日経新春杯＆京成杯　予想

まずは日経新春杯。
②ヴェルトライゼンデの話を先にしておく。
ピーカンの良　ならば　迷いなく◎を打っていた存在。
59ｋというハンデも理解した上で　ちょっとこのメンバーなら格上である
という判断だ。　しかしそれはあくまで乾いた馬場でのお話。
二戦目の稍重での萩Sは能力差で勝利こそしたが
4番人気での皐月賞8着。時計がかなり掛かる傾向の稍重だった。
これは明らかに馬場が敗因かと思われる。良馬場なら違った筈。
不良でのAJCCは二着好走じゃないか！という声も出そうだが
これも　勝ち馬アリストテレスとの馬場適性の差が大きく出た印象。
やはり　良馬場でこそ　の馬だと思うのです。
ましてや　今回は　59キロを背負ってのレース。
それでも良馬場で高速寄りならば　勝つ可能性は高いでしょう。
しかし　あいにくの金曜深夜からの雨が残った状態。レースまでに
どれだけ乾くか　次第ではあるが　いずれにしても　やわらかめのクッションでのレース　となりそうで、割れた人気とはいえ　ここから入るのは
不安が残る。繰り返すけど　ピーカンの良ならば59キロでも3倍以上のオッズがあればかぶりついちゃうけどね。今回◎は見送りだ。

さて　その②ヴェルトライゼンデと人気を分け合っているのが
③ロバートソンキーなのだが　後に示してくれた能力を考えれば
新馬戦の不良馬場での5着は　明らかに馬場適性だろう。
勿論　重と不良は　大きく異なり、稍重の中でも　この稍重なら問題なし
など　各馬それぞれ異なる適性を持つわけで　今回の馬場が③ロバートソンキーにどれだけマイナス因子となりうるか　正確に判断は出来かねるのだけど、新潟での１勝クラス（これは重馬場だったのだけど）の二着を見ても
やはり水分を含んだ馬場は不得手な印象がぬぐえない。
御堂筋Sの３着もその前のレースで見せた能力からすれば物足りない。
映像からはノメった様子は見受けられなかったが　稍重で時計の掛かる傾向の馬場が影響した可能性が大。2走前の日本海Sは（馬場で軽視しちゃった）
勝利したが　新潟の直線の馬場の一番良い　大外を通っての辛勝。
想像するに　良馬場なら　もっと楽勝だった　と考えると　この馬の能力評価をもう少し引き上げてもよさそうなくらいだが、いずれにしても
この手の馬場は不得手　という印象だ。しかも　新潟と異なり中京の大外を回す　のはそれほど楽な事ではないし　見返りも多くないしね。
ってことで　人気の一角でもあり　ここにも◎は打たず　としてみたい。

①ヤマニンゼストは　能力だけなら　②ヴェルトライゼンデは勿論
③ロバートソンキーにも劣る印象。ただ　正直神戸新聞杯２着は
武騎手の騎乗がこれ以上ないくらい秀逸だったように見えたのだけど
菊花賞の6着・・これが不利がなければ　もう少し差が詰まっていた　と
するならば　能力評価をもう一段上げておくべきか。今回55キロは
恵まれた印象もある。

⑫プラダリアは秋の２戦（神戸新聞杯8着　菊花賞7着）が
青葉賞時と比べると明らかに物足りない内容と着。
簡潔にこの馬の結論を述べると　立て直しが利いているか＆
更に青葉賞の頃から大きな成長があるかどうか　次第。
56キロではあるが　あれば　勝利の可能性もそれなりにある。
競馬の一つの楽しみ方として　
（成長していろ！立て直していろ！）と念じながらこの馬を
買ってみるのもアリ　といえばアリ。

実は私も　その中の一人。
能力が抜けている②ヴェルトライゼンデは馬場不安の中での59ｋ
③ロバートソンキーも強いが　やはり馬場は不安。
①ヤマニンゼストはこの中京での神戸新聞杯で好走も　少し
ジョッキーの手腕によるものが大きかった印象で　そこまで能力評価しちゃって良いのか問題があり

・・・・ならば　⑫プラダリアの一変（立て直し）に賭けてみようじゃないか　と思った次第なのだ。

◎⑫プラダリア
○③ロバートソンキー
▲②ヴェルトライゼンデ
△⑧ヴェローナシチー
△①ヤマニンゼスト
△⑪イクスプロージョン

京成杯
馬券的に妙味を見出せるかどうか　はともかくとして
9頭立ての１戦ではあるが　注目馬が出走。
１戦１勝馬ではあるのだが④ソールオリエンス。
新馬戦はクビ差勝利も３着以下は大きく引き離している。
4着だったツーエムルーイーは次走未勝利勝ち。
競り合いの２着だったレーベンスティールは次走圧倒的人気で
3馬身半差の勝利　と非常にハイレベルな新馬戦であった事が分かる。
ラップ的にも
13.8-12.8-12.9-13.1-12.4-12.3-11.5-11.0-11.0
前半は新馬戦にありがちな緩い流れではあったが　ラストは
11.0が二発。更なる時計短縮（・・が出来る能力）を示唆している。
二戦目でトリッキーコース重賞をチョイスするとは少し意外だったが
新馬戦の映像見る限り（ってかそれしか映像ないし・・）
前半が多少流れたとしても　追走に苦労する事はなさそうではある。

◎④ソールオリエンス
○⑨シャンパンカラー
▲②シーウィザード
△⑧グラニット
△⑦セブンスマジシャン

参考以下でどうぞ。