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ヴィクトリアマイルを考える

マネーマネジメントを除けば

競馬で勝つために一番重要な要素

前走を正しくジャッジする という事。

前走が走ったから と言って今回同程度 もしくは
それ以上の走りが出来る とは限らない

とはいえ  じゃあ 前走をあまり気にしなくても良いのか
といえば そんな事はないわけで。

現時点で有している能力 を一番表しているのが前走なのは
言うまでもない話なのだから。

もうね・・・長期的な視野 で言えば
前走 一番強かった馬を見合ったオッズで買い続ける
のが一番効率がいいの。これが長期で一番結果が残りやすい

愚直にそれをやり続け 勝った負けた を繰り返しながら
勝ち金を積み上げていく・・・これが競馬 です。


うーん・・冒頭から凄く大事な事を書いてしまいましたが
それではVマイルを考えていきましょう。

★第19回 VマイルGⅠ 芝1600M

早速冒頭の 前走ジャッジ  が不可能 
という話になってしまうのだが(笑)
前走の⑩ナミュールはドバイなので分からない。
2走前も香港なので分からない。となれば3走前のマイルCSで
考えるしかない。

マイルCS 過去10年比較(当然ながら実質時計&実質上がり比較)
※京都会場のみの比較
23年 ナミュール    1.32.5 33.04
19年 インディチャンプ 1.32.9 33.98
18年 ステルヴィオ   1.33.6 34.33
17年 ペルシアンナイト 1.33.2 33.67
16年 ミッキーアイル  1.33.2 35.64
15年 モーリス     1.33.2 33.36
14年 ダノンシャーク  1.32.6 34.51

上記を見ればわかるように 23年のマイルCSはハイレベルだった。

展開利があった とはいえ、ナミュールの時計は出色と言えるし
2着だったソウルラッシュだって 相当なモノ なのです。
だからソウルラッシュの前走マイラーズカップも
文句なしの◎ としたわけで(勝利)
補正しきれない展開の綾があるので 絶対ではないが 例年のマイルCSなら
8着のセリフォス辺りまで 勝ち負けレベルだった と考えられえる。

そんな中での断然の上がりでの勝利。
不安があるとすれば 海外の2戦査定が出来てないので
そこでの能力変化がどうか と武騎手への乗り替わり だが
むしろプラス と思う。
昨年のVマイルと そのあとの安田が どちらも直線大きな不利を
受けての大敗だったのだが、

後ろの緑帽⑪がナミュール

Vマイルは包まれて追い出し遅れ、横山武史ジョッキーだったのだが
これが武豊騎手なら「どけ!」の一言で包まれなくなったりする

安田も

写真一番左の緑帽⑫がナミュール

狭められて手綱を引く不利。これでは無理だ。
どちらも横山武史騎手は他騎手に怒っていたが(正直どうかと思う)
一瞬で抜ける瞬発力がない分 長く脚を使えるタイプ というのは
直線向いた時の馬の置き所は凄く大事。
そこらへんは武騎手ならばテン乗りでも心得ているだろうし
レジェンド騎手の位置取りはある程度 他騎手が気を使ってくれるもの。

なので 乗り替わりは プラスに作用する という判断なのです。

勝ち負け以上の可能性は かなり高い

 と思います。


改めて 前売りオッズを見て貰いたい。
⑥マスクトディーヴァ が⑩ナミュールに並ぶくらい売れている。
この⑥マスクトディーヴァ。2走前は東京新聞杯6着だが

出遅れた⑥マスクトディーヴァ

大きな出遅れがあった。この不利補正を0.5と仮にした場合

出遅れなければ サクラトゥジュールと勝ち負け だったとは思うのだが
そもそも実質的な時計が(不利補正0.5入れても)価値が低い。
19年の東京新聞杯インディチャンプなんかに比べると かなり低い。

・・・では 前走 阪神牝馬勝利が物凄かったのか?
(勿論 時計&上がりともに実質的なものだよーん)
24年 マスクトディーヴァ 1.33.9 33.49
23年 サウンドビバーチェ 1.40.0 34.33
22年 メイショウミモザ  1.33.9 34.11
21年 デゼル       1.33.2 33.18
20年 サウンドキアラ   1.33.5 33.93
19年 ミッキーチャーム  1.33.6 33.63
18年 ミスパンテール   1.34.1 33.88
17年 ミッキークイーン  1.33.1 33.55
16年 スマートレイアー  1.33.5 34.46

例えば21年のデゼルなんかと比較すると
時計 上がり 共に物足りなさを感じてしまう。
21年のデゼルは54k で24年のマスクトディーヴァは56kなので
同列に語る事は出来ないし、24年はスロー過ぎなので 補正を入れても
補正しきれてない部分はもしかしたらあるかもしれないが
それならばそれで もう少し 上がりが速くないと
というのが正直なところ。17年のミッキークイーンはね
時計も上がりも優秀。マスクトディーヴァは 正直そこまでじゃない。

なのにオッズは

⑩ナミュールと差がない となれば 少し過剰オッズかな?
逆に言えば⑩ナミュールのオッズが甘め ともいえるか

大穴 と言えば 大穴過ぎるのだが、少し楽しみもあるかな と思えるのが
⑨テンハッピーローズ。前走⑥マスクトディーヴァが勝利した阪神牝馬でも
0.4差 とそこまで差がない。映像見ると 伸びが段違いに下 なので
見栄えは確かに悪いんだが、伸びない内をチョイスした分もあるだろう。
馬場の良い東京マイルなら距離も大丈夫 という判断も出来るので
馬券内のチャンスも少しあるかも?
相手には加えておく。


◎⑩ナミュール
〇⑥マスクトディーヴァ
▲⑮ドゥアイズ
△⑬モリアーナ
△⑦ハーパー
△⑤ウンブライル
注⑨テンハッピーローズ

印としては ここまでになるが
△②フィアスプライド
△③スタニングローズ
なども3連系に手を出す人は抑えておきたいところか。

正直 ◎⑩ナミュールの1強で
あとは⑥マスクトディーヴァが続き 
残りの7頭は そこまで差がない という見立てです。
ちょっとの展開差で入れ替わりがありそう。

このメンツだったら ⑩ナミュールの複勝の損益分岐は驚愕の
118円
 ってところだが、(大きな不利がなければ ね)
120円以上が期待できるなら 全力予定。
飾りも色々触るつもりだけど 新潟に勝負レースとなりそうな
(つまり1人気以外から買いそうな)のが多すぎて
そこまでオッズに張り付いている暇はないかも知れないなー

ま ナミュールの走りを楽しみにみときましょ。。。

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