りでおかしくないペースだがレベル差が激しかったか
次走注目馬:マイエレメント
調教から時計が素晴らしく能力面に疑うところはないのだが、道中も前進気勢が強く前に馬を置いてうまく鞍上が競馬を教えていた。どちらかというと前目で競馬を出来ていた為展開的には向いており、終いは少しラップを落としてしまっていることからさらなる上積みを期待したいところ
次走注目馬:ブルーブレイブ
多少出負けをしてリカバリーを試みたが中団後ろあたりのポジションに。新馬としては珍しく多頭数となったことも不運だったか。全体的に緩いペースで進み、勝ち馬は前からの競馬を出来ていたので能力的にそこまでの差はなくとも直線だけで巻き返すことは難しかった。まだ能力自体どれほどのものかは把握しかねるが上り33.1秒を使って展開不利だったことは確かであるため次走に期待したい
次走注目馬:フィーユチャン
多少出負けをしたが鞍上が大してリカバリーの意識もなく後方に構えてしまった為、多頭数となった今回のレースではかなり位置取りとして厳しいポジションになってしまった。新馬戦では後方馬群にいる時点で周りの馬はそこまで強くない馬に囲まれることが多く、前の集団から引き離されてしまうため最内枠だったこともあり展開的にはかなり不向きとなってしまった。それでも上り33.1を使い最速タイの脚はみせたので次は勝つとは言えないが一定の上昇は期待できるだろう
中京5R芝2000m:B
短評:緩いペースから残り2Fの競馬。11.1-11.1のラップを刻み瞬発力のある素質馬が順当に上位に入った
次走注目馬:クラウディアイ
スタートから内の馬を前に行かせてスッとラチ沿いを確保。操縦性がよくスムーズなポジショニングを見せる。内の好位を確保しつつ直線に入ると空いたインを突いて抜け出し。すこし強引な手綱捌きで馬体が心配だったが馬はしっかりと応え最後まで後ろを突き放しながらの完勝。内からうまく立ち回ったにせよほぼほぼラスト2Fの競馬となってしまったためレース時計などは遅いが最後までしっかりと脚の回転も衰えず後続を引き離しながらのゴールであり十分に評価を出来るだろう。ただししっかりと追われている為ここからどれほどの上昇を見せるかは未知数であり、オッズと相談しながらとなるだろう
札幌5R芝1800m:B
短評:かなり緩い展開から内前が残り勝ち馬を除いてほぼ展開通りの結果となる。勝ち馬は逃げが終い減速していない中を一頭だけ違う足を使い差し切る
次走注目馬:ミッキーマドンナ
ゲート内、スタートしてからと少し落ち着かずスピードに乗れなかった。そこから促して中団あたりに付けるも馬はかなり周りが気になっており落ち着けず。まだ集中力を切らすような面を何度か見せるも鞍上のモレイラ騎手がうまく操りじわじわと外から進出し直線では明らかに前が残っている中をしっかりと差し切り1着でゴール。レースラップはドスローの中を終いの2Fを11.5-11.5と前が垂れないラップを刻まれたにもかかわらずこの馬だけ違う脚を使い差し切れたことが素質の高さを物語っているだろう。現状では少し揉まれ弱そうな面があることと次走ではモレイラ騎手が乗れなさそうなことが懸念点か
8月第五週
8/31
新潟5R芝2000m:B-
短評:あまりにもスローでラスト2F勝負になり判断が難しい。どの馬も能力を発揮できておらず。次走過大評価になるなら疑うべき。時計が遅すぎてオッズ妙味が出るなら積極的に狙うべき
次走注目馬:ヴィンセンシオ
スタートは遅めもすぐに番手にリカバリー。極端なドスローのレースで判断は難しいものの、直線では一度追い抜かれてからスイッチを入れて抜き返す能力の高さを見せる。ドスローからの直線勝負なので1度抜かれると抜き返すのは厳しいのだがグンとひと伸びしてみせた。パドックから馬体のハリもよく、好馬体を見せていたことから今後も期待できるだろう。今回が極端なドスローになってしまったことから過剰な評価になってしまうと疑ってかかるべきだろう
次走注目馬:キャピタルリッチ
直線勝負となり後方にいたこの馬には少し不利な展開ではあったが、脚を使い始めると一瞬で加速し一度は勝ち馬を追い越した。勝ち馬がそこからギアを上げたため差し返されたが、直線に入ってからの脚の回転力は目を見張るものがありもう一度観たいと思わされた。レース展開的に時計が遅すぎたので基本は疑ってかかるべきだが面白い一頭だろう。終い100mは一緒の脚になってしまったのは直線が長いコースでは疑問か
次走注目馬:ジュンアサヒソラ
超ドスローのレースで前二頭に注目が集まりそうだが、この馬もしっかりと直線ではついていけているのである程度の瞬発力はあるだろう。調教もしっかりと時計を出せており、ここで1度使ってある程度タフな競馬になればしっかりと能力を発揮できる可能性は高い。完全な瞬発力勝負になりそうなレースでは少し割り引いて考えた方がよいかもしれない
中京5R芝2000m:B-
短評:土砂降りの中での極端に遅い競馬だが直線はそれほど荒れてはおらずよい上りを繰り出せた。馬の能力自体は判断がかなり難しい
次走注目馬:馬場状態が参考にしづらい為該当馬なし
中京6Rダ1400m:ー
短評:あまりにもタフな環境であるため参考外。芝からダートに切り替わるときにかなりのキックバックが発生し前有利になってしまった。
次走注目馬:馬場天候極悪な為該当馬なし
札幌5R芝1500m:B-
短評:悪天候の中を緩い展開から終い勝負。馬場が悪い中で時計も遅く判断が難しい
次走注目馬:ウェーヴレット
馬場が悪い中で内目を走っており、コーナーでは前のペースが上がる中を馬場が合わなかったか踏み遅れて直線に入るころには差を開けられてしまった。直線に入ってからもいまいちノリが悪く、しっかりと脚を使ったのは最後の50m程でありグンとひと伸びした。万全に走れる環境であれば今回よりもは走れると想定したい。しかし今回のレースではまだ能力面で信頼できるものはないので、オッズが嫌われているのであればしっかりと検討すべきというところか
9/1
新潟5R芝1800m:B+
短評:かなり緩い展開からの直線勝負ではあったが、上位2頭は特筆すべき脚を使い今後にも期待
次走注目馬:エンジェルマーク、グロスビーク
2頭ともを互角と捉えてまとめて登録。直線勝負でグロスビークをぴったりとマークしていたエンジェルマークが勝ち切ったが、グロスビークも差されてから差し返そうとする根性を見せるなど非凡なものを感じさせる。
エンジェルマークは調教からしっかりと時計を出し、鞍上の追い方をみてもかなり出し切ったという印象ではある。馬体も比較的軽めであり、しっかりと成長を期待したい
終いでグンとひと伸びしたグロスビークの方が現状では長い脚を使える可能性が高く、クラシックを狙える器の可能性はあるだろう。もの見をしたり多少反応が鈍いのは気になるところだが成長に期待したい。
新潟6R芝1400m:B
短評:勝ち馬は終始馬なりでまだまだ底を見せておらず。全体的な時計は遅め
次走注目馬:マックアルイーン
出たなりでスッとハナを取れるテンのスピード乗りの良さがあり、短距離に向いていそうな馬。新馬戦とはいえ16頭いる中で明らかに違う脚をしているのは価値が高い。前有利な新潟内回りでかなり楽な競馬をしたものの、終始馬なりといった感じでノーステッキフィニッシュ。ゴール前で気を抜きそうな感じもあったが促されるとしっかりと持ち直した。テンの加速みるからにメンバーとはレベルが違い、この先のレベルの高いレースでどれほどの競馬を披露してくれるかが楽しみではある。距離的には1200でもいいか
中京5R芝1400m:B
短評:平均的なペースから馬場の良いところを強い馬がしっかりと通って差の出る競馬となった。上位の二頭は期待できるか
次走注目馬:フードマン
1400を走る馬としては飛びが大きい印象があり、もう少し距離を伸ばしてもいいか。今回の馬場も合っている印象はなく、良馬場であればもう少し上乗せできるのでは。ゲートの出が良く、中団辺りから脚を溜められる競馬を覚えられるともっとよくなりそうな一頭。特に強引に前を狙う必要もなさそう。次はマイルか1800辺りで見てみたい
9月第一週
9/7
中山4Rダ1200m:C
短評:ペースも速く地力が出たか。時計的には遅く抜きんでた馬はおらず
次走注目馬:ナインオブレター
最内枠からかなりの出遅れをしてしまいほぼ最後方からの競馬も、道中のリカバリーでグイグイ前に上がりダートへの適性を強く感じさせた。結果としては3着までではあるが、差のない3着であり、ある程度外目の枠からスムーズに競馬を出来ると次走では1秒以上縮めてもおかしくはない。場体重が430キロ台と物足りなさは残るものの未勝利を勝ち上がるには十分な能力は持っているか
中山5R芝2000m:C
短評:馬場のコンディションが良すぎるにもかかわらずラストも物足りず。もちろん加速ラップで締めており出し切った馬は少ないが
次走注目馬:ディヴァインスター
高速馬場でかなり遅い時計でゴールしており褒められたものではないのだがレースの展開ということでそこは度外視。メンバーの中で明らかに外を回し最後まで差を詰めてのゴールということで、距離ロスがありながらも明確にこの馬が一番いい脚をみせた。メンバーレベルがどうなのかがいまいち判断できないのでこの1頭だけをピックアップ。明確な強さまではわからずもオッズ的にはそれなりに妙味は出るか
中京4Rダ1800m:B
短評:ダート1800としてあり得ないほどのスローペースになってしまい難しい。道中捲った馬が楽に勝ち切るほど遅く、上位三頭は実力はありそうだがレース時計的には判断が難しい
次走注目馬:トリポニタニア
序盤のドスローを捲ってハナに立ちそのまま楽に押し切り。レース後半は終いこそ多少落としたものの常に加速ラップで速度を上げており強さを見せた。前半の遅い流れからレースの全体時計はそこそこの時計になったことから後半はレベルの高いレースだったと言えるだろう。捲りあがって尚しっかりと最後も突き放して勝ち切ったこの馬が今回のメンバーの中では頭一つ抜けているか。しかしこのメンバーで序盤に中団後ろのポジションになってしまったり、タフなペースは経験をしていない面などはある程度割り引くべき内容か。次にどのようなレースをこなせるかが大事
中京5R芝1600m:B-
短評:かなり緩い流れからおよそラスト500m勝負。コーナーの出口付近からようやくペースが上がり10.9-11.3のラップを見せた。しかし展開有利の馬達がそのまま前残りで恵まれた競馬となったことから特に突出した馬は見当たらず
次走注目馬:該当馬なし
9/8
中山3Rダ1800m:C
短評:新馬にしてはかなりのハイペースになり全体が脚を使わされた。それを楽に覆すほどの馬はいないか
次走注目馬:フォンデネージュ
馬体もまだまだ絞る余地があり、調教もここに合わせたとは思えないほど緩くじっくりと見ていくのだろう。パドックの馬体は緩さがあるものの迫力十分であり、じっくりと乗り込めば仕上がった状態でレースを迎えることが出来るだろう。今回はレース展開的にも消耗戦となり判断は難しい1戦となったのでもう一度見るべきだろう
中山5R芝1600m:B+
短評:あまりにも軽い馬場で好時計も判断が難しい。過度な評価は避けるべきだが過剰に割り引く必要もない。ラスト11.5-10.8の加速ラップで締め、馬場を考慮した指数的には十分ハイレベルレース
次走注目馬:ファンダム
調教をほぼ馬なりで仕上げており、映像もなかった為ここまでの馬だという判断はつかなかった。調教自体は本数はこなしているものの一杯にやっておらずまだまだこの先上げてくるだろう。レース展開的にはかなり恵まれたポジションから競馬を出来ており、その点での上積みはそこまで期待できないが今回でも十分素質を感じさせる加速ラップで締めており、あとは成長と仕上げをしっかりして重賞戦線で期待したい
次走注目馬:シホリーン
盤石な競馬をするも仕掛けのタイミングの違いのみで順位が決まってしまった印象。馬場が軽すぎてお互いにラストを加速しながらのゴールとなってしまい、ひとつ前のポジションにいた勝ち馬に届かなかった。とはいえ能力としては十分に高いものがあり、未勝利戦に出ればオッズは1倍台前半だろう
次走注目馬:ダノンリュラ
まだまだレースに集中できておらず道中も直線に入ってからもフラフラしていたが終いの脚はしっかりと高いレベルのものを見せ5着。道中のポジションが中団になってしまい、前が止まらない展開だったこともありどうやっても覆らない差があったため5着という結果はそこまで気にしなくてもよいだろう。気性面的にはまだまだな面はあるがもっている能力は高いと考える
中京4R芝1200m:B-
短評:1200mとしては緩い流れからの直線勝負に。上位の中でもポジションがそのまま着順に出たという感じで特に突出した馬はおらず
次走注目馬:該当馬なし
中京5R芝2000m:B-
短評:小頭数でかなり遅い流れから道中は動きもなく直線勝負。決め手のある馬が明確に
次走注目馬:ゲルチュタール
500キロを超える大型馬で馬体を見てもまだ緩いものの終いをしっかりと使って勝ち切って見せた。4コーナーでは前を捉えようというところで外にもたれて膨らんでしまいロスがあったものの鞍上に促されるとすぐに再加速し一瞬で抜け出る脚を見せた。まだまだ未完成で能力面では底を全くみせておらず今後が楽しみな一頭。ただし1線級と決め手勝負になった際にどれほど拮抗できるかは未知数。中山などの小回りの方で良くなる可能性はあるか
次走注目馬:キタサンハナビラ
先団を見ながらの競馬で直線は良い脚を繰り出した。直線でのレースラップが10.9だった区間では勝ち馬に離されたものの、そこからラスト200ではじわじわと詰め寄り長く安定した脚を見せた。持続力があるが坂での加速がいまいちだったので京都の外回りのようなコースが理想か。それでもしっかりと走っているので現状は坂のことはそこまで考えずに長く脚を使えるコースで使うのがよさそうだ
9月第二週
9/14
中山4Rダ1800m:B-
短評:中盤が大幅に緩み砂を被らない位置で競馬を出来た馬に向いた。終いも加速ラップで楽々走っており、タフなレースになるとどうなるか。能力はあるかもしれないが、砂を被らない位置で競馬をした馬が極端に楽な競馬をしているため次走注目馬はなしとする。勝ち馬は相当に強い可能性は残す
次走注目馬:該当馬なし
中山5R芝2000m:B
短評:超がつくほどの極軽馬場でドスロー。この条件で不利なしで33秒台を使えない馬は今後芝では厳しいか。上位2頭が刻んだラップは11.6-11.2-10.7の素晴らしい加速ラップであり、馬場が軽いとはいえ優秀だろう
次走注目馬:イブニングタイド、サトノラポール
この2頭の差は単に枠の差でほんの少しの走った距離の違いでの差と考えてもよく、互角と言っていいだろう。極端な極軽馬場でドスローを前2頭のポジションを確保しており、展開的にも完全に向いておりそこまで過剰には評価は出来ない。しかし追い比べでの勝負根性をお互いにみせたことや、ラストの加速ラップは目を見張る数字であることは確かであり、次走注目馬とした。おそらくまだまだお互いに余力十分であり、今後全体時計を求められるようになるとどのような走りを見せるのかは未知数であるため、次走以降の走りに注目したい。サトノラポールに関しては次が未勝利戦になるだろうことから過剰なオッズになることが想定され、極端な緩い競馬だったことからむしろ割り引くべき馬だとも言えるだろう
中京5R芝1400m:B
短評:1400としてはペースも緩く時計も平凡であり、Bコース替わりで外から差してくるような馬には向かなかったか。調教では多くのメンバーが優秀な数値を残しており、結果よりも優秀なレースである可能性は十分にある
次走注目馬:レインオンミー
かなりの出遅れとBコース替わりで外差しという展開がかみ合わなかった。直線外に出し上り最速タイの脚を使うも前との差は中々縮まらず。パワーがまだ足りないか急坂での加速が甘く、上り終えてからゴール板前では前との差をじわじわ詰めており伸びしろは感じさせる。そこまで差の無い内容なので6着という結果がオッズ妙味を生む可能性は高い
9/15
中山4R芝1200m:B
短評:レース時計としては馬場を考慮すると平凡も、勝ち馬はミドルペースを加速ラップで快勝しておりまだ余裕を感じさせる
次走注目馬:ヴァージル
スッとテンの加速がついてハナを取り切る。ペース的には当日の馬場を考えると緩めだと言えるもので、直線を向いてからもグイグイと伸び後続を突き放した。調教もしっかりと動いており、まだまだ底をみせていない走りだろう
次走注目馬:タッチダウン
道中はそこまで速いペースでもなかったのだが、追走に苦労してポジションを上げられなかった。コーナー外目を不器用に回され距離ロスをしながらも終いは素晴らしい瞬発力を見せ、上り最速の33.7秒を記録した。追走力に疑問があるのでマイル辺りまで距離を延長してみると良いか。道中ある程度促されつつも終いでこれだけ使えるのだからスタミナ面も十分足りていると考える。ある程度人気になってしまうだろうが、4着だったということで買いやすい一頭だと言える
中山5R芝1600m:B-
短評:馬場を考えるとレースレベルとしてはかなり低いだろう。残り600でもペースがあがらず、400のみの競馬となった。しかしその競馬の中で勝ち馬だけは3番手あたりから一瞬の切れ味をみせ、今後を期待させる
次走注目馬:レイユール
全体的に低調なレースで、前のペースが上がらないまま残り400を切ってから内ラチ沿いを潜り一瞬でハナに立つとそこから3馬身半突き放した。軽い馬場で上り3Fは34.2と数字上は物足りなく映るがしっかりと追えたのは300m程であり、ラストを11.8-10.8と1秒の急加速を見せている。レースの時計などから次走以降も甘くみられそうな馬であり、オッズ的にも買いやすくなるのではないか。もちろん懸念点としては馬格が足りず408キロしかなかったので休ませながら体重を増やしつつ使っていきたいところか。近親にサトノオラシオンやシンリョクカがいるため、素質面で能力を見込まれてしまう可能性はある
次走注目馬:ランフォーヴァウ
ゲートの出が悪くその後のスピードの乗りもイマイチであり、緩い流れの中で後方になってしまいかなりロスの多い競馬になってしまった。コーナーでは早めに動こうとするも、前のペースが上がらず中団の馬群が外にかなり広がってしまい、この馬は文字通り大外ぶん回しのような形になってしまい大幅なロスをくらった。先団に付けていた馬達はかなり楽な競馬をしており、その中で上り2位を使えたのは十分能力を示すものだったと言えるだろう。調教でも十分に動けており、現時点でも十分に能力のある馬だと判断したい。勝ち馬が特に強かった為この馬が目立たないが6着という結果はオッズ的にも妙味が生まれるだろう
中京4Rダ1800m:C
短評:重馬場で時計はかなり速い馬場。前が競り合ってペースが上がってしまったところを最後方からレースに参加していなかった馬がマイペースで脚を使い差し切ったようなレース
次走注目馬:該当馬なし
中京5R芝2000m:B?(新馬としてはタフなレースで判断が難しい)
短評:やや渋った馬場でタフなレースとなり、残り1000mを切ったところからもう一度ペースが上がりスタミナ勝負となった。前に行った馬から綺麗に失速しており、途中からポジションを上げた勝ち馬は能力が高いと考えても良いか。今回凡走した馬も違う条件のレースでなら好走できる馬もいるだろう
次走注目馬:スリーキングス
スタートを切ったものの控えて先団をみるような形でレースを進める。ペースは流れていたものの道中外からポジションを上げて前をつっかけたことでさらにペースが上がる。レースが消耗戦となり直線では一度抜かれたものの、そこから抜き替えず勝負根性を見せたことが評価できるだろう。タフさは証明を出来たが、スピード面での証明はまだ出来ていないので次走もオッズ的にはつかないと思われ、面白い一頭になると考える
次走注目馬:フェアリーグレン
ロードカナロア産駒でいきなり2000を使ってきたのは母方の近親にユーキャンスマイルなど長距離でも活躍している馬がいるためだと思われ、今後は少し距離を短くしながら使うのでは。レースの内容も明らかに向いておらず、鞍上がスタートからかなり促してハナを奪った上、緩まずに後半でさらにペースが上がってしまう流れとなってしまい完全に向かなかった。せめて後方で待機出来ていたらまた違ったのだろうが可哀想な結果だと言えるだろう。調教の動きなどをみても期待できる一頭であり、今回の惨敗でオッズ的に甘く見られるのであれば期待したい
9/16
中山5R芝1600m:B
短評:緩い流れからの決め手勝負。馬群もうまく一団となり決め手のある差し馬には向いた流れだったか
次走注目馬:明確に強い馬や次走妙味のある馬はおらず該当馬はなし
中山6R芝1800m:B
短評:勝ち馬は完勝も全体的にはスローからの終い勝負となり低調か
次走注目馬:ブラウンラチェット
この馬を次走注目馬に上げるのは判断に困ったが、成長力を期待してピックアップ。メンバー的にも初戦からそこまで動きそうなメンバーがおらず、もっと圧勝となるかと思われたがイマイチ残り3Fからの加速が乗りきらずに突き放すまではいかなかった。一度広いコースで見てみないと判断は難しいが、距離的にも2400m辺りが理想とされそうな走りではあり徐々に距離を伸ばしつつ見極めていきたい。こういった素質馬は急に身が入って素晴らしい走りをしだすので現状では判断が難しい。過剰人気をする限りは割り引いて考えたい
中京4Rダ1400m:A
短評:馬場が軽いとは言え相当に速い決着。メンバー全体を見渡しても調教の時計面で優秀な馬が多く、その中でも圧倒した上位二頭は本物だろう。当日の3歳上1勝クラスと同じタイムであり、そこの勝ち馬は53キロの軽斤量馬
次走注目馬:ミリアッドラヴ
五分のスタートも芝を掻く脚の回転力が速く、楽にテンの加速をつけることが出来た。番手からすぐに前を捉えると、鞍上も後ろから1頭来てることを察知したか手を緩めることなくしっかりと最後まで追い完勝。時計もレース内容も優秀であり、ハイペースのレースでありながら終いのラップもほとんど減速しておらず、基礎的な能力の高さを感じさせる内容となった
次走注目馬:ダノンフィーゴ
少し出負けをするも鞍上が素晴らしい判断で積極的にリカバリー。道中からじわじわと前を伺いながらコーナーから直線に入るころにはすでに3番手を確保。そこから直線で勝ち馬を必死に追いかけるも中々差を詰めることが出来ず2着。道中から積極的に動いたロスはあるものの、後ろで待機していては絶対に覆らない内容だった為、スタートの差が明確に着順を分けたと言える。今後本馬もスタートをしっかり決めて道中しっかりとポジションを取ることが出来るのであれば今回の着差は覆っても不思議ではないだろう。お互いに相当にレベルの高い内容である為、今後は重賞戦線で再戦となるか
中京5R芝2000m:B
短評:緩い流れからの直線勝負。馬場もやや渋っており上位2頭はしっかりと決め手を見せた
次走注目馬:特に妙味はなさそうなので該当馬無し
9月第三週
9/21
中山3Rダ1800m:B
短評:緩い流れからの終い勝負となり前にいた馬に向いた流れとなった
次走注目馬:テンワンダーマン
道中はずっと馬群に入れて我慢させており、新馬戦としては素晴らしい経験を出来ただろう。前後左右に馬がいる状況で砂を被りながらもそこまで嫌がる様子はなく、最後はしっかりと抜け出し楽に加速ラップで締めた。コーナーで外から抜け出るときに勢いがありすぎて膨れてしまったのはご愛敬。まだまだ底を見せておらず、今回のレース内容もいい教育が出来たので次走以降も内容のある走りは出来るだろう。レースレベル自体はそこまでではないのでどれほどの能力なのかは現時点ではまだわからず
中山5R芝1600m:B
短評:超高速馬場でマイルのドスローでは後ろは何もできず。前は人気馬である程度決着しており後ろから脚を使った馬を注目すべき
次走注目馬:ナムラペルル
内枠からスタートで出負けしてしまい包まれてリカバリーは利かずに後方で待機をせざるを得ない状況に。コーナーからは前の集団が気持ちよく後ろの馬群を引き離していき絶望的な馬身差がついてしまうも残り400m手前くらいでようやく進路を見出ししっかりと脚を使えた。おそらくラスト2Fで見るなら最速の脚を使っており、全く恵まれなかった競馬で次はもっとスムーズな競馬を期待したい
次走注目馬:ハーバードスクエア
出負けしてドスローを後方で控える競馬になってしまい、コーナーも常に馬を前に置きながら外を回しており、すでに先団は余力十分で残り600から加速しており絶望的な差が生まれた。進路が取れてからはしっかりと脚を伸ばせており、2番人気の素質馬だったこともあり次走以降もしっかりと走る可能性は十分にあるだろう。今回の中山の超高速馬場ではこういった展開は度外視して考えるべきだろう
中京4Rダ1200m:C
短評:ハイペースではあるがあまりに全体的に失速しすぎておりレベル的に評価できず
次走注目馬:該当馬なし
中京5R芝1600m:B
短評:マイルが緩い展開で進んだことで極端に前に向いたといっても良いか。馬場的にもまだ内が十分残っており外を回してきた馬などは距離的にもロスはある。良い調教を消化してきている馬が多く、スロー展開なら前がしっかりと残るのも納得か
次走注目馬:マテンロウブレイブ
調教も良くそれなりに走りそうだとは感じていたのだがゲートで大幅に出遅れてしまい難しい競馬となった。内前がまだ残る馬場でスローペースを外回して大外を差してくるといったあるあるなロス展開だが、血統的にもナダル産駒ということもあり、今後の選択しとしてダート路線も試す価値はありそうだ。外を回して上りは最速で上がってきてはいるものの芝では少し切れ負けしそうな脚色ではあったのでダートの方が合う可能性は高いか。母親は芝寄りな血統なのでまずは芝から使う判断か。馬体も492キロといい馬体をしており今後の選択が楽しみな一頭
9/22
中山4Rダ1200m:C
短評:ワンツーの馬達も芝スタートの外枠から揉まれない競馬をしており判断が難しい。レースレベル的にも特筆するものはないか。勝ち馬は十分に強い可能性はあるだろう
次走注目馬:該当馬なし
中山5R芝1800m:B-
短評:緩い展開をハナからいけた軽斤量馬が押し切った形。今の中山ではこうなってしまう。上位二頭が上りも最速で突き放した形になるがレース時計自体はかなり遅く、過剰に評価するべきではないだろう
次走注目馬:該当馬なし
中京4Rダ1400m:B-
短評:レースが極端に緩み、芝スタートで外を回した馬達がただ回ってきただけの楽な競馬でレース時計は遅く判断が難しい
次走注目馬:プロミストジーン
スタートも遅れリカバリーしながらの競馬も外目の枠で比較的楽な競馬となり、先団に取り付いてからは楽にノーステッキで抜け出しV。レース的にもかなり緩んだレースであり、ダート短距離にもかかわらずラスト2Fが11.9-11.9と終い勝負になっておりあまり参考にできずも明らかに余力十分なレースで将来性十分なことからピックアップ。しかしタフなレースは消化していないので多頭数や内枠を引いて過剰人気なのであれば割り引くべき
中京5R芝2000m:B
短評:良馬場ではあるが強い雨が降り始めておりある程度力のいる馬場か。メインレース時にはそこそこタフな馬場となったようだ。ペースはかなり緩く決め手を発揮できる馬がしっかりと着順を伸ばした
次走注目馬:サトノシャイニング
2着馬に比べ良い位置を確保していたものの、急坂で後ろを突き放したのでしっかりとパワーも持ち合わせていると感じる。終いもしっかりと残しており様々コースに対応は出来そうだ。瞬間的な加速力もありそうでポジションさえ取れれば中山などの小回りコースなどへの対応も問題ないだろう。レースとしては緩いペースだった為時計は出ておらず、相手が強くなった時にどこまでやれるかは未知数も十分期待できると感じる
次走注目馬:ミラージュナイト
雨の中を馬群で我慢させ直線はしっかりと脚を使えた。勝ち馬を追いかける形で直線を消化したが中京の急坂あたりで一度突き放されるもゴール前ではグンと差を詰めた。現状ではまだタフな馬場や坂では加速が付きづらいか。平坦コースで使ってみると良いかもしれない。脚自体はしっかりと持っていると思われる
9月第四週
9/28
中山5R芝1600m:B-
短評:平均的なペースも全体的に厳しくなり、能力が一枚抜けていた馬が勝ちぬけた
次走注目馬:クレオズニードル
スタートは後手を踏んで中団後ろからのスタートも、コーナーでは一頭だけ捲り上がりながら早めに先頭に並び抜け出しV。コーナーでフラフラし、直線も内にかなり刺さりながら鞍上がなんとかまっすぐ走らせようと苦心していたが、左回りならパフォーマンスを上げる可能性はある。未完成な部分が多い中でしっかりと捲り差しを決めるのは能力的に期待できるだろう
中山6Rダ1200m:C
短評:スタートがばらけ過ぎてしまい前に行った馬がかなり楽に競馬を出来てしまう。
次走注目馬:テルユアワールド
スタートからかなり遅れて鞍上もそこまで促さなかったらその後ポジションを上げようとしたときに挟まれ不利を受けるなど後手後手の競馬となった。それでもレース上りが37.7秒のところを35.9秒と抜群の脚をみせた。もちろん届かなかったが、スタートなどを鑑みると距離を伸ばしていくのが正しいだろう。ダート馬としては馬体も物足りず、先々はどうなるかはわからないが未勝利は勝てるレベルにあるはずだ
中京4Rダ1800m:B+
短評:馬場が速く前に向いたとはいえハイペースで地力が問われる流れを前で実力馬達が押し切った
次走注目馬:ローランドバローズ
スタートから鞍上がしっかりと促して好位を取り切りそのまま直線で前を捉え快勝。馬場が軽いとはいえ、それを差し引きしても時計が良くしっかりと評価すべき内容だろう。鞍上が坂井騎手ということで継続騎乗するのであればポジションの確保にも再現性が生まれ期待しやすいだろう
次走注目馬:シュパネントウィル
最内から激しく追われるでもなくハナを取り切りしっかりと高いレベルで走り切った。テンの速度も速く再現性が高そうなことから外目の枠からでもそんなに砂を被るような不利な展開にはなりづらいだろう。馬場が軽いとはいえしっかりと好時計で走りきれたので十分次走に期待できる
次走注目馬:ゴールデンカイト
いいスタートで外から前を伺ったが内枠に2頭がしっかりと前を取り切ってしまった為3番手からの競馬に。道中は行きたがったり砂を被るポジションにいた為、新馬としてはスムーズなポジショニングとは言えなかっただろう。それでも直線では最後まで前との差を詰めながらレースを終えており、このレベルの高いレースでこの競馬を出来たのであれば次走以降も十分評価できると言えるだろう
中京5R芝2000m:B+
短評:前半かなり緩い流れも後半はペースが上がり続け持続力を問われる一戦に
次走注目馬:ロケベンドラ
五分のスタートをきれたが無理に前を取ることもなく馬なりで馬群の外目へ。道中は前がギュッと詰まりながら1000m過ぎからペースが上がり全体的に持続力を問われるレースとなったが、その中でしっかりと馬群の後ろで我慢し外を回しながら抜け出すと一気に加速し脚を使って見せた。残り200mの時点で先頭に立ち、他の馬が持続力勝負で完全に垂れるところをしっかりと伸ばし完勝。今後中距離重賞を戦っていくにあたり、今回の多頭数と長い脚を要求されるレースを経験し、それを完勝した意味は大きいだろう。しかし左前第3中手骨骨折らしいとのことで、まずはしっかりと治してもらって活躍を期待したい
9/29
中山3R芝1200m:B
短評:まだ馬場は軽めで緩めのペースだったこともあり前をとった馬で3着まで決まった
次走注目馬:エンゲルシュピール
スタート後押してポジションを取りに行ったが中々スピードに乗ることが出来ず、結局外々を回されての競馬になってしまい距離的なロスは大きかった。直線では離されたところからしっかり脚を使い前との差を詰めるもどうしようもなかった。もう少し距離を伸ばしてもいいだろうし未勝利なら勝ち切れる能力はあると考えたい。とはいえ人気サイドになってしまうなら特に狙う必要もないか
中山5R芝2000m:C
短評:緩いペースで終盤の仕掛けも残り400を切ってからなので明らかな前有利なレースとなり時計も遅く、上りを使えた馬も少なく厳しい
次走注目馬:ピックデムッシュ
中団から常に外目追走をしていたが3コーナーから4コーナーにかけて外を塞がれてしまい内を選択せざるを得なくなってしまい、進路が開かない中をようやく残り200辺りでようやく追うことが出来2着まで脚を伸ばした。コーナーも前が進んでいかず常に待たされる形となってしまっており、全く出し切れていない内容なので、今回のレースレベルが低かったとはいえ次走は十分に期待できる内容だといえるだろう
中京3Rダ1400m:B-
短評:馬場が軽く、レース時計よりもは割り引いて考えるべき。勝ち馬はチグハグな競馬をしておりさらに伸びていく可能性はあるか
次走注目馬:アートコレクション
五分のスタートをきったが内枠で中団に埋もれそうなところを外目に回して積極的にポジションを上げることができた。道中常に動かして外々を回っているのにも関わらず直線ではおそらく最後まで加速ラップで走っており1頭だけ抜けた強さを見せつけた。おそらく距離的にももっと長い距離で十分やれると思われ、無理なくポジションを取れて脚を溜められるのであればさらに強さを見せてくれるだろう一頭。今回の馬場がかなり合っている可能性はあるがそもそもの能力自体も十分に強いと想定
中京5R芝1400m:B-
短評:重馬場とはいえ時計は相当に遅く、上位二頭以外は厳しいか
次走注目馬:スライビングロード
テンの加速が甘く、後手を踏んだものの道中はじわじわとポジションを上げ、直線でも最速の脚を使い勝ち馬をハナ差まで追い込んだ。レースレベル的には疑問ではあるものの、道中動きながらもしっかりと最後まで長く脚を使えており、持っている能力は十分に高いと考える。馬場が渋っていたということがどちらに作用したのかは現状ではまだわからないか
次走注目馬:ワース
まだまだ気性面で幼く、物見なとが激しく鞍上が速めに動いて促していかざるを得なかった。直線で抜け出しても気を抜くようなところがあり、2着馬が競り合ってきた瞬間に手前を変えてやる気を出した途端にグンとひと伸びしてハナ差差し返した。能力的にまだ底が見えておらず、相手が強くなったとしても相手なりに走ることが出来る可能性が高く、オッズ妙味的にも期待したい一頭
10月第一週
10/5
東京4R芝1600m:B
短評:ラスト4Fではペースが上がらず完全な3F勝負。馬場は雨の影響もありフラットで差しも届く馬場にはなっていた
次走注目馬:ロンドボス
出負けから直線長い脚を繰り出して差し切る。ペース的には明らかに前有利な流れになりそうだがそこは新馬戦なので能力のばらつきが激しく参考にはならないだろう。2着馬が手ごたえ良く抜け出していたが、出負けで後方からの追い込み一気で脚の違いを見せた。残り200mの時点で2着馬とは3馬身近く差があるので、おそらく11秒フラットかそれ以上の脚を使っているだろう。競馬内容的にはまだまだ改善の余地はあるがしっかりと素質をみせつけた。距離は長くてもよさそうか
東京5R芝2000m:B
短評:かなりのドスローにもかかわらず後方馬群が待機しすぎて隊列が伸びてしまい完全な前有利に。
次走注目馬:レッドキングリー
素晴らしいスタートを決めてしっかりと番手を確保。ドスローにも対応してしっかりと直線まで脚を溜められた。直線を向いてからは内にもたれたりして外に出したい鞍上も苦心していたが、左ムチを入れられるとしっかりと反応し楽に勝ち切った。レース時計としては判断が出来ないが、とにかくスタートがよかったことと番手から競馬をしっかりとこなせたことはプラスだろう。終いも加速ラップで締めておりまだまだ余力を感じさせる内容
次走注目馬:ウインオアシス
完全に出負けして最後方から運んで上がり最速5着。後方馬群はドスローなのに縦長になってしまったことから完全に展開不利になっており、着順は気にしなくていいだろう。比較すべきは後方で詰まってラスト2Fしか追えなかった4番の馬との比較であり、本馬はしっかりと3F以上脚を使っているのにも関わらず4番の馬は少し前で詰まった状況から本馬に抜かれた状況から2F追いの良い脚を繰り出したのにも関わらず本馬を交わすことが出来ずに6着に終わった。それは本馬が長く脚を使えていた証拠であり、一定の評価をすべきだろう。過剰に評価をするべきではないが展開に恵まれなかった面も大きくオッズが下がるようであれば積極的に狙うべきだろう
京都4Rダ1400m:B+
短評:一頭だけ抜け出ておりレースレベルも高い。9馬身突き放しているので2着以下を評価するのは難しいか
次走注目馬:ドラゴンウェルズ
芝スタートで素晴らしい出足を見せてから無理に追わずに並走するような形をとったが馬も落ち着いており、興奮することなく脚をしっかりと溜められたのだろう。競り合われても特に問題ないことから控える競馬をしてもそこまで崩れることはなさそうで、今後の選択肢が広がりそうだ。砂を被っていないがそこまで心配する必要もなさそうか。ただしレース時計的にずば抜けたものではないので9馬身突き放したことが過剰なオッズに繋がるのであれば割り引くべきか。当日のダートは低調なレースが多く、3歳1勝クラスよりも1.2秒速かったことなども過剰評価となりやすそうな点であり、まずは次走どのような走りが出来るかに期待
京都5R芝1600m:B
短評:内回り。新馬戦としては比較的タフな内容も、開幕週の馬場を活かした内容で上位を占めておりそこまで評価は出来ないか。
次走注目馬:レベルスルール
スタートから促してポジションをとりに行くも前に入られてエキサイトして外に斜行するなどチグハグな内容。その時に11番の馬と接触などがあり、レース後に脚に傷などが見つかったとのこと。うまくポジションも取り切れず、3コーナーから手を動かして前を伺うも詰まり待たされ、内有利の状況で外に回しながら上がり最速など相当にロスの大きかった内容。気性面の問題が揉まれたことであるのならとりあえずは距離はこのままキープして前に壁を作りながら期待したい。放牧に出したので次はしばらく空くだろう。調教もかなり良い時計が出ているので今後が楽しみな一頭
新潟5R芝1400m:B-
短評:4コーナーでペースが上がらずスローの2F戦に。当然時計も遅く終いも減速ラップとなってしまい物足りなさが強い
次走注目馬:該当馬無し
10/6
東京3Rダ1600m:B
短評:重馬場で時計が出すぎたため判断が難しい。あまり参考にしない方がいいか
次走注目馬:特に次走で狙いやすそうな馬はいないので該当馬無し
東京4R芝1600m:C
短評:超が付くドスロー。全体の調教も悪くメンバーレベルが低いか。さすがにマイルでここまで緩いと速い上がりはでる
次走注目馬:該当馬無し
東京5R芝1800m:B-
短評:ドスローからの直線勝負。時計はもちろん低調
次走注目馬:エピファランド
かなり出負けをして促しながら馬群に取り付き、外を回しながらコーナーで先頭集団に並びそこからの脚比べで上がり最速タイで2着まで着順を上げた。レース全体をみても忙しくかなりロスの多い競馬だったが能力で押し切った印象。もう少し効率よくレースを出来ればはるかに上昇するはずだ
京都3Rダ1800m:C
短評:あまりにスローで全体時計も遅すぎるので評価できず。外々を回ってきた馬などはもっと走れてもよいのだが。勝ち馬も外から楽な競馬をしており参考にはしづらい
次走注目馬:該当馬無し
京都4R芝1400m:B
短評:内回りで平均的なペースを前でうまく競馬できた馬で決まる。時計は及第点
次走注目馬:チェルビアット
少し出負け気味のスタートから少しテンの加速が鈍く中団辺りのポジショニングになってしまった。内からコーナーでポジションを上げようとしても1番の馬が蓋になり加速出来ずに先団と離されてしまった。外に出して抜け出した時には前との差は致命的であり、しっかりと脚を使ったものの3着が精一杯だった。京都で走らせるならマイルの外回りなどの方が能力を発揮しやすいか。この時計で走れてまだまだ余しているのだから上積みは期待できるだろう
京都5R芝1800m:B
短評:新馬としては平均ペースである程度タフな競馬になったか。そこまで厳しくはないが先団の脚は止まってしまった
次走注目馬:セリオヴェローチェ
序盤は少し促して外目のポジションを確保してからはしっかりと追走。多少促されたりしても終い垂れなかったのは基礎的なスピードの高さを感じさせる。新馬としては速いタフなペースを追走しながらもある程度は息が入っていたということであり、同脚質同ポジションの馬達と比べても明らかに能力の違いを見て取れるので期待しても良いだろう。勝ち馬に負けたのは全体的に前が垂れての展開利だと考えてよいだろう
新潟5Rダ1200m:B-
短評:1200m芝スタートで加速が付きやすい中でペースが上がらず前有利の内容から楽々走ることが出来た
次走注目馬:ポールセン
芝スタートから楽に番手を取り落ち着いた追走が出来ていた。1200mのスローなので走った内容自体はそこまで信用するのは難しいが、ノーステッキで上がり2位に0.9差つける脚力は特筆すべきだろう。ただし馬券としてはスローからの揉まれない競馬をしたことでそこまで信用はしづらい面もあり、オッズも過剰人気になるだろうことから難しい。素直にどこまで走るのかは楽しみだ
10月第二週
10/12
京都4Rダ1800m:B-
短評:全体的にややタフな流れでスピードを要求されないレース。上りも39.6秒でかなり掛かっており大荒れとなった。上位人気2頭もこれくらいの流れで能力を出し切れないのであれば厳しいか。勝ち馬は砂を被りながらもよく脚が溜まっており楽しみだが上で通用するかはまた別
次走注目馬:明確に狙いたくなる馬がいないので該当馬なし
京都5R芝2000m:B+
短評:前半は緩い流れも後半1000m58.4秒と持続力勝負になり地力を要求された。馬場的にも軽くどちらかというと前に向いていると感じるので差し馬をピックアップしたい
次走注目馬:エテルノレガーメ
五分のスタートから中団になったが、ポジション争いの際にも挟まれそうになったがむしろ前にねじ込んでポジションを確保。その後の立ち回りをスムーズに出来た
右回りのコーナーが苦手なのかはわからないが、先団がじわじわとペースを上げながら直線を迎えたのに対し、本馬は加速がつかずに3馬身くらい置いて行かれてしまっており、その後はいい脚を使うも差し損ねてしまった。鞍上に追われてしっかり伸び始めていたこと考えるとまだ余力はあり、タフな競馬になるほど能力を発揮しそうな印象をうけた。レースは前だけで決着してしまっており、コーナーで踏み遅れたのが致命傷となってしまった
新潟5R芝1600m:B-
短評:最軽量斤量の人気馬がハナを取りそのまま楽に押し切り完勝。マイルとしては刻んだペースも遅く評価はしづらい。勝ち馬は能力はもちろんあるが判断が難しいので注目馬には入れられず
次走注目馬:該当馬なし
10/13
東京4R芝1400m:B+
短評:新馬としては緩まないペースで地力が出たレース。全体時計も速い
次走注目馬:フリッカージャブ
抜群のスタートからの息切れ。それでもしっかりと好時計で走り切っており能力は高い。鞍上が内枠スタートから押して序盤を消化したため全体的にある程度タフな展開となったこともラスト200で失速してしまったことにつながっただろう。中山の1200mなどであれば十分強いだろう
次走注目馬:レモンバーム
序盤からそこまで促すこともなくしっかりと追走出来、最後までしっかりと脚を使いハイレベルな内容で勝ち切った。十分に次走以降も期待できる内容だろう
次走注目馬:ポッドベル
スタートは少し遅れ気味でポジションは中団だが前とはかなり開いたポジションになってしまい差し損ねた形になった。差しにもある程度は向いた展開とはいえ十分に能力のある所を見せた。距離はマイル辺りでも十分にこなせるだろう
次走注目馬:オーバースタンド
好位から先団追走していたのだが、直線では伸びない内の二頭に塞がれ挟まれる形でかなりの失速をしており、その後十分に巻き返したもののレース自体のレベルも高く4着まで。ロスが無ければもっと脚を伸ばせていたはずであり、オッズ的にも妙味は出そうなので注目馬としてピックアップ
東京5R芝1600m:B-
短評:ドドスロー。全体時計は相当に遅いが直線で使える脚の上限を測るにはいいだろう
次走注目馬:ルールーリマ
超ドスロー戦をかなりの出遅れで後方から。ある程度リカバリーできるテンの脚はあり馬群の後方に付けるも、さすがにペースが遅すぎて上り33秒近くを繰り出した先団には追いつけなかった。しかししっかりと32.7秒の脚を繰り出しており、完全に出遅れた割にはしっかりと内容のあるレースを出来た。馬格は小さいので今回のような軽い馬場の広いコースで使えるうちに勝ち上がっておきたい
京都4R芝1200m:C
短評:先団のポジション争いでペースが流れ、持続力のない上位馬が崩れレベルの低いレースとなってしまった
次走注目馬:該当馬なし
京都5R芝1800m:C
短評:最後は加速ラップで終えたもののレース時計的にも終いの上りにも物足りなさが強く残る
次走注目馬:該当馬なし
10/14
東京4Rダ1400m:B+
短評:勝ち馬は速いペースをハナからさらに突き放しているので能力的には素晴らしいものがあるといってもよいだろう
次走注目馬:ベンヌ
五分のスタートからスッと加速してハナを奪いきりそのまま直線も突き放して完勝。メンバーのレベル的には疑問な面もあるが、速いラップを刻みながらも長い直線をしっかりと走り切り能力の高さを見せつけた。2着以降は差し追い込み馬のみが台頭してきていることからペース的にはタフだったであろうことは想像できるのでしっかりと評価すべきだろう
次走注目馬:クラウンハート
出負けして追走しようとするも砂を被って嫌がってしまいなかなかポジションを上げられなかった。それでもほぼ最後方から直線に入り、なんとか外に出すとそこからしっかりと上り最速で伸びたので能力自体はあるだろう。ハイペースの最後方なので基本的にはあてにならないが。そもそも3Fしっかり追えているわけでもないので次走以降にレースをうまく消化出来ればかなりの上昇は見込めるはずだ
京都5R芝1800m:B+
短評:中盤は緩んだものの、スローで好時計を出した。勝ち馬は全く出し切っておらず大事に乗ったという印象
次走注目馬:デンクマール
名牝リリーノーブルの仔。馬体重が544キロとかなりの大型馬で母を思わせる体躯だが、スムーズにゲートを出てすんなりハナを取るとラチ沿いを悠々と押し切り完勝した。馬体も緩さが少なくしっかりとしており、今後の活躍が楽しみだ。ただしあまりにも大型馬であると芝での活躍というのは不安も残るか。母親を考えると更に増えていく気がしないでもないのでどこまでいっても完全には信用しきれない面もあるか
次走注目馬:リギーロ
出遅れたにもかかわらず終いの伸びはしっかりとしており能力面で足りていると思わせる。直線では馬群の後ろから進路を見つけるまでにやや時間がかかってしまい、追い出しが遅れたことから2Fの追いになってしまった。もう少しの上積みは期待できるだろう。今回でもそこそこの内容で走れてはいる
新潟5Rダ1800m:C
短評:前有利の新潟でスロー前だけの競馬。ほぼ6頭立てのレース
次走注目馬:該当馬なし
10月第三週
10/19
東京4Rダ1600m:B
短評:先団が序盤から争いハイペースに。中盤はペースを落とし直線ではある程度粘りこむもレースとしては差し競馬に。勝ち馬もまだ余力はあるが展開が向いているため割愛
次走注目馬:展開不利だった先団で抜きんでた強さをみせた馬もおらず該当馬なし
東京5R芝2000m:C
短評:勝ち馬は素質が高いものの、明らかに緩い展開から2F追いの競馬だったにもかかわらずラスト1Fを落としており、そこまで追わなかったにせよある程度疑うべきか。高いレベルで競えば切れ負けする可能性
次走注目馬:該当馬なし
東京6R芝1400m:B-
短評:1400mでスローの前残り競馬になってしまい、直線に入るころには馬群も伸びて後方外目には厳しいレースとなった
次走注目馬:ブラヴォケラトプス
レース展開的には向かず外々を回して直線を向いた時には先頭が10馬身近く離れておりどうしようもなかった。上りは33.3秒を使えており次以降に期待できるだろう。レース中も揉まれていてストレスを感じているような素振りもあり、外目の枠から伸び伸び走らせてあげた方がいいだろう。距離を伸ばしてもよいだろう。追い出しが早すぎて終いは一緒の脚になっていた為そこまで過剰に評価する必要もないか。スタートは五分で出た
京都4Rダ1800m:C
短評:稍重も時計のかかる馬場であり、結果としてハイペースも全体的なレベルは低いか
次走注目馬:バレンシア
ゲート内でやや動いているところで開いてしまい出負けして挟まれ後ろからに。砂を嫌っている感じもあり力みながら道中を進めるも、仕掛けどころでは反応もよく、前から垂れてくる馬を外々に交わしながら2着まで追い込んだ。直線でも前の馬が外にヨレてくるロスもあり能力を出し切っていない為期待できるだろう。気性的には幼い面があるのでデムーロ騎手との相性は悪そうだがどうだろうか
京都5R芝1400m:C
短評:渋った馬場で速いラップを刻み控えていた馬に向いたか。切れる脚を要求されない内容で判断が難しい
次走注目馬:該当馬なし
10/20
東京4Rダ1400m:B+
短評:一頭がずば抜けている。さすがに他の馬はピックアップしづらい。いい脚で追い込んできた2着馬ですら上り1.8秒差なのでレベル差が激しかったと考えるべきだろう
次走注目馬:スナッピードレッサ
結果として強いのはもちろんなのだが、五分のスタートから前を追走する際に内目を通りしっかりと砂を被せてから外に出してあれだけ伸びたのは素晴らしい内容だと言っても良いだろう。
東京5R芝1800m:B
短評:スローペースで中盤も緩み直線勝負に。基本的には前残りの競馬になったものの能力のある上位2頭は抜けた内容で終えた
次走注目馬:エネルジコ
五分のスタートから馬群の中で脚を溜め、直線ではしっかりと外に出して素晴らしい脚を使い差し切った。スローペースで前に有利な状況を覆して上がり2位に0.9秒差をつけて勝ち切った。スローの流れだったがレース時計自体もしっかりと出しているのでこの先も期待できるだろう
次走注目馬:ナヴァラトゥナ
スローペースを後方に待機していたのだが、4コーナー手前辺りから捲り3番手くらいまで駆け上がりながらも上がり2位を使い2着に粘りこむ。残り200mくらいで前を捉えようとしているときはそこまで脚の回転力もあがらなかったのだが、外から勝ち馬が猛然と追い込んできていることを確認したのかムチに反応しもう一つ脚を使った。結果としては差されてしまったが、およそ5F近くの脚を使っておきながらさらに終いひと伸びを見せる持続力をみせてくれたので重賞レベルの能力を有している可能性も高い
京都3Rダ1200m:A
短評:短距離で後続を1.8秒千切る。2着馬も極端に遅いわけではなく能力が純粋に抜けている
次走注目馬:フェデラー
五分のスタートから促すとしっかりと反応しハナを取り切る。3F目の時点ですでに後続の馬達が付いてこられず、その後も特に垂れることもなく淡々と突き放しながら勝ち切った。現状で言えることは強いということだけであり、強い相手に揉まれたときにどういう対応を出来るかというところだろう。今年のダートは中々に強いメンバーが揃っているのでそのような相手とどれほどの競馬を出来るか期待したい
京都4R芝1600m:B+
短評:上りの時計は掛かっているものの、道中も緩まないタフな競馬となり持久力を要求されるレースとなった。馬場を考慮するとかなりレベルが高く、ハイレベルなレースといえる
次走注目馬:エリカエクスプレス
良いスタートから道中緩まないラップを刻んだにもかかわらず前から押し切った。能力があるゆえの押し切り競馬であり、馬場もやや渋っていて時計が出づらくなっている中をしっかりと好時計を残しており、上りが掛かっている分甘く見られる可能性も考えてピックアップ。タフな競馬を経験していることから能力面での信頼は出来るのだが、緩まないペースを刻んだことで揉まれたりした場合にどのような競馬を出来るのかは気になるところ
京都5R芝1800m:B
短評:馬場渋く道中はポジション争いでそこそこ流れて隊列が決まってからは遅く、下り坂でもペースはあがらずラスト2F戦となった。馬群が凝縮されておりそこからは決め手勝負となった
次走注目馬:能力的に期待できる馬は数頭いるものの、特に妙味を感じる馬はいないので該当馬なし
新潟5R芝1200m:C
短評:勝ち馬も軽斤量で外から馬場の良いところと通しており、馬場や展開が大きく影響しており評価は割引
次走注目馬:ワイドクリーガー
出負けしてからリカバリーで追いながら前を伺うも、先頭とは5馬身以上の差があり覆すのは難しかった。スタートの時点で勝ち馬と7馬身くらいの差が出来ておりよく巻き返した方だろう。このレースはメンバーのレベルも低めで評価は難しいのだが、次走以降抑えておく分にはいいだろう
10月第四週
10/26
東京4R芝1400m:B-
短評:Bコース替わり1400mでかなりのスローから逃げ切る。ラスト2Fまでペースが上がらず2F追いの勝負となりラストは11.0-11.0のラップを刻んだ
次走注目馬:ブルーベリーフィズ
中団辺りからの競馬で多少前進気勢が強そうな面もみせるもののしっかりと追走。5番手で直線に入るも中々加速がつかず、坂に差し掛かる辺りから足を伸ばし始めて最後は半馬身差まで迫った。先頭が2Fを22秒で走っているところをかなり縮めたので相当な速度が出ていたことだろう。ストライドも大きくまだまだ伸びていきそうな躍動感があり、もう少し距離を伸ばしていっても良いのではないか
東京5R芝1600m:B-
短評:スローで中盤もかなり緩み全体時計はかなり遅い。Bコース替わりで内前残りの競馬となったことで荒れた
次走注目馬:アロンズロッド
レース内容的には向いてはいなかったもののアーモンドアイの初仔としてはやや物足りない内容に映ったか。レース展開的にはかなり向いていないので5着でもそこまで割引ではないのだが、能力が抜けている馬であれば33秒フラットくらいの脚をつかって勝ち馬に迫ることは出来る内容ではあった。テンからスピードの乗りがあまり良くはなくポジションを少し下げてしまい、レース展開的には不利となり、直線でも加速がつくまでにかなり時間がかかりまだまだレースに馴染めていない印象を感じた。現状では母親のような抜群のキレ味は見せていないが、単純に内前残りのレースを後ろからで展開不利だったと理由で注目馬に入れておきたい。ただし次走以降もオッズ的にはまだまだ過剰人気になると思われるのでこの馬に関しては馬券の購入はおすすめしないか
京都4Rダ1400m:B
短評:勝ち馬のみ見せ場十分のレース。2着馬までは次走に期待できる
次走注目馬:ヴィリアリート
かなりの出遅れからかなりの勢いで鞍上が促しポジションを取りに行き先団に取り付きつつも終いもそのままの勢いで押し切った。リカバリーをしたときに掛かっていたが前に馬を置いたら我慢が効いてそこからもうひと伸びの楽勝だった。鞍上がうまかったのもあるが、単純に出遅れなければもっと楽に競馬を出来ておりまだまだ指数的にも伸ばしてくるだろう
京都5R芝2000m:B-
短評:内回りをスローで進めるも最後は決め手勝負に。ラスト2Fの競馬となった
次走注目馬:リンクスティップ
かなりの出遅れで一瞬で6馬身ほどのロスを背負いながらもリカバリー→捲り→直線11.4-11.4を叩き出し2着。能力面では文句なしで調教もしっかり動いている馬なのでレースレベルでオッズが多少下がるようなことがあれば狙っていきたい。十分に強い馬だと言えるだろう
新潟5Rダ1200m:B-
短評:ハイペースから逃げ馬のみしっかりと走り切った
次走注目馬:ルイステソーロ
最内から痛恨の出負けもすぐに立て直して一瞬でハナを奪いきる加速力を見せた。その勢いのままハイペースで走り切り完勝。このダッシュ力があればしっかりとスタートを決めさえすれば十分に上でもやれるだろう
10/27
東京4Rダ1600m:B+
短評:やや速めのペースだが待機していた素質馬がしっかりと上位を独占。地力の出やすいレースだったか
次走注目馬:タガノバビロン
タガノビューティーの全弟。出負けして中団辺りでの競馬となったが、直線ではしっかりと脚を使い楽に勝ち切る。ラスト300mからようやくしっかりと追いだして一瞬で抜き去ってからはまた緩めての楽勝。能力としては抜きんでている印象でまだまだ上積みを期待できるだろう
次走注目馬:ベリタバグス
スタートは決めたもののその後の加速がつかずにポジションを取り切れず中団からの競馬に。前に馬を置いて砂を被らせたときに口を割っていたのでいい教育も出来つつ気性面の幼さを改善していけるとよいだろう。終いの脚はしっかりと使えているのでこの馬もまだ上積みを期待できる一頭だろう
東京5R芝2000m:B
短評:時計面は平凡ではあるのだが、スローからのラストの追い比べは迫力があった。ラストも明らかな加速ラップになっており出し切った内容ではないだろう
次走注目馬:アマキヒ
内枠からハナを取ることが出来たが気性面の問題なのかイマイチ直線に向いてからのスピードのノリが悪く、後ろから追い上げられて併せる形になってようやくやる気を出したか。ラストの加速ラップの中を一度は完全に抜かれるもそこから脚を使い差し返す素質の高さを見せ、上でもどのような競馬を出来るのか期待したい。おそらく無理に先頭を取らなくても特に問題はないと思われるので目標があればしっかりと能力を出し切れるだろうことから相手が強くなったとしても楽しみな一頭だと言えるか
京都4Rダ1800m:B
短評:平均的なペースから地力のある馬二頭での決着。3着以下は大きく離される
次走注目馬:ダノンヴェステル
出負けをしてリカバリーをしようとしたのだが砂を嫌ってか一度失速。鞍上が外に出しコーナーを迎えようとしたが馬が内に刺さってしまいチグハグな内容。その後も進んでいかずに一度ムチを入れられるなどまだまだ幼い面が強く出ており、向こう正面で捲りを仕掛けて直線を向く時点ではハナを取り切ったものの外から併せられてゴール板までハナ差もつれて2着。序盤のチグハグな内容から考えるとかなりの能力を有していると考えられ、1戦ごとにレースに慣れていければ十分にとんとん拍子で昇っていけそうな素質を感じさせる
京都5R芝1600m:B+
短評:全体的に調教で動けている馬が多く、レベルとしては高めだろう。道中も緩まず平均ペースを刻んだことから新馬戦としてはタフな競馬となったか
次走注目馬:リラエンブレム
時計的には次以降も十分に期待できる内容で完勝。新馬戦としてはタフな流れを先団の外からしっかりと好位差しを決め最後までしっかりと伸びた。ある程度タフな流れから加速ラップでしっかりと締めているのでまだまだ期待できるだろう。上り時計的にはそんなに目立たないので甘く見られるようだとしっかり勝負してもいいだろう
次走注目馬:スマートミストラル
スタートも決めたがその後のスピード乗りが少し鈍く、コーナーから勝ち馬の後ろを追走して直線を向いた際にもスピードに乗るまでに時間がかかり不器用な面は見せた。それでもしっかりと期待できる内容で走り切っており、
広いコースで距離も延長するとしっかりとポテンシャルを発揮できるのではないか
新潟5R芝1400m:C
短評:内回りを逃げ馬がハイペースで押し切るも時計的には物足りない内容。新馬としてはテンの3F34.0はかなり速く、終いは37秒台の消耗戦となってしまった。これでは中々に能力を判断するのは難しい
次走注目馬:該当馬なし
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