3/21 win5

中山9R 隅田川特別

コースについて

最初のコーナーまでのコーナーが極めて短く、スタートから下り坂が続くので前半ペースが流れやすい
コーナーまでの距離が短いので外枠は不利になりがち。
最後の直線は310mで長くはないが急坂があるのでギリギリ差しがきまらなくもないステージとなっている
8日目ということで3,4コーナーは荒れ始めているので差しは前週に比べると決まりやすい環境にある

過去レースについて

良馬場にしぼってみてます
2020から(2勝クラスになってます)

// 平坦
20191000万下 芝1600 131:33.5 35.3-35.0 -- 平坦R
20101000万下 芝1600 161:33.8 34.9-34.7 -- 平坦R
20081000万下 芝1600 161:34.7 35.2-35.3 -- 平坦R
20051000万下 芝1600 161:34.1 35.5-35.8 -- 平坦R
// 前傾
20181000万下 芝1600 101:35.0 36.4-35.0 -- 0.6s 前傾R (3-7-3)
20151000万下 芝1600 141:34.1 35.2-35.8 -- 0.6s 前傾R (13-10-7)
20111000万下 芝1600 151:32.9 34.2-36.4 -- 2.2s 前傾R (1-4-13) // 7月開催
20091000万下 芝1600 111:33.8 34.0-36.5 -- 2.5s 前傾R (3-8-8)
// 後傾
20161000万下 芝1600 151:34.7 36.9-34.1 -- 2.8s 後傾R (3-2-3)
20141000万下 芝1600 131:34.9 36.8-34.3 -- 2.5s 後傾R (2-3-3)
20121000万下 芝1600 131:34.0 35.6-34.4 -- 1.2s 後傾R (4-1-4)
20071000万下 芝1600 121:35.2 36.0-34.9 -- 1.1s 後傾R (5-2-10)
20061000万下 芝1600 161:35.1 36.5-34.8 -- 1.7s 後傾R (3-6-3)

前傾4R、後傾5R、平坦4Rと、ペースはやや後傾気味だが、走る馬次第といったところだろうか
後半登り坂はあるが、前半が控えめであれば十分下りで加速してその勢いのままゴールまでいけるということがわかる
後傾ラップの時は2012(2着), 2007(3着)年の時に逃げ馬が着内に残ってる
いずれもミドル寄りの後傾の時である
後方馬が勝ち負けに絡むにはかなりの実力が必要とみえる
唯一後方から1着に入った2015のサクラダムーン(1番人気)は13-13-11と早じかけ気味で上がってきておりレース格からするとやや強い競馬をしている

今レースについて

今回近走で逃げ実績のある馬はおらず、前方馬すらあまりいない状態なので消去法でテンバガー、レッドロワ、ララマカロンあたりになるでしょうか
そういう状況なので前半流れるということはあまり考えづらく、後傾ラップになるのかなと想像します。

◎ユキノファラオ
過去の同型のレースをみると前傾よりも後傾があっており、中山で安定して成績がだせている
中山1600で急坂があるにもかかわらず34秒前半のアガリが出せている
持ちタイムもよく今Rではやや適正が抜けている
1勝クラスで同コースを走った際直線に入る随分前からあがっていき3番手で直線を迎えるなど強い競馬ができている
前走はやや出遅れたこともあり差しが間に合わなかったが鞍上継続なので前回の失敗をいかしてもらえればここは1着ありうるのかなという印象

◯アオイシンゴ
同時期の同条件Rで1:33.8(平坦R)を記録していて、これは勝ち負けありうる好タイムである。その時のアガリも34.2となかなかのものである

▲レッドロワ
この馬も安定して早いアガリが出せ、前走同会場同距離レースで1:34.2とまずまずの好タイムを記録している。 出だしでやや出遅れた点を考慮すると勝ち負けありうるタイムを持っているように思える
斤量はその時より1kg重くなっている点、母方血統にdanzigが入っておりこれまでの好走が早熟要因と考えると古馬相手に勝ち切るのは稍厳しいかなというところで割引をしている

中京10R 熱田特別

コースについて

最初の直線は長く、外に膨らんだカーブを経てゴール前の直線に入る
ゴール前には中山クラスの坂があるが、登り切った後もそこそこ距離がある
やや差しが決まりやすいように見える
コースは育成不良という話で元々薄めになってるが概ね良好ではある

過去レースについて

過去熱田特別は芝2000で行われておりあまり参考にはならない

2015/01 1-2 晴 500万下   芝2000 15 良 2:02.8 36.8-37.1 -- 平坦(10-10-10)
2005/03 1-7 曇 500万下   芝2000 18 良 2:02.4 35.9-35.6 -- 平坦(7-11-8)
2004/03 1-8 晴 500万下   芝2000 17 良 2:01.4 35.3-35.4 -- 平坦(13-6-11)

2021/03 2-3 晴 1勝クラス  芝2000 10 良 2:01.8 37.6-35.2 -- 2.4s 後傾(2-6-5)
2019/01 1-4 晴 500万下   芝2000 10 良 1:59.8 36.3-35.3 -- 1.0s 後傾(5-6-1)
2018/01 1-3 晴 500万下   芝2000 17 良 2:03.5 36.9-35.7 -- 1.2s 後傾(11-14-16)
2013/02 1-6 晴 500万下   芝2000 11 良 2:04.1 37.9-35.4 -- 2.5s 後傾(1-6-4)
2008/03 1-7 晴 500万下   芝2000 12 良 2:01.4 36.1-35.5 -- 0.6s 後傾(7-5-1)

2014/01 1-2 晴 500万下   芝2000 17 良 2:01.2 35.6-36.0 -- 0.4s 前傾(3-6-3)
2010/03 2-4 晴 500万下   芝2000 18 良 2:02.5 35.6-37.1 -- 0.5s 前傾(6-12-8)
2009/03 2-6 晴 500万下   芝2000 18 良 2:01.0 35.1-36.0 -- 0.9s 前傾(11-8-8)
2006/03 1-7 晴 500万下   芝2000 18 良 2:00.7 34.6-36.1 -- 1.5s 前傾(7-2-4)
2003/03 1-8 晴 500万下   芝2000 18 良 2:01.5 34.7-36.1 -- 1.4s 前傾(2-4-14)
2002/03 1-8 晴 500万下   芝2000 18 良 2:03.7 36.1-37.9 -- 1.8s 前傾(4-2-16)
2001/03 1-7 晴 500万下   芝2000 17 良 2:01.5 35.8-36.3 -- 0.5s 前傾(6-8-17)

というわけで近い条件のレースを列挙してみる

2022/03/13 2回2 芝1400 10 良 1:20.0 34.3-34.2 -- 平坦(5-3-5)
2022/03/12 2回1 芝1400 18 良 1:21.1 34.7-34.9 -- 平坦(1-5-8)
2022/03/12 2回1 芝1400 18 良 1:20.3 34.2-34.4 -- 平坦(1-2-4)
2020/03/15 1回6 芝1400 16 良 1:21.5 35.1-35.0 -- 平坦(2-9-11)

2021/03/28 2回6 芝1400 18 良 1:21.5 34.1-36.0 -- 1.9s 前傾(7-2-5)
2021/03/27 2回5 芝1400 15 良 1:21.4 33.8-36.0 -- 2.2s 前傾(11-14-11)
2021/03/20 2回3 芝1400 18 良 1:21.3 34.2-35.7 -- 1.5s 前傾(6-2-16)
2019/03/09 2回1 芝1400 18 良 1:21.5 34.2-35.4 -- 1.2s 前傾(13-6-3)
2018/03/25 2回6 芝1400 18 良 1:22.0 34.3-36.2 -- 1.9s 前傾(6-1-9)
2018/03/18 2回4 芝1400 18 良 1:21.5 34.0-35.9 -- 1.9s 前傾(3-6-9)
2018/03/18 2回4 芝1400 18 良 1:21.4 34.7-35.2 -- 0.5s 前傾(1-4-9)

2019/03/24 2回6 芝1400 17 良 1:21.7 35.2-34.4 -- 0.8s 後傾(1-7-5)
2019/03/09 2回1 芝1400 14 良 1:20.4 34.9-34.0 -- 0.9s 後傾(2-6-8)

前半平坦で終盤に極端な急坂があることからよほど前半緩まなければ前傾ラップになる傾向なのかなと思う
差しの成績はわるくないが極端すぎる後方馬はやや割引になるだろうか

今レースについて

このレースも隅田川特別と同様に逃げ馬不在のレースとなる。
消去法で番手組が逃げるとして考えると大外のソスピタ、タイニーロマンス、ファルミスニア、アンブレラデートあたりだろうか
テンの速さで考えるとソスピタあたりになるのかなと思う
こういった背景から前傾とまではならないのかなというところでほぼ平坦、あるいは後傾くらいを想定したい
そうなると2回4日目というところを考慮しても逃げ〜中段くらいまでを優遇してみるのが良いかなと思う

◎タイニーロマンス
稍重で1:21.2の持ちタイムとミドルペースでの実績が評価できる
番手組で、今走であれば枠順的にも逃げるかもしれない。まだ芝の状態のいい中京であれば普通に逃げ残り、あるいは番手からの差しを決めてくるだろうと想像できる
斤量は2kg増えるが1kg0.2kg換算で1:21.4、そこから良馬場で.8くらい早くなるとかんがえれば1:20.6くらいの時計を出してくれるのではないだろうか
割引点は前走重馬場だったので反動はありそうである

◯フェアレストアイル
アンブレラデートにFレビューで負けているがアンブレラデートがやや左回りを苦手にしてるようにみてとれるのでフェアレストアイルが逆転可能とふんだ。
芝がややひさびさなところが不安に感じるが持ちタイムはまずまず勝ち負けありえる
ダートでまずまずの成績出してるところからもピッチ寄りの走りと見えますかね、ゴール前に坂のある中京では歓迎の走りかと思いました。

▲アンセーニュ
出遅れ癖は稍見過ごせないが、重馬場で1:23.6を記録しており良馬場考慮で出遅れ分も差し引くと勝ち負けは十分ある数字になる
ただ出遅れはおそらくするだろうしその度合い次第というところだろうか
鞍上乗り替わりとなるが良い方向に言ってくれるといいが。
この馬まもタイニー同様にほぼ同じ間隔で前走重馬場なので割引ポイントがある

中山10R 韓国馬事会杯

コースについて

始まってすぐのぼりがあり、稍長めの直線をぬけて最初のコーナーにはいる。ゴール前の直線は坂があるもののやや短く4コーナー時点で上位にあがらないと差し切るのは厳しい

過去レースについて

2021 2-7 16 良 1:53.2 36.9-39.4 -- 2.5s 前傾 (8-1-16)
2020 2-9 16 良 1:52.3 35.9-37.8 -- 1.9s 前傾 (10-3-8)
2019 2-7 16 良 1:53.0 38.0-37.6 -- 0.4s 後傾 (1-3-4)
2018 2-7 15 良 1:53.5 37.2-38.1 -- 0.9s 前傾 (10-2-6)
2017 2-8 10 良 1:53.8 38.5-36.6 -- 1.9s 後傾 (2-1-3)
2016 2-8 15 稍 1:52.1 37.3-38.0
2015 2-7 16 稍 1:52.6 36.9-38.2

前傾になった2020,2018は逃げ馬が飛んでいる、特に2018は4番人気とそこそこの人気馬だったが14着と大きく失速した結果となった

今レースについて

今走の逃げ馬はウィリアムバローズ、ニーズヘッグあたりだろうか。
ウィリアムバローズは外枠ということもあり、前回1ハロン目12.6のラップで番手に下がっており、ニーズヘッグは逃げて大敗してることからウィリアムバローズが逃げるだろうがそこまでこだわることなくミドル、あるいは後傾気味のラップになるのかなと考えられる
最後の直線は短いので早めに捲っていく馬、前目で競馬する馬を歓迎して印をつけていこうと思う

◎ウィリアムバローズ
逃げ・番手あたりで走り、良馬場1:53.1の好タイムを持っている。斤量増を加味しても勝ち負け必死といった感じだろう
前方での競馬が上手い鞍上とのコンビ復活で今レース最も不安要素がない馬に見える

◯フィニステール
形状の似た阪神ダート1800で同斤量の上で好タイムを出している
中段〜後方で競馬する馬ではあるが最後の直線までにあがってくる早じかけ実績もあり、割引とはならない

▲ソルドラード

中京11R 名古屋城S

コースについて

最初のコーナーをまがると向正面でゆるい登り坂に入りタイムが緩む
最後の直線は長めで勾配のある坂がある、しかしながら向正面で足がゆるんでいるため逃げ馬が残りやすい展開になるらしい

過去レースについて

2021 2-4 11 名古屋城S ダ1800 15 不 1:49.3 36.3-37.2 (OP  )
2020 1-8 10 名古屋城S ダ1800 16 不 1:48.9 35.6-36.2 (3勝 )
2019 2-5 11 名古屋城S ダ1800 16 良 1:53.0 37.4-38.0 (1600)
2018 2-5 11 名古屋城S ダ1800 15 稍 1:53.1 36.9-37.6 (1600)
2017 2-5 11 名古屋城S ダ1800 16 良 1:52.7 37.6-37.1 (1600)

序盤平坦で進み中休みを挟んで後半の坂にさしかかるのでやや前傾気味ミドルになりがちなのが見て取れる
中休みの影響か前後半でそこまで極端な差がでていない

今レースについて

逃げ馬としてはキメラヴェリテ、メイショウドヒョウあたりが逃げてまずまず前傾のミドルになるだろうか
逃げ・先団より後方の馬に実力馬が集まっており、早じかけで最終コーナーまでに先団につけてそこからどうなるかというレースになりそうに思う

◎グロリアムンディ
同会場で同じ前傾ミドル展開で1:50.9の記録を出しており勝ち負け必死とみえる
斤量増ではあるが1kgでそこまで大きな影響はないと見える
走る位置はレースによって変わるが後方から競馬するケースでも早じかけであがってきており割引く必要はないかと思われる

◯アルーブルト
持ちタイムはややグロリアムンディには劣るが同じく早じかけができるタイプの馬で2~3着には十分入りうる

▲ニューモニュメント
アルーブルトと同程度のタイムを持ち、同じく過去のJRAアニバーサリーで最終コーナー5番手まで上げて着内に入ってきている

中山11R フラワーカップ

コースについて

スタートしてすぐにのぼりとカーブがあり、先行馬で外枠だと割引がよくきくコース
ゴール前の直線はやや短めだが坂がある
馬場荒れしている今だとやや時計がかかりやすい

過去レースについて

2021 2-7 曇 16 良 1:49.2 37.4-35.8
2020 2-7 晴 14 良 1:48.2 35.8-36.9
2019 2-7 晴 13 良 1:47.4 36.6-34.9
2018 2-7 晴 13 良 1:49.2 36.8-35.5
2017 2-8 晴 13 良 1:48.7 36.5-35.3
2016 2-8 晴 16 良 1:49.3 36.8-35.6
2015 2-7 曇 16 良 1:49.4 36.5-35.4
2014 2-7 晴 16 良 1:51.3 37.1-37.0
2013 2-7 晴 14 良 1:50.0 36.6-35.5
2012 2-7 雨 16 重 1:53.3 37.4-37.5
2010 2-7 晴 16 良 1:50.3 36.5-35.1
2009 2-7 晴 16 良 1:49.3 35.7-36.2
2008 2-7 晴 16 良 1:49.5 37.8-36.1
2007 2-7 晴 16 良 1:49.6 36.4-35.9
2006 2-7 曇 16 良 1:48.9 35.5-37.2
2005 2-7 晴 14 良 1:49.0 37.4-34.6
2004 2-7 雨 15 重 1:50.9 37.1-36.6
2003 3-7 曇 16 良 1:49.5 36.4-37.3
2002 1-7 曇 15 良 1:49.1 36.8-35.3
2001 2-7 雨 16 良 1:50.3 36.1-36.8

やや後傾寄りのミドルになりがちだろうか、前半加速のない状態ではじまる登りに対して下りが続いてから急坂を迎えるゴール前とではやや後半の方が流れやすいというようにも見える
最初のコーナーまでが短いのでそこで壮絶なハナ争いがあれば別だがそうでなければ基本は後傾気味になるようにみえる

今レースについて

近走逃げた実績のある馬はコルベイユ、パーソナルハイあたりだろうか
しかしながら番手経験もありそこまで過激にハナ争いがおきるとは見えづらくスローの後傾ラップになることが予想できる
急坂で荒れた直線でうまく減速を抑えて走れるピッチ寄りの馬、後傾ラップ適正のある馬を注視して印をうちたい

◎キタサンシュガー
今走ではもっともピッチが目立つ走りをするようにみえる
距離延長とはなるが父のキタサンブラックも本コースで重賞初制覇をかざっており血統的も本コースは適正があるのかなと伺える
やや外枠ではあるが番手組ではないのでそこまで割引くこともないのかなと考える。 どちらかというと初輸送が鍵を握っているように思える
前走初出走で出遅れがあったがゲート内であばれてるというよりは違う方みてるうちにゲート開いたみたいな感じだったので出遅れ癖というような割りきび方は不要かなと個人的には思った

◯シンティレーション
こちらもピッチ走法の際立つ走りを見せる馬で、前走の中山で1:49.1と良馬場時の本レースの決着時計としてみても優秀なタイムを持っている
着差なしだったデインティハートがややストライド気味の走法なので稍重開催となった今回は前回より着差が開くのではないかとみえる

▲モカフラワー

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