3/6 win5

中山9R 湾岸S

湾岸S

コースについて

スタートから最初のコーナーまでの距離は長いが5mの登り坂となっている
外回りの2コーナーをぬけるとそこから下りで3コーナー途中まで続く
最後の直線がやや短いので早じかけになりやすい
(9月は芝の入れ替えの関係上高速決着になりやすいのでタイム比較は注意したい)
現在の馬場は概ね良好とはいえ、ゴール前内側は早くも少し荒れ始めている

過去レースについて

13頭 良 2:15.7 37.9-34.7S ウィンキートス(先団決着 2着逃げ馬)
17頭 良 2:13.6 36.8-34.3S キングオブコージ(先中団差し決着)
 8頭 良 2:12.3 37.4-34.4S マイネルファンロン(逃げ切り)
10頭 良 2:12.1 35.5-35.9M コルコバード
序盤のぼりということでかなりがんばらないと基本的には後傾ペースとなる

今レースについて

今回の逃げ馬はブレークアップ、キングオブドラゴン、(エターナルヴィテス)あたりでしょうか
キングオブドラゴンは前走の迎春Sを外枠からハナを切り、前半37.8で走りスロー展開にしています
また、ブレークアップは前走の2勝クラスで同条件を走り前半38.5で走っています
どちらもかなり緩めの逃げになってますね、この辺を考えるとキングオブドラゴンが外からハナを制して迎春S同様に前半37秒後半でスタートするスロー展開になると予想されます。
そうなると昨年の決着時計を参考にしたくなるのですが、昨年はそれに加えて仕掛けが遅かったですね、基本的には1600m時点で仕掛ける展開になると思いますので決着時計はもう少し早くなるかと思います。
2:14.5あたりを基準にタイム比較をして逃げ馬・先団に注目して印を打っていきたいと思います

◎ビッグリボン
後傾ラップへの適正があり、前走0.7秒差完勝とまだ底を見せていない
土がついたのは阪神2000の忘れな草と出遅れた不良馬場の中山2000の一勝クラスだけとなっている
忘れな草は3着となっており、先着した馬はステラリア、エイシンヒテンと重賞上位クラスの馬となっており、ここと1/2馬身差での3着なら十分評価できる。
中山に嫌な記憶が残ってないかだけが心配な点である

◯スルーセブンシーズ
G3の紫苑Sでファインルージュ相手に0.3秒差の二着となっている
この時はスローとなっており今回の物差しになるかなと思う
基本的には前傾の方があう馬なのであまり評価を上げられないが実力上位であることは間違いないと思う

▲ブレークアップ
後傾ラップへの適正がある
中山2200では過去0.2秒差、0.4秒差、0.6秒差と逃げ切りで完勝しておりコースの適正はそこからも読み取れる
しかしながら、相手強化であることと斤量増を考えると評価してもこの位置かなと思われる

阪神10R 斑鳩S

斑鳩S

コースについて

内回りコースを走る、向正面の端からスタートし、最初の直線は長め。
第三コーナー途中から下りになり加速し勢いにのって最後の直線に入ることができる。
そのため、馬場状態によっては外側から刺されるといったケースが多い
(現在の馬場は良好のためこの条件には当てはまらないと思われる)

過去レースについて

2021年 12頭 良 1:20.3 34.1-34.7 M(前崩れ、中段後方からの差しがきまる)
摂津特別(2勝クラス: 斑鳩Sの前身となるレースと思われる)
2020年 10頭 良 1:21.0 34.6-34.7 M (逃げ馬逃げ切り)
2019年 12頭 良 1:20.3 33.7-35.2 H (逃げ馬逃げ切り)
過去2走が逃げ切りであるところからこの時期のこのステージでは逃げ馬の力次第では十分最後まで足りるというケースも珍しくないように見える
2021は強力な差し馬と逃げ馬で実力差の乖離が大きかったですかね。1~2着の2頭とも大外からの伸びが段違いでした。
基本的には前傾寄りのミドルになる傾向かなと思う
最初の直線がないのでペースは逃げ馬の質や頭数に依存するところが大きそうである。

今レースについて

前提として昨年の同レースは定量だったが今回からハンデ戦となるので注意したい
今回の逃げ馬候補はブルースピリット、コスモエスパーダの2頭かと思う。
ブルースピリットは過去同コースでの逃げの時は両方とも33.8を記録している
コスモエスパーダは2021年の摂津特別(阪神開幕週初日)で逃げ切った時の前半タイムは34.6である
今回はブルースピリットが内枠に入ったということもあるのでハナをきるのブルースピリットになるかなと思う
その上で考えるなら前半はやはり33秒台後半になるのかなと予想される
ハイペースか、ハイペース寄りのギリギリミドルになるのかなと思う
馬場状態から考えて逃げ切りもありという前提でやや前傾寄りペースへの耐性を鑑みて印を打っていきたい

◎セウラサーリ
同条件の舞子特別を見ると直線でブルースピリットを置き去りにし0.6秒差つけて先着している
この時の阪神は内側荒れてたとはいえそこまで大外でもないところからの差し切りなのでここは評価したい
タイムも前傾ラップで前半33.8と今回想定される流れとほぼ同じであることから本命としたい
前走は加速することなく馬群につつまれて落ちていきましたが、間隔が狭すぎたせいかあまりコンディションは良くなかったようです、今回きっちり間隔をとってきているので期待したいですね

◯ブルースピリット
舞子特別ではセウラサーリに先着を許したがその時より馬場状態に関しては分がでてくる
ハイペース適正での実績もあり

▲コスモエスパーダ
昨年2月開催の摂津特別で同条件で1着をとっている
その時より斤量も2kg下がることになり、内側の芝の状態もよくなることから決着時計的には勝ち負けありうるのかなというところ
前傾よりはミドルやスローの展開の方があいそうに見えるのでここでは少し落とした評価とした

中山10R 総武S

総武S

コースについて

スタートした直後に登り坂があるものの直線は長く枠順不利はとくにない。
最後の直線には登りはあるものの距離は短く最後のコーナーまでにあがれていることが重要となる

過去レースについて

2021 16頭 良1:53.5 37.3-38.4 M 先団差し
2020 16頭 重1:52.9 37.9-37.2 M 逃げ切り
2019 14頭 重1:52.2 37.3-38.4 H 先中後差し
2018 16頭 良1:52.8 36.4-38.4 M 先団差し

極端なコントロールをうけなければ基本的には前傾ラップとなる
逃げ馬が数頭いればその前提で考えていいのかなと思われる
後方からの差し馬は複勝圏内ではありつつもやはりよくて2着止まりという印象である

今レースについて

今回はっきりした逃げ馬はいないが番手含めて考えるとバーデンヴァイラー、タイガーインディ、エイコーンあたりだろうか
とはいえ内枠に入ったバーデンヴァイラーが強力な先行馬なので逃げ馬はつつかれてある程度流されざるを得ないかなと思う
その辺を踏まえると前半37.4くらいでながれる前傾ミドルになるかなと思われる

◎バーデンヴァイラー
脚質はまだ底をみせてないが万能型なのかなと思われる
過去左回りでやや苦戦してるシーンはあるものの右回りでは敵なしといった感じの結果を残している
このオープンクラス程度ならまだ実力はトップクラスと見える
先団で競馬することもあわせて本条件とはあうのかなと思われる

◯マサヤハヤニース
過去の中山ダートの韓国馬事会を見てると後方馬ながら早じかけであがっておりそこから一気に差し切って0.8秒差完勝という結果を見せてみる
やや成績極端にも見えるが中山に絞ってみると安定していい成績を残している

阪神11R 大阪城S

大阪城S

コースについて

スタート直後の直線がかなり長く平坦、3コーナーを下りながらまわってラストの直線に入るが、そこの直線もまた長く坂もあるため差しが決まりやすい
序盤が平坦で長い直線であることからペースは逃げ馬の能力に依存する。
土曜のチューリップ賞ではMデムーロ氏がレース後コメントで内側が残る馬場とコメントしてたところからも芝の状態は良好であることが伺える

過去レースについて

2021 16頭 良 1:46.1 35.7-34.1 S (3ハロン勝負)
2020 16頭 稍 1:46.9 35.5-35.5 M
2019 15頭 良 1:46.1 35.4-35.5 M(ロンスパ *小雨)
2018 12頭 良 1:45.3 35.2-33.9 S(3ハロン勝負)
2017 16頭 良 1:47.1 36.5-33.7 S(3~4ハロン勝負)
2016 16頭 良 1:45.2 34.6-34.8 M
基本的には良馬場であればスロー展開が多い。 やや早めの展開になった2016の逃げ馬は最下位に沈んでいる。
良馬場スロー展開となった年をみてみると基本的には内枠が有利そうにみえる。
同展開であればあまり逃げ馬が残ることはなく、先団、中団、後方からの差し込みが多い
スロー展開であれば瞬発力にも着目していきたい(良馬場スローの3年はすべてアガリ最速が1着となっている)

今レースについて

阪神競馬場は土日晴れと良馬場で開催されることがほぼ見えている
逃げ実績のある(アイコンテーラー)、アルサトワ、サトノフェイバーはいずれも逃げとしてはかなり緩い逃げが多い
そこから今回もスローの後傾ラップとなるかなと思われる
スロー適正、内側、差し馬をやや加点して評価したい。

◎スーパーフェザー
2走前の逆瀬川はミドルではありつつも後傾ラップを刻むレースで1:45.0を出している。
出遅れながらも2着に0.3馬身差をつけて完勝しており、アガリもレース内1番手で2番手と0.5秒差を出してるところからも本レースとの相性は疑う余地がなさそうである。
斤量もその時より3kg減となるのでここでも好タイム必死と考えるのは自然だろう。
やや出遅れ癖が目立つので発動しないことを祈りたい

◯カレンシュトラウス
過去走をみてみるとスロー展開で完勝が目立つ
2勝クラスとはいえ、丹波特別での0.8秒差完勝はスローのアガリ勝負での能力の高さが伺える
大外枠であることと、距離延長となる点だけやや懸念点ではあるが血統的にはむしろ伸びた方がいいようにも見える

▲レッドガラン
スローのアガリ勝負となったときの瞬発力は上2頭にひけをとらない
斤量が少し重すぎる点を考慮して単穴止まりとした


中山11R 弥生賞ディープ記念

ディープ記念

コースについて

内回りコースで坂をのぼりながらコースに入る、そこから向正面まで下りがつづきそこからゴール手前の登り坂まではほぼ平坦となる
コーナーを四つ回る小回りコースとなる

過去レースについて

2021 良 2:02.0 36.7-34.5 S
2020 重 2:02.9 36.2-36.6 M
2019 重 2:03.3 36.9-37.0 M
2018 良 2:01.0 36.0-34.3 S

今レースについて

今レースの逃げ馬候補はメイショウゲキリン、リューベリック、ボーンディスウェイとなりおそらくメイショウゲキリンが逃げると思われる
逃げの速度的には例年通りのスローの後傾ラップになるかなと想定する
このクラスのレースであればラスト4ハロン時点からの勝負が見込まれるので長くいい足を使える馬を押していきたい

 ジャスティンロック
父方にミスタープロスペクター、母方にダンジクと入っており血統的に早熟傾向が強いのかなと思われる
この時点ですでに完成されてる頃合いなのかなと考えるとポジティブにうけとれる
2走連続の出遅れ癖が響きそうではある点。 
ラジオN杯では4コーナーから早じかけで勝利を収めているのでロンスパにも適応できるのではと思われる。

◯アスクビスターモア
過去の中山をみると両方とも早めにあがってきて勝ち切っているところからロンスパ適正が光る
未勝利戦では同じ展開でアサヒに1馬身以上差をあげて買っているところからも適正は間違いないと思われる

▲ドゥデュース
距離延長、アガリ勝負にあうタイプの馬であり、本条件とそこまであうような感じではないが、朝日フィーチャリティでのG1制覇は軽んじることができないかなと思われる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?