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2024 東海ステークスGⅡ を考える

☆東海ステークス(GⅡ)
初ダートだった前走 太秦Sで
見事な勝利を飾った③ヴィクティファルス
果たして どのくらいの価値 とすべきか。

23年 太秦S ヴィクティファルス 実時計1.51.1 実上がり37.87
20年 太秦S ベストタッチダウン 実時計1.50.7 実上がり36.77
19年 太秦S エアアルマス    実時計1.50.5 実上がり38.17

1800Mで行われた過去2年と比較しても 実質的時計&上がりともに
素晴らしいとは言い難いものである のは分かるかと。

2014年 までの過去10年間 京都1800MのOP戦はこの太秦S含め
全9レースあったのだが その全体と比較しても(超大変作業!
23年 太秦S  ヴィクティファルス  実時計1.51.1 実上がり37.87
23年 平城京S タイセイドレフォン  実時計1.50.9 実上がり37.27
20年 太秦S  ベストタッチダウン  実時計1.50.7 実上がり36.77
19年 太秦S  エアアルマス     実時計1.50.5 実上がり38.17
18年 鳳雛S  ハーベストムーン   実時計1.52.9 実上がり36.27
17年 鳳雛S  ローズプリンスダム  実時計1.52.4 実上がり38.37
16年 鳳雛S  キョウエイギア    実時計1.51.5 実上がり36.87
15年 鳳雛S  ライドオンウインド  実時計1.51.8 実上がり37.67
14年 鳳雛S  カゼノコ       実時計1.51.7 実上がり35.43

鳳雛Sというのは 5月に行われている3歳のOP戦。
当然古馬OPより時計も落ちるのだが、
一応参考になれば と思い載せておいた。
余談だが、16年の鳳雛Sを勝利したキョウエイギア
実時計&上がりともに かなり優秀。・・・・と思っていたら
次のレース=大井で行われた ジャパンダートダービー(GⅠ)で
4番人気ながら 優勝!。しかも2着のケイティブレイブ4馬身差
更に3着はあのゴールドドリームだったのだが それにも5馬身半差。
物凄い勝ち方だった。
私は 中央競馬以外やらないので 当然馬券は未購入だったが、
この鳳雛Sを見れば 交流GⅠでもやれる 事が分かる。

それで言うならさ! 14年のカゼノコも実時計こそキョウエイギアに
0.2秒遅れるけど 実上がりは35.43と超絶優秀なんだから 合算値で
かなり凄いんじゃないの?と思った人!
はい。このカゼノコも次走が交流GⅠのジャパンダートダービーでした。
2番人気だったものの優勝!

こんなように ある程度 実時計&実上がりから
次走やれるかどうかの判断は可能です。

さて 話は戻ってヴィクティファルス
23年 太秦S  ヴィクティファルス  実時計1.51.1 実上がり37.87
20年 太秦S  ベストタッチダウン  実時計1.50.7 実上がり36.77
19年 太秦S  エアアルマス     実時計1.50.5 実上がり38.17
23年 平城京S タイセイドレフォン  実時計1.50.9 実上がり37.27

過去同条件と比較しても 実質的時計は一番遅く
実質上がりも優秀ではない
初ダートでいきなり勝利は評価すべき
本命どうのこうの とは思わない。

⑩オメガギネスは人気になりそうだ。
グリーンチャンネルカップを快勝し 今回は1k負担増で挑む。
そのグリーンチャンネルCは 例年と比較してどうであったか。
22年からマイルに変更されているので 比較が1年しかない。
なので 同条件OPとも比較してみる。(超大変作業!
23年 グリーン        オメガギネス    実時計1.35.5 実上がり35.65
22年 グリーン        デシエルト     実時計1.36.2 実上がり35.41
23年 アハルテケ    タイセイサムソン  実時計1.36.5  実上がり36.41
22年 アハルテケ    アドマイヤルプス  実時計1.36.7  実上がり36.45
21年 アハルテケ    オメガレインボー  実時計1.36.6  実上がり36.00
20年 アハルテケ    アシャカトブ    実時計1.37.0  実上がり35.74
19年 アハルテケ    ワンダーリーデル  実時計1.36.3  実上がり36.26
18年 アハルテケ    サンライズノヴァ  実時計1.35.6  実上がり35.71
17年 アハルテケ    メイショウウタゲ  実時計1.36.6  実上がり36.10
16年 アハルテケ    チャーリーブレイヴ 実時計1.36.5  実上がり36.21
15年 アハルテケ    キョウエイアシュラ 実時計1.36.3  実上がり35.99
14年 アハルテケ    エアハリファ    実時計1.36.1  実上がり35.76

アハルテケSは18年まではハンデ戦。18年のアハルテケSを制したのは
4歳のサンライズノヴァで57.5kだった。
かなりの優秀な実時計&上がりだと思うが それと比較しても
オメガギネスは55kだったとはいえ 実時計&上がり共に上回っている
3歳の10月でのもの であり、サンライズノヴァは4歳の6月でのもの。
(2.5kの斤量差はあるが)
こうしてみると オメガギネスのグリーンチャンネルC勝利
実に素晴らしいのが分かるでしょう?
2着ベルダーイメルには0.6差つけたのだけど、
          ベルダーイメル   実時計1.36.1  実上がり36.05
ベルダーイメルだってアハルテケや22年のグリーンCC勝ち馬と遜色なし。
経験が浅い分、レパードSでの2着のように少し掛かってしまう事もあるが
(それでも2着)1戦毎の慣れも見込め ここは 超絶チャンス
と言える筈。


2勝&3勝クラスを連勝してここに来た⑬ブライアンセンス
まず コース形態の話で言えば、芝はからっきしなタイプだと思われるので
ダートスタートは好材料。
2走前 前走 がともに京都千八だったので この二つを比較すると
前走の実質時計の方が優秀。こちらを参考にして考えていきたい。
前走 花園S(3勝) ブライアンセンス 実質時計1.51.60 実上がり37.00
過去 3勝クラスと比較すると(14年まで遡った)
23年 御陵S (3勝)ミッキーヌチバナ 実質時計1.51.50 実上がり37.23
23年 花背S (3勝)テーオーリカード 実質時計1.51.40 実上がり37.57
20年 平城京S(3勝)ペオース     実質時計1.51.40 実上がり36.50
19年 花園S (3勝)テーオーフォース 実質時計1.51.80 実上がり37.93
19年 観月橋S(3勝)メモリーコウ   実質時計1.51.80 実上がり36.07
19年 平城京S(3勝)コマビショウ   実質時計1.51.80 実上がり36.50
18年 観月橋S(3勝)インティ     実質時計1.50.10 実上がり36.20
18年 御陵S (3勝)ロードアルペジオ 実質時計1.51.80 実上がり36.23
18年 平城京S(3勝)アイアンテーラー 実質時計1.51.50 実上がり37.17
17年 観月橋S(3勝)ラインルーフ   実質時計1.50.80 実上がり37.73
17年 御陵S (3勝)マイネルバサラ  実質時計1.51.10 実上がり38.53
17年 平城京S(3勝)タガノヴェリテ  実質時計1.51.20 実上がり36.67
16年 観月橋S(3勝)オールブラッシュ 実質時計1.50.90 実上がり37.30  
16年 御陵S (3勝)マイティティー  実質時計1.51.20 実上がり37.00
16年 平城京S(3勝)タムロミラクル  実質時計1.51.50 実上がり36.50
15年 観月橋S(3勝)フォローハート  実質時計1.51.00 実上がり38.37
15年 平城京S(3勝)イースターパレード実質時計1.51.50 実上がり37.80
14年 観月橋S(3勝)アスカノロマン  実質時計1.50.50 実上がり36.37
14年 平城京S(3勝)カシュカシュ   実質時計1.51.00 実上がり36.50

ふぅ・・(疲れた・・)
こうして過去を眺めてみると 18年の観月橋インティはヤバイね(笑)
18年 観月橋S(3勝)インティ     実質時計1.50.10 実上がり36.20
とんでもない数字。観月橋のあと東海S(GⅡ)を0.3差で勝利
フェブラリーS(GⅠ)も逃げ切り勝ち。未勝利からの7連勝を決めたのだが
そりゃぁ観月橋でこれだけの実質時計&上がりで走ればねぇ。
16年 観月橋S(3勝)オールブラッシュ 実質時計1.50.90 実上がり37.30
こちらも インティに比べれば大きく劣るが なかなかに優秀。
このレースのあとに交流GⅠ川崎記念に出走5番人気ながら3馬身差の勝利を飾るんだよね。何度も言うが 地方はやらないので買ってないけど
この観月橋のあとなら 買い 判断ですね(しかも5番人気ならなおさら)
それから・・・
14年 観月橋S(3勝)アスカノロマン  実質時計1.50.50 実上がり36.37
も合算値はかなり評価に値します。アスカノロマンもその後
東海S(GⅡ)勝ちや平安S(GⅢ)勝ちがある。

さて・・肝心の⑬ブライアンセンスの前走。実質時計としては
過去10年 21レースの中で 5番目に遅い。上回るのは
前走 花園S(3勝) ブライアンセンス 実質時計1.51.60 実上がり37.00
19年 花園S (3勝)テーオーフォース 実質時計1.51.80 実上がり37.93
19年 観月橋S(3勝)メモリーコウ   実質時計1.51.80 実上がり36.07
19年 平城京S(3勝)コマビショウ   実質時計1.51.80 実上がり36.50
18年 御陵S (3勝)ロードアルペジオ 実質時計1.51.80 実上がり36.23
の4レースのみ 
だが それさえも コマビショウやロードアルペジオの
実質上がりには0.7秒程不足しているし メモリーコウには0.93秒も不足。 
現実的な時計 としても この3本を下回っている と言えると思う。
唯一上回っている と断言出来るのはテーオーフォースの花園Sだが
テーオーフォースは以後 11.5.8.13.8.11.15着と惨敗続き
つまり 有力な1頭とはとても思えない ということ。
少なくとも 同斤量のオメガギネスの方がかなり上 という評価としたい。


⑭ウィリアムバローズは芝で4戦して芽が出ずダート転向
札幌の未勝利で勝利したが、福島の2戦目が映像的にはエグかった。
しかし 実時計などの観点から行くと
未勝利勝ちが 既に 物凄いのですよ。

札幌未勝利の直線

未勝利(札幌ダ1700M) 実時計 1.45.20 実上がり37.40
札幌未勝利としては破格時計
過去10年66レース程(超大変💦)調べてみたが
17年 2着に2.5秒差つけて大勝したイーグルバローズ
未勝利(札幌ダ1700M) 実時計 1.45.40 実上がり37.05
これも凄い時計。実質時計こそウィリアムバローズに0.2譲るが
実質的上がりが0.35も上回るので ほぼ同じくらいの価値判断
このくらいしか(並ぶものが)ない。

66レースで一番と言ってよい 未勝利戦勝ち なのです。

だから 福島の二戦目 大楽勝は驚けない

福島1勝クラス直線

最後は流してのもの。この実時計&実上がりもかなりのものだけどね。
この時点でOPクラスで通用する数字が出ちゃってた
この馬の特徴としては 脚抜きの良い高速馬場は合わない
ラジオ日本賞は能力の高さで2着したが、
本来あの手の馬場は不得手な印象。
超スローで映像を見ているとノメるシーンがちらほら。
重賞マーチSでも(不良馬場・・高速)同様の場面。
それでも2着なのだから能力は高いが。
ウィリアムバローズは前走みやこSを見て行こう。
みやこS ウィリアムバローズ(3着)実時計1.51.50 実上がり37.20
同じ京都開催の過去の みやこSと比較する

19年 ヴェンジェンス       実時計1.49.70 実上がり36.70
この年度に時空を超えてウィリアムバローズが出走していたのなら
3着ウェスタールンド 実時計1.49.80 実上がり37.30より劣り
4着アングライフェン 実時計1.50.7 実上がり38.2
よりも実時計は0.8秒劣るが上がりが1秒上回っているので
この1~3着とは離れた4着であったアングライフェンとほぼ同等
というところか。

17年の勝ち馬は テイエムジンソク 実時計1.50.00 実上がり37.23
この年度に時空を超えてウィリアムバローズが出走していたのなら
3着キングズガードよりは下で 4着タムロミラクルよりは上 というところ。つまり4着相当 という事だ。

16年はどうか。
勝ち馬はアポロケンタッキー。実時計1.50.90  実上がり36.47
この年度に時空を超えてウィリアムバローズが出走していたのなら
ロワジャルダン(3着=実時計1.51.00 実上がり36.37)の後ろ
モンドクラッセ(4着=実時計1.51.60 実上がり37.77)の前
というところではなかろうか。これも4着相当 となる。

15年も比較しよう。
勝ち馬ロワジャルダンの実時計は1.50.00 実上がり36.43
この年度に時空を超えてウィリアムバローズが出走していたのなら
4着アスカノロマンが 実時計1.50.50 実上がり37.43
上がりはウィリアムバローズの方が上回っているものの
実時計の1秒差をカバーするほどではない と思われるので
これよりも下。と・・なると
5着クリノスターオー 実時計1.50.60 よりも下で・・
7着モンドクラッセ  実時計1.50.80 実上がり38.23
ここら辺とどうか というレベル。

これらと比較するに 23年のみやこSは 非常に低レベル戦であった
と言えるでしょう。メンバー的にはね そこまで低レベル戦となる
戦いではなかった筈なんだけど(ま 例年通りのメンバーってとこか)
ということで ウィリアムバローズも過度に高い評価は与えない

ここまで見て来て 人気馬の中では 1頭。
オメガギネスのみ を大きく評価している ということ。
前走同様の力を発揮出来れば という条件にはなるが
勝ち負けの線上にいる可能性は極めて高いだろう。


伏兵馬も見る。⑥ペプチドナイル
ウィリアムバローズと同じみやこSを逃げて同タイムの4着。
前後半のラップバランスとしては やや(ほんとにやや)厳しい流れでの
逃げだったものの 前出した通り そもそも低レベル時計決着戦。
前走はベテルギウスS。こちらを実時計と共に取り上げておく。
この馬は明け6歳だけど まだ成長期途中 ってのがデータを
取っていると感じます。脆さはあるんだけど、
そんな中で前走ベテルギウスSは3番手辺りで折り合えた事は大きい。
基本大箱向き(東京とか)タイプだとは思う。
一完歩が大きいので ね。
ベテルギウスS ペプチドナイル 実時計1.51.70 実上がり36.77
やや後傾ラップではあったが 実上がり59k背負って36.77は優秀。

22年ベテルギウスS サンライズウルス 実時計1.52.3 実上がり36.90
21年ベテルギウスS アイオライト   実時計1.52.0 実上がり37.00
20年ベテルギウスS オーヴェルニュ  実時計1.51.6 実上がり36.53
19年ベテルギウスS ウインユニファイド実時計1.51.7 実上がり36.83
18年ベテルギウスS ワイルドカード  実時計1.51.5 実上がり35.83

過去5年間で 
ペプチドナイルのベテルギウスSを明確に上回る勝ち馬
18年ベテルギウスS ワイルドカード  実時計1.51.5 実上がり35.83
20年ベテルギウスS オーヴェルニュ  実時計1.51.6 実上がり36.53
の2頭か。ワイルドカードは何故かその後のマーチS(GⅢ)を1番人気の
支持を集めながら16着。以後も振るわず。
しかし20年のオーヴェルニュは というと・・・
次走 東海S(つまり今回のペプチドナイルと同ローテ)を2番人気ながら
0.3秒差の勝利。オーヴェルニュは
ベテルギウスS=57k →東海S=56kでの出走だった。
今回のペプチドナイルは
ベテルギウスS=59K →東海S=57kでの出走
2k減での出走となるので チャンスは大きい筈。
現状これを書いているのが火曜日なので(笑)オッズが見えないが
甘すぎるオッズなら ここから勝負してみるのも一つ

①ミッキーヌチバナ2走前が御陵S。ブライアンセンスの項で出したが
23年 御陵S (3勝)ミッキーヌチバナ 実質時計1.51.50 実上がり37.23
23年 花園S (3勝)ブライアンセンス 実質時計1.51.60 実上がり37.00
23年 御陵S (3勝)ミッキーヌチバナ 実質時計1.51.50 実上がり37.23
23年 花背S (3勝)テーオーリカード 実質時計1.51.40 実上がり37.57
20年 平城京S(3勝)ペオース     実質時計1.51.40 実上がり36.50
19年 花園S (3勝)テーオーフォース 実質時計1.51.80 実上がり37.93
19年 観月橋S(3勝)メモリーコウ   実質時計1.51.80 実上がり36.07
19年 平城京S(3勝)コマビショウ   実質時計1.51.80 実上がり36.50
18年 観月橋S(3勝)インティ     実質時計1.50.10 実上がり36.20
18年 御陵S (3勝)ロードアルペジオ 実質時計1.51.80 実上がり36.23
18年 平城京S(3勝)アイアンテーラー 実質時計1.51.50 実上がり37.17
17年 観月橋S(3勝)ラインルーフ   実質時計1.50.80 実上がり37.73
17年 御陵S (3勝)マイネルバサラ  実質時計1.51.10 実上がり38.53
17年 平城京S(3勝)タガノヴェリテ  実質時計1.51.20 実上がり36.67
16年 観月橋S(3勝)オールブラッシュ 実質時計1.50.90 実上がり37.30  
16年 御陵S (3勝)マイティティー  実質時計1.51.20 実上がり37.00
16年 平城京S(3勝)タムロミラクル  実質時計1.51.50 実上がり36.50
15年 観月橋S(3勝)フォローハート  実質時計1.51.00 実上がり38.37
15年 平城京S(3勝)イースターパレード実質時計1.51.50 実上がり37.80
14年 観月橋S(3勝)アスカノロマン  実質時計1.50.50 実上がり36.37
14年 平城京S(3勝)カシュカシュ   実質時計1.51.00 実上がり36.50
同条件比較として 過去21レース中 実質時計
としては12番目タイ数字。
ざっくり丁度中間 ってとこ。実質上がりも12番目タイ
3勝クラスとしては 可もなく不可もなし ってところ。

前走ベテルギウスSは ペプチドナイルの項で説明済みだが
3着のミッキーヌチバナも 加えて見て頂く。
23年ベテルギウスS ペプチドナイル  実時計1.51.7 実上がり36.77
23年ベテルギウスS ミッキーヌチバナ 実時計1.52.0 実上がり37.13 
22年ベテルギウスS サンライズウルス 実時計1.52.3 実上がり36.90
21年ベテルギウスS アイオライト   実時計1.52.0 実上がり37.00
20年ベテルギウスS オーヴェルニュ  実時計1.51.6 実上がり36.53
19年ベテルギウスS ウインユニファイド実時計1.51.7 実上がり36.83
18年ベテルギウスS ワイルドカード  実時計1.51.5 実上がり35.83
勝ち馬ペプチドナイルは今回有力の1頭 と記したが
3着ミッキーヌチバナはそこまでではなさそうだ。0.3差 というのもあるが
上がりが下回っていての0.3。更にペプチドナイルは
ベテルギウスS=59K →東海S=57kでの出走
ミッキーヌチバナは
ペテルギウスS=57k →東海S=57k
と斤量変わらず。
つまり表面的な物差しで言えば ペプチドナイルとの差は
広がってくる
ので(0.6~0.65)
現実的に馬券内があるか というと 
余程の展開利などがなければ
 だろう。 


明け4歳⑯オーロイプラータは前半に位置を取る事が出来ないので
その分 ぺースがゆったりな2100mとかが合っている印象。
そういう意味では2走前の東京2100mの3勝クラスなんかは適鞍か。
(勝ったから言ってるわけじゃないよ?)
前走が544kだったけど その大型の馬体で そのままトビも大きいので
広い東京の2100mはピッタリなイメージがあるのです。
前走 京都1900MカノープスS3着は
カノープスS オーロイプラータ(3着)実時計1.57.7 実上がり36.70
こんな感じ。同じ条件(1900MのOP)が今までにないので
重賞 平安Sと比較してみると
23年 平安S グロリアムンディ   実時計1.58.1 実上がり38.86
20年 平安S オメガパヒューム   実時計1.56.5 実上がり35.66
19年 平安S チュウワウィザード  実時計1.57.8 実上がり36.41
18年 平安S サンライズソア    実時計1.57.7 実上がり37.13
17年 平安S グレイトパール    実時計1.56.2 実上がり37.56
16年 平安S アスカノロマン    実時計1.56.5 実上がり37.29
15年 平安S インカンテーション  実時計1.55.6 実上がり36.86
14年 平安S クリノスターオー   実時計1.56.9 実上がり36.49
・・・15年のインカンテーションや14年のクリノスターオー
それから20年のオメガパヒューム辺りには全く適わないが
平安S勝ち馬の平均値が 1.56.91 37.03なので
平均した平安Sを3着くらいの走りだった と言える。
分かりづらい書き方かねぇ・・ 例年の平安S3着くらい と言えばいいか。
なので 今年のカノープスSはハイレベル寄りだった と言えます。
このオーロイプラータも印は回すべきじゃないかな。


タイセイドレフォンは3走前が 先ほど書いた23年 平安Sの4着馬。
グロリアムンディが勝利した23年は
特にレベルが低い戦いとなっており、グロリアムンディはその後
チャンピオンズCで8人気の13着惨敗(15頭立て)

2走前がヴィクティファルスの項でも書いた
太秦Sを2着。
23年 太秦S  ヴィクティファルス  実時計1.51.1 実上がり37.87
23年 平城京S タイセイドレフォン  実時計1.50.9 実上がり37.27
平城京Sがかなりの好内容での勝利であり、本来ならば
同じだけ走れれば 太秦Sも勝利だった筈なのだが、0.2差で
ヴィクティファルスに敗れてしまった。ただ太秦Sは5か月の休養明けであり
使われて良くなるタイプだとすれば むしろ好内容ではあるのか
前走みやこSが良いところなしの惨敗だけに 非常に取捨が難しい
平城京S勝ちの力が再び と思い印を振るか ここ3戦の内容を鑑みて無印と
するか。うーん・・ 保険として回す??

⑨レッドファーロは前走カノープスSが0.2差4着。
オーロプラータの項で書いたがカノープスSはハイレベルなレースだった。
オーロプラータには 例年の平安S3着くらい(の価値) と書いたが
そこから0.2差 となると 例年の平安S5着前後 となるだろうか。
GⅡの今回 ギリ印は回さない(というか回せない)という感じか。
展開利があれば圏内も可能。


武豊騎手騎乗の⑤スマッシングハーツ
もう8歳か(笑)昨年の東海S 5着馬(中京開催)
テンが遅いので先行出来ないという弱みがあるし
距離は1800よりマイルの方が良さそう。その点 今回は前走グリーンチャンネルCよりも条件悪化 と言えそう。
余程展開向いて(前総崩れ)というところ。


⑦サンライズウルスは去年の東海S以来の出走。
それ自体は7着で終わったが
2走前のベテルギウスS勝利が
23年ベテルギウスS ペプチドナイル  実時計1.51.7 実上がり36.77
23年ベテルギウスS ミッキーヌチバナ 実時計1.52.0 実上がり37.13 
22年ベテルギウスS サンライズウルス 実時計1.52.3 実上がり36.90
21年ベテルギウスS アイオライト   実時計1.52.0 実上がり37.00
20年ベテルギウスS オーヴェルニュ  実時計1.51.6 実上がり36.53
19年ベテルギウスS ウインユニファイド実時計1.51.7 実上がり36.83
18年ベテルギウスS ワイルドカード  実時計1.51.5 実上がり35.83
過去7年間で 一番実質的時計が遅い
そして実質的上がりもあまり価値がない。
1年ぶりの上積みを考慮するより ここは様子見とするべきではないか。


明け4歳の➃キリンジは正直能力査定が難しい
というのも
23年 5月03日 兵庫チャンピオンズシップ(交流GⅡ)2着
23年 7月12日 ジャパンダートダービー(交流GⅠ)2着
23年 9月30日 シリウスS(GⅢ)12着
と昨年5月&7月に地方が入っており、
当然ながらここのデータを取っていない。
な・・・上に直近のシリウスSが惨敗となっているからだ。
シリウスSは敗因が特定出来てないが 4番人気の支持を受けており
それなりに期待されていたのは確か。
少なくとも 未勝利&1勝クラス と連勝した3歳の2月~3月にかけては
実質時計的に評価できるようなものではなく、
今回 大きく成長してるでしょう?  という前提 
で拾って行くのはどうなんだ  
って気持ちもある。
この東海Sを 改めて の 査定レース としようか。


②ビヨンドザファザーは近3走が8着.12着.8着と凡走続き。
勝ち馬から1.5秒 1.2秒 0.9秒 と離され
レベルの上がるGⅡのここで やれる要因は少ない。
3勝クラス勝利が京都1900Mだったので平安S辺りと比較しようか。
23年 桃山S ビヨンドザファザー  実時計1.58.1 実上がり37.43
23年 平安S グロリアムンディ   実時計1.58.1 実上がり38.86
20年 平安S オメガパヒューム   実時計1.56.5 実上がり35.66
19年 平安S チュウワウィザード  実時計1.57.8 実上がり36.41
18年 平安S サンライズソア    実時計1.57.7 実上がり37.13
17年 平安S グレイトパール    実時計1.56.2 実上がり37.56
16年 平安S アスカノロマン    実時計1.56.5 実上がり37.29
15年 平安S インカンテーション  実時計1.55.6 実上がり36.86
14年 平安S クリノスターオー   実時計1.56.9 実上がり36.49
超絶低レベル戦となった23年の平安Sよりは価値があるが
実時計で上回ったのは一年すらなく、実上がりの面でも上回ったのは2年。
そのうち17年のグレイトパールとは1.9秒も実時計で劣る。
これに加え 近走冴えない現状では・・・


8歳⑧ゲンパチルシファーは穴足りえる存在か?
前走みやこSは勝ち馬にこそ0.8差つけられたが
2着メイクアリープとは0.3差の5着と奮闘。
4着ペプチドナイルとは僅か0.2差。
そしてペプチドナイルは今回評価している と書いた。
ならこのゲンパチルシファーも?となりそうだが、そもそもみやこS自体は
低レベル戦で価値が低い。
その中でペプチドナイルは逃げて厳しい流れを粘っての4着
ゲンパチルシファーは逆にその恩恵を受けた中での5着
価値が異なる筈。
余程前が崩れてしまえば だが その場合は
そもそも私の馬券は不発
なので この馬までケアする必要を感じない


最後に⑮ブラックアーメット
近走では2走前の福島民友C(L)の勝ち馬と同じ時計での2着がある。
23年 福島民友C ブラックアーメット 実時計1.43.9 実上がり37.56
22年 福島民友C ベルダーイメル   実時計1.44.9 実上がり36.57
21年 福島民友C ダノンファスト   実時計1.45.3 実上がり36.47
20年 福島民友C オーヴェルニュ   実時計1.44.1 実上がり37.26
19年 福島民友C マイネルユキツバキ 実時計1.45.0 実上がり37.36
18年 福島民友C ヒラボクラターシュ 実時計1.45.2 実上がり37.54
17年 福島民友C ディアデルレイ   実時計1.45.0 実上がり37.36
16年 福島民友C トラキチシャチョウ 実時計1.44.4 実上がり37.07
15年 福島民友C ランウェイワルツ  実時計1.44.5 実上がり37.11

実時計に関していえば 23年2着だったブラックアーメットが一番良い。
0.2差が20年の勝ち馬オーヴェルニュだが 実質上がりが優秀なので
合算ではこのオーヴェルニュの価値がやや上 だろう。
では このオーヴェルニュ 福島民友C後はどうだった?
福島民友C=1着→ベテルギウスS(5人気)1着→東海S(2人気)1着!
そう3連勝で東海Sも制覇してしまうのです。
そのオーヴェルニュと殆ど変わらない 合算値だったのが
このブラックアーメットなのだが 同タイムながら勝利したほうの
ワールドタキオンはその後どうか?というと.......…
休養してるんですねー(笑)なので 
このレースが本当にハイレベルだったのかを証明するには
3着だったスレイマン(BアーメットやWタキオンとは0.3差)
のその後を見てみましょう。

門司Sで2番人気の1着だったのです。まぁLからOPに下がるので
そこまで大きく取り上げる程でないか。
            

             否!

2着に4馬身差の圧勝だよ!
の事からも ブラックアーメットとワールドタキオン(出てくる時は注目)
非常に強かったと言えるのです。
まぁブラックアーメットに関しては 福島や小倉などの小回り1700M
スペシャリスト というのは間違いないけど。前走大敗からすれば推しづらいが 印は回しておく



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結論としては 本命サイドとしては
⑩オメガギネス一択じゃないかと。
穴サイドとしては⑥ペプチドナイル推し となる。
今これを書き足してるのが木曜日なのだが
京都は土曜に雨が降る予報となっている。となれば脚抜きの良い高速馬場。
⑭ウィリアムバローズは項で触れたように雨馬場じゃないほうが良いので
割引
かな。オメガギネスは高速OK。

という事で
◎⑩オメガギネス
〇⑥ペプチドナイル
までは決まった。
▲を大外に入った⑯オーロイプラータとしようか。

◎⑩オメガギネス
〇⑥ペプチドナイル
▲⑯オーロイプラータ
△⑪タイセイドレフォン
△⑭ウィリアムバローズ
△⑨レッドファーロ
△⑮ブラックアーメット

◎〇2頭軸の三連複は購入予定。
あとはオッズ次第でフルベットも。
輸送が問題なければ⑩オメガギネスの圏内は堅めと判断してます。















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