#ミシルラジオ なぜ人はゆるせないのか

『人は知らないことに寛容になれない』というのは、私の中では結構しっくりきた。

『あー、なるほど。解るよ。』
って事を『それはおかしい』と、腹を立てることもないですものね。

全てに寛容になれるだろうか。
充分な配慮も出来ないのではないだろうか。
私はどうしても力量不足なのに色々したくなって詰みがち。

正直なところ、学びが足りない
視界が狭い、了見が狭い、理解が浅い、想定ができない、表現力が足りない。
私には許すというのはなかなか大変なことだと思うけど、許したいと思うのも本当。

一瞬どうしても胸にもやついたり、暗雲たちこめたりしてしまう瞬間が私にはある。
大体のことをに寛容に出来たらは理想ではあるが……スムーズにはいかない。
色々考えを煮詰めて煮つめて無駄な水分を飛ばすような工程がいる。

今回のラジオのような彼氏彼女の間のトラブルの場合。
相手が元カノのものをどんな風に遺しているかでその度合いはかわってしまうけど、最終的に私は飲み込むようにはしている。
一応理由としては、自分にも過去の人はいて遺恨は無いけどそういう過去があるから

私は大体のものは適当に終わった恋愛のものは消していく人間ですが、それは私が、そうしているだけで相手がそうすべきかどうかは私が決める事でもないし、お願いすることでもないですよね。
あと、ふとした時に消し忘れる。
正直消す行為を概ねはするけど、徹底的にしているとかではないので……。
あまりそうするのだけが正義だとも思ってはいない。

あとはそのひとの形成に影響があったというのもわかる。
自分もそうだからだ。
恋愛関係だけではなく人間形成は人との関わりが影響大きいと思っています。

あと、元カノを良いように褒め称える人も、悪のように罵るのも褒めなければ良いとは思えなかった。
悪のように罵ったとしても、その人に爪痕を残しているのだとそれに嫉妬したものです。
終わった恋愛の相手を悪くいうだけの人、それはそれで何かありそうって思うのもある。

正直過去がある、影響を受けているというのはお互いの話。
だだ、故意にそれを今のパートナーへ配慮なく知らしめるのは必要かは謎。知らなければこんな話にもならないですし。
私には必要が無い、重要でもなければあまり知りたくないかもしれない。

貴方の元カノの優しい思い出、取っておくのは自由だけどそれを不意に見せつけられた時の私はやはり戸惑う。まずは戸惑うだろう。それも過去に経験したことがある。

見せつけられた上に、今なにかその元カノに困り事があったら俺はあいつを助けに行く。と。
……キャー、ワタシノダンナッタラワカレタモトカノニモカンダイデチョーカッコイー

と、言えたら正解だったのだろうか？
※過去の元夫とのやりとりです

その時23歳の私が思ったことは、それでその元カノを貴方は選ぶわけね。
結婚してる私よりそれって大事なことなんだなって思いましたね。
なら、なんで結婚した？
その時の状況の私は彼の両親に苦しめられていて、困り果てていても助けてもらえすらしなかったのに……その子は助けるんだ？
一気にスーッと気持ちが冷めたのをよく覚えている。
多分自分の持たないものをどんな徳をつんだのか元カノが持っていたから嫉妬したのだろうと思う。
今一生懸命こうだろああだろと言葉並べてやっと『そういう事か』とは思えても許せる？わからないな。もう夫婦でもないし。

ああでも、離婚を突きつける時にそういうところが嫌でした箇条書きを作成したんですが、その1項目にこの件書いたんだ。許せてないね、自分(若気の至りでしょうか)
ま、実際若かったし笑笑

まとめると、そうだなぁ……
今好きな人とそういう事があったとしたら、許せるといいなとは思う。
やはり末永くできるだけ仲良くありたいから私もまた理解する必要があると思うから。

何となく気まぐれに元恋人の事を語る事もあるのかもしれない。
ただ、私がそれを許せるのには恐らく物凄く反芻するエネルギーがかかると思うので、無闇には聞きたくないかもしれない。
聞きたいタイミングがあればこちらから聞いていますしね。

文章がやはりながくてまとめまで長くなりましたが
『許すためにもそれを私は知りたいと思う。でも、あなたがそれを望まないなら私は聞かなかったことにする。気持ちは鎮める。どう思うのかは向き合ってくれるなら話し合おう』だろうか。

言葉って難しい。
11分の短いラジオでふと、ここまで考えてしまいました。
まとまり悪いですが、以上が感想です。