あなたの愛馬は大丈夫?馬の悪癖について


こんにちは!
おうち乗馬教室🐴講師のはるかです!

お久しぶりの
記事となりましたが
今日は馬の悪癖を
6つ紹介します。

あなたも馬房や洗い場で
見た事があるものが
いつくか
あるのではないでしょうか。

一見,可愛く見える
癖もありますが
お馬さんの命にも
関わってくるので
しっかり覚えておいて欲しいです。

1,咬癖(こうへき)
2,蹴癖(しゅうへき)
3,旋回癖(せんかいぐせ)
4,起立癖(きりつぐせ)
5,さく癖(さくへき)
6,熊癖(ゆうへき)


1,咬癖(こうへき)

人や馬を咬む癖のある
お馬さんです。

主に競馬の世界では
この癖がある子の
たてがみに
赤いリボンが付けられています。

気に入らない事があった時に
噛むことで
私たちに伝えてくれますが

大怪我に繋がりかねないので
注意が必要です。


2,蹴癖(しゅうへき)

名前の通り
蹴る癖がある子です。

お尻にリボンが
付けられていることが
多く周りの人や馬が
怪我することが懸念されますが

馬房でもこの癖が
出ると、
壁をバンバンと蹴り

馬の致命傷にも
なりかねない
足を自ら傷つけて
しまうことになります。


3,旋回癖(せんかいぐせ)

主に,馬房の中を
グルグルと歩き回る癖で
精神的な緊張や
ストレスが原因とされています。

一見,歩いているだけだから
大丈夫にも見えますが
狭い場所を
グルグルと歩きまわる
この癖は

馬の足に
大きなダメージを与えます。

特に,右回りなら右回り
左回りなら左周りなど
その子によって
決まった方向に回る癖が付きやすいので

片方の足に負担がかかり
故障の原因になります。


4,起立癖(きりつぐせ)

後ろ足だけで
立ち上がってしまう癖です。

ひき馬の時に
多く見られる癖ですが
人が引っ張られたり
馬の足や馬体で
人が怪我をする可能性があり
大変危険です。

また,人だけでなく
立ち上がった馬自身も
背中や足を
色々なところにぶつけて
怪我をする可能性も高いです。

5,さく癖(さくへき)


グイッポとも呼ばれ
馬房や放牧地など
柵があるところで
見られる癖です。

喉に空気が通る時に
ゲップのような
音がするこの癖ですが,

普段,鼻でしか
呼吸ができない
馬達にとって

喉に空気が
通る感覚が
気持ちよくて
行うのではないかと
言われています。

これも一見
可愛いですが,
やりすぎてしまうと

馬の命もを奪う
疝痛(腹痛)を引き起こしたり
馬の大切な前歯が
削れ,歯並びが崩れる原因にもなります。


6,熊癖(ゆうへき)

馬房や洗い場で
多く見られる
ユラユラと左右に揺れる癖です。

人間で言う
貧乏ゆすりとも
言われています。


左右交互に揺れますが
400〜500kgほどある
お馬さんの体重を
片方で支える動きになるので

足への負担が大きく
足の故障に
繋がってしまいます。

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