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2024 フェアリーSを考える

フェアリーステークスというと 古くからお付き合い頂いてる方々は
2015年の11番人気(単勝34.9倍)
ノットフォーマルに◎打って1着だった時に【衝撃を受けた】 そう。
当然考察も入れたのだが、それまで逃げの手を打ってなかった
ノットフォーマルに「瞬発力は皆無だが能力はあるはずなので
逃げの手に出ればチャンスはある」的な事を書いて 
実際 黛騎手が逃げて勝ってくれた。
馬連で3万2220円の衝撃は忘れられないという方も多いのだが
私的には そこまで会心のレースでもなかったりする。
当然 投資としてもMAXなんて入れてるわけもないわけで
あまり記憶は定かではないけど(過去のExcelデータ飛んだので)
200万もプラスしてないレースだったんじゃないかなぁ・・

さて 今年のフェアリーステークス

まず見て貰いたいのが↓
過去10年
22年 2着スターズオンアース  1.35.3 34.325
20年 2着チェーンオブラブ   1.35.8 33.975
19年 3着グレイスアン     1.37.4 35.025(ただしこれは新馬戦)
18年 1着プリモシーン     1.34.9 33.575
   3着レッドベルローズ   1.36.5 33.838
17年 1着ライジングリーズン  1.36.6 34.500
16年 3着ビービーバレル    1.36.9 34.500
15年 1着ノットフォーマル   1.36.5 33.975
   3着テンダリーヴォイス  1.35.8 34.175
14年 1着オメガハートロック  1.36.1 34.163
   2着ニシノアカツキ    1.37.0 35.063

これは何か? というと、フェアリーステークスで
馬券内に入った馬達の中で 前走東京マイルを走ってた馬と
その東京マイル(つまり前走)での実質時計と実質上がりを出したもの

勿論 この中には 14年のニシノアカツキなどのように 前走東京のマイルで凡走からの巻き返し したのも混ざっているので 
あくまで参考程度 でしかないが、一定の基準は測れるのではないか?
と思っている。

例えば、20年の2着。チェーンオブラブの前走東京は
太字にしているように 実質時計&実質上がり どちらも優秀
では この馬は何番人気だったのか? というと何と!

7番人気だったんですね。絶対買い!レベルだし 少なくとも相手候補に
入れてなきゃ駄目 って感じ。

18年1着のプリモシーンは 過去10年の中で 前走東京マイルの
実質的時計が一番優秀。これで 実質上がりは33.575だったが
GⅠ級の素材!
とここで認定しちゃって良いレベル
かと。
◎打って大穴HITとなった15年のノットフォーマルも
前走東京マイルは惨敗ではあるのだが、実質上がりは優秀だった。
これ 上がりは優秀だったけど 一瞬でビュっと前に詰めていく脚は
一切感じなかった。つまり=瞬発力皆無 ということ。
だ・か・ら
「逃げるような競馬をすれば一発あっても不思議なしじゃない?」
と◎に推奨したのです。

このような形で 軸にする馬は 前走東京マイルで
実質的時計や実質的上がりのどちらか が優秀なのを
両方優秀なら馬券内の期待はかなり
狙う というのが良いのではないか と考えました。


出走馬の中で 前走東京マイルは①②⑤⑥⑪⑭の6頭。
ここから 勝ち馬が出るか は分からないけど 馬券内に全く絡まない
というのは例年の傾向からして少し考えづらい

①ラヴスコールの前走は東京マイルのアルテミスS。6着。
実質的時計は1.35.7 で実質上がりは 34.438
実質時計はクリアしていると判断。今年のアルテミスは高水準。
軽視はできない1頭なのは当然だ。

②エリカリーシャンも同様にアルテミスSが前走。7着。
実質時計は1.35.7 実質上がりは 34.338
実質時計はクリア。出遅れを考慮すると実質時計は1.35.5
展開利も全くなかったので勝ち馬との差1.0は仕方のないところでは
あるが 上がりがもうちょっと欲しいのも事実。
内で前に行ければ(ノットフォーマルのように)一発の可能性もある

⑤ティンクは赤松賞。この赤松賞もなかなかに実時計が優秀だった。
実際勝ち馬ステレンボッシュはそのあとの阪神JFで5番人気ながら2着と
いうのがそれを示している。ティンクの実質時計は 1.35.5
実質上がりは 34.738
直線最も内で仕掛けられずにいたので実質上がりはもう少し評価して
34.530くらいまで修正しても良いかも知れない。
ただ 実質時計は 超スーパー出勝ち(出負けの逆)をしたので
そこと相殺することにする。いずれにしても
①ラヴスコールや②エリカリーシャンと比較して殆ど変わらないくらい
内容。

⑥スティールブルーはアルテミスS3着。今回一番人気となりそうだ。
実質時計は1.35.1 と 過去10年ベースで見ても
18年のプリモシーンに次ぐ数字。(上がりは全然プリモシーンが上)

パドックや返し馬で落ち着きがあれば という条件は付くが

(これは前走アルテミスSのパドックシーン)見れる方は
映像で確認してもらいたいが 頭を上げて 常にハイテンション。
これ以上だと買えない雰囲気・・・(つまりギリギリ)

人気通り 超有力の1頭なのは疑いがない筈だ。

☆⑪テリオスサラは前走赤松賞組。2着好走。
実質時計は1.35.1 実質上がりは34.538
これ アルテミスS組の⑥スティールブルーと比較すれば
割とハッキリするだろう。スティールブルーは実質時計が同じ1.35.1
実質上がりは34.438

つまり 僅か ほんの僅か上がりの0.1だけ
スティールブルーが上回る ということ


☆⑭ニシノティアモの前走は未勝利。未勝利にありがちな
ゆったりペースからの上がり比べ という形。
実質時計は1.36.3 実質上がりは34.688
有利な流れで時計&上がりも強調しづらい事から
軸候補として推挙は出来ない1頭。



~~~~~~~~~
最終考察
~~~~~~~~~
上記をしっかり 読んで頂いた方はご理解いただけると思うが
今年のアルテミスS&赤松賞はハイレベルと言って差し支えない感じ。
このどちらの組からも馬券対象が出ない のはちょっと想像しづらい。
オッズを見ると

AM1.12分現在

⑥スティールブルーと⑪テリオスサラのオッズは4.4も開いている。
しかし 上記で示したように
⑥スティールブルーのアルテミスSと⑪テリオスサラの赤松賞の
実質時計は全くの互角。実質上がりでさえ 僅か0.1だけ
⑥スティールブルーが上回る という程度の差
だ。なのに オッズは
ここまでの開きがあるんだから 馬券師としては
問答無用に⑪テリオスサラを買う のが賢い選択 となる。
結果何着だった としても こういう買い方を続けていれば
長期でプラス
となっていく。ましてや ⑥スティールブルーは
テンションが高い馬なので そこも見る必要があって。もう一つ言うと
⑪テリオスサラは中山での勝利経験が既にある分もプラス材料

ここに割って入るとすれば人気の⑨キャットファイト
前走阪神JFは惨敗10着だが、2走前の中山マイルのアスター賞
やべぇ数字(笑)実質時計の1.34.4 実質上がりの34.300
歴代のフェアリーステークスと比較しても
23年 キタウイング 実質時計 1.35.0 実質上がり 35.163
22年 ライラック  実質時計 1.35.7 実質上がり 34.888
21年 ファインルージュ 実時計1.34.6 実質上がり 35.075
20年 スマイルカナ 実質時計 1.34.6 実質上がり 35.225
19年 フィリアプーラ実質時計 1.36.6 実質上がり 34.725
18年 プリモシーン 実質時計 1.34.8 実質上がり 34.690
17年 ライジングリーズン実時計1.35.0 実質上がり 35.513
・・・
というようにダンチで上。それだけに前走大敗だけが気掛かりだが
もし 阪神JFが入れ込みが激しくて消耗したのが敗因だとすれば
巻き返して不思議はない。その場合は 1着である可能性が
非常に濃厚 となる。アスター賞と同じだけ走ったら
⑥スティールブルーと⑪テリオスサラでは勝てない
(笑)
ただ どうだろうね 半信半疑だねぃ。

私は 印を
◎⑪テリオスサラ
〇⑥スティールブルー
▲⑨キャットファイト
△②エリカリーシャン
△①ラヴスコール
△③マスクオールウィン
△⑬イフェイオン

として、現状馬券は
⑪の複勝をMAX(今季の複MAXは22p)
単勝は3p(馬単も買うので同系券種で控え気味)
それから馬単
⑪ ⑪→⑥ ⑪→②①(同数) ⑪→③⑬(同数)
※⑨キャットファイトは1着か着外な感じなので
⑪からのワイド。⑥へ厚め ⑨②①へは同額 ③⑬へは同額


こんな感じで 割と投資額多めになりそうです。
参考以下でどぞ。



  














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