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ポイントって、なに?

う馬まとめの出馬表は予想に必要な情報だけを集めた新しい出馬表です。

AI分析によるレーダーチャートはもちろん、出走馬の過去の成績を示した出馬表も新しいものになっています。

その中でもカラフルで目立っているのが「ポイント」の欄です。

①今走のポイント

例として出したソダシのポイントを見てみると

赤【↑距離短縮】
黄【休明1戦】
赤【↑牝→混】
赤【↑前好走多】

の4つが表記されていることがわかります。

初めて見た人は「なんだこれ?」と、疑問に思うことかもしれません。

そこで、この記事ではう馬まとめに採用されているポイントについて説明していきます。


①ポイントの色は期待度を示している

ポイントに採用されている色は赤、黄、青の3種類です。
これらは期待値を視覚的に表しています。

②ポイントの色

赤は期待値が高い
黄は期待値は普通
青は期待値が低い

という意味です。

先ほどのソダシを例にするなら、今回は距離短縮のローテーションでの参戦のため、赤色で示された【↑距離短縮】が表示されています。

赤は期待値が高い意味ですから、距離短縮はプラスであるという意味です。

それでは具体的に一つ一つのポイントを確認していきましょう。


②7つのポイント

〇前走からの距離変動

前走からの距離変動は3種類に分類しています。

③距離変動

前走よりも短い距離のレースに出走してきた際は「距離短縮」
反対に、前走よりも長い距離のレースに出走してきた際は「距離延長」です。

例えば近5年における距離変動の成績を調べてみると、距離短縮ローテのほうが優秀であることがわかります。

距離短縮 複勝率20.5% 複勝回収率77.2%
同距離  複勝率23.5% 複勝回収率73.7%
距離延長 複勝率17.9% 複勝回収率69.1%

う馬まとめでは期待値が高いほど高評価するため、最も複勝回収率が良い距離短縮を赤色としています。

同様の考え方から、同距離は黄色、距離短縮は青色で表記されています。


〇ローテーション

ローテーションは休み明け何戦目かを表記しています。

④休み明け

こちらのポイントは全て黄色で表記しています。
使い方としては休み明け何戦目が得意な馬であるか、一目でわかるようにするためです。

⑤休み明け 出馬表

「休明1戦」=「1」であり、休み明け初戦のことです。

このように過去のレースから休み明けが得意そうな馬を見つけられた場合、注目したいのが今回のポイント。

「休明1戦」とポイントにあればすぐに今回がねらい目であることがわかります。
このようにローテーションにおけるポイントは各馬の特徴を知るのに役立ちます。


〇性別の条件

競馬は性別ごとに出れるレースが決まっている場合があり、例えば牝馬のみが出れるレースは牝馬限定戦と言います。

う馬まとめのポイントでは牝馬限定戦を【牝】、牡馬と牝馬が一緒に出走しているレースを【混】として、以下の4パターンで表記しています。

⑥性別による条件

これらの色は、芝、ダート、はたまた季節といったレース条件ごとに異なっています。

色合いの意味としては変わらず赤の期待値が高いという意味ですので、是非注目してみてください。

また、う馬まとめの出馬表では、牝馬限定戦がピンク色で表示されていますので、視覚的にわかるようになっています!こちらもわかりやすい機能ですので、活用してください。

牝馬限定戦はピンク


〇前走レベル

う馬まとめの出馬表には<次走以降>が記載されており、そのレースに出走していた馬の次走以降の成績を集計しています。

そのレースがHレベルであれば<次走以降>に馬券になった馬は多くなり、低レベルであれば少なくなることが予想されます。

このようにレースレベルを簡単に見分けられる指標が<次走以降>です。

これを一目でわかるようにしたのが今回のポイントであり、前走レベルは2種類に分けています。

⑦前走レベル

もちろん、出馬表にも<次走以降>は記載されていますが、一目で期待できる馬がわかるのがポイントです。

〇前走展開

う馬まとめの出馬表にはレースの展開が記載されており、そこから敗戦した理由や好走した理由を読み取ることができます。

⑧前走展開

⑧前走展開no

例えば、画像に示したソダシの前走「優駿牝馬」を見てみると、【脚質:先行、質:差決】となっています。

これは「差し馬が上位に来たレースで先行していた」という意味であり、すなわち展開が向かなかったということです。

上記のように敗因が明確である場合、次走は過小評価されてねらい目になります。

なおポイントは最大4つまでしか表示されないため、例でだしたソダシのポイントに前走展開は表示されていません。

〇騎手

騎手のポイントは2つ。「↑騎手変更」「↓継続騎手」です。

一般的には前走と同じ騎手、すなわち継続騎手のほうが良しとされます。

実際に調べてみると、確かに継続騎手のほうが好走率は高くなりますが、反対に回収率は落ちていることがわかります。

⑨騎手

継続:複勝率32.9%、複勝回収率78.1%
変更:複勝率28.6% 複勝回収率81.0%


目の前のレースを当てるのであれば継続騎手を重視するのはありですが、う馬まとめでは長期的にみた期待値を優先して考えるため、騎手変更を赤色で表示しています。

〇前走からのクラス変動

こちらは「↓昇級初戦」「↑降級」の2種類です。

⑩クラス変動


イメージ通り、降級してきた馬は以前より弱いメンバーとレースすることになるため赤色で示しています。


③まとめ

う馬まとめでは現在、上記の7種類のポイントを採用しています。

ポイントは時代によって変化する可能性もあるため、一定の見直し期間の後に新しくしていく予定です。

レーダーチャートだけでなく、出馬表も皆様の予想に活用していただければと思います。