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大事にしてる事 その② (こっちが先だったかも
まず、当たり前ですが職人的な仕事です。が!!
2度として同じものを作る事は「無い」仕事だと理解する必要がある
例えば
主人公が歩いてるmotionを作ったとして
他の話数にも歩いてるシーンがあるとする
3DCGなんだからアニメーションコピーすりゃ良いじゃん?ではないよね。
「何で」歩いてるのか
「どんな」心情やシチュエーションで歩いてるのか
これだけでも人ってのは歩き方も表情も全部違う。ロボットじゃ無いんだから
作業効率を上げるために既存のmotionを入れ込んだ後、調整することが殆どだし
motionを入れ込んでそれっぽく見えてたとしても、今度は構図が違ったりすると見え方が全然変わり、結局先述の「何で」と「どんな」を前後関係とともに想像して作る事が必須
そして、上からの指示が事細かに説明あるプロジェクトもあるが、作り手の個性を尊重して印象のみを演出さんが伝えて段取りや具体的な動きはアニメーターが考える
それが「アニメーター」という枠のプロだと思う
私は事細かに具体的な動き方を説明されるのが苦手。演出意図は読み取れるしアイデアは相談するから自由にやさせてタイプ。じゃないとただの言われた事だけやってるロボットと変わらない。あくまで個人的にそう感じてるから発想や想像が必須と思う
コンテ(意図)に沿った自分らしいカット模索する
それが面白いしそこまで行ってはじめてネイティブ英語の「 CGアーティスト 」
言われた事を忠実に再現するという能力も大事なのだけれど、演出や監督がダメな人ならその時点で作品はダメだよね?だってダメな段取り語ってるだけだから
手描きのアニメーターさん達はこの意識が高い方々が多いと思うのだけど
残念ながら3DCGアニメーターはその辺がまだ不足してる面が多いと思う
極端に言うと
[自分は表現者(パフォーマー)と意識する]
これがプロの道への入口であり大切にしてるわたしの価値観,
um1cco,.一生 日々模索。
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