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マッチングアプリを利用した競馬投資詐欺の手口

最近、マッチングアプリを悪用した競馬投資詐欺が増加しています。

この記事では、詐欺の具体的な流れや手口についてわかりやすく解説します。

詐欺師がどのように被害者を騙し、最終的にお金を騙し取るのか、そのプロセスを以下にまとめました。

  1. マッチングアプリでサクラと出会う
    まず、詐欺師はマッチングアプリを通じてサクラ(詐欺師の仲間)を使って被害者と接触します。

相手は親しみやすく、話しやすい人を演じ、時間をかけて信頼を築きます。

実際に会うこともありますが、場合によってはオンライン上でのやり取りだけで進行することもあります。

  1. 信頼できる第3者の登場
    サクラとの関係が進展すると、詐欺師の「仲間」として第3者が登場します。

例えば「信頼できる友人や先輩」として紹介され、その人物から「競馬投資」の話が持ちかけられます。

この第3者の登場は、サクラが既に信頼している人物であるため、被害者も疑いを持ちにくい構造になっています。

  1. 逃げにくい場所での3人の面会
    第3者との出会いは、マンションの一室など、公共の場ではなく閉鎖的な環境で行われます。

ここで競馬投資ソフトの話が具体的に進み、最終的には購入の話に誘導されます。

詐欺師は巧妙に「儲かる」と信じさせ、契約を進めます。

  1. 競馬投資ソフトの契約
    詐欺師は以下のような手段を使って契約を迫ります。

  • 信頼を築いた上で、自然に契約させる

  • 断りにくい状況を作り、強引に契約させる

  • 「クーリングオフができる」といって安心させる

  1. 購入後のごまかし
    競馬投資ソフトを購入しても、儲かることはほとんどありません。

被害者が異変に気づいて問い合わせても、「最終的には利益が出る」と言われ、時間が過ぎるだけです。

実例:マッチングアプリ競馬投資詐欺
例えば、20代の会社員である田中さん(仮名)は、マッチングアプリでサクラと出会い、共通の趣味を通じて信頼を築きました。

その後、サクラの「信頼できる先輩」と称する男性Bと会い、競馬投資ソフトを勧められました。

AとBの信頼を背景に、小池さんはキャッシングを利用してソフトを購入しましたが、結果は出ず、相談しても「いずれ儲かる」とごまかされ続けました。

もし詐欺にあったら
もしこのような状況に直面した場合は、すぐに消費者センターに相談してください。

早期対応が被害の拡大を防ぎます。

詐欺師の手口は巧妙ですが、冷静に対処し、怪しいと思ったらすぐに行動することが重要です。

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