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「ウマ娘4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」両日現地参加した感想と、ウマ娘というコンテンツ

(1)会場について


今回のEXTRA STAGEの会場になったのは、埼玉県所沢市にあるベルーナドーム。西武球場とも言います。
ドームと言うだけあって、最大収容人数はライブ開催時だと約4万人。でも基本的には3万~3.5万人らしいです。

そして、ドームの詳細についてですが、このドーム、屋根がついているにも関わらず、雨天時には普通に雨が入ってくるっていうのと、この写真だとわかりづらいと思うんですけど壁が無いんです
つまり、外気がバンバン入ってくる。虫とかも入ってきて地獄みたいなドームです。しかも周りに山がたくさんあるようなところで、時期は11月。かなり寒かったです。防寒対策必須です。

(2)展示と飲食

今回のイベントは、ライブ公演だけではなく、ウマ娘のアニメやゲームに関する様々な展示物と飲食物を楽しむことができるEXTRA PADDOCKというエリアがありました。
その中でも特に、各々のトレーナーさんが有志で企画して用意したフラワースタンドが本当に圧巻でした。各ウマ娘個性的なフラスタが横一列に飾られていてすごく楽しめました。

実は私も、推しであり担当ウマ娘であるファル子のフラスタ企画に参加させていただきました。可愛かった!

続いて他の展示物です。

声優さんが過去に生放送やナンバリングイベントで着ていた衣装や、ぱかライブでお馴染みのルーレットやだるま落としなど見応えのある展示がたくさんありました。

更に、原画・イラストも。

フォトスポットとキャラクターの等身大パネルで記念撮影して来ました。

基礎ステータスのスピードからスキルPtにかけてそれぞれの公演の公演日になっているフォトスポット


実はこのファル子と一緒に映ってる写真、フォトスポットの撮影待機列に並んでた時に、すぐ後ろに並んでたファル子の法被を着ていたトレーナーさんに声を掛けさせていただき撮ってもらいました。
これまで、担当ウマ娘が同じトレーナーさんと話す機会もそこまで無かったので嬉しかったです!

(3)EXTRA STAGEの感想

ライブ本編に触れていきます。
まず結論から。

今までにないくらい最高で胸熱のイベントでした。

というのもこのEXTRA STAGE、東京・横浜公演を経て、ステージセット、演出等が何倍にも進化していました。
まず、ステージセットですが、これまでの4th公演では前方にステージがあり、客席の両サイドを、用意されたトロッコを使ってキャストさんが駆け巡っていくという形式でした。
しかし、EXTRA STAGEでは今まで同じように前方にステージがあるのに加えて、客席側にトラックが敷かれ、センター、バック、両サイドにそれぞれサブステージが用意されていてそれぞれを花道が繋ぐというセットになっており、計5つのステージがありました。それぞれの花道がアリーナ席をグルっと囲むようになっていたので、本当にゲーム内のウマ娘のMVみたいなステージで感動しました。
なので、スタンド席の人も、キャストさんが席の方に近いサブステージに来るとある程度近くで見れたと思います。
EXTRA STAGEの名にふさわしい素晴らしいステージセットでした。
ちなみに私は、DAY1が三塁側の前方ステージ寄りのスタンド席で、DAY2がセンターステージのすぐ近くのアリーナ席でした。
この後に詳しいことを書きますが、DAY2公演が終わった後に「ここで人生終わってもいい」と思いました。

次に、演出についてです。
これが本当に良い意味で卑怯で、何度も泣かされました。
ライブの開始を告げるOvertureでは、まず、ビジョン(ステージ奥の巨大スクリーン)にウマ娘のナレーションが入った特別映像が流れ始めました。ここで私は既に泣いていました。ずるいよ、ほんと。

EXTRA STAGEは、このビジョンを使ったライブ演出と映像演出がとにかく凝っていて何度も心を揺さぶられました。
映像内でイベントの開始が告げられ、ウマ娘ブラスバンドによるファンファーレが響き始めました。このファンファーレが半端なく壮大で鳥肌が止まりませんでした。その後ウマ娘ダンサーズによるパフォーマンスが披露されました。
そして、ブラスバンドのG1ファンファーレと共に出走キャストさん達がステージ上にせりあがってきました。ここでもう涙腺がぶっ壊れました。
東京公演の時から思ってたけど、この登場の仕方かっこいいよね。
そして、まさかのうまぴょいスタート!2nd以来でしたね。
各キャストさんがステージ全体に広がっていきました。「こういううまぴょいがずっと見たかった」と心の底から思いましたね。
そして各ウマ娘紹介が入り、本編が始まりました。
ちなみにMCは、DAY1が安心沢刺々美役の井上喜久子さん、DAY2がトレーナー役の沖野晃司さんでした。

そして、ライブ本編。
各日一曲ずつ触れていきたい所ですが、とんでもない文量になるので上手い具合にまとめようと思います。
DAY1はシングレ組やメジロ家、世紀末組などライバルキャラクター同士が多い構成になっていて、DAY2はアニメやゲームメインの構成、ウマ娘ライブの王道といった感じでした。セトリもそれに沿って組まれていた印象があります。

(4)DAY1

DAY2に書きたいことが多すぎるのでDAY1は短くまとめちゃいます。
シングレ組の「UNLIMITED IMPACT」、めちゃくちゃかっこよかった…
また、新曲の「Ms.VICTORIA」が個人的に胸熱でした。かなり激しめで迫力のある曲で、ゲーム内で初めて聴いてからめちゃくちゃ好きになりました。
「Gaze on Me!」も同じくライブ初披露曲で、個人的に好きな曲の1つ。
サビの後の「La la la la la la…」の部分をウマブレードで横揺れしたのが楽しかったです。
そして、「winning the soul(Remix Ver.) 」が本当にかっこいいんですよ。オリジナルの方ももちろんかっこいいんですが、ライブでやるのであればRemixの方が会場の盛り上がりが更に跳ね上がると思いました。ぱか☆アゲ↑ミックスの第二弾曲に入っていたので楽しみです。
さらに、「願いのカタチ(Strings Ver.)」。これがとにかくやばかった。
アレンジが曲の雰囲気にあっていてとても良かったですし、間奏部分でMachicoさんが、アニメ第2期10話のあのセリフを言ったんです。
「みんな見てて。僕、もう一度頑張ってみるから。」ここで感情がぐちゃぐちゃになってボロ泣きしました。しかもこのセリフ、実際にアニメの収録の時にMachicoさんが泣いてしまって、それをそのまま使ったという話があるんです。ライブのMachicoさんも目がとても潤んでいて、声を震わせながらもしっかり歌いきっていて本当にすごいと思いました。確かにそこにテイオーはいました。
「Special Record!」
10人歌唱で、2人ずつライバルに分かれ計5組のカップリングで歌っていました。パートわけもそこを意識していて、個人的にこれもかなりうるっときていました。ライスとブルボン、キタちゃんとダイヤちゃん、テイオーとネイチャ、マルゼンとスぺ、ルビーとミラクル、本当にウマ娘がそこで歌っているかのような夢のような景色でした。

(5)DAY2

DAY2は、より私の個人的な感想が多くなるのでご了承ください。
まず、「逃げ切りっ!Fallin' Love」
この曲はセンターステージで披露されたのですが、大和田さんが私の座っているアリーナ席の方に向かって立って、位置交代するまでずっとそこで歌って踊っていました。ここで一度、私の心臓は止まりました。映像越しで見るのとすぐ近くで見るのとでは全く違っていました。言葉にできないくらい可愛かったです。
今度、11月20日の日曜日に、金沢競馬場で大和田さんとゴルシ役の上田さんが登壇するトークショーがあるので、迷わず行くことを決めました(笑)
次に、「ゆるパカHAPPY DAYS!」
正直に言うと、元々この曲はそこまでハマって好きになったわけではありませんでした。
しかし、このEXTRA STAGEでのツルちゃん、ボリクリ、ギムレットの3人歌唱に見事に心を打たれました。ノリノリで楽しそうに歌っていて良いなと。
しかも、振り付けがすごい好きで、私もつい体を揺らしながらウマブレードを振っていました。
「立ち位置ゼロ番!順位は一番!」
これはファル子トレーナーである私は外すことはできません。この曲を歌った時の大和田さんの着ていた衣装が、TIFで初めてこの曲を披露した時に着ていた衣装だったんです。本当に可愛かった。
前よりも格段にパフォーマンスが向上していて、ファル子がそこにしました。
初めは前方のステージスタートで、やや遠かったのですが、Cメロ辺りからセンターステージに来てくれてそこからは心臓が止まりながら見ていた気がします。
「担当ウマ娘のソロ曲をこんなに近くで見れてる…。ここで死んでもいい。」と思いました。
「ミッドナイト・エピローグ」
これに関しては、ビジョンの使ったシャボン玉演出が可愛くて良いなと思いました。キャストさんたちがそれぞれ一人ずつビジョンのシャボン玉の中に顔がアップで映し出されるというものでした。
今までのイベントって、割と背景のスクリーンって曲に合わせてちょっとエフェクトをつけたり、キャストさんの寄りのカットを映すぐらいしかやっていなかったと思います。
やはりEXTRA STAGEというだけあって演出はかなり工夫しようと考えていたのでしょうね。素晴らしい演出でした。
次に、DAY1の方でも一度触れてはいますが、DAY2の「Gaze on Me!」はかなり印象に残っています。理由はただ一つ、センターステージで大和田さんを間近で見れたからです。間奏で一度ライトを暗くして、キャストさんがそれぞれのウマ娘の決めポーズをとるところが一瞬だけあったのですが、そこの大和田さんのファル子ポーズで死にました。ありがとうございました。
「大好きのタカラバコ」
元々生徒会の3人歌唱だったのですが、東京・横浜公演ではそれを全員歌唱にしてフィナーレを飾る曲にしていましたね。それが今回3人歌唱になったわけですが、Lynnさん、ころあずさん、春川さん、この3人の歌唱がすごく良くて感動しました。
この曲、実際に歌ってみるとわかると思いますが、本当に難しいんですよね。それなのにも関わらず、初出走の春川さんは安定感のあるイケボで歌うし、ころあずは持ち前の歌唱力で最後までブレることなく歌いきり、Lynnさんは力強い歌声で曲をまとめていました。
「Ambitious World」
幼少期の衣装をまとってキタサトがステージに登場しました。可愛すぎるだろ!と心の中で叫びました。間奏のセリフで泣かされました。
中の人の矢野さんと立花さんもリアルで仲が良くて本当にキタサトみたい。
この後は、「走れウマ娘」、「Exercise the Right」、「禁断Burning Heart」、「Never Looking Back」のRemix Ver.が続きました。
どれも原曲を崩し過ぎないようにかっこよくアレンジされていました。
そして、ネイチャのソロ「アウト・オブ・トライアングル」
振り付けが一新されていました。この曲結構好きなので3rd振りに聴けて嬉しかったです。
ネイチャソロが終わり、ビジョンに映像が流れ始めました。
ネイチャ、マチタン、イクノ、ターボが映像に登場し、「そのチームの名前は……CANOPUS」。ここで大泣きしました。演出が過去一良すぎて言葉が出ませんでした。
ステージ上の前田佳織里さんの所へカノープスメンバーが集まりました。そして、ビジョンに映し出された3Dのウマ娘キャラクターとキャストさんが動きをリンクさせて「ユメヲカケル!」が始まりました。ここからは泣きっぱなしで、正直現地での記憶が途切れ途切れになっています(笑)
このメンバーで聴くことができて本当に嬉しかったです。感無量。
ユメヲカケル!が終わると、Machicoさんの「行こう、マックイーン」、大西さんの「ええ、テイオー」という掛け声と共に「木漏れ日のエール」が。
ただ号泣していました。しかもセンターステージだったんですよ。3rd振りのテイマクの木漏れ日のエールを間近で見れたということがただただ幸せでした(泣)。ここから大西さんも出走者に加わり、ライブは終盤へ。
この後はチームシリウスのメンバーがそれぞれのメインストーリーの曲を披露しました。
「はじまりのSignal」、「ささやかな祈り」、「涙ひかって明日になれ!」
、「BLAZE」
はじまりのSignalは大西さんと立花さんのマクサトコンビでの歌唱で披露されました。憧れのマックイーンさんと歌えて良かったね…
涙ひかって明日になれ!は本来BNWの3人歌唱なのですが、ハヤヒデとタイシン不在で、チケゾーのソロ歌唱に。間奏でのセリフで泣かされました。
しかも、これを不在だった近藤さんと渡部さんが配信で見ていたと知って更に泣けました。BNW、良いなぁ。
元々すごい好きなささやかな祈りはドームの一面の青がすごくきれいで、石見さんの歌唱が本当に素晴らしくて、気づけば泣いていました。
間奏の「ライス、ヒーローになれたかな?」でとどめを刺されました。
「立派なヒーローだぁ!!」と叫びそうになりました。
BLAZEも3rd振りに、しかも生で聴けたのが超嬉しかったです。衣川さんの歌声かっこよすぎてまんまブライアンなんですわ。
そして、この流れで行くと次は5章のスズカなんですが、まりんかが出走見送りになっていたので、ここはtransformingをやらずに、「笑顔の宝物-Beyond The Future!」へ。曲名のポップの下の歌唱者一覧のところにしっかりまりんかの名前が入っていたのが良かった…。
しかも、キャストさんが横一列に並ぶときに、ちゃんとまりんかの場所を空けて、そこにスポットライトが当てられていたのを見て涙が止まりませんでした。まりんかは不在だったけどスズカはちゃんとそこにいました。
この曲の演出ですごい泣かされたところがありまして、ゲーム内の笑顔の宝物のMVを見ている方なら気づいたかもしれません。配信画面限定にはなりますが、宙を舞うシャボン玉の中に、その時歌っているキャストさんの顔が順番に映し出されるというゲームと全く同じ演出が施されていました。そこでまた涙が溢れてしまい大変でした。これは現地ではわからなかったので配信を見て気づきました。
そして、「Precious Star Dreamer」
メインストーリーのエンディングを飾った曲です。ここも、笑顔の宝物と同様、まりんかの場所がちゃんと空いていました。スズカがいてこそのシリウスですからね。この曲、配信開始されてから狂ったように聴いていたぐらい大好きな曲なので生で聴けたの最高でした。泣いた。

以上、DAY1とDAY2の感想まとめでした。
ここからは両日共通のアンコールについて触れていきます。

(6)アンコール

両日とも、アンコール前の最後は「We are DREAMERS!!」で締めくくられました。東京と横浜どちらも現地参加した私は、ここで今までの思い出が走馬灯のように蘇りました。東京・横浜では開始と同時に披露された曲でしたが、EXTRA STAGEでは4thイベントを締めくくる大事な曲として最後に持ってきました。
「夢の先にまた夢があるんだ」この歌詞が、これまでの4th、いや1stから4thへと夢をかけてきたウマ娘のことなんだと考えると感情がこみ上げてきますね。
そして、アンコール。
まず、ビジョンに映像が流れ始めました。

これ見て泣かないトレーナーさんおる?もちろん大号泣でした。
この映像が流れた後、東京・横浜公演の時の衣装「ニュースターズ・ロゼ」を身にまとったキャストさん全員がステージ上にせりあがってきました。
この光景を見てまた一泣き。
そして、この後5~6人ぐらいのグループに分かれステージ階段の下段から上段にそれぞれキャストさんが配置につきました。
それから各キャストさん、いや、ウマ娘達が本当にその場にいるかのようなキャラ同士の掛け合いが順番に始まりました。これだけでどれだけ泣いたことか…。
そしてついに「GIRLS' LEGEND U」のグランドライブが始まりました。
間奏でキャストさん全員で客席に向けてお礼を言うところがあったのですが、
「ありがとうって言いたいのはこっちだよ!」と思いながら涙ながらにその言葉を受け止めました。本当にありがとう…ウマ娘のオタクになって良かった…。
GIRLS' LEGEND Uが終わり、最後はもちろんうまぴょいでフィニッシュ。
出走キャストさんがステージ全体を駆け巡っていきました。私も、近づいてきたキャストさんに精一杯の感謝を込めてウマブレードをぶん回しました。

最高の2日間でした。これを書いてる今も現地でのことを思い出しながら泣きそうになっています。それだけ心に強く残ったライブだということです。

(7)EXTRA STAGEが示したウマ娘というコンテンツ

EXTRA STAGEで、ウマ娘アニメ第3期や5thイベントの発表など、ビッグニュースがありました。ゲームリリース直後の勢いは失われつつありますが、まだまだ伸びしろがあります。
ところで、ウマ娘と他の作品の決定的な違いって何だと思いますか?
私は、如何にキャラクターを大切にできるかどうかだと思っています。
今ウマ娘に登場しているキャラクターはどの子も馬主さんや競馬関係者の方に許可を取って作品内に落とし込んでいますよね。それも、そのウマ娘のモチーフになった競走馬の特徴などを細部までこだわって表現しています。
もちろん他の作品でもキャラクターは大切です。
しかし、ウマ娘ではそれ以上にキャラクター性を大切にしなければいけません。それが競走馬へのリスペクトにもなると思います。
話は戻りますが、アニメ3期と5thイベントが決まり、新コミカライズも本格的に動き出し、ここからウマ娘はまた盛り上がっていくことでしょう。プロジェクト自体は2016年から動いていましたが、ゲームがリリースされてウマ娘人気が爆発的に広がってからはまだ2年も経ってないです。
すごいですよね。2年もしないうちにこんなに大きいコンテンツになって、気づけば私もどっぷりです。定期的に各所とコラボもやっているのでこれからのウマ娘の更なる発展がとても楽しみです。
EXTRA STAGEはウマ娘というコンテンツの底力を示してくれました。

本記事はここで終わりにしたいと思います。
長々と書いてしまいましたがここまで見てくださった方々、本当にありがとうございます。

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