「いつ頃できる?」と問われた時のための「3倍見積り法」

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飛び込み仕事というのは、こちらの都合お構いなしに持ち込まれるわりには、仕上がり時期を気にされます。

「できるときで良いから」とか「そんなに急がないんだけど」とか言いながら持ち込んだのに、こちらが受けた途端に「で、いつ頃できる?」と聞かれるわけです。

仕事なのですから期限を気にするのは当然なのですが、ちょっと困りますよね。
こちらは「急がない」という前提で「とりあえず」受けただけなので、まだ具体的なスケジューリングなど考えているはずもないのですから。

そんなとき、非常に簡単かつ高精度で回答できる納期の見積り法があります。

それがタイトルにある「3倍見積り法」です。

手順はわずか3ステップ。

1.何の邪魔もなく、スムーズにその仕事が進行した場合の納期を思い浮かべる。

2.それを3倍する。

3.相手に納期として伝える

以上です。

簡単でしょう?

騙されたと思って試してみて下さい。
びっくりするぐらい、そのあたりに結果は落ち着きます。

この納期見積り法を教えて下さったのは職場の大先輩なのですが、曰く。
「あのな、だいたい何やかんやと割り込みや予定外が入って、必ずそれぐらいかかるねん。」だそうです。

実際に統計資料があるわけでも何でもない、単なる経験則ベースのざっくり見積りですが、とにかく強力な方法です。
お試しあれ。

ちなみに、この見積り法にはもう1つの効能があります。

それは、持ち込んだ相手から本当に欲しい納期を引き出せることです。

問われてすぐに具体的な納期を回答すると、反応は2通りしかありません。
OKするか、難色を示すかです。

OKであれば問題ありません。
最短期間の3倍も時間を確保してあるのですから、きっかり間に合わせましょう。
(と言っても、前述の様に何だかんだで気がつけばそのあたりになっていると思いますが。)

もし難色を示された場合、今度はこちらのターンです。
「いつならOK?」と聞いてやりましょう。
そして、それが到底無理な期限設定であるなら、断るか、他の仕事との調整が必要であることを伝えてあげましょう。

そうすることで、こちらの状況も理解してもらえますし、受けた仕事が期限になって間に合わず相手に迷惑をかけるという事態も回避できます。

以上、「いつ頃できる?」と問われた時のための「3倍見積り法」でした。
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