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福島牝馬S 全頭診断 簡易ランク付け



コース考察

福島芝1800右B
最初の直線は300m程。ほぼ平坦小回りコースであることから前脚質が有利となるが、そのためポジション争いは激しくなりやすくなり、それを制した馬が有利に進めていくことだろう。3-4コーナーはスパイラルカーブとなり馬郡もばらけ易くなるので内の好位に待機している馬などは抜け出しやすいか。開催期間も短く芝の状態も良いことが多いので基本は内枠有利と考えてよいだろう

ペース想定

前に行きたい馬が多く、少なくとも平均ペースくらいにはなると想定。まだ開幕二週目の馬場ではあるが、先団の後ろの二番手集団辺りからの差しに期待したい


全頭診断

ウインピクシス牝5・・・B

 開幕2週目の馬場を活かしたいが地力面でかなり厳しい。最内枠でドスローなど、よほど向いた流れじゃないと厳しいか。今回は逃げたい馬も3頭ほど、先行勢も多いので楽にポジションを取れず厳しいレースになるだろう。ここぞというときの決め手がないのも厳しい

エミュー牝4・・・B

 前走は鼻出血でズルズルと後退し最下位。牝馬クラシック戦線でも前傾ラップや後傾ラップといろいろ経験をしたがどれも厳しく地力不足と考えるべきだろう。どこかで成長を感じられるレースをしてからじゃないと買いづらい一頭。牝馬クラシックでそこまで差のない競馬は出来ているのでこのメンバーでなら激走もあり得る。ほぼ最後方からのレース運びでどこまで追い上げられるか

エリオトローピオ牝5・・・C

 大の福島巧者。過去の戦歴をみても馬券内に入ってきているのはほぼ福島という馬。とはいえどんなに福島巧者であろうが特に斤量優遇もなく格上挑戦は厳しい。逆にある程度人気を吸ってくれる可能性もあるので切りでいいだろう

エリカヴィータ牝5・・・C

 ディセンバーSの内容が良く、中間緩まない流れで接戦を演じた。前進気勢も強く仕掛けどころが難しそうで、流れに乗りながら持ったまま好位置をキープ出来るようなレースがしたい。現状では武器がなく馬券内は難しいがもう一つ上積みがあればいいレースが出来るようになるだろう

カヨウネンカ牝5・・・C→回避

 後方からになるが差しきれるような脚は持っていない。5歳のこの時期ですでに32戦を消化しており、特に上積みもないだろうことから切ってしまってもよいだろう

キミノナハマリア牝4・・・B

 タフさが売りの馬であり、道悪など上がりの掛かる競馬を得意としている。前走はかなりの後傾ラップで中盤もかなり緩んだ瞬発力勝負となってしまったので完全に向かなかった。今回は逃げ先行も多く、タフな流れが想定されることからこの舞台も向くと思われる。しかしもう少し地力面での成長が欲しく、頭からとはしづらい

グランベルナデット牝4・・・B

 前走は少頭数でプレッシャーもなく番手追走からロス無くスローペースを仕留めた。かなり恵まれており、今回は先行勢も多くペースも流れる想定な為恵まれた展開とはならないだろう。スタミナに不安があるのかペースが流れたときに大きく崩れることが多く、今回は条件としては人気になるなら切っても良いだろう。上がりが掛かる競馬という点では歓迎なのだがタフな流れは合っていないと考える。調教の数字はどんどん良くなっておりそういった面からも買い手を後押ししてしまいそうなので過剰人気なり得ることから印は下げておきたい

コスタボニータ牝5・・・B

 キレよりは持続力に強みがあり、どのレースでも大きく着差を付けられること無くしっかり走り切る。自分からレースを作れるタイプではないためどうしても相手なりの競馬になる。今回は5,6番手からの競馬となりそうで、前との距離が出来てしまうと後ろを抑えつつ頭でゴール出来るイメージはあまり湧かない。この馬が1着を取るとしたら3番手以内で競馬を進めた場合だろう。ここでの印は相手までにとどめておきたい

シンリョクカ牝4・・・B

 先行ポジションを取れるようになったことで安定感は出てきているが、前走も内で馬場の悪いところを通っているとはいえ展開的には恵まれておりそこまで評価する内容でもないか。前に付けた分キレも失われており、地力的に中々頭を取れない。今回のメンバー的には十分チャンスなのだが、ペースが流れるだろうことから中団辺りでしっかりと脚を溜められればチャンスはあるだろう

タガノパッション牝6・・・AA

 現在充実しており、重賞で2戦連続で好走している。前走も6着とはいえ逃げ残るレースでの0.3秒差なのでほぼ差はないと見て良いだろう。内の悪いところを選んでおり、前で粘り込むならいいが差しで馬場の悪いところを通るのは厳しい。今回は全体的に前掛かりになりそうなので、先団のすぐ後ろ辺りを確保して仕掛けのタイミングを間違えなければ頭まであると考える。上がりが掛かるレースで最速を使うことが多く、決め手があるので今回は向いていると考える。人気も上位からは少し落ちるだろうことからこの馬から考えたい

トーセンローリエ牝4・・・C

 約八ヶ月ぶりのレース。そもそもの地力的にもかなり厳しいところもあるが、調教もそこまでやっている感じはなくここは叩いて様子見か。アネモネSでコンクシェルを抑えて勝っている実績もあるのだがまだここでは厳しいだろう

ピンクジン牝4・・・C

 まだ2勝クラスの馬であり、斤量面での優遇も特にないことからここでは厳しいだろう

ファユエン牝6・・・B

 基本的には後方から上がりを使う馬。スローからの決め手勝負というよりは展開待ちでの差し脚になるだろう。今回は前に馬が多くいるため展開的には向く可能性は十分ある。できる限りロスを少なく終いに賭けた競馬をするべきだろう

フィールシンパシー牝5・・・B

 前走中山牝馬で番手から運び0.3秒差。前前走の内容が物足りず、緩まない流れで最後伸ばせなかった。とはいえ内有利の馬場で外めを回してきたのでそこまでの割引ではないがここで勝つには物足りなさが残る。持久力に不安があり内枠を確保してロス無く道中を進められれば

ペイシャフラワー牝5・・・C

 前から競馬をしたいのだが3勝クラスに上がってからは中々良いポジションを取り切れない。今回は400mの距離延長だが、特に延長していい脚を使えるというわけでもないだろう

ライトクオンタム牝4・・・A

 前走はスタートで隣にぶつかり後手を踏んでしまった。前進気勢が強く、道中鞍上が抑えていてもグイグイと引っ張るような形で早目に先頭にたってしまったことから甘くなり3着。今回のレース展開的に流れそうだと想定しているが、マイルでも掛かり気味なのは割引か。先団を見るような形で我慢が出来るようなら。まだ出し切っておらず、成長も加味するとこのメンバーなら面白いだろう

ラリュエル牝5・・・B

 前走はかなり恵まれた展開で勝ち切り。スローなのに直線に入った時点で数馬身余裕があり、内が残る馬場を活かしての勝ち切り。今回は前に行くメンバーも多く、簡単にポジションを取れないだろうことからここは厳しいだろう。それほど前走の内容は恵まれていた。勝ちきったレースはほぼハナを取り切れたレースであり、ハナを取れたとしてもペースが上がってしまうと厳しい内容となる。ハナをとって恵まれた内容じゃないと厳しいのでここでは切りか。内枠なら


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