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【解説】適性レーダーチャートについて

この度は適性レーダーチャートに興味を持っていただきありがとうございます。
この記事では、私の適性理論を可視化した「適性レーダーチャート」を紹介してきます。

紹介の前に注意事項です。
今後のトラブル回避のために、恐縮ながら先に著作権について話させていただきます。

この記事の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、まとめサイト等への引用や他者との情報交換も厳禁いたします。
これらの事実があった場合、法的措置の対象となりますので、ご注意ください。

※配信した画像やテキストを出さなければ、的中報告や宣伝などは問題ありません。


※2021/7/26
適性チャートを新型に改良してあります。基本事項は旧型とほぼ変わりませんが、何を改良したのか別の記事で解説してますので、よろしくお願いします。


※2022/4/25
新型適性チャートの、その後の成績と攻略法について



1.適性レーダーチャートとは

有馬記念

適性レーダーチャートとは、私の適性理論を可視化した物です。
①青線がその舞台(レース)で求められる能力適性。
②オレンジ線はその馬が持ってる能力適性。
グラフが重なっていればいる程、その馬の能力適性が舞台に合うということになります。
グラフがどれだけ重なっているかは一致率を参照ください。ただし、見てほしいのは数字ではなく適性値。適性値が分かれば次走どこが狙い目なのか等、応用可能な点もチャート強みです。


2.適性理論7項目

適性とは下記3点を合わせたものを私は呼んでいます。
①舞台適性
②距離適性
③馬場適性

これらを7項目のレーダーチャートにして、皆様に適性をお伝えしますが、チャートの項目が7つなだけで、これらの要素を計るのに合計40個以上のファクターを使い適性診断をしています。

なので、その舞台の好走が多いから適性が高い。と言う単純な理論ではありません。下記グラフを見てみると分かりやすいと思います。

弥生賞&皐月賞

このように、同じ中山2000mの舞台でも、本番の皐月とトライアルの弥生という条件の違いから、前傾後傾、中間ラップ、ラップバランスなどが異なり、求められる適性も変化します。

逆に距離も舞台も全く違うのに、似たような適性が求められることもあります。下記のグラフをみて見ましょう。

有馬記念&宝塚記念

中山2500mの有馬記念と阪神2200mの宝塚記念ですが、先ほどの皐月弥生と比べると、舞台も距離も違うのにかなり似たグラフになります。

つまり適性を好走歴だけで判断するのは不可能で、様々な要素を組み合わせて適性は導き出されます。私はその要素を大きく7つに分け、皆様にお伝えしていきます。

それでは7項目を順に見ていきましょう。

①先行力
テン1Fの速さになります。
②瞬発力
ギアチェンジの速さです。ラップ理論の冒頭でも述べていますが、上がり3Fの速さではありません。
③持続力
スピードを持続する能力です。上記の瞬発力と共に、ラップ理論で解説しています。気になる方は下記リンクより。


④トップスピード
スピード能力の最大値です。基本的に馬がトップスピードに入る後半のスピード能力だと思ってください。
⑤タフさ
その馬のスタミナ値だと思って下さい。高ければ高いほど、タフな消耗戦向きとなります。
⑥機動力
コーナリング性能はもちろん、コーナーでのギアの入りなどに注目し算出しています。機動力が高いほど、小回りや内回りの適性は高くなる傾向です。
⑦基礎スピード
道中の追走スピード能力です。ここが低い馬は後方に置いてかれる事が多く、逆に速ければ前で上手く立ち回る事が可能です。また、脚を溜めないと弾けないタイプの馬も、この値が低くなる傾向です。

以上の7項目を元に適性レーダーチャートが完成しますが、先述したとおり、この7項目を算出するのに40個以上のファクターを駆使しています。

40個以上のファクターと聞くと初心者の人は特に混乱すると思いますが、初心者の方でも、ぱっと見で適性の判別が可能ですし、最大の特徴は狙い目の舞台や、距離短縮or延長などの適性も割り出せるということです。

これについて次項を見ていきましょう。


3.私の配信から分かること

私が配信するチャートやコメントから分析できることは以下の7点

①舞台適性
言葉の通り、その舞台に合うかどうかの適性です。次に記載する距離適性に関しても、この舞台適性に含まれます。
②距離適性
舞台のみならず距離適性も判断できます。理論を使いこなせる人なら、その馬の距離延長or短縮どちらが向くかなどの予想が可能です。
※距離適性に関しては、以下の記事に記載してあります。気になる方はリンクから。


③能力診断
トップスピードやタフさの値で能力の裏付けが可能です。レース中の不利なども踏まえ算出していますが、詳しい不利に関することは、チャートと同様にコメントも残すので合わせて確認した方が、より良い情報になると思います。
④馬場適性
トップスピード型orスタミナ型+走法である程度の予想は可能です。ただしチャートだけで全てを表すことは不可能なので、馬場適性に関して特徴的な馬はコメント欄に残します。
⑤馬の特徴
チャートとは別に、走法・折り合い・TS持続に関して簡単ですがコメントを入れています。実は適性に大きく関わる項目です。
⑥道悪適性
道悪に関しては、重不良に渋れば渋るほど確定要素が多くなります。私の理論から語れることは、「道悪適性に関して」の記事で記載してあります。先述した距離適性に関してもここで述べています。


⑦各馬コメント
チャートに加えて各馬コメントを残しています。次項で詳しく説明します。

距離適性に関しては、別の記事で触れたのでここでは話せませんが、チャート内のあるポイントを確認するだけで割り出しが可能です。

また、舞台チャートや馬のチャートを複数集めることにより、どの舞台が合うのかも導き出せたりもするので、かなり汎用性の高いもとなっております。

※各馬チャートに加えコメント(見解)も残すので、合わせて見ることにより理解が深まるよう作成しています。具体的な配信方法は次項参照。


4.配信形式

これまで私が行ってきた全頭診断をベースに配信していきます。

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①レース回顧
レースにおける回顧です。求められた適性や不利の有無など記載します。
②適性レーダーチャート
ここまで説明した通りです。
③コメント
総評です。チャートだけでは伝えきれなかった事に関しても補足します。
④一致率+総合評価
グラフの一致率をパーセンテージで算出しています。総合評価は一致率と個人的評価を踏まえたもので、今までの全頭診断で記載していた総合評価だと思って下さい。
総合評価はSABCの4段階評価。尚、2020年度の総合S評価は下記の実績となります。

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全頭診断は能力と適性をフラットに見せるため、枠順確定前の配信で最終追い切りを無視した評価です。そんな厳しい条件下でも馬券内率や回収率で高い成績を残せました。

※一致率=総合評価ではありません。一致率+個人的評価=総合評価となります。チャートの一致率が多少低くても、長所を短所に補える理論も存在します。それらを踏まえた個人的評価が加わっての総合評価になるので、その点ご了承下さい。

※有馬記念の記事は、一部チャートを載せた形で作成しました。今後配信される有料記事は、下記URLの記事スタイルをベースに、チャートが全頭入ります。参考程度によろしくお願いします。

https://uma-nosuke.com/arimakinen-2020


5.対象レース、販売方法

販売開始は2021年の金杯より。
対象レース適性が色濃く出る、古馬の芝上級条件の中長距離に限定します。

OP・リステッド以上の芝1600m以上が対象で、2歳戦は対象外。
ダービー、オークスまでの3歳重賞はG2以上のみ作成します。

※対象外のG1レースについて(チャートなし配信)
ホープフルステークス、阪神JF、朝日杯、高松宮記念、スプリンターズステークス、フェブラリーステークス、チャンピオンズカップ、おまけにアイビスサマーダッシュに関しては、チャートなしバージョンの全頭診断を作成します。チャートがない分価格は安くなります。


・販売方法
見やすさに特化する為、今まで通りブログでの配信になります。
ブログには鍵を付け、パスワードをnoteで販売する形になります。
金額等は今後配信用のnoteに記載しますが、1週間に複数のレースがある場合、個別売りとは別に割引価格のセット売りも販売します。



6.注意事項

①適性が高い、一致率が高い =「必ず好走する」ということではありません。
→各馬の適性をフラットに理解して欲しい為、この適性レーダーチャートは状態面(追い切りなど)や枠順評価を抜きにしています。皆様の予想ファクターのひとつとしてお使いください。
②枠順発表前の配信
→予期せぬ出来事により作業の遅延が発生しない限り、基本的に枠順発表前に配信します。これは能力や適性がその舞台に合うのかをフラットに見せたい為の対応です。ただし、揉まれ弱いなど、馬個々の特徴から枠に注文が付く場合はコメントで「揉まれない外枠希望」など補足を入れますので、そう言った点はご安心下さい。
③初芝、初出走、2歳戦などの適性診断はできません。
→どうしてもサンプル数が足りないので、上記の馬のチャートは作れません。若駒をチャート化できるのは3歳のクラッシックトライアル辺りからになります。また、全頭診断の際にこれらの条件に該当する馬のチャートは作れませんのでご了承ください。
④買目の配信はありません。
→丸乗りを防ぐため買目は提示しません。今回の商品で皆様に1番伝えたいものは知識であって的中ではありません。もちろん私の記事を購入して頂く以上、的中へのサポートはチャートや見解を通し全力で行いますが、丸乗りにより知識よりも的中を優先されることは私の意に反します。ただし、印の提供は購入者様に行いますので、その点ご安心ください。
⑤著作物となります。転載、転用、盗作などは法的措置の対象となります。
→冒頭の内容と重複しますが、重要ですのでご理解ください。また、チャートを保存するのは構いませんが、Twitterや他者との情報交換なども禁止です。これらのことは法的措置の対象となりますのでご注意ください。(チャートや文章の開示がなければ、的中報告や宣伝など自由にしてもらって構いません)



7.最後に

ここまで読んでいただいた方々、興味を持ってくれた方々、本当にありがとうございます。

これから馬ノスケの活動は、このチャートによる全頭診断がメインとなりますが、今後も応援して下さると幸いです。

気になること、分からないことなどありましたらTwitterのDMで対応しますので、お気軽にご連絡ください。

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