【適性マトリクス】について

皆さんお疲れ様です。

適性チャートを使って「適性同居の可視化」が出来ないものか。という可能性に迫ったことが以前ありました。

詳しくは下記の記事にて解説してます。

上記の記事の内容をまとめますと、高確率で好走馬の適性チャートのグラフ形状が皆似た形をしている。ということに気づき「適性同居の可視化」の可能性に迫れないか。という記事になってます。

そして、今回はその完成品の紹介となります。


1.適性マトリクスとは?

小倉記念

見た通りですが簡単に解説すると

①縦軸:適性グループ
適性チャートのグラフ形状を元に、適性グループをABの2つに分けました。

A=比較的「適性の高い」グループ
B=比較的「適性の低い」グループ

となると、適性の高い馬が集まるAグループでは的中率が高くなりやすい傾向で、適性の低い馬が集まるBグループでは回収率が高くなりやすい傾向となります。
②横軸:脚質
想定テン1Fを元に分けました。想定テン1Fが速い順に上から並んでいます。
※ここに記載のない馬に関して
チャート化不可、もしくはチャート形状がどちらにも属していない等の馬となります。
記載なし馬の成績 (1-0-1-28)

ここで重要なのが「適性グループ」による適性同居となります。

現在サンプルで抱えている全7レース分の適性マトリクスを作成しましたが、高確率で好走馬が左右どちらかに密集していますので、実際の結果をご覧ください。


2.検証結果

実際に作成した適性マトリクスは以下の通りです。

※2021/10/17更新 全11R

※グラフ形状が似る12~1400mは適性マトリクス対象外
※同居の定義は、1.2.3着 もしくは 1.2着を同居とします。

クイーンS

関屋記念

小倉記念

札幌記念

新潟記念

京成杯AH

画像7

京都大賞典

毎日王冠

府中牝馬

画像12

結果
①適性グループ内の同居率:90%
②適性グループ内の1~3着率:63%③Aグループ内の同居率:72%
※同居の定義は、1.2.3着 もしくは 1.2着を同居とします。

高確率で適性同居の可視化が成功しました。

競馬において軸選びは大切ですが、馬券においては紐選びも重要事項となることが多いです。つまり、皆様の信じた「本命馬+α」で考えられるサブウェポンとなり得るのが最大の武器で、需要はあると私は勝手に思ってます。

もちろん、軸馬選びも大切ですので、その際は全頭診断や適性チャートをご活用下さると幸いに思います。

この同居率に関しては、今後もデータを取り続けていくので、サンプル数が増えてきたタイミングでまた記事にしたいと思います。

本日はご観覧頂き、ありがとうございました!

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