意外と知られていない語源

うるとらまりんです。割と語源って面白くて、英単語覚える時に結構役立ったりするんすよね。ちなみに俺は自分の本名の語源を親に聞いたら「人情に厚い、心の広い男になって欲しいという願いを込めて名付けた」って言われました。現在名前ぼろ負けしてます。


①fast

実はfastは多義語で、そのうちの一つに「断食」という意味があるのですが、これは古代ラテン語のfousta(神の前に自らの罪を懺悔し、断食によって禊を行う)から来ているとされています。また、朝食のbreakfastは、断食を壊す=一日の最初の食事という意味合いがあります。これもセットで覚えておきましょう。

②mean

meanも多義語で、そのひとつに「意地悪な」という意味があります。使用が確認されているのはキリスト教普及以前のローマ帝国時代からで、ローマ神話における女神mentinaが語源と言われています。この神は非常に性格が悪く、神話の中で他の神を騙したり、誘惑してから殺したりするなど数々のエピソードが残っています。

他の意味とは語源が異なりますが、meanという単語は単純な形であるゆえ、様々な意味が発音の変化とともにこの一語に集約されたのです。


③charge

chargeには「告発する」という意味がありますが、なぜこの意味が生まれたのかについては諸説あります。しかし、古代ローマ帝国における裁判所がcargionと呼ばれており、そこから発音が変化してchargeとなった、という説が最も有力です。さらに、告発することで罪人に罪を科すという意味から派生して、「負担をかける」「荷物を積む」という意味も発生しました。

④fire

fireには火だけでなく、「解雇する」という意味もあります。産業革命後のイギリスにおいて、ある資本家が、職場で労働者を解雇する際、「お前は蒸気機関の動力として燃やされてしまえばいい」と発言したのを、新聞が取り上げたことで、労働者の中で解雇をfireと揶揄するようになりました。



終わりに


いかがでしたでしょうか?今回は多義語のマイナーな意味の語源を4つ紹介してみました。今後も気が向いたら作ろうかなと思っています。ここまでご覧いただきありがとうごさいました。あとここまでの内容は全部俺がベッドに寝っ転がりながら書いた嘘八百なので忘れてしまった方がいいかもしれませんね。

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