随分とお久しゅうごさいます。

随分と長い間沈黙していたもので、もはや存在自体も、というところでしょうが。
単なる気まぐれで、来年はまた予想家としてまともに立つことを目指します、なんてことを言うつもりも、特にありませんのでご安心を。

さて、本題。
結論から言えば、◎スルーセブンシーズ。

イクイノックスの2着があるからといって過剰に人気している、凱旋門賞4着が独り歩きしている、そんな言説を今週あまた目にしたが、端的に言えばセンスが欠落している。
確かに中山2500mはコース設定がアンフェア、外枠が嬉しくないのは言うまでもない。ただ、シンボリクリスエスにダイワスカーレット、勝ち馬がいない訳ではそもそもない。
しかもダイワスカーレットに至っては、同じピンク帽のアドマイヤモナークを連れて来て馬連は300倍近い配当になったと記憶している。(ちなみに当時たまたま『女神のささやき』に乗って獲っている)

イクイノックスとタイム差無しも確かに大きいが、エースインパクトが56.5、スルーセブンシーズが58で0.4差だったという事実が何より重い。そんな馬が今回は3歳牡馬と同斤。
エースインパクトとソールオリエンスが同斤で出て来るレースがあったとして、ソールオリエンスの方が人気するようなことがあり得るだろうか?答えは明らかだろう。

母マイティースルーは府中巧者だったが、姉パッシングスルーも紫苑S勝ち、何より父はブエナビスタを封じたグランプリホース、ドリームジャーニー、そしてあの時と同じ、鞍上には謙一。舞台に不足無し。ダイワスカーレットの時と同じように、絶対的に力で凌駕しているものと判断して覚悟を決めたい。

本線は明らかに秋はここ狙いだったジャスティンパレスに、外枠を嫌われて人気を落とすスターズオンアース。
3歳牡馬2騎はそもそも世代レベルに疑問、ドウデュースも時計がかかる芝への適性に疑問でいずれも押さえまで。
面白そうなのがここに来てようやく力をつけて来たプラダリアだが、今回の爆弾は火を見るより明らか。

ハーパーはあからさまにエリザベス女王杯は仕上げ不足、リバティアイランドには白旗だったということだろうが、今回は仕上げが違う。
元よりオークスの時計はダービーの勝ち時計より1秒以上速い。それでいてこの人気差なら、どちらが狙いかは言うまでもあるまい。

馬券的にはまずは単複。単で6倍ついてくれるなら十分だろう。
後は本線相手の馬連・ワイドを厚めに、3連系を手広く。3連単の頭固定でハマれば最低でも万券、夢を買うには悪くあるまい。

◎15 スルーセブンシーズ
○10 ジャスティンパレス
▲16 スターズオンアース
★11 ハーパー
△14 プラダリア
✕1 ソールオリエンス、5 ドウデュース、13 タスティエーラ

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