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ワークショップ報告 2020

kamina&C x ukokor Collaboration Workshop
「長方体から好きなオブジェを作るワークショップ」報告
ukokor marche2020開催でのイベント@箱義桐箱店 谷中店にて

2020年の新作「Kumo-no-Mine」の成形前の長方体を使って、オリジナルのオブジェを作るワークショップです。「Kumo-no-mine」を製作いただいたkamina&Cのデザイナー兼職人である沢田猛さん(木のスペシャリスト)に木彫講師としてご出演いただきました。
「Kumo-no-Mine」の成形前の長方体には、「Ishi Fujiyama」を雪山に見立てることができるよう本体の下の面に円錐の穴があいています。こちらは、伊勢で神具を扱う業者から購入時に穴を開けてもらいました。

この穴に塩などを詰めて、Ishi Fujiyamaにのせてみるとこんな感じになります。雪山に見えますか? 型としても使用できるオブジェを作っていきます。

まずは、自分が作ってみたい形を考えます。縦から、横から、上下から見える理想の形を想像しながら紙に描いていきます。梨の形や、面白い雲の形、雪だるまのような形とそれぞれ作りたい形がイメージできたようです。
出来上がりが楽しみになってきました。では、木を削る工程に入ります。

当初、沢田さんとワークショップを企画したときより木の乾燥が進んでいていささか困難を感じながらの作業となりましたが、最終仕上げの工程を沢田さんが手掛けて唯一無二の作品となりました。

削ってしまったら後戻りはできない彫刻ならではの潔さなど、立体を削る取り組みについて経験できました。
丁寧に教えてくれた沢田さんのご協力に感謝いたします。

作品画像をご紹介



どれも大変魅力的で素敵な作品でした。


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