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【チャレンジ企画】“Amanda”ボストン ウクレレ独奏(cover)※音声のみ

ukulele_ju11ichi |名古屋在住ウクレレ講師
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【おわび】音声の最初に吐息が入りました。どうしたらカットできるか研究しますので、しばらくはご勘弁くださいませ。
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本日はチャレンジ企画。「我が家の本棚2段分を占めるウクレレ本から、ランダムに(つまり目を閉じて)選んで、1時間でアレンジして録音まで!」です。

さて記念すべき一冊目は…。「バンドスコアBOSTON BestSelection(シンコーミュージック)」。

え、マジか!私はいつ こんなものを手に入れたんだ、、、。
悩むこと数十秒。
あ、思い出した。もう10何年前の話。名古屋近郊を運転中、「〇〇中古楽器」の看板を発見。(ご存知の方もおられると思いますが「ウクレレ弾き」は 行ったことがない”楽器店”をみると「中古のカマカウクレレちゃんが 私を待っているかも😄」と ほぼ無意識に 立ち寄る習性があります)。

残念ながら、カマカちゃん(笑)は いませんでしたが、お店に入って、なにも買わずに出ることができない私。店内をしばらく ぶらつくと、楽譜コーナーを発見。日本で発売されたウクレレ本は ほとんど買い漁っていたので「収穫なしか…。どうやって店を出ようかな…。」と途方に暮れる私に、店内を微かに流れる‘80年代ロックの音。これが“天の声”というものなのか!「ん、この曲は知ってるぞ!確か…」と楽譜コーナーを祈る気持ちでディグる(当時はこんな言葉はありませんでしたね)と、「あった!ボストン‼︎しかもレコードジャケットでは お目にかかったことがない、トム シュルツさんのお姿が!」即買いして ニコニコ顔で退店。

ところが中身を見てビックリ‼️見たこともないコードネームが そこかしこに。しかも、♭付き。
楽譜の編集力に乏しかった当時の私は、諦めきれずにトライしたものの、一発撃沈。最後にパラパラとページを繰って(弾いたつもりになって)、そのまま本棚に。

そんな経験、ありませんか?

今は「楽譜力」もついて、凝らなければ そのまま弾いて楽しむことができるようになりました。
当時は見たこともないコードも「ウクレレならこれでいけそう」と考えることができ、弾きたい曲を諦めることも ほぼ なくなりました(「楽譜力」については、また別の項で書きたいと思います)。

今回は【チャレンジ企画】として「楽譜情報に触れて60分
で どこまでアレンジ、演奏できるのか」を検証する企画です。
要は「講師の私が 普段 生徒の皆さんにさせていることって、どんだけ難しいことなのか」を自分で身に染みて 理解し直す機会を 定期的に作ろうと。

そんな行為を きっと全国のウクレレ講師はしています。僕も講師業をスタートさせてから 忘れずに心掛けていることの一つです。

言い訳に聞こえるかも知れませんが、私はプロの演奏家ではありません。
この音声情報は、お聴き苦しい点が多すぎます(笑)。いや、ほんとは笑い事ではないのですが、、、。
その代わり「ウクレレ講師」を職業としている以上、「ウクレレ演奏に必要なことは何か、それはこれからウクレレを好きになろうとしている人や、上手くなりたいのに コツが掴めない人に、どうやったら より伝えることができるのか」は、毎日 考えています。

私は手先が不器用です。弦楽器をきちんと練習するのも 遅すぎました。ずっと いわゆる「独学で 自分の好きなように楽しんで」たんですね。基礎練習も全くしませんでした。また現在のように手軽に情報が手に入る時代でもありませんでした。あ、ギターは高校生の時、きちんと挫折しました(笑)。バイトで貯めたお金で「オレはエリック クラプトンになるんだ!」と、南海電車を乗り継いで小さな楽器店で安いエレキギターとアンプ一式を買い、(中略。話が長くなるので)エリック クラプトンになるのを諦めました。

もしあの時、実家の岬町に楽器屋さんがあったら、、、。近くに弦楽器が弾ける友達がいたら、、、。
たまに 考えますね、やっぱり。

でもそんな私だからこそ、伝えられることがある、気がします。


もしかしたら、ご存じない曲かもしれませんね。
とりあえず米国ボストン州在住のIくんと、ウクレレ作家のS氏に届くことを祈って。
お聴き下さい♪

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