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【スプリンターズS】ビッグアーサーに死角アリ!

今週はいよいよ秋G1一発目のスプリンターズステークスです!
今年は前哨戦で春のスプリントチャンピオンであるビッグアーサーが逃げ切り勝ちを収め、スプリンターズSで断然人気を背負うことが想定されます。

ただ、僕はビッグアーサーのスプリンターズS制覇に待ったをかけたい!!!

実はビッグアーサーにはスプリンターズSで勝てない要素があるのです!!!


傾向が一変したスプリンターズS

スプリンターズS攻略ポイント①馬場の変化

ここ数年で中山競馬場では馬場にエアレーションを施すようになり、馬場が柔らかくなり、時計がかかるようになりました。

2012年のスプリンターズSではレコードタイムの1.06.8のレコードタイムが叩きだされましたが、昨年の勝ち時計は1.08.1とだんだん時計がかかるようになってきました。

つまり、馬場がこれまでの高速馬場から時計のかかる馬場に変わってきたということをまずは覚えておいてください。


スプリンターズS攻略ポイント②馬場の変化に伴う血統の変化

馬場が変われば、馬券に絡んでくる馬の血統も変わってくるのは当然のことです。

2014年の中山競馬場の馬場改修前の2013年までだと、カレンチャン(父クロフネ)、ロードカナロア(父キングカメハメハ)、といった父ノーザンダンサー系やミスタープロスペクター系が猛威を振るっていましたが、2015年は下記のような血統の馬が馬券圏内にぶっこんできました。

1着:ストレイトガール(父フジキセキ)
2着:サクラゴスペル(父サクラプレジデント)
3着:ウキヨノカゼ(父オンファイア)

フジキセキ、サクラプレジデント、オンファイアもみな父はサンデーサイレンスになります。
つまり、馬場の変化に伴い父ノーザンダンサー、ミスタープロスペクター系から父サンデーサイレンス系の馬が好走しやすい馬場に変わったということです!
当然このデータは今年も当てはまるとみてもらっても構いません。

【スプリンターズ出走予定の父サンデーサイレンス系の馬】
・ウリウリ(父ディープインパクト)
・サクラゴスペル(父サクラプレジデント)
・サトノルパン(父ディープインパクト)
・ソルヴェイグ(父ダイワメジャー)
・ブランボヌール(父ディープインパクト)
・ミッキーアイル(父ディープインパクト)
・レッドアリオン(父アグネスタキオン)

ちなみにビッグアーサーと同じサクラバクシンオー産駒は過去10年(新潟開催を除く)で19頭出走して3着1回と地獄みたいに相性が悪いです。


スプリンターズS攻略ポイント③マイル実績のある馬が有利

2011年から2013年までのスプリンターズSで3着内に入る馬の最長連対距離がだいたい1400mでした。
カレンチャン、ドリームバレンチノ、ハクサンムーン、マヤノリュウジンも皆最長連対距離は1400mで、例外はマイルでも圧倒的だったロードカナロアくらいです。

ところが、2015年は最長連対距離が1600mまで伸びました。
2015年の上位3頭は全頭その条件に当てはまっていました。

つまり、スプリンターズSではスプリント適性だけでなく、マイル適正が求められるレースに変わってきたということです。

【スプリンターズ出走予定の芝1600m連対経験馬】
・ウリウリ
・サクラゴスペル
・サトノルパン
・シュウジ
・ダンスディレクター
・ミッキーアイル
・レッツゴードンキ
・レッドアリオン

ビッグアーサーの最長連対距離は1200mと明らかにスプリント適性しかなく、スプリンターズSでは適正外の可能性が高いです。


現段階の注目馬

今年のスプリンターズSは波乱アリの展開が高確率でありうそうです!!!

なかでも僕が現段階で注目しているのが

レッドアリオン

です。

前走は初のスプリントでしたが、上手く流れに乗り最後は進路を無くしてスマりながらも上がり33.6の末脚を繰り出しました。
鞍上がセントウルステークスでラヴァースポイント(9番人気)を持ってきた川須騎手なので期待しましょう。

あと、川須騎手は最近結婚したばかりでご祝儀での一発があると思っていますwww



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