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安田記念GⅠを考える


雨が気になる今年の安田記念

水捌けの良い府中なので良馬場開催となる可能性もあるが
いずれせよパンパンの良 見込みにはならない。

そんな中でのフルゲート戦。前売りオッズの限りでは
抜けた人気馬はおらず 的中さえすればそれなりのリターン
望めそうではある。

まずは前走大阪杯GⅠ組の3頭を見ていこう。
①カテドラル9着(大阪杯16番人気)
➃ジオグリフ5着(大阪杯8番人気)
⑬ステラヴェローチェ4着(大阪杯7番人気)
※全て実質的な時計&上がりで算出
24年 ステラヴェローチェ 1.59.9 34.68
   ジオグリフ     2.00.1 35.38
   カテドラル     2.00.5 35.38
23年 ジャックドール   1.58.8 35.75
22年 ポタジェ      1.59.3 35.57
21年 レイパパレ     1.59.3 36.11
20年 ラッキーライラック 1.58.5 34.14
19年 アルアイン     2.01.1 35.32
18年 スワーヴリチャード 1.58.9 34.49
17年 キタサンブラック  1.59.2 34.39

GⅠ昇格後の8年を載せたが
19年の大凡戦 程ではないものの、今年の大阪杯も
かなり程度の低いモノ ではあった。
・・・まぁその中で 敢えて言えば ステラヴェローチェの
上がりは ソコソコ。2分ちょっと切る程度の時計で
上がりが34.68なので あくまでソコソコでしかないのだが

大阪杯組から 印を敢えて回す馬がいるとすれば
このステラヴェローチェただ1頭
かな と考える。
でも切っちゃっても問題なし。印枠が余れば ってとこ。


続いて 読売マイラーズカップGⅡ組の4頭。
⑩ソウルラッシュ 1着(マイラーズカップ1番人気)
⑰セリフォス   2着(マイラーズカップ2番人気)
⑧エアロロノア  4着(マイラーズカップ11番人気)
⑭コレペティトール8着(マイラーズカップ4番人気)
※全て実質的な時計&上がりで算出 
24年 ソウルラッシュ  1.33.4 34.94
   セリフォス    1.33.7 35.14
   エアロロノア   1.34.1 35.44
   コレペティトール 1.34.5 35.64
23年 シュネルマイスター1.33.2 33.58
20年 インディチャンプ 1.33.3 33.53
19年 ダノンプレミアム 1.32.9 32.73
18年 サングレーザー  1.32.3 33.58
17年 イスラボニータ  1.32.4 33.20
16年 クルーガー    1.33.5 34.34
15年 レッドアリオン  1.33..4 33.46

京都開催限定で過去10年算出。マイラーズカップは
迷わず◎ソウルラッシュ として 無事勝利したが
実質的な時計面においては 過去8年の中で6位タイ
上がりも優秀には程遠いこのスコアならば 前走同様に
◎を打つのを躊躇ってしまう。・・・というか打ちたくない

勿論ね、香港帰りの休み明け初戦 という叩き台であった訳で
今回の本番に向けての試走的意味合いの中でのスコアなので
そこを考慮しないわけにはいかないが、それでも◎は打ちたくないなぁ。


 

続いてヴィクトリアマイルGⅠ組の2頭。
⑤ナミュール    8着(Vマイル2番人気)
⑫フィアスプライド 2着(Vマイル4番人気)
それにしても・・・何故テンハッピーローズ(208.6倍)に
◎打たなかったかね。。。一生モノの後悔ですわ。
※全て実質的な時計&上がりで算出
24年 フィアスプライド  1.33.8 35.58
   ナミュール     1.34.0 34.48(出遅れ0.12補正)
23年 ソングライン    1.33.3 33.69
22年 ソダシ       1.33.4 33.93
21年 グランアレグリア  1.32.6 33.20
20年 アーモンドアイ   1.32.3 33.54
19年 ノームコア     1.32.3 33.88
18年 ジュールボレール  1.33.0 33.68
17年 アドマイヤリード  1.33.5 33.40
16年 ストレイトガール  1.32.7 33.85
15年 ストレイトガール  1.32.7 33.30

見て貰えれば一目瞭然。勝利したテンハッピーローズでさえ
1.33.6の34.58 と過去最低レベル。ましてや
2着フィアスプライドや8着ナミュールとなると
とても誇れるような時計&上がりではないわけで。
さすがに 怪物級牝馬グランアレグリアやアーモンドアイ それから
連続勝利のストレイトガールに比肩するとこまでは求めやしないが
さすがに前走単体の話で言えばねぇ・・・かなり物足りない
いやもう かなり だ。すっげぇ足りてない
勿論それが=能力 ではないんだけどもね。
この前走を見た上で ⑤ナミュールに◎ などとは
とてもじゃないが 私は打てない。結果 勝つような事があったとして
そこに後悔は生じないです。そういうVマイルだったのだから。


③レッドモンレーヴ2着(2番人気)と⑱ダノンスコーピオン4着(6番人気)
京王杯スプリングカップGⅡを見てみよう。
※全て実質的な時計&上がりで算出 
24年 レッドモンレーヴ  1.21.0 32.84
   ダノンスコーピオン 1.21.5 33.74
23年 レッドモンレーヴ  1.21.3 33.16
22年 メイケイエール   1.21.3 34.07
21年 ラウダシオン    1.21.4 34.19
20年 ダノンスマッシュ  1.20.5 33.61
19年 タワーオブロンドン 1.20.9 33.74
18年 ムーンクエイク   1.20.8 33.76
17年 レッドファルクス  1.21.3 33.14
16年 サトノアラジン   1.20.5 32.87
15年 サクラゴスペル   1.21.4 33.47

これは じっくり見て欲しいよ。
まず16年のサトノアラジン。時計も上がりも凄いモノがあった。

そのサトノアラジンでさえ 次走 安田記念では4着

だった。それは踏まえておくべき事項だ。
京王杯スプリングカップでこれだけの時計&上がりでも
安田では馬券内に入れなかった という事実を。

しかし 勝ち馬には0.2差だった事も伝えておきたい。

そこで だ。 大事だから もう一度見て欲しいのだが
24年 レッドモンレーヴ  1.21.0 32.84
   ダノンスコーピオン 1.21.5 33.74
23年 レッドモンレーヴ  1.21.3 33.16
22年 メイケイエール   1.21.3 34.07
21年 ラウダシオン    1.21.4 34.19
20年 ダノンスマッシュ  1.20.5 33.61
19年 タワーオブロンドン 1.20.9 33.74
18年 ムーンクエイク   1.20.8 33.76
17年 レッドファルクス  1.21.3 33.14
16年 サトノアラジン   1.20.5 32.87
15年 サクラゴスペル   1.21.4 33.47

昨年京王杯スプリングカップ優勝はレッドモンレーヴ。
今年はレッドモンレーヴは惜しくも2着だったわけだが、
昨年よりも実質時計を0.3秒上回った上に 
上がりも0.32上回っている。しかも だねぇ。。。
昨年は57kでのレースだったのだけど今年は58kで
両方とも上回った って事。

では 昨年の安田はどうだったの?というと

0.6差の6着だったわけだ。今年の京王杯は繰り返すが昨年よりも
実質時計&上がりともに大きく上
2着だったという事実が
良い目隠しをしてくれている
お陰で人気薄になっている。
更に 昨年よりもメンバーレベルが落ちるさぁ何着?という話。

5歳だが 幼さ故に、ずっと気性の問題があった。
今もそれは解消された とは言い難い。パドックや返し馬
ゲート周辺でスイッチ入ってしまうケースもある。
その悪さがまともに出てしまったのが 2走前の中山記念。
1800Mという距離云々より気性の悪さが出てしまった為だろう。
そんな中で前走京王杯SCは良く巻き返した。

巻き返したから と言って

今回 再び気性の悪さを出して凡走 する可能性はある。

ただ 現状で23倍 というオッズな訳ですよ。当然複勝オッズも甘い。
去年(6着)より能力上昇しててメンツも落ちている となれば
私的には(凡走も覚悟して だが)買わない理由がない感じではある。

香港馬たちはレースを見たものの 結局言える事も限られているので
適度な印を回して茶を濁す。
単複MAXで飾りも入れた大勝負を敢行してみる。
私事だが、6月1日まで のtotal収支が -39万ちょっと となっている。
( 不明金2.12万・・毎年出るんだよな(笑) )
180以上浮いてるとこから5月で急降下したところだが、
6月中に再びプラス域に戻したい。その意味でも③レッドモンレーヴには
期待してみたいのだが。

◎③レッドモンレーヴ
〇②ガイアフォース
▲⑦ロマンチックウォリアー
△⑤ナミュール
△⑩ソウルラッシュ
△⑮ヴォイッジバブル
△⑰セリフォス




  


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