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マイラーズC 全頭診断 簡易ランク付け


コース考察

京都芝1600右外A
スタート地点は向こう正面のポケット。第3コーナーまで一直線で700mあり、激しい先行争いが行われやすく厳しい流れになりやすい。4コーナーを下りながら広く長い直線に入ってくるので瞬発力に優れた実績馬は走りやすく崩れづらい道中緩い流れになると終いの直線も平坦な為逃げ残ることも多く見られる

ペース想定
エエヤン、セッション、トゥードジボン、ビーアストニッシドなど前のポジションを確保したい馬がいるので平均ペース以上にはなると想定。開幕週で内前が伸びる想定もあるが、ある程度流れることで地力を求められる競馬を想定。展開としては差しに向くか

全頭診断

アリストテレス牡7・・・C

 前走は大幅距離短縮からの出遅れ最後方追走。距離を短縮したことにより脚が溜まり上がり最速を使えたことは収穫か。とはいえただ回って帰ってきたようなものでレベルの高いレースでは厳しいだろう。しかし+22キロで内容が良化したことから状態は良好な可能性はある

エアロロノアセ7・・・B

 毎回しっかりといい脚を使うがあと一歩足りず。中団につけるとキレが鈍り、後ろにつけると届かずを繰り返しており、今回はメンバーに明らかな地力上位がいるため買うとしても3着付けくらいで良いだろう

エエヤン牡4・・・C

 前走はノーマークだったこともありかなり楽な逃げを打つことが出来た。感覚を詰めて使ってきていることも割引き要素だろう。前走2着に入ったことにより妙味も薄れここでは必要ないだろう

コレペティトール牡4・・・B

 前走の京都金杯は内伸びを最大限に活かした競馬。まだ4歳で上昇は見込めるとはいえこのメンバーに入ると厳しいと言わざるを得ない。中団後ろ辺りからの競馬になり、展開待ちとなるため軸に出来るような馬ではないだろう。展開がハマったときはかなりの強さを見せるだろう

スパイダーゴールド牡5・・・C

 地力不足か。近5走は上がり上位にも入ることが出来ず地力が足りていない。馬自身は復調傾向にあると感じるので東京2000に出すべきだろう

セッション牡4・・・C

 テンが速くスムーズに前のポジションを取れる馬。素軽い脚を使う馬で良馬場の方が良いだろう。今回の京都開幕週も馬場としては向く可能性はあるがここは地力的に厳しいか。最近はゆったりとしたローテで走ってきた馬であり間隔が詰まって良いということも特にないか。今回はエエヤンをマークしに行くことが想定されるので全体的に流れたペースになるだろうことから前脚質で粘りこむのは難しいと考える

セリフォス牡5・・・A

 レースの度に前進気勢が強くなっている印象。前に壁を作って我慢をさせないと距離がもたなくなってしまうので枠も内目の枠が欲しい。地力的には申し分ないのであとはスムーズに競馬が出来るかどうか。川田騎手はこの馬で前から競馬をするところがあり、壁が作れないと掛かりながら消耗してしまうだろう。使える脚もそんなに長くはなく一瞬の切れ味を持っているタイプなので早仕掛けをしてしまうと終いが甘くなる傾向があるので出来れば出たなりで我慢させる競馬を期待したい。地力はもちろん最上位

ソウルラッシュ牡6・・・A

 地力最上位だが爆発的な脚というよりはうまく立ち回り好ポジションから決め手を発揮するタイプ。抜きん出た脚は持っていない為、そのレースの展開に則したポジションにいる必要がある。馬券内に入る可能性は高いのだがほんの少しの立ち回りの違いで簡単に頭は取りこぼすだろう。レース巧者なのでいいポジションを取っておかないと強みが出ない。馬券から外すということはないがここがメイチではないだろうことからいまいち信用はしきれず。鞍上がここ2走モレイラ騎手だったことも割引要素

ソーヴァリアント牡6・・・C

 前走は+22キロが影響したか道中からかなり掛かっており内容は散々だった。マイルでは富士Sで3着に入ってはいるが展開がかなり外差しに向いたものであり、勝馬のナミュールにはあっさりと差を付けられた。あまりにも不調期間が長く、一度明確に好走してから買い目に入れたい。とにかく後ろで我慢をさせて展開が向くのを待つべきだろう。前から行って粘り込めるような内容ではない。大体調教はいつもいいので参考にする必要はなし

トゥードジボン牡5・・・C

 軽い馬場が得意でスローで行けた場合にはかなり良い走りを期待できるのだが、スタミナ面で課題があり平均ペース以上になると途端に成績を落としてしまう。今回はまずエエヤンとセッションが前で争うので平均ペースよりも緩くはならないと想定する。展開的に恵まれないだろうことから今回は切りだろう

トランキリテ牡5・・・AA

 ここに来て本格化か。前走は展開が向いたとはいえ一頭違う脚を見せ2着。京都は決め手勝負になりやすく今回は流れそうなので展開的にも向くのではと想定する。鞍上の武豊騎手はこれで3連続騎乗なのでこの馬の強みを把握しておるだろうことから出たなりで決め手勝負に賭けるだろう。無理に流れに付き合わず10番手くらいからロス無くいい末脚を使ってくれることを期待したい

ニホンピロキーフ牡4・・・B

 小倉や内回りの京都での実績があり今回はかなりの短縮となる。京都マイルでも勝っているがドスローからの上がり勝負になり前有利の展開に恵まれたので評価はできず。今回はある程度流れる想定なので後傾ラップで結果を残してきているこの馬は今回の条件に合わないだろう。しかしハイペースとなった阪神での元町Sでは直線つまりさえしなければ着順は上げていただろうことから地力もしっかりあると考え抑えておくべきだろう

ノースザワールド牡6・・・C

 マイルに転向して多少は馴染んでいるがG2で馬券内に入ることが出来るかというと疑問。出遅れてのリカバリーで掛かったりと中々操縦が難しい馬か。出たなり壁を作って完全な展開待ちをするなら3着までなら可能性はあるか。ここ2戦は展開が向いての成績なので基本的には切って良いだろう

ビーアストニッシド牡5・・・C

 去年のマイラーズカップは0.3差の6着。パンパンの良馬場で適性があり多少渋ると大きく指数を落とすか。当日の馬場次第ではあるが、この馬の得意条件は緩い流れで前残りの展開で軽い馬場といったところだろう。今回は平均ペース以上を想定しているので向かないと考える

フリームファクシ牡4・・・B+

 前走は完全に内有利の中、枠の差もあり0.7差負け。直線中盤辺りから手応えが悪くなったことから坂を苦手としている可能性はあり、レベルが高くなると顕著に影響を食らっていると考える。前前走の京都金杯は完全に内伸び馬場であり、外は凍結防止剤の影響が強くでており全く伸びない中、大外枠同士のアヴェラーレと互角の走りをしたころから京都は合っているのではないかと考える。使える脚自体はかなり短いと感じており、展開が差し競馬になったときに限界まで仕掛けを遅らせて残り200くらいから追い出すような競馬を出来ればまだ十分走れると想定する。この馬は気性面で折り合いをつけるのは中距離や中長距離では難しく、ある程度ペースが流れるマイルあたりでしかまともに走れないためここで好走して今後の活躍に繋げて欲しい

ボルザコフスキー牡5・・・B

 しっかりと脚を溜めて展開待ちをして終いにしっかり使う。これだけだが近走は展開もバッチリ向く事が多く、ほぼ凡走はしていない。ペース想定的にも差しに向くだろう想定なので抑えておくべきだろう。今が充実期

リューベック牡5・・・C

 この馬の好走パターンとしてはほぼスローからの上がり勝負であり、平均ペース以上での地力勝負となると途端に脆くなる。今回はある程度流れてからの決め手勝負となる想定なので今回は切りたい


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