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函館2歳ステークスGⅢ&函館記念GⅢを考える

上半期が終わって ざっくり▼300と・・・
下半期も同じ軍資金で立て直しもアリだが
500減らしてみる事にした。当然単複などのMAXBETも下がるので
余程の上振れを下半期で引かない限り
2024年は負けで終わりそうだ。

さて・・そんな不調な競馬だけど、POG(ペーパーオーナーズグランプリ)
は極めて好調。無駄に好調だ。

先週までの時点で 8万3500人の中で73位。
まともに参加するのは今年が初めてなのだが、良い感じ。

しかもこれ 私の勘違いがあって・・・

昨年まで トータルポイント賞 と シェアポイント賞があって
トータルポイント賞は 同じ馬に人が大勢被ろうがあまり関係なくて
シェアポイント賞は 参加者が被らない馬を指名して活躍すればチャンス
だった。

なので 私は トータルP賞を諦めて シェアPの方を狙ってみたのだが
今年から トータルP賞のみ となったようだ(笑)
なので 私含め 12名しか登録してない レーニス とか
91名の イサナ とか 127名の スリールミニョン とか
110名の タマモティーカップ とか 139名の テーオーシュタイン とか
136名の ブルータス とか もう尖りに尖った指名 となってしまったが
幸運な事に どの馬も新馬戦から頑張ってくれている。
この土日に テーオーシュタイン&ブルータス&サトノカルナバル
が出走するので 更にP伸ばしに貢献してくれたら嬉しいね。

って事で 前置きはこのくらいにして
その⑦サトノカルナバルが出走する土曜の函館GⅢ
函館2歳Sを考えていきますよ。

まず その⑦サトノカルナバルだけど 
新馬戦が東京1400で圧勝で まさかのここ
正直 距離伸ばしていくもの と思い込んでいただけに
驚いた
ところではある。

馬名が赤いのは POGの指名馬だから ってだけなので気にしないでね。
ざっくり 前走の評価を書いていく。
時計面に関しては 超優秀 優秀 平均 平均以下 凡戦
相手に関しては  超優秀 優秀 平均 平均以下 凡戦
と5段階で出しておこうか。ざっくり とはそういうもんだ!

実質時計・・優秀   相手・・平均以下
②実質時計・・平均   相手・・平均
③実質時計・・超優秀  相手・・平均(ただしダート)
➃実質時計・・平均   相手・・平均
⑤実質時計・・平均   相手・・平均以下
⑥実質時計・・平均   相手・・平均以下
⑦実質時計・・平均以下 相手・・平均(ニシノコイブミ物差し)
⑧実質時計・・凡戦   相手・・平均以下(ただしダート)
実質時計・・優秀   相手・・平均
実質時計・・優秀   相手・・平均
⑪実質時計・・平均   相手・・平均以下
⑫実質時計・・平均以下 相手・・平均以下(ただしダート)
⑬実質時計・・平均   相手・・平均
⑭実質時計・・平均   相手・・平均以下

という感じ。ちなみに去年の上位3頭の前走は
1着ゼルトザーム   前走実質時計・・平均 相手・・平均以下
2着ナナオ      前走実質時計・・平均 相手・・平均以下
3着スカイキャンバス 前走実質時計・・優秀 相手・・平均以下

2年前は
1着ブトンドール   前走実質時計・・平均以下 相手・・平均以下
2着クリダーム    前走実質時計・・平均 相手・・平均
3着オマツリオトコ  前走実質時計・・平均 相手・・平均以下

と いった感じで あまり前走の実質時計や相手のレベルなどは
関係ない感

で あれば、展開を考えてみよう。
前走函館勝利のうち、
逃げた①エンドレスサマーの前半は34.8というところ
二番手で競馬した②チギリの前半は35.1~2というところ
逃げた⑤ニシノラヴァンダの前半は34.1~2というところ
逃げた⑨ヴーレヴーの前半は34.1~2というところ
三番手で競馬した⑪シェードタキライトの前半は34.6というところ
三番手で競馬した⑭ヤンキーバローズの前半は35.0~1というところ

前走ダート組も含め ある程度 前へ行きたいタイプが揃った。
過去とも照らし合わせ 前半想定は33.7辺りではないかと。
まともにゲートを出れば⑤ニシノラヴァンダか⑨ヴーレヴーが
ハナを切るだろうが、その場合は
前走よりも更に0.5くらい前に行く形になる。

ニシノラヴァンダの前走逃げラップが
12.3-10.7-11.1-11.7-11.6-11.9
ヴーレヴーの前走逃げラップが
12.2-10.5-11.4-11.9-11.5-11.7

やや(あくまでも やや)厳しめのラップを刻んだのは
ニシノラヴァンダのほうだと思うが、いずれにしても どちらも
更に0.5秒程のペースアップで逃げ残れるか というと少し怪しい。
緩んだ場合その限りではないが。

好位↑にいる事が想定出来て 尚且つ上がりも持っている馬。
①エンドレスサマー
⑩カルプスペルシュ

どちらもラップ自体は厳しいわけじゃなかったので
その点どうか はあるが。実質時計で言えば①エンドレスサマーが上。

POG的に⑦サトノカルナバルを応援したいけども
短距離がどうなのか 様子見しつつ
◎①エンドレスサマー
〇⑨ヴーレヴー
▲⑩カルプスペルシュ
△⑦サトノカルナバル
△②チギリ
△③リリーフィールド
△⑬エメラヴィー

⑤ニシノラヴァンダや⑭ヤンキーバローズに印回しきれないくらい
混戦ではあると思うが、揉まれても問題なし ならば
①エンドレスサマーの現状の 複勝2.0~は悪くない気がする。

私的には 単複とワイド〇▲への2点でスリムな勝負。


★第60回 函館記念GⅢ

函館記念 の前に・・・POGの話続きですまんが
福島2Rの①テーオーシュタインが普通にチャンスあり だと思う。
前走東京では6着だが、すぐXにも書いたように

出負けと反応の悪さが目立った。裏を返せば それだけ使った上積みは
大きいのではないか
 と考えられる ということ。
小頭数になった割にオッズは割れているので少し買ってみたいと思う。
新馬戦ジャッジとしては⑧マイネルアレスに続いての評価
僅差で⑥コスモキャバリエが続いて 少し離れて⑦➃辺り。
決して応援馬券などではなく普通に狙いが立つ感じ。楽しみだねー。


では改めて函館記念。

私計測ではあるものの(そりゃそうだ)各馬の近走を
全て簡略した点数化
しておく。
まぁこれは平場含め 障害以外の全てのレースで査定し続けているもの
なので特別感も何もないけど。
5走前から順に。短評(短くないけど 笑)も置いておく。

①サヴォーナ・・・神戸新聞杯281.6(56k)⇒菊花賞266.4(57k)⇒日経新春杯290.0(56k)⇒阪神大賞典260.9(56k)⇒天皇賞春276.0(58k)ゲートの1歩目が悪いので中距離だと位置が取りづらいのもあって
距離伸ばして活路を見出したタイプか。数字を見ればわかるように
2400Mの神戸新聞杯と日経新春杯が好パフォーマンス。一瞬のキレがない代わりに(瞬発力不足)いい脚を長く使える。距離短縮はマイナス材料だとは思うが 今回のコースは1角までが475mあるので余程出遅れない限り
ポジションは確保可能ではある。まぁでも57.5という軽くないハンデ そして距離短縮を考慮すると少々オッズ過剰か。

②オニャンコポン・・・洛陽S257.0(57k)⇒大阪城S265.2(58k)⇒
六甲S263.3(58k)⇒メイS281.4(57k)⇒巴賞274.2(58k)
洛陽から六甲までがマイルでメイSと巴賞が1800M。
1800mにしてから数字が伸びているのだが、距離延長がプラスに作用して
なのか それとも単にここ2戦が好調なのか
。私は後者だと考える。
なので更なる距離延長の今回はマイナス材料ではないか と。
ちなみに前走の巴賞はメイSに比べ7p程下がっているが 斤量が1k増えてのもの なので実質2走に差はあまりない。

③エンパイヤウエスト・・・1勝クラス229.8(56k)⇒猪苗代特別232.5(56k)⇒2勝クラス233.9(56k)⇒野島崎特別260.1(56k)⇒パールS263.4(56k)
ご覧の通り同斤量で1戦毎に数字を上げている。特に2か月半休み明けの
野島崎特別では大きくジャンプアップ。3勝クラスの前走パールSは0.2秒以内に6頭いる僅差決着だったが そもそもスローからの切れ味勝負は得意とするところではないと思う。良い脚を長く繰り出すタイプなので。
なので着差以上の勝利と判断して良い。今回53kでの出走となるが
前走よりコース形態はプラス(良い脚を長く使える馬に有利)に作用して 更に斤量3k減、これはパールSで言えば280pを超えてくるような数字なので充分チャンスはあるはず。

➃グランディア・・・佐渡S238.1(56k)⇒修学院S258.9(57k)⇒常総S263.1(58k)⇒スピカS269.9(58k)⇒エプソムC270.3(57k)
この馬も1戦毎に数字アップ。成長し続けている。
ただ 今回56k。仮に58kで好数字だったスピカSに56kを当て嵌めても
280pに乗るかどうか ってところ。洋芝血統ではあるものの ちょっと足りない印象はある 展開向いてどうか。

サンストックトン・・・オクトーバーS256.5(57k)⇒ディッセンバーS
264.3(57k)⇒AJCC279.6(57k)⇒福島民報杯274.5(55k)⇒巴賞268.7(55k)
ベストパフォーマンスはAJCC。不良馬場が貢献した可能性は極めて高い。それでも7着だったけど。明日の馬場で280pを超えてくる走りが出来る気がしない。余程展開向いて だが・・

⑥リカンカブール・・・館山特別246.9(58k)⇒西宮S263.0(58k)⇒
チャレンジC275.7(57k)⇒中山金杯282.0(56k)⇒大阪杯234.9(58k)
大阪杯で大惨敗の低スコアも金杯はハイアベレージ。ただ今回58kは
かなり見込まれ過ぎ
だ。厳しすぎる。館山特別の不良馬場の内容からも
重馬場巧者ではあるが速い時計の対応も出来るので万能タイプ。
ただ・・ハンデ重いのでは?

⑦エミュー・・・紫苑S249.6(54k)⇒秋華賞268.4(55k)⇒中山金杯
178.5(55k)⇒福島牝馬S252.2(55k)⇒巴賞251.7
中山金杯のロースコアは鼻出血のため 度外視。ただ今回54kだと
全然足りてない印象は拭えない。

⑧プラチナトレジャー・・・”WASJ第2戦222.8(58k)⇒甲斐路S262.2(55k)⇒京都記念277.1(57k)⇒福島民報杯277.2(54k)⇒メイS252.6(55k)
前走は展開利がまるでなかったとはいえ、それ程脚も使えてないのは気掛かり。ベストは京都記念。今回が55kなので京都記念と同じだけ走れば馬券内も可能。印は一番下に回しておきたい穴なのだが 回す余裕がないかも。

⑨アウスヴァール・・・岸和田S264.9(58k)⇒難波S268.4(58k)⇒福島民報杯266.4(55k)⇒都大路S248.4(57k)⇒鳴尾記念231.6(57k)
54kのハンデを貰っても好走のイメージが湧いてこない。
ハナを切るのはこの馬かも知れないがペースは流れる想定でもあり
残り目はなさそう。

⑩トップナイフ・・・弥生賞264.2(56k)⇒皐月賞260.3(57k)⇒ダービー261.2(57k)⇒札幌記念283.2(55k)⇒菊花賞254.6(57k)
9か月の休み明け。現4歳であり 一番成長する時期の9か月をどう見積もるか が一つのカギ。札幌記念の55kがベストパフォだが、この9か月の休みで更なる成長を見込んでプラス査定するか それとも久々で割引きとするか。今回57.5kで 斤量と休み明けの判断 つまり イメージ補完が必要となってくる。男前に◎ とするのも勝負師っぽいが 無難に別馬から入って同馬は別印にしておくのも一つ だ。私はそうする(笑)あっさり勝つ もあり得ます(休養9か月が大きく寄与した場合)

⑪アケルナルスター・・・五稜郭S258.2(58k)⇒札幌日経OP266.7(57k)⇒福島記念270.0(55k)⇒ステイヤーズS224.7(57k)⇒巴賞277.1(57k)
ステイヤーズS惨敗は距離の壁だろうから度外視してOK。
前走巴賞が好レース。洋芝が合うタイプなのだろう。
今回56kで前走と同じだけ走れば掲示板以上が見えてくる。
印は回すべきだ。

⑫ホウオウビスケッツ・・・ダービー281.7(57k)⇒中日新聞杯258.5(56k)⇒東京新聞杯282.3(57k)⇒東風S274.7(57k)⇒巴賞285.6(57k)
映像を見ていても力感が凄い。距離は2000でも問題なしだろう。
低調に終わったのは中日新聞杯と東風Sだが どちらも掛かった点が敗因に思える。前走も若干掛かりながらの勝利に見える。今回も落ち着き次第
となるが 落ち着いて走れさえすれば 馬券内の可能性は高いと判断。

⑬デビットバローズ・・・レインボーS233.3(56k)⇒寿S259.5(58k)
⇒大阪城S276.8(55k)⇒新潟大賞典277.5(56k)⇒巴賞277.1(57k)
前走から1k落ちの手頃なハンデで圏内と思える1頭。
ここ3戦の安定ぶりを加味すれば2~6着辺りが濃厚なのでは?
という気がする。

⑭ハヤヤッコ・・・函館記念273.8(58.5k)⇒オールカマー272.6(57k)⇒中日新聞杯280.2(58.5k)⇒金鯱賞279.6(57k)⇒大阪杯275.7(58k)
昨年と同斤量の58.5k。昨年は0.4差の5着。8歳馬だがご覧のように数字は落ちてない。ここから上昇してくることは流石にないだろうが。
去年5着と書いたが2着馬とはタイム差なし ではあった。

⑮チャックネイト・・・江の島S262.8(58k)⇒六社S267.8(58k)⇒アルゼンチン共和国杯288.15(56k)⇒AJCC290.0(57k)⇒天皇賞春196.7(58k)
メンバー唯一の290PをAJCCで叩き出している。
ただ前走が負け過ぎ感。距離なのかなんなのかイマイチ原因を特定出来てない。もし仮に前走を度外視してよい としても2000Mでの高数字がないので
58.5kのハンデと併せ◎までは打ちたくないかな。

⑯マイネルクリソーラ・・・オクトーバーS259.4(57k)⇒アンドロメダS278.0(55k)⇒中山金杯276.6(55k)⇒中山記念273.5(57k)⇒新潟大賞典266.7(56k)
前走のパフォーマンス低下は4角入口での接触が大きな要因。それでも最後は伸びてきている。今回56kで中山記念同様の走り前提ならば圏内の1頭。


と言う事で各馬の近走と簡単な評価を書かせて貰ったが
まぁハンデ戦だけあって難解ですよ・・・消せるかなぁ・・って馬は
ざっと16頭中5頭しかいなかった。
そんな中でも ◎は迷わなかった。
前走巴賞逃げ切り勝ちの⑫ホウオウビスケッツ。
1着の可能性が高い というより
1着の可能性も含め 一番馬券内の可能性を感じる
という感じのニュアンスの◎。
それでも不安材料はいくつかあり、大きなのは既に書いた通り
掛かり癖。そこそこ流れる想定なので番手か3番手辺りに落ち着くのでは?
と思っているが、そこでムキになって前を追いかけたら厳しい
ジョッキーが抑えても消耗しちゃうからね・・
1角までが長いのでそこまでで落ち着いてくれれば。

あともう一つ不安 これがマジでヤバイのだが


前走巴賞好走組はここで凡走傾向にある という点。確か21年くらいにもどこかで記事書いたけど
その時 巴賞1着&2着馬は過去10年で【0.0.0.14】と一度も馬券に絡んでない という結果になっていた。そこからも
21年 巴賞1着サトノエルドール⇒函館記念5着
   巴賞2着マイネルファンロン⇒函館記念14着
23年 巴賞1着アラタ     ⇒函館記念9着
   巴賞2着ドーブネ    ⇒函館記念8着

なので 過去13年で巴賞1着&2着馬は過去10年で【0.0.0.18】と一度も馬券に絡んでないのです・・・・・・・

巴賞が函館記念と相性悪いの?っていうとむしろ逆
前走巴賞組が最多連対しているのだが 巴賞で敗戦した馬達が函館記念で
結果を出している
 ということなんですね・・

巴賞好走すると函館記念のハンデが重くなる というのが原因の一つ
もう一つは 連続好走自体が難しい ってことか。

ただ その程度の理由で
巴賞1着&2着馬は過去10年で【0.0.0.18】
ここまでの酷い結果になるかね・・

私は 多分に偶然の結果も含んでいる と考えているので
気にせず⑫ホウオウビスケッツに◎しておく!

◎⑫ホウオウビスケッツ

そのあとの印が問題だ・・・(笑)
▲は決まっていて 軽斤量の③エンパイヤウエストを置いておきたい。
対抗より▲が先決まったレースってのも私的に珍しいんだけど。

◎⑫ホウオウビスケッツ
▲③エンパイヤウエスト

うーん。。。対抗って感じの意味には程遠いけど9か月の休みが
どっちに転ぶか未知の⑩トップナイフを〇としときましょかね。

◎⑫ホウオウビスケッツ
〇⑩トップナイフ
▲③エンパイヤウエスト
△⑮チャックネイト
△⑬デビットバローズ
△①サヴォーナ
△⑭ハヤヤッコ
△⑪アケルナルスター
印は増えたが 本当はここに

⑧プラチナトレジャーと⑯マイネルクリソーラも加えたいくらい。

相手関係は そのくらい削れないレース という位置づけ。
実際馬券は相手全部買う感じ。連は今回のレースの趣旨に合わない気もするので買わずに単複ワイド。計24.82p勝負。

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