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心理で読み解く穴馬の正体


 "訪問ありがとうございます"🙇‍♂️

 どうも、奥深き"馬体"の謎に迫る、自称'馬体研究家シラトです。イイネ、フォローよろしくお願いします🙋‍♂️

 今回は馬体ではなく、『消去法の種明かし』、私の予想法の大黒柱である『消去法』の方法と根拠を余す事なく公開したいと思います。皆様と穴馬的中の喜びを共感する事が、今回の執筆の目的です✍️

追記:2022年9月、yahooのスポーツナビの仕様変更により、以下に述べたような手順で消去法が行えなくなりました。根拠に変更はありませんので、その点ご了承いただける場合のみご読いただければと思います。


 まずアレコレ述べるよりも、先に『消去法』の実績を見て頂いた方が早いと思いますので、以下の画像をご覧頂ければと思います💁

 また2020年4月から1年間、この消去法の実用性を検証するために、消去法リスト内から一頭選び「複勝1点1000円買い」を敢行しました。結果は、勝率3割2分(25勝57敗)、回収率137%を達成しました。以下の画像はその証拠です。
 この実績を裏付けとして、消去法リストをツイートしています。

 ただし、『消去法』だけでこの数字を叩き出した訳ではなく、ある2つの考えと掛け合わせて予想する事で、穴馬の的中率を向上させる事が出来ました。今回はその2つの考えについても全て公開しますので、是非皆さまもトライして頂ければと思います。


 さて皆様は、私が週末にツイートする「消去法リスト」を見て、どう思われているでしょうか?
 もし、私が受け手側だったら「いやいや、こんな馬達、馬券に絡まないって」とツッコミを入れたくなります。しかし信じがたい事に、そんな馬達を並べたリストでも、結果的に何故か高確率で馬券に絡むのです。到底想像し難い馬まで…。
 2022年のダイヤモンドステークスではリストから「ランフォザローゼス(11番人気)」と「トーセンカンビーナ(5番人気)」が好走し、私は3連複を1点で的中させる事が出来ました。私のTwitterユーザー名が「馬体研究マニア」となっているため、ランフォザローゼスの馬体や走法から推測して当てたと思っている方もいらっしゃると思いますが、実はランフォザローゼスの馬体や走法は一切参考にしていません。トーセンカンビーナは走法から推測して選択ていますが、その方法は「馬体の教科書」に記載しています。以下を読んで頂ければ、どう言う機序でランフォザローゼスに辿り着いたか、穴馬の複勝だけで年間収支130%超えを達成したか理解頂けると思います。

 消去法については直ぐにマスターして使用して頂けます。掛け合わせる2つの考え方についても、分かり易い様に丁寧な解説を心掛けました。
 またこの記事は穴馬的中に近づく手段だけでなく、人の心理を解いて穴馬を選択する心がけについても言及しています。
 『消去法リスト』は、私のTwitterのメインコンテンツでもありますので、有料¥980円の価格設定お許し下さい🙇‍♂️ご購読頂いた方は、複勝で稼いで元が取れるのではないかと思っております。また購読頂いた方とは、今後この『消去法』を一緒に進化させて行ければ…と考えたりしています。ご賛同頂ける方は、Twitterサークルに追加させて頂こうと思いますので、巻末の「合言葉」添えて、私のTwitterのDMへお申込み下さい。Twitterサークルは定員150名です。馬体の教科書でも、同様の募集をしていますので、定員になり次第終了とさせて頂きます。
ご検討よろしくお願いします。


プロローグ

 私がなぜ、この様な「消去法」に辿り着いたのか、その背景をお話したいと思います。
 それは6年前の事、私は株式投資を始める事にしました。元来より"石橋を叩いて渡る"性格の私は、投資と言う未知の領域を踏み込むにあたり、沢山の書籍を読み、十分な理論武装をした上でないと挑戦する気が起きませんでした。そして、十分に勉強して迎えた初トレード…、初心者なりの知識を駆使して「日医工」の株を購入しましたが、結果は5000円の損失に終わりました。理由は上昇している株に安心感を持って釣られて買ってしまったことにあります。購入直後は順調に値上がりしましたが、徐々に雲行きが怪しくなり、一気に5000円程の含み損となりました。初心者の私は、このスピード感ある損失に恐怖を感じ、「日医工」の株を売却しました。ところが…売って間もなくすると、また上昇に転じて、「売らなければ良かった〜」と悔しい思いをしました。株式投資デビューはほろ苦い物となりました。
 しかしこの負け方、「他でも経験した様な…」と胸騒ぎがしました。そう、その正体は他ならぬ『競馬』です。ここで競馬で経験した負けと、株式投資の負けトレードがリンクしたのです。そして、私は純粋にこう思いました。
 「人はお金を増やそうと、頑張っているのになぜ負けるのか?」
 この様な疑問を持った私は、早速書店へ向かい答えを求めました。そしてある事に気付きました。競馬の書籍は、表紙に「勝つ・必勝」などの煽り文句が多いのに対して、株式投資は「負けを心得る」的な内容の書籍が充実しているのです。ここで競馬においても「負けを科学する」事の重要性に気付き、投資のメソッドを取り入れてみようと思いました。そしてその日、私が購入したのは「マンガでわかる 行動経済学」(¥1000円+税)と言う書籍です。
 『行動経済学』と言う言葉を初めて聞く方もいらっしゃると思いますので、ここで簡単に説明したいと思います。
 行動経済学とは、経済学と心理学を組み合わせ、人の経済行動を分析する学問であり、必ずしも合理的な判断に基づくだけでなく、非合理的な行動も経済に影響を与える事に焦点をあてて紐解こうとする学問でもあります。
 行動経済学を説明する文を読んだだけでも、投資デビューが失敗に終わった事や、競馬で穴馬が好走する事も、妙に納得する事が出来ました。そして多分、投資も競馬も「普通に分析してたらダメなんだな、馬鹿にならないと勝てないんだな…」と思う様になりました。
 不思議な事に、真剣に予想すると必ず人気馬が良く見え、仮に当たったとしても配当妙味が低く、年間収支においてマイナスを計上すると言うのが競馬と言うギャンブルの正体だと思います。そして、投資の格言に「馬鹿と相場には勝てぬ」とあり、これは理屈が通らない事の例えで、米騒動に苦悩した豊富秀吉が発した言葉と言われています。天下統一を果たした武将でさえ「馬鹿には勝てぬ」と言わしめるぐらい『馬鹿』は最強なのです。ゆえに、競馬に勝つには『馬鹿になる事』が必要であり、私が『馬鹿になって』考えた結果、この消去法に至ったと言う訳です。

馬鹿になるのが難しい理由

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