【乗馬の基礎】4種類の歩様


こんにちは!
おうち乗馬教室、講師のはるかです!

乗馬には大きくわけて3つの
スピードで動く馬の動きがあり
それらをまとめて歩様(ほよう)と呼びます🏇

それぞれの歩き方、走り方では
馬の足の動きが異なるので

馬の上に乗っている人が
感じる揺れも
歩様によって異なってきます!


それぞれに合った
乗り方をしなければ
お尻が跳ねたりと
馬の上でバランスを崩す原因になります。

3つの馬の動きを
理解することが出来れば

・馬の上で立つ座るのタイミングが合う
・お尻を跳ねさせず揺れを吸収できる
・落馬への恐怖心がなくなる

颯爽と乗っている上級者の人たちは
この3つの歩様を
理解しています🐎


どの歩様でも
上手く乗ることが出来るようになれば

憧れの自然の中を駆け巡る外乗や
人馬一体となって
かっこよく障害を飛ぶ障害飛越も
夢ではありません😳


3つの歩様の意味を理解し
理想の姿へ大きく近づきましょう❗️


1.常歩(なみあし)

英語:ウォーク
時速:約6.6km

いわゆる歩いている状態。

4拍子のリズムで、
1本、または2本だけ
足を浮かして歩きます。

2.速歩(はやあし)

英語:トロット
時速:約13km

早歩き〜遅めのジョギングのような状態。

乗り手には2のリズムで
揺れがくるため
①立つ②座るの姿勢をとる
軽速歩(けいはやあし)をします🙆‍♂️

速歩での馬の足の動きは
①右前足と左後足
②左前足と右後足

のように対角線上にある足が
同時に動きます❗️

また、4本の足全てが
地面から離れる
「空間期」があるのも特徴です!


3.駈歩(かけあし)

英語:キャンター
時速:約20km

乗り手には3のリズムで
揺れがくるため

駈歩の乗り方の1つである
正反動(せいはんどう)では
3のリズムを意識しましょう💪

(1)右後肢→(2)左後肢からほぼ同時に右前肢→
(3)左前肢→全部の肢が空中に浮いている(空間期)
という順番です。(左手前の場合)

※手前とは、馬の足運びにおける左右の偏りや
 馬場で運動をするときの回転方向を指します。
 今度ブログで詳しく解説します。


皆さんは今、
どの歩様で練習していますか?

ますは、自分が練習している
歩様の動きを理解し、
次回のレッスンで
馬の足の動きを見てみましょう!


最後までお読みいただき
ありがとうございました🐴

次回もお楽しみに!

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