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函館二歳S(土曜)&函館記念(日曜)

今週はあまり時間がないので(一日体調崩すともう大変・・)
サクッといきましょう。
1戦馬ばかりで分からない という人も多く 割と敬遠されがちな
二歳重賞
ではあるが、(今週当たるかはともかくとして)私は結構得意なほうかな。
2戦目で 大きく変わってくる(別馬のように) というのは多々あるものの それでも1戦の内容を吟味すれば見えてくるものはそれなりに。

①スカイキャンパス・・・前走からは200M延長。その前走は実質時計としては58秒丁度というところ。やや重ではあったが時計は出る馬場で、
逃げペースとしては新馬の平均くらい。同日の1Rに三歳未勝利1200Mがあったのだが この1000M時点での実質逃げ時計が57.92。そこと比較しても0.8差なので非常に優秀。上がりも最速タイ であり、逃げなくても競馬も出来るタイプではないか と推測。有力候補

②ロータスワンド・・・前走新馬戦は1.10.9という実時計。
新馬戦平均よりはやや速い逃げ。つまり若干(ほんの若干)だが厳しいレースは出来た というところ。ただ上がりが物足りない感はある。この手のタイプは2戦目で上積みがそこまでない というケースも多く現在1番人気であり ちょっと考えてしまうところではあるか。

③チークタイム・・・実時計的な価値が低く、余程大きく変わって来て
尚且つ展開利でもない限り厳しいかな。

④タヤスロンドン・・・前走実時計が1.11.9。ロータスワンドと比較しても
1秒遅れの勝利 というところ。実質上がりでも ロータスワンドが
35.95に対しタヤスロンドンは36.9。強いて挙げれば厳しい流れの中の勝利ではあった という点。とはいえ この距離で1秒差は難しい。

⑤ナスティウェザー・・・前走はダート1000M。時計はかなり優秀。
200M延長はラストラップが11.6-10.9なので問題なさそう。
と・・・いうことは 芝がどうか の1点だけ。それにしても前走のパドック時の毛ツヤは良かったなー。新馬戦は買わないけど 手を出したくなるくらいだった。

⑥バスターコール・・・東京新馬戦とは思えないハイラップを逃げ切り勝ち。つまり強い勝ち方。
ただ・・実質時計は平凡。そして現在5.4倍と売れている。

着差はタイム差なしのクビ。3着とも0.1差。もしバスターコールが今回制するようだと じゃあ新馬2着だったピックアチェリーなどは重賞級って事?
強い勝ち方ではあったので印は回すが本命にはしない。

⑦クールベイビー・・・前走実質1.11.2。上がり実質35.2
前がかなり緩い流れだった。物差しで何度も使用してしまうが
ロータスワンドの新馬戦が実質1.10.9 上がり実質35.95
時計は見劣る(0.3秒)が 
その分 上がりは0.75秒も速い。
時計短縮も可能な場合が多く、オッズ的にも非常に面白い1頭。

⑧カレンナオトメ・・・未勝利馬ではあるが前走3着は好内容。
まずスタートが悪い。これ(悪スタート)がデフォルトな可能性もあるが
もし ここが改善したら・・。そしてラストも映像ご覧いただければ
と思うが かなり外を回った。そんな中で実質時計は1.11.5。
ロータスワンドと比較すると0.6秒遅いが、
もし 出遅れ解消&スムーズな競馬をしていた ら0.4秒は軽く詰めれた。
つまり実質新馬戦を勝っていたレベルであり この重賞挑戦も無謀ではない 
という判断も可能だ。印を回す。

⑨ナナオ・・・410前後と小柄で、+2kの斤量がどうか。
前走未勝利実質時計は1.10.4。新馬&未勝利を併せると破格の時計
と言える。ただ・・2k増で換算すると1.10.7~8となり、ロータスワンドと比較しても0.1~0.2速いくらい。しかもロータスワンドは新馬戦でのもの。
とはいえ 優秀ではある。
▲辺り が妥当か。オッズ的にここから入っても面白い

⑩アガシ・・・前走実質は1.11.2辺り。未勝利でこれは足りないのでは?

⑪コルルディ・・・新馬戦実質は1.11.7。足りなさすぎるのだが
このレース2着だったナナオが次走で大きく変わって実質1.10.4で勝利。
この馬も使われて大きく変化(勿論良い意味での変化)するかもしれないが
上がりは逃げたとはいえ少し物足りない。

⑫レガテアドール・・・前走未勝利は実質1.10.5。優秀な部類に入る。
上がり実質は36.3。斤量揃えた上で⑨ナナオと比較すると時計は0.2~3ほど
上であるが、上がりは0.78秒劣るので 実質的には⑨ナナオの方が優秀ではないか と思われる。あくまで前走でのジャッシだがね。

⑬ベルパッション・・・新馬戦実質は1.11.3。上がりが35.55。
簡単に言えば 実質時計はまるで評価出来ず、上がりは
ロータスワンドの新馬戦が実質1.10.9 上がり実質35.95
だから 多少時計短縮が見込めそうではある という感じ。なぜか人気サイドの一角 となっているが 前走見る限りではそこまでではない。
大きく上積みあれば というところ。

⑭ルージュレベッカ・・・前走1.11.6が実質。逃げラップとしても
特段優秀でもなく 展開利などが大きくあれば というところ。

⑮ゼルトザーム・・・⑤ナスティウェザー同様にダート勝ちから。
ただ ⑤ナスティウェザーのダート実質が60.1に対し こちらは60.5。
まぁナスティウェザーは53kだったので 殆ど変わらないと言えない事もないか。


まず、前走ダート勝ち組。⑤ナスティウェザーも⑮ゼルトザームも面白いのだが 印を回しきる余裕がない。枠が足りないの。
敢えてこの2頭比較で言うと 今回重馬場が予想されるので
力の要る馬場を勝ち切った⑮ゼルトザームの方を重い評価 としたい。
能力的な評価としてはむしろ逆なんだけどね。
本命は3択。重馬場が予想されるので 手堅そう も何もないのだが
それでも的中確率を少し上げるのなら
◎②ロータスワンド
穴方面で行くなら
◎⑨ナナオ か ◎⑦クールベイビー

私は⑦クールベイビーから狙ってみたいと思います。
◎⑦クールベイビー
〇②ロータスワンド
▲⑨ナナオ
△①スカイキャンバス
△⑧カレンナオトメ
△⑥バスターコール
△⑫レガテアドール
☆⑮ゼルトザーム

人気の⑬ベルパッションや⑤ナスティウェザーも本当は抑えたいくらいで
非常に混戦だと思いますけど ◎は⑦クールベイビーで!




★函館記念GⅡ(日曜日)
まず 面白い1頭 という事なら
6歳牝馬⑦ルビーカサブランカを推す。この馬が大きく成長したのが
21年の2月 大宰府特別前後 からで 21年の終わりくらいまで 
伸び続けた
(能力評価が)。 そこからは横ばい程度が続くのだが
距離レンジが2000~2200くらい だと思うので、前走巴賞(1800M)より
条件が好転。そして 巴賞を勝利した⑩アラタとは0.5差だったが
アラタが斤量据え置きの58kに対し ⑦ルビーカサブランカは55kと2k減になるので 実質タイム差なし というレベルになる。
能力の伸びはもうない だろうが 前走巴賞を叩いた事で状態もアップだろうし 条件の殆どがプラス となる。

その巴賞を物差しとするなら 3着だった⑭テーオーシリウス

も今回2k減のハンデ。ルビーカサブランカよりも0.2秒先着していて
更に同じだけ斤量が軽くなるなら こちらの方が有力か? となるが
やや(滅茶苦茶緩いわけではない)緩い流れの中での先行なので
評価としてはルビーカサブランカを上にしておきたいところ。
ちなみに 巴賞過去10年の実質ラップとしては6番目に緩い流れ。
なので あくまで やや緩い程度ではある。


昨年の10月末 阪神外回りの武田特別で3着だった⑤ヤマニンサルバム。
この時の勝ち馬は④ドーブネで0.6差つけられたのだが、
年明けの東京ではタイム差なしの3着(ドーブネが一応2着)
内容的にはドーブネより上だったと思う。

・・・・・ただ ここで残念無念なお話もしなければならない。

正直 ピーカンの良 ならば

◎は穴馬⑤ヤマニンサルバムで決め打ち
だった

もうね・・・悩まず ◎は⑤ヤマニンサルバムだった。
少なくとも(穴馬ではあるが)馬券内はかなりの可能性があった
と確信
している。4走前から不運続きな馬なのだが、特にここ2戦
(2走前 新潟大賞典の不良馬場 と前走のエプソムCはやや重)
明確に 馬場が敗因であり 度外視出来る
巴賞2着の④ドーブネ より能力は上なのに斤量は下 という
判断
なので チャンスは大きかったのだ。

晴れ続きでさえ あってくれれば 我々はかなり儲けられた可能性が
極めて高い
。しかし 残念ながら土曜は大雨であり、日曜もその影響は
大きいだろう。たとえ 良 まで回復したとて ピーカンには程遠い。


・・・・それでも もし(馬場を克服して)来ちゃったら・・
と思うと非常に後悔しそうだが、ここは断腸の思いで◎を解消しよう。
・・・いやぁ。。。でもねぇ・・・枠的にも最高なのよ!
馬を前に置いたほうが良いタイプな筈なので この枠はいい。


⑤ヤマニンサルバムに◎を打たない以上
⑦ルビーカサブランカで勝負すべきだろうか。

ラップ的な話をしておく。
ルビーカサブランカは 22年の愛知杯を制したのだが
何故23年の愛知杯は惨敗(8着)したのか。
勿論22年は52キロで出れて23年は55キロ というのもあるが
本質の勝因と敗因はラップに隠されている。

12.5-11.3-13.1-12.9-12.5-12.1-11.8-11.3-11.5-12.0(22年勝利ラップ)
13.0-11.5-13.4-13.2-12.8-12.6-12.3-11.4-11.2-11.7(23年8着ラップ)
違いが 一目瞭然でしょう? 分からない?
勝負どころを注目
してほしい。

12.5-11.3-13.1-12.9-12.5-12.1-11.8-11.3-11.5-12.0(22年勝利ラップ)
13.0-11.5-13.4-13.2-12.8-12.6-12.3-11.4-11.2-11.7(23年8着ラップ)

22年は 一気のペースアップの起点となるのが11.8の太字部分なのだが
次のハロンはせいぜい0.5秒のアップに留まり、ラストは
ペースアップの起点となった11.8よりも遅い12.0となっている。

対して 8着の23年は 勝負どころの起点が12.3と遅く
そこから一気に0.9秒もペースアップしている。そしてラストも11.7
起点となった12.3よりも0.6秒も速い
つまり 23年は 直線ヨーイドンの瞬発力勝負だったわけだ。
ルビーカサブランカはこういう勝負に向いてない。
 ラップ初心者にも分かりやすく言うなら

起点よりもラストラップが遅い流れ をルビーカサブランカは好む

二走前の金鯱賞は勝ち馬に1秒離された12着大敗だった。
では ラップはどうだった?
12.7-10.9-12.7-12.5-12.1-12.2-12.1-11.2-11.6-11.8
ご覧の通り勝負所の起点となる12.1から一気の0.9秒ペースアップがあり
ラストも11.8と起点より速い。前半ドスローからの瞬発力勝負。
こういうレースは ルビーカサブランカは お呼びじゃない のだ。

偶然じゃない事を示す為に もっと出していく。
4走前のチャレンジC(GⅢ)は2着好走したよね?
12.6-10.6-11.6-11.6-11.3-11.9-11.9-11.6-12.2-12.2
勝負どころの起点となったのは11.9 そこから0.3秒しか
ペースアップせず
 ラストも12.2と起点よりも0.3秒遅い
こういう瞬発力が求められない戦いが得意なのです。

では今回の舞台はどうなのか?

12.2-11.1-12.0-12.3-12.5-12.3-12.9-13.2-12.5-12.6(22年)
殆どペースアップがない流れ。
12.6-10.3-11.5-11.8-12.3-12.0-12.2-12.3-11.6-12.1(21年)
勝負どころで一気の0.7秒アップがあり ラストも起点よりも0.2速い
事から ルビーカサブランカには向かないかも。
12.4-11.2-11.7-11.7-11.8-11.8-12.0-12.1-12.4-12.6(20年)
起点からペースアップせず ラストは12.6と掛かっている。
この年なら ほぼルビーカサブランカには勝ち負けか。
12.7-11.7-11.9-11.7-11.8-11.9-12.0-12.0-11.6-12.3(19年)
0.4秒程のアップがあるもののラストは一番掛かっており
この年度もルビーカサブランカにはチャンス大!
12.2-10.9-12.0-12.6-12.6-12.4-12.1-11.6-11.6-11.8(18年)
序盤が緩く その分後半が瞬発力勝負に近い形。
ルビーカサブランカには苦しいレースか。
12.5-11.1-12.0-12.4-12.6-12.3-12.1-12.2-11.8-12.2(17年)
抑揚のない後半でラストも上がってない事から
ルビーカサブランカには勝負になってもいい。

過去6年程振り返ったが ルビーカサブランカにとって
勝ち負け出来そうなのは2年。馬券内もありそうなのは合わせて3~4年。

馬券内 ざっくり40%(感覚的には42~3%)くらいの見積りとすれば
現状のオッズは見合っているように思われる。
ピーカンの良ならば 間違いなく◎としたであろう⑤ヤマニンサルバムに
打てないのは残念ではあるが 今年の函館記念は⑦ルビーカサブランカで勝負としてみたい。

◎⑦ルビーカサブランカ
〇⑧ブローザホーン
▲⑭テーオーシリウス
△⑤ヤマニンサルバム(未練・・)
△⑨ローシャムパーク
△⑩アラタ
△⑮アルナシーム

最終的には⑦ルビーカサブランカの複勝はMAX(今季は22p)行くと思うが
ひとまずその三分の一程度注入済み。
◎⑦ルビーカサブランカからの三連複フォーメーションも購入。

1頭目は◎⑦ルビーカサブランカ
2頭目は⑧⑭⑤
3頭目は⑤⑧⑨⑩⑭⑮
計12点。まぁこの3連複はお遊び程度。
⑦からの馬連 ワイドも⑧⑭⑤へは強めに買う。(⑨⑩⑮は薄目)
こんな勝負にしてみます。






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