新潟千直LoHにむけて07.04

1.最新状況

逃げ、先行、差しの仮個体を練習で試走させた結果、それぞれのメリット・デメリットが見えてきた。また、追加で追い込みを試走させてみたので簡単に以下に概要を示す。

2. 追い込み試走

今回の追い込み試走で試した個体は下記の通り。
1. ヒシアマゾン短距離A
2. アドマイヤベガ・短距離E
3. ドゥラメンテ・短距離G

距離適性が低い個体が混ざっているため、確認したのは終盤入りまでの挙動。終盤入り後は距離適性により著しく後退するので参考にならない。また、距離適性E以降はパワーにも補正がかかるため、パワー減衰の影響があることも認識する必要がある。

最初に結論を示すと、『追い込みは順位条件のない最速終盤加速の”迫る影”』を持っており、距離適性の課題さえ解決できれば十分戦える脚質。

試走結果について。
1. 終盤突入前に逃げ・先行・差しを抜いているか、直ぐ後ろに付けていることが多く、加速があれば十分戦えそう。
2. 開幕PDM解除は追込スキル『たぎる血潮』で可能。その効果時間終了後、再PDM突入し後退を始めるが、ウマ好み/序盤巧者発動発動で再PDM解除ができ、その効果時間中に中盤に入り、かつ、その頃には逃げが距離を取っており、PDMから脱出できる。ただし、たぎる血潮、ウマ好み、序盤巧者の3スキルを使用して、位置取りを高めるのではなく、順位維持をするだけで、レース的な価値があるとは思えない。幸運追込の場合は価値があるが、可能性は低い。
3. PDM補足:新潟千直での追い込みの序盤PDM突入の先頭からの距離は6.5m~7m。中盤では6.5m~6.75m。序盤では厳しいが、中盤では比較的緩やか。
4. 中盤は追込が最も早い基準速度を持っており、ブロックの可能性も低いことから、スキルが同等であれば追い込みは順位を上げられる。試走ではスキルは弱めのため、徐々に順位を上げることが多かった。ポジションキープ解除までは先頭から6.75m以上を維持する限りPDM突入はない。逃げがいる場合は問題ないが、逃げ不在の場合はPDMに入る可能性はある。ただし、LoHではモブ逃げがいることで、中盤でのPDM突入は、中盤前半にランダム発動系のスキル多発の場合。今回は搭載しなかったが、スピード・ヴィブロスから取得できる『尻尾の滝登り』が中盤前半発動の可能性が高く、追い込みにはPDM突入のリスクがある。大豊食祭シナリオのニシノフラワー採用時に取得できる『はやて一文字』はレース全体ランダムであり、中盤前半発動の確率は25%。中盤後半の最後3sはスキル効果時間中にポジションキープが解除されるため、実際のPDMリスクが発生するのは20%。比較的大きな値であり、全体として採用を検討する。
5. 全体として良好な挙動を示す。逃げが序盤から追い込みを継続するととらえきれないが、それ以外の場合は、終盤接続&加速の固有スキルの花嫁カレンチャン以外とはそれなりに戦える様に見えた。
6. 加速は迫る影だけでは花嫁カレンチャンに対抗するのは難しく、トキメキハート/胸の高鳴り、スプリントターボ/ギア、花嫁カレンチャン固有One True Color2-5位/OTC継承等で強化する必要がありそう。
7. レース残り400m 発動の恵福バルカローレ1-5位(以下バルカ)/正月オペ、Road To Glory(以下RTG)2-5位/トプロの準接続スキルが6位では不発する。よって、理想は残り400mで対面の1人を捉え3-5位を取ることだが、対面が逃げ3 or 先行3の場合、とらえきれず、4-6位が多い。以上から、6位の追い込みの準接続スキル不発が課題となる。これは、対面逃げ3の 自軍先行3 or 差し3でも同様であり、先行以下全体の課題。現状では花嫁カレンチャン固有OTCも含め、6位以下スキル不発に対する解決策は前記理想の通り、残り400m で 3-5位を取ることだが、明確な手法はない。 

参考のため、気になる追い込みに使える主要スキルの順位条件を下記に整理する。

$$
\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|}
\hline
発動場所 & 名前 & 順位条件 & 性能 &  発動条件 & 補足 \\ \hline
開幕 & たぎる血潮 & 2位以降 & 0.25m/s * 2.4s & 先頭から10m以下 \\\hline中盤後半 & 飛翔脚 or 推力十分 &  5-12  & 0.35m/s , 0.15m/s * 2.4s & --- & \\\hline
中盤後半 & 気骨陵陵 or ひたむき前進 & 5-12 & 0.35m/s, 0.15m/s * 2.4s & --- & \\\hline
中盤後半 & 意気衝天 or 軽い足取り & 1-6 & 0.35m/s, 0.15m/s * 2.4s & -- & \\\hline
中盤ランダム & 惜しみなし  & 5-12 & 0.25m/s * 2.4s & --- & 体力-2 \\\hline
レース後半 & 影踏み &  ---  & 0.15m/s * 2.4s & --- & 追い越し対象あり \\\hline
終盤            & 迫る影 & なし &  0.4m/s2 * 0.9s & --- & 0.9sと短い \\ \hline
\end{array}
$$

最終的に、追い込みは非常に有力な候補ではあるが、最初に戻って短距離適性の課題があり、現状は保留とする。

3. 現方針

ここまでの検討の結果、花嫁カレンチャンが飛びぬけて強い以外は各脚質それぞれ戦えるという状況。手持ち資産を含めて、それぞれを比較する。

$$
\begin{array}{|c|c|c|}
\hline
逃げ & 序盤から追い込みができれば最強 & 手持ち資産が弱い \\\hline
先行 &  花嫁カレンチャンの標準脚質 & サポカに課題 \\\hline
差し & ビコーペガサス、オグリ、ルビーがやれそう & サポカが弱め \\\hline
追込 & 短距離適性が壊滅的 & 花嫁スイーピーと残り2人を揃えられれば\\\hline
\end{array}
$$

以上から、資産の話をすると全て厳しいが、残り2週間余りで時間がないため、花嫁カレンチャンの主脚質の先行を選択し、先行3で進めることにする。

4. 出走候補

出走候補とコメント

  1. 花嫁カレンチャン・嫁カレン:今回は最有力の候補。

  2. ヒシアケボノ・ボノ:3周年の固有・進化の強化、7月の進化追加で強くなっており、大豊食祭シナリオのリンクでもあり、採用候補とする。

  3. 通常オグリ・オグリ:短距離EでありAで開始できる。食いしん坊進化は加速と被り採用に懸念があり、実質進化2枚落ち。ただ、困ったらオグリ。

  4. (次点)サクラバクシンオー・バクシン:スプリントターボ持ち。固有発動率が低く、2枚目進化圧倒的リードもほぼ発動せず進化1枚落ちだが、短距離先行適正があり、次点ながら候補として確保。

5. 本育成デッキ案

嫁カレンとバクシンがスプリントターボ持ちであり、デッキの都合上、鍔迫りあいを諦め、阪神マックをレンタルする下記とする。

★花嫁カレンチャンとバクシン
スピ:エル(下り坂)・ドゥラ
パワ:ニシノフラワー:トキメキハート、(はやて一文字)
根性:オルフェ:神速
賢さ:△阪神マック:かっとばせ、攻めの姿勢、真っ向勝負、
友人:理事長

ボノとオグリについては鍔迫りあいのため根性ケイエスミラクルをレンタルし下記とする。この関係でスピードが1枚となり、ステータス的に厳しくなりそうなため、ボノとオグリ向け因子にはスピード緑の夏ウマ娘、直線コース〇を確保したい。短距離でのスピード・ステータスの価値は長距離程高くはないため、スキルを優先したい。U-Toolsによると夏ウマ娘が0.05バ身、つまり、ステータス1200以上は効果半減を考慮し、スピード値80で0.05バ身。一方、下り坂巧者が平均0.17バ身。ざっくり計算だと、追加で下り坂巧者を取れれば、スピード値240を補える。育成はスキルポイント優先で進めたい。なお、SPボーナス2のエルをドゥラに代えて使用することも検討したいが、育成・試走を試してからより良い方を検討する。

★ボノとオグリ
スピ:ドゥラ
パワ:ニシノフラワー
根性:オルフェ
根性:△ケイエスミラクル
賢さ:ラモーヌ
友人:理事長

△はレンタル。なお、パワーニシノは未取得で、取得する前提で作成。ガチャ運が悪かった場合は別途検討する。

6. スキル構成および因子優先度

まずは花嫁カレンチャン用から検討する。主要点は鍔迫りあいを諦め、真っ向勝負としている。その代わり、トキメキハートを採用する。嫁カレンは固有とスプリントターボを持ち、かつ、加速は重ねる程効果が下がる点とデッキにパワーケイエスを入れるとスピード1枚編成となり、育成難易度が上がり、検討した結果、スピード2+真向を選択した。真っ向で勝てない場合は、変更する可能性がある。

6.1 花嫁カレンチャンスキル構成

金8
 覚醒2:スプリントターボ、悩殺術
 シナリオ3:時中の妙、私たちの走りの道程、はやて一文字
 自由3:トキメキハート、神速、かっとばせ
継承固有3:バルカ、RTG、勝利の鼓動
直線系2:先行直線、△短距離直線
緑4of8:△夏、△直線コース、△一匹狼、△伏兵、△外枠得意、△非根幹、△良バ場、△道悪
白加速3of5:真っ向勝負、垂れウマ回避、△アオハル力、△善後策、△仕掛け準備
白速度10of13:攻めの姿勢、尻尾、遊び、スリスト、下り坂巧者、△軽い足取り、△ひたむき前進、△飛躍の予感、△食らいつき、△ペースアップ、△瞬発力、△真髄体、△真髄力

△:嫁カレン本育成デッキ or シナリオから取得不可(継承固有除く)

所要SPは下記の簡易計算で4920pt。全取得は困難であり、優先度やスキルLvに応じて取捨選択する。

=金300x8 + 継承140x3 + 直線100x2 + 緑100x4 + 白加速100x3 + 白速度120*10
= 2400 + 420 + 200 + 400+300+1200 
= 4920pt

嫁カレンの悩殺術進化。速度進化の『心奪われる閃光』は4秒スキルであり、有効であれば効果が大きいものの、序盤後半発動のため、加速と被る可能性が高い。よって、発動率が賢さ判定前でも5割弱だが発動すれば有効なデバフ『#カレンに染まってみる?』を選択する。ただし、後続の差し・追い込みには有効だが、前方を走る逃げに無効のため、脚質分布で逃げが増えるのであれば、逃げ対策で『心奪われる閃光』に切り替える可能性がある。逃げ嫁カレンなら『#カレンに染まってみる?』一択となる。

参考:
#カレンに染まってみる ?@1-6位,5s以降:-0.25m/s * 3s, +0.15 * 3s
心奪われる閃光@1-6位,5s以降:0.35x4s@序盤後半ランダム

6.2 因子化優先度

最優先(3面):食らいつき、軽い足取り、短距離直線
優先(2面):夏ウマ娘、直線コース〇、飛躍の予感、良、道悪
準優先(1面):ひたむき前進、伏兵〇、非根幹
他1(?):ペースアップ、瞬発力、真髄体、真髄力、アオハル力
他2(?): 外枠得意、善後策、仕掛け準備

()内は因子の欲しい面数。面とは因子を所持する継承親・祖父母の数。

7. 因子周回デッキ案

7.1 嫁カレン用因子周回デッキ

根性パール:直線コース〇、ウマ好み
根性バクシン:意気衝天/軽い足取り
△パワーケイエスミラクル:軽い足取り、短距離直線、善後策、下り坂、夏、スプリントターボ、序盤巧者、急発進
スピタキオン:先行直線、アンスト/攻めの姿勢、真っ向勝負
スピジョーダン:食らいつき、伏兵〇

7.2 本育成・因子周回デッキのどちらでも取れないスキル

緑:☆良、☆道悪、非根幹、外枠得意
白:★ひたむき前進、★飛躍の予感、ペースアップ、仕掛け準備
他シナリオ:アオハル力、真髄体・力

上記は別途因子、レース、他シナリオから取得するが、難易度を考慮し、因子化できなければ早めに妥協する。ただし、★印のひたむき前進、★飛躍の予感は何とか確保したい。☆良・道悪については★の次に取得を目指す。

8. 今後に向けて

残りの重要な親・祖父母の継承木、相性計算、周回用親・祖父母・曾祖父母は別途。

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