ALS嘱託殺人について考える
ALS嘱託殺人として、主治医ではない医師2人により、ALSの女性の命が絶たれた。
今回奪われたとかかないのも私の悩みがあるからだろう。
果たしてこれは尊厳死なのか?殺人か?
部外者で、ある私がとやかく言える状況でもない。
ネットのニュースを、見るとバックボーンが多少見えてきた。
なくなった女性は建築系のキャリアウーマン
旦那や子供の話がないからおそらく仕事一筋だったのだろう。(その手はかわいそうマーケティングが大好きなマスコミがほっとく訳がなく、草の根訳でも探し出す。)
ALSは筋肉が動かせなくなるが思考と感覚は生きてるので聡明な人ほど、恐怖と、苦痛を感じる病気だ。
Twitterを拝見したが彼女が晩年は絶望感しか持たず生きていた事だけは想像に難くない。
また金が支払われていたのは事実だが、高額ではあるものの人の命を奪って得る金額として割に合わない金額なのも事実であり、彼女が、迷惑料として有り金目一杯を心付けとして払った。
そう考えるのが自然であろう。
尊厳死の考え方を簡単に示すと
死ぬも生きるも本人の自由であるべき
だが問題なのは
そうは問屋が下さない事情である。
基本的に問題は2つ
医師法的、道徳的に殺すわけにはいかない問題
自殺できない人間が、死を望む場合安楽死となるが、今の日本では犯罪になる。
ならなくても人を救う為に医者になり、安楽死を求められたら医療者としては心中としてはやってらんないと、考えるだろう。
メンタルガリガリ削る一言である。
救いのない人を殺す事を厭わない人間が暴走する問題
昔、津久井やまゆり園で元職員がそこの利用者をジェノサイドした事件がある。
人を消耗品のように考え不良品の間引きをした感覚で人を殺した事件であったが、本人の意思を無視した殺しが起きるのは安楽死合法の国で問題になっている。
貴方も考えて欲しい。
これを無駄と思わず考え、ベターな考えに至れる人になることが彼女の魂への鎮魂にしかならないのだから
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